エトルリア三軍将

ページ名:エトルリア三軍将

登録日:2019/06/14 Fri 23:18:24
更新日:2024/04/19 Fri 10:01:45NEW!
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ベルンの三竜将にだって負けないんだ・・・ぜったい


●概要

エトルリア三軍将とは、ゲーム『ファイアーエムブレム 封印の剣』に登場する将軍達である。


本作の舞台であるエレブ大陸の中でも最古の歴史と最大の国土を誇るエトルリア王国の将軍たち。
宰相ロアーツらがクーデターを起こした関係で敵として戦う機会もあるが、最終的には全員仲間入りする。


設定上はいずれも高潔で優秀な人物ばかりだが、ゲームのステータス的には敵方の幹部であるベルン三竜将には遠く及ばない。
1人は実際に彼らに対抗できるほどの能力を持つが、残り2名は敵の幹部以前に、自国のジジイやモブにすら完敗しているので話にならない。
ちなみに上記は13章の民家の少年モブのよくネタにされるセリフ。


エルフィンとの支援会話における彼の反応は、同じ忠義でもそこには質に差があることをうまく物語っている。


●各将軍の詳細

ダグラス


○初期値と成長率
ジェネラル LV10(敵時)→LV8(味方時)
HP:46(60)
力:19(30)
技:13(30)
速さ:8(30)
幸運:11(20)
守備:20(30)
魔防:5(5)
体格:17
移動:5
属性:雷
槍A斧A


○所持品
銀の斧
銀の槍(味方時)


○支援相手
ララム、エルフィン、ギースイグレーヌ、パーシバル、セシリア


人物評
エトルリア軍を束ねる三軍将の中でも最高位に当たる【大軍将】。
国王モルドレッドへの忠誠心は何より篤く、彼の身を案じてやむなくベルンに下る。
反乱を鎮圧し国王の安全が確保されるまで自軍のあらゆる説得にも応じない。


ミルディン王子の暗殺事件以後、すっかり意気消沈した国王を気遣っている。
しかし実際にはダグラスが密かに王子を守り、養女のララムに任せ西方三島へと逃がしていた。
いずれ戦争が終わり王子(エルフィン)が国に戻った際にはパーシバルら若い世代に後を託したいと考えている。


「熊先生」と呼ばれることがあるが、これは田亀源五郎作のエロ漫画「俺の先生」に出てくるダグラスみたいな顔の教師が元ネタ。
当時はFEに限らずホモネタが流行しており、特にFEにはビラクレックスといった風評被害を受けたネタキャラが大人気だったこと、
さらに当時の2ちゃんねるで大流行していたAA「チラシの裏にでも書いてろ、な?」の元ネタだったことで知名度があったこと、
ダグラス自身は作中で結婚している描写がないこと(ララムは実の娘のようにかわいがっているがあくまで養女である)などもあって当時のプレイヤーの間に広まっていった。
さすがに最近ではすっかり下火となった呼称……というか、これを使っている人がいたらもう立派なオッサンである。


また、聖戦の系譜の敵将「ランゴバルト」にそっくり。そのためどちらかを先にプレイするとその印象が手伝ってしまい、キャラの認識に齟齬が出てしまう。


支援会話
王子であるエルフィンや他の軍将と、エトルリアの内情や今後の展望について語る内容が中心。
ダグラス自身が自分を「古い価値観の男」と認識していることや、ミルディン王子が生還すればモルドレッド王が譲位するという見立てから
「国王とともに退き、新世代に国を託す」という信念を持っており、セシリア、パーシバルには「戦が終わったら新しい世代に後を託す」という話になる。
パーシバルには「ふけこまれるのは まだ早い」と諫められてつつも、最後は受け入れる。
セシリアからは「(戦後処理で大変なのはこれからなのに)それを我々に押しつけて自分だけ楽しようなどと・・・ ダグラスどのはそのような方だったのですか?」と物怖じしない態度で引き留められる。
ギースとの会話では暗殺者の目をそらすために海賊である彼の船を通じて王子を逃がしたことが判明し、何とか彼の功績に報いようと付きまとう働きかける。
ナバタの里の安全保障を求めるイグレーヌに対しては、臣下の一存での約束はできないまでも貴族達を説得できるよう努力することを誓う。


