Five Nights at Freddy\'s: Sister Location

ページ名:Five Nights at Freddy__s_ Sister Location

登録日:2019/12/26 (木) 22:27:13
更新日:2024/05/16 Thu 10:39:47NEW!
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あなたの技術力の高さには疑いようがない。まさに芸術の域と呼ぶべきでしょう。


ただ…ロボットたちの設計の内に…いくつか疑問点があるのです。


それについて説明をしていただきたい。


彼女は歌える。ダンスもこなします。


指先のヘリウムタンクから風船を膨らませることもできる。歌のリクエストを受けることすらできます。


アイスクリームを提供することも可能なのですよ…


失礼だが、そういった設計についての話ではないのだよ、Mr.アフトン。














FIVE NIGHTS AT FREDDY'S

SISTER LOCATION










"Five Nights at Freddy's: Sister Location"とは2016年に発売されたインディーホラーゲーム。製作はシリーズを通してお馴染みのScott Cawthon氏。
4作品と続いてきたFNaFシリーズの外伝と銘打たれて製作され、今までの「警備員室などの狭い場所にこもって敵の襲撃をやり過ごす」タイプとは大きく異なるシステムのゲームとなっている。
アニマトロニクスや舞台となる店舗のデザインや雰囲気も前作までとは様変わりしながらも、過去の作品を彷彿とさせる要素が随所にちりばめられたまさに「新生FNaF」といった様相を呈している。FNaFワールドを除けばシリーズで初の声優によるボイスがついたキャラクターが登場する作品でもある。
先に言っておくと、続編の展開や全体のストーリーを鑑みれば本作は外伝ではないと断言できる。



あらすじ

サーカス・ベイビーのピザワールドへようこそ!
愉快なアニマトロニクスのお友達と一緒に歌って踊ってピザを楽しむことのできるこの楽園におけるあなたの仕事は、深夜勤務の技術者として施設やアニマトロニクスの整備をすることです。難しそうに聞こえるかもしれませんが、緊張することはありません!あなたがすることといえば、アニマトロニクスたちの状態をチェックして、必要があれば電撃を与えることくらいです。かつてのFE社のように血塗れで凄惨な事故が起こることもない、と約束します!
さあ、悲鳴と憎悪に溢れたこのピザ屋で、共に輝かしく新たなキャリアを築きましょう!



Circus Baby's Pizza World

Fazbear's Entertainment社のフランチャイズ店と思われるピザ屋。Freddy Fazbare's Pizzeriaとは姉妹店の関係にあたり、本作の舞台となる店舗。
名前の通り、サーカス・ベイビーと呼ばれるアニマトロニクスをメインマスコットとしている。アニマトロニクスを貸し出すサービスも行っているらしい。どうやら地下に建設されているようで、どこを見ても薄暗くて非常に不気味。どこかSFチックな機材や設備が多く、無機質な印象を抱かせる。完成して間もないのか、グランドオープンを間近に控えているようだ。
本編に登場するメインのアニマトロニクスは4台だが、続編に出てきたとあるアニマトロニクスを見るに、1台だけはよそに貸し出されていて不在だった、もしくは稼働しておらず主人公の知らない場所に保管されていたようだ。
もはや言うまでもないが人命軽視が非常に激しく、従業員の安全を全く考慮していない。それだけならいつも通りのFE社と変わらないのだが、本店舗はそれに加えて守銭奴的側面もかなり強い。アニマトロニクスの扱いもかなり酷く、持ち場を離れただけで制御用電気ショックを与え、なぜか不具合を起こし続ける人形たちを修理するのではなく、一度完全に破壊して組み立て直すという乱雑な手順を続けている。
開店を直前にしてガス漏れが原因で閉鎖を余儀なくされたことが発売前のティーザーで判明した。



ハンドユニット

新任技術者である主人公を手助けするためのガイドを担当するAI。本作の「電話の男」ポジション。
色々と指示を出すのはいいものの、主人公の安全を全く気にかけていないために大人しく彼に従っていれば瞬く間にゲームオーバーである。終盤になるとどんどんおかしな指示を出すようになる。
また、次回作以降にも同じ声優で登場しているため、ある意味FNaFの顔のような存在になりつつある。



登場アニマトロニクス

本作に登場するアニマトロニクスほぼ全員に言えることだが、ガワの随所に多数の切れ込みが入っており、それらが稼働することでガワを開閉することのできる機能が備わっている。Jumpscare時には顔のガワを目一杯広げて内骨格を全てさらけ出すため非常に不気味。


●サーカス・ベイビー

悪いモノはいつも残されてしまうの。

助けてくれる?

