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更新日:2024/07/05 Fri 13:28:45NEW!
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艦隊これくしょん -艦これ- 戦艦 改二 艦これ 艦娘
この項目では『艦隊これくしょん -艦これ-』に登場する戦艦の改二について解説する。
●目次
金剛型/改金剛型
- 金剛改二
2013年11月1日実装
LV75以上
人気、史実での活躍もあってか比較的早く実装。同時に始まった地獄のアイアンボトムサウンド攻略において提督たちの強い味方となった。
能力的にはどれも姉妹中最大値こそ少ないが最低値もないバランス型としてまとめられている。
第四艦隊の開放を含めて初心者提督が戦力強化においてまず目指すべき道標といえる。
- 金剛改二丙
2019年4月22日実装
LV92以上、改装設計図2、新型砲熕兵装資材2、戦闘詳報、開発資材300
事の発端は2019年3月末、2月のランカー報酬にて新装備である35.6㎝砲改及び同改二が配布された事であった。
この主砲は金剛型にガッツリ補正がかかるのだが、大本営からの発表に補正が大きくかかる対象として「金剛型の改二以降」とされ、
この主砲のイラストに描かれた金剛の姿をした妖精さんのカチューシャが、金剛改二にしては妙に細部まで描き込まれていた。
これらの事から、改三ないし改2.5に当たる金剛の新たな改装があるのでは?と予想する声が上がったのだが……
2019年4月1日、金剛に新たな改装が実装される事が発表され、上記の妖精さんが伏線であった事が判明したのであった。もちろん殆どの提督はこの発表を4月馬鹿ではなくマジだと受け取った。だって[[大した発表はないと言い張る>瑞雲(水上機)]]大本営だし。
そして数日後の4月3日、正式に金剛改二丙の実装と、夜間艦隊戦(夜戦)戦闘力の向上などを主眼にしたif改装となる事が発表された。
間違っても金剛改二ヘーイ!とか言ってはいけない。
そして、戦艦2人目の第三改装が6周年とほぼ同時に実装。改装費用がえげつない事になっており、改装設計図2、新型砲熕兵装資材2*1、戦闘詳報1、開発資材300と、大型建造や装備改修で資材が吹き飛んでいる場合はネックになりやすい。
また、コンバート改装ではなく純粋な改装扱いなので一度改二丙に改装を行うと改二に戻せない点に注意が必要。
改装練度も日向改二と瑞鶴改二甲を上回る92と歴代最高改装練度を更新。
そして改装演出が豪華なものになっている。この特殊演出改装は金剛が初。
一番の目玉は船首側面に魚雷発射管を装備した事による雷装値の追加。雷装値はBismarck dreiよりも高く、夜戦火力は雷装値持ち戦艦の中ではトップ。ただし弾薬消費もBismarck dreiを上回るようになった。
水上爆撃機専用の搭載数も設定されたが、2/2/2/6となっておりかなり心許なく、ツ級が通常海域にも跋扈する昨今、あっという間に全滅しかねない。
使うとすれば連合艦隊第二艦隊に配置した際の制空補助がメインだろうか。後単騎キラづけとか
更に魚雷、小型ソナー、WG42も装備可能になった反面、ダズル砲等の一部装備とのシナジーが無くなっている*2。更に水上爆撃機やソナーを搭載しても対潜攻撃はしない。
魚雷発射管を装備した影響なのか、装甲が当初は改二から6低下してしまい扶桑型改二を下回る*3戦艦最低クラスとなっていた。戦艦にとってこの数値は大きく、
改二と比べると不意の大破に見舞われる可能性も高くなっていたが、比叡改二丙実装に伴い装甲が+3されたため現在は改二との装甲差は-3に収まっている。
同様に上方修正が入ってからも火力は+1しか上昇せず、対空も微増しているがほぼ誤差の範囲に留まっている為、メインは雷装値の追加というところだろうか。
