登録日:2019/08/11 (日曜日) 10:18:57
更新日:2024/04/19 Fri 10:58:34NEW!
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ピクミン ピクミン2 ピクミン3 ピクミン4 原生生物 シャコモドキ デメジャコ アナジャコ シャコではない
ゲーム『ピクミンシリーズ』に登場する原生生物。
ピクミン2以降の全ての本家シリーズに登場する。「Hey!」には登場しないが、関連する「ニセシャコモドキ」が登場する。
ピクミン2
・シャコモドキ
和名:アメリケシャコガニ
アナジャコ科
重さ…5/8
値段…3ポコ
誕生数…8
主な生息域は『まどいの水源』。
地下洞窟では割と色んな場所で見かけることができ、特に水溜まりのある階にいることが多い。
サイズの異なる個体が登場するが、重さや値段、オニヨンに運んだ時に吹く種の数は変わらない。
「シャコモドキ」という名から分かる通り、実はシャコではなくヤドカリの仲間。
ヤドカリが貝殻ではなく地面に掘った穴に隠れるように進化した種で、鎌のような部位もハサミが鰓状に変化したものである。
普段は緑がかった色合いの巣穴の中に隠れており、オリマー達が近づくと穴から頭だけ出してこちらを見据えてくる。
シャコモドキの甲殻は非常に硬く、この状態では歯が立たない。
そして狙いを定めると、オリマー達を捕まえようとこちらへ向かって勢いよくヘッドスライディングをかましてくる。
この時オリマー達に攻撃を躱されると、いかにも「ココを攻撃してください」と言わんばかりの、柔らかそうなお尻をこちらに向けながら巣穴に戻っていく。
そう、この部位がシャコモドキの弱点なのだ。
シャコモドキの体力は少ないので、それなりの数で囲んでやればそのまま巣穴に戻らせる事なく倒せるだろう。
しかし、ピクミンを捕まえることに成功すれば、外した時の無防備さはどこへやら、素早い動きで後ずさりして巣穴の中に引き込んでピクミンを食べてしまう。
シャコモドキを倒すと何故か穴がスーッと消えていってしまう(これはパンモドキも同じ)。
ただ、パンモドキとは違って巣穴の中に物を貯め込む習性は無いので、お宝を所持していた場合は巣穴からではなくシャコモドキからドロップする。
ルーイメモによると、小さいものを天ぷらにして食べると美味しいらしい。
ピクミン3
シャコモドキは「3」にも登場。
巣穴のデザインが前作より自然な感じになった(あと消滅しない)他、本体のデザインも変わっており、緑色っぽかったお尻がそのままエビの殻を剥いた身のような色合いになっている。
行動も変化しており、ピクミンを巣穴に引きずり込んでいたのが、今作ではこれ見よがしに巣穴から頭を出したままムシャムシャ食べるようになった。
「2」までなら「くやしーっ!」となるかもしれないが、「3」にはカタい物キラーの岩ピクミンがいる。
そして岩ピクミンの攻撃は甲殻にも通るので、ピクミンを食べてる隙に岩ピクミンを大量にぶつければそのままノックアウトできる。
(そもそもピクミンが捕まらないのが一番ではあるが)
更に「3」にはシャコモドキの中ボス版の「デメジャコ」も登場する。
・デメジャコ
和名:タイリクシャコガニ
アナジャコ科
重さ…12/25
誕生数…20
ストーリーでは『再会の花園』に生息。分布は、黄ピクミン加入後に行ける北東の洞窟と、ルーイ救出後に行ける南西エリアに1匹ずつ。前者は「ダンメンホシニタリ」、後者は「セイコウノモト」を持っているので、完全クリアを目指すなら避けては通れない。
ミッションモードではDLCの、クリスマスをイメージしたステージである『冬の贈りもの』のピザの上や、「1」の『樹海のヘソ』をオマージュしたステージである『思いでの砂浜』の、かつてダマグモが出現したエリアに生息している。
「デメ(出目)」の名の通り、大きく飛び出した目玉が特徴。
シャコモドキより一回り以上に大きく、お尻の部分までしっかり覆われた甲殻は岩ピクミンの攻撃すら通さない。
その代わりに、弱点となるのはお腹。
当然、向こうもお腹なんて簡単に見せてはくれないが、飛び出した両目を攻撃して引っ込めさせる事で、しばらくの間ひっくり返ってお腹に攻撃が通るようになる。
両目の耐久力もそこまでではないので、ピクミンを数匹投げつけてやればあっという間にひっくり返せる。「3デラックス」ならロックオン機能が使えるため簡単に目を狙える。
特に、羽ピクミンなら一斉突撃で自動的に目やお腹を攻撃できるので、同じ中ボスであるヘビガラスよりは倒しやすい部類に入るのではないだろうか。
ルーイメモによると、炭火で網焼きにすることで味噌が絶品の味になるらしい。
ピクミン4
「4」においてもシャコモドキ、デメジャコともに続投。ピクミン3からこれといった変更はない。
Hey! ピクミン
前述の通り、「Hey! ピクミン」ではシャコモドキは登場しないが、代わりに似たような名前の「ニセシャコモドキ」が登場する。
・ニセシャコモドキ
和名:オカデメゴウナ
デメヤドカリ科
偽物(もどき)の偽物という、かの「トゲアリトゲナシトゲトゲ」や「ニセクロホシテントウゴミムシダマシ」等を彷彿とさせる名前をしている。
ここで紛らわしいのが、
シャコモドキ(シャコのように見えるがヤドカリの仲間)の偽物だからシャコのような生態・姿を持っている、という訳ではなく、
シャコモドキ(ヤドカリの仲間なのに地面に穴を掘って暮らしている)の偽物だから普通のヤドカリのような生態・姿を持っている、という訳である。
紛らわしすぎる…
また、普通のヤドカリのような生態・姿を持っているとはいったが、体は紫色で、甲殻が無いのか非常に柔らかい。
代わりに、背負っている貝殻はバクダン岩でも破壊出来ない。
ニセシャコモドキはピクミンを食べる事はおろか殺す事すらできないが、その背負った大きな貝殻で道を塞いでくる。
「Hey! ピクミン」は横スクロールなので、通路に居座られると通り抜けることが出来なくなってしまう。
尤も、貝殻越しにピクミンを本体に投げてしまえばそれまでなのだが。
また、ステージ上ではニセシャコモドキが眠っている姿を確認できる。
無防備にも、柔らかい体を貝殻から出したままだらんとして寝ている。そんなんで大丈夫なのか
・余談
実在する生物にシャコモドキと同じような生態を持つ「アナジャコ」がいる。というかシャコモドキもまんま「アナジャコ」科なのでほぼ確実にこれがモデルだろう。
こちらも、シャコよりはヤドカリやエビに近い種らしい。*1
実はデメジャコは、「爆弾(バクダン岩等)を大量に食べさせて爆殺すると、目が飛び出たまま死ぬ」という小ネタがある*2。
ある程度弱らせてからバクダン岩を1つだけ食べさせる、白ピクミンによる毒殺といった他の両目を引っ込めさせない(=攻撃しない)倒し方では、死ぬ際に通常同様目を引っ込めてしまう。
イメトレであればアイテムを無限に使えるため、試してみると面白いかもしれない。
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- 急に記事作られててなんか草 -- 名無しさん (2019-08-14 04:27:24)
- おいしそう -- 名無しさん (2023-07-30 00:31:33)
- こいつらは普通に食えそう。甲殻類の天ぷらや網焼きなら極まっとうな味がするだろう。 -- 名無しさん (2023-08-27 20:48:47)
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*2 現状は「4」でのみ確認。
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