緑の瞳をもつ人型アニマトロニクス。本作のメインキャラクター。
デザインはピエロを元にしているようで、白い肌に赤い唇と赤いほっぺがチャームポイントの女の子である。フレディと同じくマイクを手に持っている。
本作では直接プレイヤーに襲いかかってくることがないどころか、主人公に語りかけて生き延びる手助けすら行う。なにが目的なのかは不明だが、とにかく助けてくれていることには変わりないため主人公は彼女の声を頼りに行動していくこととなる。本編中は殆ど姿を現さない。
自らに起こった過去の出来事について少しだけ語る場面があり、どうやらとある少女とかつて「何か」があったようだ。

+ 実は…-

ウィリアム・アフトンによって子供を誘拐するために設計されたと思われる。しかしウィリアムの意図に反して彼の娘である少女を殺して「取り込んで」しまい、彼女の魂を宿している。
意思を持ったことによって人間たちによる酷い扱いに耐え切れなくなり、施設からの脱走を計画。主人公の手助けをしていたのは店舗内にいる全アニマトロニクスで文字通り一体となって彼の身体を乗っ取るための行動だった。他の機械人形たちとは違ってはっきりとした自我を持っており、彼らを統率するリーダー的存在。
児童誘拐のためにウィリアムによって秘密裏に搭載された機能は「アイスクリーム・ディスペンサー」。ただの自販機などではなく、子供一人をアームで掴んで内骨格に引き摺り込むことができるように設計されている。


●バローラ

誰かそこにいるの?

つねに眼を閉じている女性型アニマトロニクス。瞳は紫色で、全体的にリアル寄りな造形。
名前の通りバレリーナであり、常に踊ってる姿勢をキープして移動する。なぜか眼を開けようとしないため、音を頼りに主人公を見つけ出そうとする。加えて音楽を流しながら動く習性があるため、彼女と対峙する際は耳をすましながら慎重に行動する必要がある。
なぜか内骨格の歯が動物のような鋭い牙になっており、内骨格そのものも他の機械人形たちとは少し造りが異なっているように見える。

+ 実は…-

他と同じく子供を誘拐するために設計された。
隠された機能は「リモート遠隔誤誘導」。なんとも不穏な単語である。
終盤、主人公をつけ狙う謎の機械人形がベイビーからなぜか「バローラ」と呼称されていた。


●ファンタイム・フレディ

ボンボン、友達に挨拶スすルんダ!

「ベイビーのピザワールド」バージョンのフレディ。デザインは少しトイシリーズと似ている。目は銀っぽい青。
基本的にはいつものフレディといったところだが、以前までとは大きく異なる点としては「右手にハンドパペット版ボニーを装着」しているところが挙げられる。
かなりハイテンションなボイス(時折バグったのか詰まることがある)が特徴で、右手のボニーに対する執着が強いようだ。ボニーのセリフは恐らく録音されているものを再生しているだけで、実際にアニマトロニクスが喋っているわけではない様子。Jumpscare時の音は一体だけ固有のモノ。
なぜかブレーカー室を持ち場としており、施設の電源を直しにきた主人公に襲いかかる。

+ 実は…-

ウィリアムの計画のために創られたロボット。
隠された機能は「声の模倣/誘引」「ストレージ・タンク」。親の声を真似して子供を誘い出し、機会を狙って子供を丸ごとタンクに詰め込むことを目的としているようだ。
ブレーカー室に居座っているのも、店内で迷子になった子供を拐うためという可能性が高い。


●ファンタイム・フォクシー
Sister Location版フォクシー。眼は金色。
デザインがマングルと酷似しており、なんらかの関係性があると思われる。フックはついていないが、代わりに大きくて可愛らしい尻尾を持っている。性別はもちろん不明。
メインキャラの中では劇中通して一つもセリフが無い唯一のアニマトロニクス。強い光に弱いらしい。