なお、「連合艦隊の第二艦隊に入れるといい事がある」と実装直前の第三次瑞雲祭りのステージイベント内で予告されたが、当初は特にBismarckらと違いがあるようには見えなかったため、提督達からは困惑された。
連合艦隊関係の検証自体がイベントでしか出来ない上、実装直後のイベントで検証は行われたようだがこれといった報告も上がらなかった為、「いい事がある=雷装値が付与されたので夜戦火力が上がる」という意味合いだったのではとされていた。この説が持ち上がると同時に「わかりきった事を今更言われても困る」と真顔になる提督が多かった。
しかし実装から1年経った2020年4月23日の比叡改二丙実装と同時に金剛型による「僚艦夜戦突撃」が特殊能力として実装。
水上艦が5隻以上の艦隊で金剛改二丙が旗艦で比叡改二丙、榛名改二以上(素改二、丙、乙問わず)、Warspiteが二番艦にいる際に夜戦で2連続の砲撃が発動できるようになった。
ただし、連合艦隊の場合はビッグセブンの特殊砲撃とはどちらか片方しか発動しないとされており、それでなくても夜戦でしか発動しない関係上発動率もビッグセブンの特殊砲撃より低くなる為、ピーキーな特性になっている事も否めない。なお、金剛は霧島と、比叡は榛名とは夜戦突撃が発動できない為、不仲説が浮上してしまった
その後連合艦隊時に昼戦特殊射撃との両立可能となり、昼夜ダブルタッチ編成が成立するようになった。
ただしこれをやるには「戦艦3以上かつ第二艦隊に戦艦2入りで目的地に行く事が出来る」と、マップ自体に許されるかどうかが左右される。
なお、アーケードでは2020/2/18にブラウザ版実装から1年たらずで実装され、多くの提督を驚愕させた。未だdreiどころかzweiもアーケードに実装されていないBismarckの心境や如何に
- 比叡改二
2013年11月20日実装
LV75以上
大和型のテストベッドになった史実から耐久・装甲が姉妹中最大値を誇る。
まあ、言っても誤差みたいなものだが、耐久が奇数であるため中破ラインで得をする事がある。
改二前ではミディアム程度だった髪型がショートになるなど、見た目的には姉妹の中では一番変化が大きい。
また、前述の史実からか金剛型共通のアイテムのカチューシャの形状が一人だけ異なっている(史実で大改修を受けた比叡は遠目でも姉妹艦との違いがわかり、国民からの人気が再度高まったと記録されている)。
- 比叡改二丙
2020年4月23日実装
LV90以上、改装設計図2、新型砲熕兵装資材2、戦闘詳報、開発資材330
金剛型第三改装の2番手を務める事になった比叡。
ステータスは金剛改二丙とあまり変わらない装甲の下がり幅は当初の金剛改二丙並なのだが、比叡改二自体が金剛型改二で一番装甲が厚かったので金剛との装甲差は僅か1であるが、
最大の違いは水上爆撃機を装備できない代わりに水上戦闘機を装備できる事。
スロット数は(2/2/2/2)と金剛に比べて控えめだが単発任務である「海上突入部隊、進発せよ!」で制空を取れるようになったのは非常に大きい。
なお火力は98とやや控えめだが雷装値が47もあるので夜戦火力はあの武蔵改二と肉薄する、ウワォ…。
金剛改二丙同様に僚艦夜戦突撃に対応、こちらの2番艦指定は金剛改二丙、霧島改二、榛名改二丙/乙となっている。姉と違って素の榛名改二が非対応なので注意。
- 榛名改二
2014年7月28日実装
LV80以上
//核の部分を削除し、「二番目の」を艦娘に入れ替えてあります
江田島で浮き砲台として空襲を受けつつ戦い続けた史実から対空に長ける。
ただ、大和型や長門には劣る。火力も金剛型内でもイマイチとあまり良い所がないように見えるが
大破着底ながら終戦まで残った為、運が41と初期状態では戦艦中最大。
戦艦の場合あまりカットインを狙う場面はないが、運による補正がわずかながらあるようなのでその恩恵はあるかもしれない。
