横浜市営地下鉄グリーンライン

ページ名:横浜市営地下鉄グリーンライン

登録日:2023/05/10 Wed 16:21:18
更新日:2024/07/05 Fri 13:23:53NEW!
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横浜市営地下鉄グリーンラインは、中山駅から日吉駅までを結ぶ横浜市交通局の地下鉄路線である。
ラインカラーは文字通りのグリーンで、路線記号は「G」。


都営地下鉄大江戸線やOsaka Metro長堀鶴見緑地線などと同様、リニアモーターを採用したミニ地下鉄である。


概要


正式名称は「横浜国際港都建設計画都市高速鉄道第5号市営地下鉄4号線」。愛称のグリーンラインは丘陵地帯を通ることから命名された。


計画自体はかなり古く、1957年に策定された「横浜国際港都建設総合基幹計画」における「交通網整備拡充計画」で掲載された「横浜環状鉄道」が元。
これは鶴見、綱島、中山、二俣川、上大岡、弘明寺、桜木町から京浜東北線を経由して横浜に至る壮大な路線である。
後に東戸塚駅の開業やブルーラインみなとみらい21線が開通した事で計画は修正されているが、この時から概ね形は変わっていない。


交通渋滞が深刻化していた都筑区(港北ニュータウン)の交通事情改善のために、まず中山~日吉間から建設が行われる事になり、2008年3月30日に開通した。


センター北~センター南間はブルーラインと並行する高架線で敷設されており、リニアモーター地下鉄では初めて地上区間の存在する路線となった。この区間はいち早く施設が完成したため、開業まで車両の確認試験線としても使用されていた。


効果としては渋滞緩和の他に、東京方面への通勤・通学していた客の一部が「ブルーライン→あざみ野→田園都市線」から「グリーンライン→日吉→東横線目黒線」に切り替えた為、田園都市線の混雑緩和に貢献した。


それ以外の計画線の建設については沿線人口が多く需要が多そうな日吉~鶴見間の優先度が高いとのこと。
いずれにせよブルーラインが新百合ヶ丘まで延長してから具体的に考える見込みのようだ。


ダイヤ

全列車が各駅停車(普通)で、日中は10分間隔で運行する。中山から日吉まで通し運行が殆どだが、出庫の関係で川和町始発の列車がいくつかあるのに加え、日吉~センター北間の列車が一日一往復だけ設定されている。


当初は4両編成で運行されていたが、利用客が伸びた事を受け2022年度から順次6両化が進められている。


車両

  • 10000形

開業当初は15編成が導入されたが、2014年に輸送力増強のために2編成が追加導入され、現在は17編成が在籍している。


ミニ地下鉄車両としては日本最速の時速80㎞で走行可能と中々高性能な車両。


先行導入された2編成は落成当初、側面戸袋部分のカラーバンドが青系統だったが、量産車からは緑系統となり、先行車も後に変更された。
増備編成は前面にも緑帯が入ったほか、カラーバンド部の緑の配色が逆転している。


前述の通り2022年からは中間車の増結が行われており、10編成を6両化する予定である。6両化は予め考慮されており中間の3・4号車は開業当初から欠番になっていた。


製造は全車川崎車両(川崎重工業)が担当している。


駅一覧

全駅が横浜市内にある。
各駅には当初、列車接近時に駅名標廻りに設置された電光帯がステーションカラーに点滅する装置が設置されていたが、故障が頻発したことから現在は使用されていない。


  • 中山(G01)

JR横浜線乗り換え。運行上の起点駅。
緑区役所の最寄り駅である他、よこはま動物園ズーラシアへのバスも出ている。
ステーションカラーは青竹色。


  • 川和町(G02)

最も乗降客数の少ない駅だが、車両基地が隣接しているので運行上は重要な駅である。
そのためか高架駅となっている。
ステーションカラーは露草色。


  • 都筑ふれあいの丘(G03)

仮称は「葛が谷」だったが、葛が谷地区以外にも駅が跨ぐ事と、駅近くの「ふれあいの丘」と言う施設群の名称が地元民に定着していたのでこの名になった。
ステーションカラーは藤色。


  • センター南(G04)
  • センター北(G05)

両駅共にブルーライン乗り換え。
共に港北ニュータウンの中心駅で、南駅には都筑区役所や警察署、消防署などの行政施設が集まっている。
北駅は「モザイクモール港北前」という副駅名を持ち、観覧車のあるモザイクモールなど商業施設が多く集まる。
ステーションカラーは南駅がベビーピンク、北駅が空色。


  • 北山田(G06)

「きたやまた」と読む。単独駅では最も乗降客数の多い駅。
横浜国際プール最寄り駅。
ステーションカラーはとうもろこし色。


  • 東山田(G07)

こちらも「ひがしやまた」と読む。
ステーションカラーは黄櫨染。


  • 高田(G08)

「たかた」と読む。某テレビショッピングとは無関係
約一万年前から集落がある歴史ある場所。
ステーションカラーは黄水仙。


  • 日吉本町(G09)

「ひよしほんちょう」と読む。
ステーションカラーは若葉色。


  • 日吉(G10)

東急東横線目黒線東急新横浜線乗り換え。運行上の終着駅。
慶應義塾大学日吉・矢上キャンパス、高校、普通部の最寄駅でもあるので朝は通勤客と学生が入り混じって若干カオス。駅周辺は正に慶應の大学城下町となっている。
ステーションカラーは薔薇色。



追記・修正は4両か6両かを確認してからお願いします。



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  • たしかブルーラインの方には「高島あざみ」っていう鉄道娘のキャラがいたけど、グリーンラインは誰もいなかったよね。ブルーラインが青髪なんだからグリーンラインには緑髪の娘だしてくれよぉ! -- 名無しさん (2023-05-10 16:55:23)

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