ウォレスとグルミットのおすすめ生活

ページ名:ウォレスとグルミットのおすすめ生活

登録日:2020/03/20 Fri 10:43:00
更新日:2024/05/16 Thu 13:56:52NEW!
所要時間:約 5 分で読めます



タグ一覧
ウォレスとグルミット ひつじのショーン アードマン・アニメーションズ イギリス アニメ クレイアニメ 映画 ネタバレ項目 ダブル主人公



概要


『ウォレスとグルミットのおすすめ生活』はクレイアニメ『ウォレスとグルミット』の公式サイトで公開された番外編である。全10話。
本編とは関係ない、ウォレスとグルミットが各種発明品を使って自由で快適(?)に日常生活を送る様子を描いた作品。



登場人物


  • ウォレス 声:ピーター・サリス/津川雅彦(DVD版)萩本欽一

チーズが大好きなおとぼけ自称天才発明家。今作では彼の様々な珍発明を拝める。いつも通り?気にするな。
「おやすみ」でグルミットを放置したまま爆睡するわ、「雪だるま」でグルミットの雪だるまを壊すわと、無神経さは健在。
そのせいで回によってはグルミットの代わりに彼が被害を被ることも。


  • グルミット

ウォレスのパートナーのビーグル犬。毎度の如くウォレスの発明品のせいで毎度何かしらいらぬ被害を被る羽目に。
しかしやられっぱなしというわけではなく、「雪だるま」ではアクシデントで雪に埋もれたウォレスを雪だるまにして雪だるまコンテストで優勝した。


  • ショーン

危機一髪!』より本編には久しぶりの登場。「おつかい」にてワゴン13号が落としたチーズの回収に出動するが……結果はお察しの通りである。
ちなみに津川版だとちゃんと「ショーン」と呼ばれている。




発明品


  • シュートマシン

「サッカー」に登場。無数のサッカーボールを連続シュートできるマシン。
ウォレスが体力ぎれウォームアップが終わったことで使用。
ボールが無くなってもすぐ補充可能。威力と連射性能も凄まじく、柵に無数の大穴を空けるほど。グルミットを殺す気か!
最もグルミットもゴールを完全に塞ぐ防護服で対抗したが。


  • リモコン装置

「テレビ」に登場。立つことなくテレビのスイッチを入れられる発明品。ソファーに仕込まれたスイッチを押すと作動。
例によって無駄に複雑なギミックでできており、
テニスボールを持った手がソファーから出てきて、それをバネの容量でテレビの上の絵(の穴)に飛ばす内部でボールがピタゴラスイッチの如く動き、最後は仕掛けに連動してテレビが前方に出てくる
これによってテレビが目の前まで来るので、容易くスイッチを入れることが可能だという。
曰く「科学技術の賜物」らしいが、それが一回使うだけでボール切れを起こし機能しなくなるのは如何なものか
明らかに普通にリモコンを使うか立って直接変えた方が早いし効率的だろう。100歩譲ってもテレビ自体を動かすのではなく、テレビのチャンネルを直接押すギミックにすべきである。これこそ文字通りの才能の無駄遣い。
ちなみにボール以外(例えばテレビのリモコンそのものとか)を飛ばして入れても作動する。正常な動作はしないが。


  • オート・シェフ

「あさごはん」に登場。自動で朝食を作ってくれるハイテクロボ……なのだが、
「スクランブルエッグ→完成後に飛ばしてグルミットが卵まみれになる」「目玉焼き→完成品がウォレスの目玉に着地コレがホントの目玉焼き」「鼻からお茶を当たり構わず噴射→塞いだ直後大爆発*1」と、ものの見事な欠陥まみれのザ・ポンコツ。
現状ウォレスの発明品で唯一言葉を話す。ちなみにウォレス自身が「今度こそ」と発言していることと、グルミットが事前に完全防護服(カッパ)を着る様子から、過去にも何度か同じ物を作ったことがあるらしい。おそらくその度に今回のように暴走させていたと思われる。あとラストで残骸と化した頭部が落下してくる様はかなりホラー。
「ばんごはん」ではこれまたはこれの旧型の残骸が登場し、ターボ式キッチンで処分された。