初期装備で、ダズル迷彩仕様で対空が少し高く命中と回避の上がる35.6cm主砲を持ってくる。
艤装も白黒縞模様なのでしまぱん絵がよく描かれるように
姉妹の中で唯一専用装備を持ってくるが、性能的に量産するかどうかは微妙な所。
…とか思ってたら35.6cm系統最強砲となる35.6mm三連装砲改(ダズル迷彩仕様)、そしてその更新先である35.6cm連装砲改三(ダズル迷彩仕様)が実装されたので量産の価値も高まった*4。改三ダズルに行くには35.6mm連装砲改二を2本更新の餌に要求されるため、量産は現実的ではないけど
- 榛名改二乙
2023年5月1日実装
LV88以上、改装設計図2、新型兵装資材2、戦闘詳報、開発資材390
- 榛名改二丙
2023年5月1日実装
LV90以上、高速建造材35、開発資材55、コンバート改装
金剛型第三改装の3番手を務めることになった榛名。何気に戦艦種二人目のコンバート改装である。
比叡の第三改装から約三年の月日が経過しており、満を持して登場することになった。
ステータスで目立つのは姉二人は違い、改装で装甲が弱体化しない恩恵がある。その代わりと言っては何だが改二の頃同様、火力面では姉二人より僅かに劣る。
乙改装では改装前より回避と火力が若干下がる代わりに水戦、水爆を両方を搭載でき、専用対空カットインと実装前にランカー報酬で配布された主砲との高いシナジーを引っ提げてきた。
丙改装では対空や回避等の補助要素を犠牲に改二と据え置きの火力と乙より僅かに高い雷装を獲得。水戦は載せられないが、内火艇装備を獲得したことによって夜戦、特に陸上深海棲艦に対して強気に出られるアタッカーになった。
僚艦夜戦突撃も対応で、僚艦指定は金剛改二丙、比叡改二丙。…霧島不憫すぎません?
ちなみにだが、今回の実装に伴い、全金剛型改二丙/乙に補強増設へ小型電探*5が搭載可能となり、榛名は特別に高角副砲や21号対空電探改二、42号対空電探改二を搭載可能。なお42号改二は前述のランカー装備や乙改装ともシナジーがあり、改二乙で運用することで最終的には長門型改二に匹敵するバ火力を発揮する。さらに僚艦突撃も強化され、夜戦キャップをオーバーする火力を放った後、榛名のバカ高い運でカットインをぶちかますこともできる。妹に勝る姉など存在しねぇ!
- 霧島改二
2014年3月28日実装
LV75以上
金剛型の比較的少ない燃費に不相応なほどの火力を引っさげて登場した霧島の改二段階。
長門型や扶桑型改二、Bismarckすら凌駕する超火力は驚異的。
流石に大和型には及ばないものの、燃費や高速艦である事を踏まえるとその火力はまさに圧倒的。
高速戦艦枠ではItaliaとRoma、あと最終兵器たる大和改二。燃費ではWarspiteやガングート、カブールなどというライバルが現れたがそれでもまだ火力は高い方である。
夕立と同じく、史実で壮絶な戦闘を繰り広げた為にこの火力重視の性能になったと思われる。
反面、装甲は姉妹中最低値(金剛および比叡の改二丙よりは上ではあるが僅差)、対空もそうでもないのでやや打たれ弱い。
比較的手頃な海域でドロップするので初心者の強い味方である。
- 霧島改二丙
2024年度実装予定
LV?以上
長門型
- 長門改二
2017年5月22日実装
LV88以上、改装設計図
[[「渚」を越え>発令!艦隊作戦第三法(艦隊これくしょん)]]「その先」へと辿り着いた
“大いなる七つ星”
ついに往時の帝国海軍の象徴たる第一戦隊旗艦長門に改二が登場。設計図必須である。
コンプティークで予告こそされていたが、先にほのめかされた由良よりはるかに早くの実装となった。
その実力は運営ツイートがやたら「派手ではありません」「控えめです」「独特の特性があります」と強調していたが
三番目以外はそんな事はまったくなかった。