+ 実は…-

ウィリアムが造った誘拐ロボット。
隠された機能は「ペアレンタルボイスシンク&リプレイ」「可変式香り放出」。子供を楽しませるための設計でないのは言うまでもないだろう。


●???
第四夜にて主人公が詰め込まれたスプリングロック式アニマトロニクス。詳細不明。
着ぐるみモードと機械人形モードに切り替えることのできるハイブリッド式アニマトロニクスであり、気を失っていた主人公を匿うためにベイビーが用意したようだ。
相変わらずスプリングロック機構はお粗末な造りのようで、常にネジを巻き続けていないとロックが外れてしまう。本編に登場するどの人形たちとも特徴が一致しておらず、本作発売前のティーザーにて存在が確認されていた「5台目のアニマトロニクス」であると思われる。

+ 恐らく…-

特徴の一致する個体が次回作になぜか無傷の状態で登場していたり、ティーザーに"Chica's Party World"という名前が隠されていた点から、本個体は「ファンタイム・チカ」である可能性が非常に高い。
なぜ稼働していなかったのか、なぜスプリングロック式なのかは一切不明。


●ビディバブ

誰かそこにいるね…

ベイビーに似た小さなアニマトロニクス。他と比べるとかなり小さく、同じ見た目の個体が多数存在している。女の子。眼は紫色。
ベイビー専属のバックダンサー的役割であるようで、彼女の取り巻きのようにも見える。しかし彼女の統率から逃れて勝手に主人公に襲いかかるものもいるらしく、こいつがゲームが始まって最初に襲撃してくるアニマトロニクス。
なぜか唯一イギリス訛りで話すが、特に深い意味はないだろう。


●ミニリーナ
バローラ専属の脇役。眼は存在しないはずだが、Jumpscare中に一瞬見える限りでは黄土色の瞳が存在している。ビディバブと同じく同一個体が大量に存在しているようだ。
非常に簡素なデザインであり、客前に出てパフォーマンスを行うためのロボットとは到底思えないくらいに不気味。ガワの開閉機構も無く、どこか異質な雰囲気すらある。セリフも存在しない。


●ボニー・ハンド・パペット

落ち着いて、ただのネズミだよ!

Fフレディの右手に装着されているボニー型アニマトロニクス。愛称は「ボンボン」。デザインはどことなくトイシリーズと共通している。眼は紫色。
かなり小さいが、それでもフレディから独立して動き回ることができる様子。胸のボタンが停止スイッチとして機能しているらしい。Jumpscare中になぜか眼球が段々と内骨格に引っ込んでいく特徴がある。
主人公がフレディと対峙する際に流すオーディオは、フレディを落ち着かせるためにボンボンの声が用いられているだけであり、ボンボン本人が喋っているわけではない。


●エナード

私の欠片が皆の中に。

第五夜にて突如現れた謎のアニマトロニクス。
ガワは存在せず、滅茶苦茶に壊れた内骨格を剥き出しにして動き回る。顔部分の特徴はどのアニマトロニクスとも一致していないが、眼だけは恐らくフレディのものであると思われる。身体の随所に他のアニマトロニクスのものらしき眼球が多数混ざり混んでおり、異様な雰囲気を漂わせる。
ベイビーからはなぜかバローラと呼ばれており、主人公を助けようとする彼女からの制止もあまり聞かないようで、積極的に主人公を襲撃する。ベイビーが語ったところによると、アニマトロニクスを分解するためのスクーピング室を恐れているようだ。

+ その正体は…-

スクーピング室で破壊されたベイビー、バローラ、フレディ、フォクシーの内骨格がそれぞれ結合/合体し、一体のアニマトロニクスの姿をとっている個体。
何度も電撃を与えられ、数え切れないほど破壊されて再び組み立てられる酷い扱いに耐えかね、「主人公の身体をガワにして乗っ取り、施設を脱出する」計画をたてていたようで、主人公をスクーピング室に誘いこみ殺害。空っぽになったその身体に文字通り「入り込み」、人間に成りすまして施設を脱出、自由を手に入れる。店舗が閉鎖されたのはそれが原因。
ベイビーからバローラと呼ばれていたのは、その時点で身体の主導権を握っていたのがバローラの意識だったから、という可能性がある。