  • 快眠マシン

「おやすみ」に登場。寝ぐせの悪さにおいて人一倍有名なウォレスが珍しく不眠で苦しんだため作った装置。
自動でベッドと枕を揉みほぐして整え、湯たんぽにぬいぐるみを出し、心地よい音楽を奏で、最後にバネで飛び上がってくる羊の着ぐるみをきたグルミットを見ているうちに眠りへと誘う。
ちなみにこのためだけにグルミットは就寝からたたき起こされる模様。哀れ。
その効果は抜群で、ものの数分でウォレスは眠りに落ちた。飛びまくっているグルミットを放置したままで
最後はなんだかんだでバネで飛ばされながら新聞を読み始めるグルミットと、それに対して熟睡しているウォレスの構図はある意味「ウォレスとグルミット」シリーズの象徴である。


  • ターボ式キッチン

「ばんごはん」に登場。珍しく正式名称があるマシン。コインを入れてメーターを回すと作動。


席に着いたウォレスとグルミットをがっちりと拘束

天井から出た巨大バキュームが300馬力のパワー*2でテーブルの上の物を全て吸引

調理マシンが降りてきて一瞬のうちにご馳走をテーブルに並べる

火炎放射(危うくグルミットに届きそうな勢い)でキャンドルに点火


このようにややオーバースペックな面を除けば、オート・シェフよりもハイテク(?)なマシンである。ウォレス作品特有の無駄なギミックもないし。
ただし、途中でコイン切れになるとブレーカーが切れるのか家中の電気が消え、椅子に座ったものはご馳走を見せられながら拘束される格好に。これ何の拷問?


  • 泥棒避けベスト

「どろぼう」に登場。バネパンチの発射装置を付けたベスト。
威力が異常に凄まじく、扉をぶち破る勢いで対象を吹っ飛ばしたり、下向きに放たれれば着用者を天井に吹っ飛ばしそのままめり込ませるほど。
「泥棒避けベスト、ノンベスト……」


  • クラッカー用掃除機くん

「そうじき」に登場。
クラッカー感知装置を内蔵しており、さならが狂犬の如くクラッカーの食べカスを、のみならず普通のクラッカーそのものもむさぼり吸引する自動掃除機。
何故か開閉口は牙のような凶悪な形をしている。
普通のクラッカーまで吸い込もうとしたためグルミットに抑え込まれた。
最後っ屁に溜まったゴミをウォレスにぶちまけたけど。


  • 写真製造機

「クリスマスカード」に登場。撮った写真を即座にカードに仕上げてくれる装置(しかも立体にする所はちゃんと立体に仕上げている)。被写体や背景は用意する必要がある。
ウォレスの発明品の中では(見た目が大がかりなのを除けば)比較的まともな装置である。
雪景色の外に目もくれずわざわざ作り物の背景(と着ぐるみを着たグルミット)を使ったこと以外は。


  • 雪だるま製造車

「雪だるま」に登場。雪だるまコンテストに向けて作られた模様。
ブルドーザーの如く集めた雪を使って雪だるまを簡単に作れる車両なのだが、無駄に大がかりな上に肝心の雪だるまの出来は最悪。
グルミットが作ってた考える人風のウォレスの雪像の方が遥かに出来が良い。


  • ワゴン13号

「おつかい」に登場。自動で買い物に出かけるマシン。名前の由来はおそらくアポロ13号。
見た目はカゴに車輪とロボットハンドが付いただけのお粗末な物。
だが見かけに反して中身はかなりハイテクで、遠隔操作で目的地まで買い物に行けるし万一トラブルが起きた場合の通知機能まで備える・・・のだがそこはウォレス作、
「コントロールルームが無駄にでかい」「大きめのチーズを一つ入れただけで重量オーバーになり破損する」「ひっくり返ったら完全に行動不能になる」など欠陥も目立つ。自分で買いに行った方が早くね?
おそらく最終段階では「操作することなく完全自動で買い物に行ってくれるマシン」にする予定で、ナンバリングを見てもまだ運用試験段階の途中の代物と考えられる。考えすぎ?
車輪を片方破損させながらもフランスパンを松葉杖代わりにしてウォレス宅になんとか帰宅するも、
扉の前の段差を越える所で残った車輪も破損して行動不能になった。
一応最後の最後にバックアップシステムを作動させるが、よりによってそれがショーンだったために…。
ちなみに作中では商品を会計しているシーンが無いまさか万引きしたのだろうか?



追記・修正はウォレスの発明品で快適な生活を送れた人がお願いします。



[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,6)

[#include(name=テンプレ3)]


  • あんな買い物で、店員に何か言われなかったのだろうか? -- 名無しさん (2020-03-20 19:58:25)

#comment

*1 一応、機械は水に弱いので、塞がれたことで内部に逆流したからとも考えられるが。
*2 多分オート・シェフの残骸を処分するため。

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