耐久こそ91、ケッコン後も三桁を越えないが99とビスマルクと並ぶ程度と確かにびっくりするほどではないが
火力は118、装甲は110とアイオワを越えていく程になった。対空も100と三桁に乗るほど。これのいったい何処が地味なのか。
地味ーに缶タービン装備で最速になれるよう、大和型と同じ設定に上方修正されているなど、準大和型といった風情となった。
おそらく陸奥変体案の41㎝砲10門案+長門型の進化系加賀型のエッセンスを取り入れたifである為、準大和型ともいえる存在となったのは必然と言える。
運営が強調していた独特の特性とは、駆逐艦用の小口径砲や大発系統の装備が可能になるというポイントと、砲撃戦での独自の命中補正を持つ点である。
後者は検証待ちとなる要素になるが、前者は早速駆逐艦長門としてネタにされたすぐにでも秋月砲対空カットインやカミ車を使った対地最強攻撃を実戦投入可能である。
ソフトスキンには三式弾、ハードスキンには陸戦隊と使い分ける事が出来る為、今後のイベントでは対地攻撃要員としても大活躍必至であろうか。
2018年11月16日メンテナンスでNelson Touchに次ぐ3回砲撃を行う特殊カットイン攻撃「一斉射かッ…胸が熱いな!」が実装されたが、
長いせいかいまいちユーザー間の名称が定まっておらず「胸熱アタック」とか「ながもんタッチ」とか「ブレストファイヤー」とか様々な名称が飛び交っている。
発動条件は梯形陣かつ長門改二が旗艦、戦艦が二番艦に配置されている事で航空戦艦でも問題なく速度の違いは関係なく、昼/夜戦問わず発動するが、Nelson Touchと同じく一度の出撃で1回限りの発動となっている。
……梯形陣が指定されているという事で由良「謎の魅力にかける時」嫌な予感を覚えた提督は多かった。
実際、梯形陣は公式からも不思議ちゃん扱いを受けている上に火力が6割減となってしまう為使われる事自体が少ない陣形のため事故で発動する恐れは少ないかもしれないが、
発動チャンスを得る代わりに周囲の砲雷撃戦火力が目に見えて減ってしまう大きな欠点がある。
元々の火力が下がっている状態での発動となるので発動時の火力も低い。戦闘形態によってはフラリが大破状態で居残る事もある。
おまけに発動したら長門改二と二番艦の弾薬が強制10%消費されるデメリットを抱えている。ボスなら兎も角、ボスまでが長い海域の道中で発動しようものならボス火力への影響も凄まじい事になる。
Nelson Touch同様夜戦でも発動する事が分かっているので元々消費が少なく、陣形の違いが問題にならず、先手打って多くの敵を沈める事が重要な夜戦マスで発動を狙うのが無難だろうか。新たな秋刀魚漁旗艦の誕生である。
ちなみに二番艦によってダメージ倍率が変わる事が発表されており、現状の検証だと陸奥改(改二含む)か、Nelsonが二番艦の場合はダメージが上がる模様。
あからさまに調整前提の性能でとても使えたものではなかったからか、12/7メンテ後に徹甲弾シナジーが追加され、二番艦が陸奥改で両者徹甲弾を装備していればキャップ後補正で単縦陣単発攻撃の約1.3倍での3回攻撃になったが、
このテコ入れでやっと陣形のマイナス補正が帳消しになった程度であり、特殊攻撃が終わると梯形陣補正での殴り合いが再開される事に加えて弾薬消費問題は改善されていない。
一応、制空権が取れない状況で残り4隻の火力が期待出来ない状況であれば、制空権が取れなくても1回だけ高火力で殴れるというメリットは生まれたが、その状況ならほぼ入れるだろう各支援にまで陣形は影響するので痛し痒し……
と思われたが、その後の2019冬イベントにて連合艦隊でも第二警戒航行序列で胸熱できる事が判明。
同じ条件で発動できるNelson Touchが発動の為に空母・潜水艦以外の艦種がNelson含めて3隻必要になる(つまり、空母を4隻入れる事ができる空母機動部隊での運用は難しい)、コロラドタッチ(通称)は戦艦3が必須となるのに対し、