隠しルートエンディングではプライベート室に逃げ込んだ主人公を追い、彼との一騎討ちに挑む。ベイビーの声を使って彼に語りかけ、6:00まで耐えきって自宅に帰還を果たした主人公を追って執念深く彼の前に現れる。
小説版の描写を加味すれば、ベイビーを除いた他のアニマトロニクスたちには無印に登場した4体の命がそのまま宿っている可能性がある。



登場人物

●マイク
本作の主人公で「ベイビーのピザワールド」に勤務することになった男性。青い瞳、茶毛、短髪の白人。命の危険しかない職場へ律儀に毎日出勤して仕事をこなす真面目な人物。家に帰れば落ち着いた様子でTVを見続ける図太さも持ち合わせる。
ハンドユニットからは「エッグズベネディクト」のあだ名を与えられた。

+ その正体は…-

全ての元凶にしてウィリアム・アフトン…の息子であるマイケル。ベイビーの身体に囚われた妹の魂を自由にするよう父に頼まれていたらしく、その目的を果たすために出勤を続けていたようだ。しかしアニマトロニクスたちからはウィリアムだと勘違いされて襲われ、なんとか生き延びたはいいものの結局身体を物理的に乗っ取られて死んでしまった。
その後、腐敗して紫色に変色した身体をエナードに捨てられたが…


僕ができることは1つしか残っていない。あなたを見つけることだ。

アナタヲミツケルコトダ・・・・・・。

カスタムナイトの最高難易度コース"Golden Freddy:Very Hard"をクリアすると、父の頼みを果たした上で何故か復活を果たし、答えを求めて父親を探しに行っていたことが判明する。
ウィリアムしか通れないはずの顔認証システムをパスしたり、アニマトロニクスたちからウィリアムだと思われていることから、もともとは父親と瓜二つな容姿であったらしい。声優も同じ。


●ウィリアム・アフトン
アニマトロニクスたちの設計を担当する技術者。店舗そのものの建設にも関わっていた模様。
どうやら彼の設計したロボットたちにはいくつか不審な点があるようだが…

+ その正体は…-

シリーズに度々登場していた紫の男、その生前の姿。
無印に登場した4体とゴールデンフレディ、及びパペットが命を宿すようになった元凶。子供を誘拐して殺害、遺体をアニマトロニクスに詰め込むことで機械に命を宿らせることを目的としていた狂人でもある。そのために製作したベイビーが自らの意図に反して娘の命を"奪って"しまったために、息子であるマイケルに彼女を自由にさせるよう依頼する(恐らくウィリアム自身は既に店舗から追放されていたため)。



カスタムナイト

オや、まマた会っタたネ!ハハハ!

第二ラウンドのジ準備はイいカい?

本編リリース後、アップデートで追加された追加モード。
隠しルートでも入ることができたプライベート室で、本編に登場した(ベイビーとエナードを除く)アニマトロニクスたち+αと戦う。
今回、人形たちのAIレベルは一定のセット×4つの難易度から選択する形式になっており、それらをカメラとドアを使ってやりすごしながら、6:00まで生き残るというクラシックFNaFスタイルのミニゲームとなっている。
コースを一つクリアするたびに短いカットシーンが挟まり、最も難易度が高い"Golden Freddy: Very Hard"をクリアすることでー、本作の真のエンディングを見ることができる。















生ける屍と化したマイケル…
自由を手に入れたエナード…
未だ執念を燃やすスプリングトラップ…
物語はFreddy Fazbear's Pizzeria Simulatorへと続く…






追記・修正は身体を機械に乗っ取られてからお願いします。

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  • ファンタイムシリーズはスプリングロックじゃなくて完全ロボット方式(設計図より)だし、主人公が入れられたスプリングロックはファンタイムチカではなくない? -- 名無しさん (2020-01-18 15:18:38)
  • (続き)ファンタイムチカがその時だけスプリングロック方式に改造されていたと考えるのは流石に不自然だし、別のスプリングロック方式のチカシリーズに入れられたと考える方が無難じゃないかな -- 名無しさん (2020-01-18 15:21:28)
  • 確かエナード戦で4の部屋が見られるんだっけか -- 名無しさん (2020-01-24 07:28:14)

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