こちらは長門含めて戦艦二隻で済む為、空母機動部隊でも発動が容易となっている。
つまり、Nelson Touchが通常艦隊向きの特性だったのに対し、胸熱砲は連合艦隊での決戦に特化した特性だったわけである。
後述する陸奥改二実装と共に、梯形陣の火力補正と回避補正が若干ながら強化され、新たに陸奥改二やNelson(改)が2番艦でも特殊攻撃の火力が上昇するようになり、ようやく通常艦隊でも特殊カットイン攻撃が実践レベルで使えるようになった。
が、逆に陸奥改二も特殊攻撃持ちである為、2019冬イベの様に気軽に最大補正のかかる陸奥を特殊攻撃の相方にできなくなったと見る事もできる。
外見は首周りに襟状の装甲がついたり露出度を控えめに舵を切って凛々しさ重点となっている。実際かっこいい。あっおい待て大発装備できるようになったからって東急に行く駆逐艦を引率しようとするな
- 陸奥改二
2019年2月27日実装
LV89以上、改装設計図
ビッグセブンの一角である陸奥。そんな彼女にも長門改二から2年弱、遂に改二が実装。
外見は長門改二同様、露出度が減った艤装になっている。
基本的な部分は長門改二とほぼ同じ。
長門改二と決定的に違うのは小口径砲や大発系統(特二式内火艇除く)が搭載できない代わりに回転翼機系とWG42 (Wurfgerat 42)が装備可能になった点。対潜攻撃できないのに
これにより長門同様装備が多少違えど陸上型キラーとして活躍可能に。また集積地棲姫が燃やされてるぞ
そして陸奥にも特殊カットイン攻撃「長門、いい? いくわよ! 主砲一斉射ッ!」も実装。略して、「長ッ!」
内訳は長門改二の特殊カットイン攻撃と全く一緒。長門改(二)やNelson(改)を2番艦に置くと火力が普段より高くなる点も同じである。
長門改二の項目にもあるが梯形陣が強化されたので使う機会も増えていくだろう。
そして陸奥改二実装と同時に6-4に新たなルート編成も追加。
6-4で戦艦を2隻入れると通常なら道中がキツイ右側スタートさせられるが、長門改二と陸奥改二双方が入っている場合のみ左側スタートになる。
そして長門改二と陸奥改二は対陸上装備を複数種類装備可能&特殊攻撃持ち、後は分かるな?
これにより長門改二+陸奥改二+秋津洲改+駆逐2+航巡1で前よりもCマスでの事故率を下げつつ、ボスでS勝利する事も容易になった。
後、運の初期値が16と並になり、最大改修すると88まで上昇する。もう不幸艦だのDMM(どうせみんな陸奥になる)なんて言わせない!
大和型/改大和型
- 大和改二
2022年6月8日実装
LV88以上、改装設計図3、新型砲熕兵装資材3、戦闘詳報、新型高温高圧缶2
妹の武蔵改二実装から約4年4ヵ月。ネームド艦の大和に遂に改二が実装された。
改装するための必要アイテムの重さは武蔵とほぼ同等だが、必要アイテムに新型高温高圧缶という装備アイテムを要求してくるのが一番の違い。
新型高温高圧缶は天津風改と武蔵改二が初期装備として持ってくる。量産するなら天津風を牧場する…よりも大和改二と同時実装任務でこれを使えと言わんばかりに2個貰えるのでそこから回収するのが手っ取り早い。なお、その任務は大和改二関連任務の出現条件でもある
武蔵同様第5装備スロット開放だが新型高温高圧缶を消費した影響か速度が高速になっている。
他には武蔵と違い水上戦闘機だけでなく水上爆撃機も装備可能となっている。
さらに坊ノ岬の借りを返すと言わんばかりに「10cm連装高角砲群 集中配備」と「15m二重測距儀+21号電探改二」系の電探を組み合わせることで高性能な専用の対空カットインが発動する。
大和改二実装と同時に2つの特殊攻撃が実装された。
1つ目は「第一戦隊、突撃!主砲、全力斉射ッ!」
条件は「大和改二/大和改二重」と「武蔵改二」のどちらかが艦隊出撃旗艦、もう一方が2番艦*6且つ、
通常艦隊で水上艦6隻編成、連合艦隊で第一艦隊が水上艦6隻、遊撃部隊で水上艦6隻以上でありつつ、1番艦、2番艦ともに損傷が中破未満であり、
梯形陣か第四警戒航行序列を選択していることで確率で発動する。
2つ目は「大和、突撃します!二番艦も続いてください!」
条件は「大和改二/大和改二重」が艦隊出撃旗艦*7且つ、
通常艦隊で水上艦6隻編成、連合艦隊で第一艦隊が水上艦6隻、遊撃部隊で水上艦6隻以上の編成条件を満たし、
自艦隊の2番艦が特定の戦艦であるか、自艦隊の2番艦と3番艦が特定の戦艦のペアでありつつ、1番艦、2番艦(、3番艦)いずれも損傷が中破未満であり、
梯形陣もしくは第四警戒航行序列を選択していれば確率で発動可能。
条件がやたらとややこしいという弱点はあるが、連合で第四警戒で発動する=陣形によるマイナス補正無しでぶっ放せるという唯一無二のタッチ射撃というのが一番大きい。
大和改二+武蔵改二+長門改二or陸奥改二という編成の場合、抽選でどちらかが発動する。なかむつが中破した場合でも大和武蔵のペアタッチが発動する可能性があるという二段構え。
一応倍率的には大和武蔵のペアタッチが最大となるが、特攻補正まで含めると他のタッチが最適解という可能性もある、どちらを狙うかはイベントごとに考察が必要かもしれない。
弱点は今まで第二警戒だったタッチ射撃に慣れてしまい、うっかり道中で第四を選択して暴発させやすいことと、僚艦が指定のため編成の幅を思いっきり狭める事。
ちなみにこの大和、似て非なる別艦種へのコンバートが可能になっている。それは…
- 武蔵改二
2018年2月17日実装
LV89以上、改装設計図3、砲熕兵装資材3、戦闘詳報
まあ、対象艦が対象艦だけに誰もが半ば覚悟していた事ではあったが、とんでもなく「重い」改装である。運営ですら告知ツイートでセルフツッコミ入れる始末。「なんだ、それは!」
とはいえ、5桁に突入するだろうと戦々恐々されていた必要資源については弾薬・鋼材共になんとか4桁で収まっている。これはむしろ4桁で納める為に異様に必要アイテムが重いと見るべきであろう。
また、実装と同時に開始された2018年冬イベントの前段作戦を丙作戦以上でクリアすれば必要資材は揃うという告知もされた為、焦って任務やらEO消化やら課金やらに走る必要はなく一安心である。え、鋼材と弾薬が足りない? そもそも武蔵がまだ着任していない? それは御愁傷様……
必要アイテムがとんでもない事になった代償に、初期装備は過去最高レベルに豪華絢爛。
試製51cm連装砲、15m二重測距儀+21号電探改二、新型高温高圧缶、そして新規装備の10cm連装高角砲改+増設機銃を初期装備とし、試製51cm連装砲と15m二重測距儀+21号電探改二は過去イベントの海域突破報酬とランキング報酬で配付され、イベントの年数でカウントすれば3年越しにようやっと本実装の激レア装備である。時間掛かりすぎじゃね?
新装備の10cm連装高角砲改+増設機銃はアイオワが持参する5inch連装砲 Mk.28 mod.2から火力が2下がっただけという対空砲の中でも高性能なもの。ただし駆逐艦と補強増設枠には搭載出来ない。
性能上は、なんと言っても艦娘としては初解禁された(深海側では中間棲姫という前例がある)第5装備スロット*8が目玉であろう。
これによって、以下のように多彩な装備パターンが実現できるようになり、基本性能の向上以上にメリットの大きな強化である。
- 徹甲弾カットイン装備+対空電探+対空噴進砲で対艦・対空CIを両立
- 徹甲弾カットイン装備+三式弾で対地・対艦を両立
- 徹甲弾カットイン装備+缶+タービンで高速戦艦化
- 徹甲弾カットイン装備+水戦で制空補助
火力及び装甲値は大和と同率1位だったが単独トップに躍り出る火力145と装甲125を手にしており、理論上の最高火力は299*9と単発でも夜戦キャップスレスレに到達し、単縦陣T字不利でも昼戦火力キャップを悠々越える。バルジを6スロット全てにガン積みすれば装甲180越えのまさに鉄の城と化す。
代償としてやはりというべきか燃費が更に悪化。ついでに言うなら改二になれるレベルになる頃には大和型故の修理費用の高騰問題もついてくる。
燃費は1戦あたり燃料55弾薬70という大食らいとなり、低燃費戦艦の伊勢、Warspite、Гангутの3隻が束になってもまだ届かないという劣悪っぷりになる為キラ付け中のカス当たりすら怖いものになる反面、ケッコン時の低燃費化の効果が高くなる。
なお、何故か回転翼機系と小型ソナーも搭載可能になったため対潜も可能……と思ったら対潜攻撃不可能というオチがつく。
多摩改二といい龍田改二といい、艦娘の間で回転翼機系が流行っているのだろうか…
大和改二に実装されたタッチ射撃だが、武蔵改二が旗艦、大和改二が2番艦でも発動する。
ただし3人タッチは発動せず、この組み合わせの場合は確実にコンビタッチとなる。
射撃倍率的には武蔵改二旗艦で大和改二重が2番艦とするのがベスト。
Bismarck級
- Bismarck zwei
2014年4月23日実装
LV50以上、改装設計図
差異は艤装の色位なもんだが、中破絵が紐パンになっているのが特徴。
性能は金剛改二と同等だがケッコンしても耐久が99で止まり、燃費は金剛型改二より重くなってしまっている。
能力値の上昇幅も微々たるものであり、実装当初は「紐パンの為に勲章4つ使うの?」「グラも性能も申し訳程度の差分じゃねえか」なんて事も言われた。しかし…
- Bismarck drei
2014年9月26日実装
LV75以上、改装設計図(zwei分とは別途必要)
現状数少ない改三がある艦。
2023年6月14日に時雨に改三が実装されるまで約8年9か月もの間、唯一改三だった艦である。
改装に必要な勲章が8個(1-6を除いた全EOクリアで約2ヶ月分)と手間はかかるが、そのスペックはお墨付き。
改三であるdreiからは魚雷が撃てるようになる。また雷装値を手に入れたという事はそれだけ夜戦火力が向上したという事でもある。夜戦でなら大和型並、装備によっては重雷装艦に迫るほどの火力を持つ。*10
対応艦は徐々に増えているが、最初に実現したのは彼女アイツであった。但しフラッグシップ級のアイツと異なり、甲標的を積めないので開幕雷撃は撃てない。
ただし燃費は長門型よりわずかに悪くなっている。
高速のままなので連合艦隊の第二艦隊に編成する事も出来るので、特攻倍率導入前は夜戦最大火力という一点で確実に編成されるレベルであった。
そもそもの入手難易度に見合った強力な存在であるからか、16年夏イベントでは「Bismarckを入れていると特定の編成をしていなければ遠回りさせられる」という名指しでの編成制限を食らったほど。
現在は特攻倍率の導入で事実上最大火力を駆逐に譲ったり、金剛改二丙の夜戦タッチ射撃等のシステム的なテコ入れが大きく、フィニッシャー起用は大分少なくなった。
因みにだが、史実においても就役時に金剛型から長門型までは魚雷を積んでいたが、大規模改修で外されたのが大半との事。
また、本来のビスマルクは魚雷を積んでいないので注意。積んでいたのは妹のティルピッツ。
もしもBismarckが同型艦と同じ改装を受けるまで長生きしていたら…というif改装故の装備であり、イラストを担当した島田フミカネ氏が趣味で描いたものが採用された。
Гангут級
- Гангут два
2017年5月3日実装
LV75以上
ロシア生まれのロシア艦としては初実装となったガングート。改二とともに実装された。
ちなみに読み方はガングート・ドゥヴァ。ドゥヴァはロシア語で2を表す。ドバーッ! ドヴァキン!やめろォ!
最大の特色は雷装がある点であり、夜戦火力に長ける。ちなみにアイオワより上で戦艦内では4位につける。資本主義の豚には負けない!
また、運用コストはアイオワや大和型の半分以下、金剛型改二よりも安いという脅威の低コスト。
しかしビス子や金剛のように魚雷を装備して更なる引き上げは不可能。低コストビス子といったところであろうか。ちなみに低速だが連合第二に組み込み可能であるため夜戦火力は腐らないのでご安心だ(ただしルート制御的には低速艦扱いなので注意)。
ちなみにだが、改二とはいうものの能力は装甲を除くと金剛改と大差ない。火力最大値も90で伊勢型改に次いで戦艦組ブービーにつけており、敵の装甲が上がり昼戦火力キャップが解放された現在ではやや厳しい状態である。
というかこれでも下駄履いてるしこの位下駄履かないとあの時代のソ連艦は太平洋や大西洋の主力戦艦にゃ追いつけないのだ。
そもそも超弩級戦艦ではなく弩級戦艦だし金剛より(建造開始では)年上だし…*11。
ちなみにガングート・ドゥヴァとなってはいるが、どうやらソ連時代に改称したオクチャブリスカヤ・レヴォリューツィア(10月革命)から再度改称したという事実はないようである。
日本の軍艦解説本は長い事底本に『ジェーン年鑑』という文献を使用していたのだが、ペトロパブロフスクはじめ他の同型艦が軒並み旧称から復していた事などもあり、ジェーン年鑑は「オクチャブリスカヤ・レヴォリューツィアもガングートに旧名復帰した」と退役するまでずっと誤った記載をしており、それを引用・孫引きするうちにこの誤解が広まっていってしまったのだ。
そして冷戦後しばらくして、ロシア側の史料を見る事が出来るようになった後は、ガングートはオクチャブリスカヤ・レヴォリューツィアのままであったという真実がやっと伝わったのであった。*12
他のマラーやフルンゼ、パリ・コミューン由来の艦名はともかく、10月革命はソ連が生まれた事件の名前であり、この名前で武勲を上げた戦艦を改称するとも思えないというのもある。
Conte di Cavour級
- Conte di Cavour nuovo
2021年8月22日実装
LV74以上、高速建造材20、開発資材50
イタリア艦の弩級戦艦カブール、同じ弩級戦艦のガングート同様に実装直後に改二実装となった。
改では無くなっていた雷装が復活。また、この形態になると同時に伊戦艦の特徴であった水爆と水戦の装備が解禁される他小型ソナーや航空要員まで装備できるようになる。
元々ロケラン系の対地装備も可能だったので、高速戦艦としては屈指の多芸の持ち主となった。無印時代は戦艦全体で見ても屈指の不器用艦だった*13のに物凄い上達っぷりである。
更に高速戦艦改二としては燃費が物凄く軽く、第三改装を受けていない金剛型改二よりも安い。
ただ実艦も2度改修を受けているが、魚雷管は再設置されなかった。
その事を受けてかdueではなく、nuovoを名乗っている。
ガングートの注釈でちらっと書いたが、最年長組の一角。
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*2 当初は三式弾系のシナジーもなくなっていたが2019/4/24頃からシナジーが入るようになっており、他の装備のシナジーがなくなっているのも含めて不具合である可能性も考えられる
*3 ちなみに金剛改にも僅差で負けてたりする。
*4 一応素35.6→35.6試作三連からでも作れるが、トータルコスト的には35.6ダズルからの方が安いのと、榛名改二乙/丙だと35.6試作三連から35.6三連ダズルに更新できないというのが難点。榛名改二の状態で既に35.6試作3連★MAXがあるならダズル★MAXより更新が安いのでこの状況なら一考には値する。
*5 いわゆる22号系電探
*6 連合艦隊では第一艦隊時のみ
*7 連合艦隊では第一艦隊旗艦時のみ
*8 補強増設枠を設ければ実質6スロット持ちになる
*9 装備改修での補正値を含めると内部的には300を越える
*10 最大火力の魚雷カットイン狙いだと弾着観測射撃が出来ない上まるゆ改修が必須、火力を捨て安定を取って連撃を選ぶと、46cm砲のフィット補正がなく命中が低いのがネックになる
*11 進水日を基準にするとカブール、就役日を基準にすると金剛と、戦艦最年長の座は3人がそれぞれ微妙な関係になっている。
*12 顕彰碑があるのだが、そこにもオクチャブリスカヤ・レヴォリューツィアと揮毫されている。
*13 なんと徹甲弾や三式弾、大型電探に司令部、ついでの大型ソナーまで装備不可。これらは改で装備可能になる。
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