誠実な性格なのだが非常に頑固であり、王子と呼ぶな、吟遊詩人にかしこまるのはおかしい、と諭すエルフィンに「王子でなく ただの吟遊詩人であるあなた様に仕えましょう」と言って呆れられたり
ギースにはエルフィンを助けてくれた礼を改めてしたいとしつこく付きまとい「だんな・・・あんたもしつこいな」「あんた絶対 道で1Gひろったら衛兵に届けるタチだろ」と煙たがられたりとその頑固さは度を越えている。
相手の都合さえ考えずに理想を押し通そうとするその頑固ぶりは、あくまでも「騎士としての道」に従うタイプの忠義の持ち主と言える。
一方で親バカ補正なのか、ララム相手にだけは普段の威厳ある態度が嘘のように甘々なパパ全開になり 炊事役になった際に西方三島のみんなを苦しめ、エキドナに「やめな」と即答された毒物彼女の弁当を戦場のど真ん中で苦もなくたいらげたりもする。


性能
シーマ、ハンニバル、ゼーベイアの系譜を継ぐ「面倒な加入条件を経てやっと仲間になるわけありジェネラル」キャラであり、おそらくその最後。
上記の事情から16章で敵として出現し、倒さずにクリアすれば16章外伝で加入&強制出撃となる。
16章ではタイミング的に多くの増援に混ざって突撃してくるので誤って倒す・倒されないよう注意。
ララムやエルフィンには攻撃してこないので、彼らをうまく配置すれば足止めが可能。
現在では宝を回収し尽くした宝物庫に誘い込んで彼らで蓋をする作戦が定石化されているが、
かつては「扉を開けるタイミングを計ってダグラスが追い付けないようにする」「ほそみの剣を持たせた盗賊や反撃をしない弓兵などを囮にする」などの方法も取られた。


またララムとエルフィンの他、三軍将の残り二名、クレインで会話することは可能だが、前述の通り説得は不可能。
それどころか返しの敵ターンで攻撃してくるので、余裕のある状況でなければ会話は非推奨。セシリアあたりだと状況が悪いとあっさり死ぬ。
外伝へのフラグと会話をする事そのものは無関係だが、会話内容*1から倒してはいけない敵というのはそれとなく察せられる。
が…ここまで外伝フラグが味方の重要人物を生存(16章までの外伝フラグに関わるのはリリーナ、エルフィン、ソフィーヤ。3人とも開始時から味方。)させたり、
それに加えての規定ターン以内に制圧というものだったため、前情報無しではそうと気づかずにダグラスを倒してしまって外伝フラグを折ったというケースや、
急がなければならないという先入観から宝物庫・デルフィの守り・秘密の店*2を諦めてしまったという話もある。
またここではツァイスも加入するが彼の存在は出撃準備の時点では確認できない上、マップの左上の隅にちょこんといるだけで動かないので忘れがち。
ノーリセットプレイでミレディを出していないと、ここで21章外伝のフラグも折れるという二段構えである。なお14章冒頭ではツァイスが16章の戦場である王都アクレイアに向かうという会話がある。
…ちなみに同章のボスが三竜将末席ナーシェンなのだが、
ノーマルでさえダグラスに力以外に劣るステータスがなく、ハードに至っては全て勝っているあたり格の違いを見せつけられてしまっている。


力と守備の初期値が高く、守備なんかは期待値でも自軍のトップ3に入るほど高いのだが、
代わりに速さと魔防が壊滅的なので使うのは相当厳しい。特に速さは全キャラ中ぶっちぎりのワースト。
上級職Lv8でありながらたったの8であり、あのバースさんが初期ステでCCしたのと同値。
というかCCどころか序盤で下級Lv1とかLv2で加入するキャラでもこれ以上の速さのキャラは普通にいる。
特効武器や魔法の射程に入れば追撃されて即死しかねないし、物理系でもあまりに回避が低いため上級職相手だとそんなに長くは持たない。
また成長率は軒並み低いので最終的には守備はともかく長所であった力ですら平均程度に留まる。技も低く武器の命中も高くないので、攻撃を当てるのも一苦労。ほそみのやりやキラーランスが手放せない。
しかもパーシバルと違ってハードブーストがかからないので守備以外全敗する。HPや力すら負けている。
強制出撃の16章外伝でもマップが広い上に魔法系の敵が大半なので足手まといになる。
ただ真エンディングのために外伝に行くまでは殺さないでおこう。


同じく筆頭かつジェネラルのマードックどころか
同職で因縁のあるロアーツと比較しても圧倒的に劣り、レベル20期待値でやっとノーマル版の彼の能力を少し超える程度。
初期値でタイマンしようものなら追撃を食らい、ハードに至っては期待値でも守備1高い以外勝る能力がないという始末。
ハードだと僅かとはいえ必殺を受ける可能性があり、有利な斧を持っても追撃からの必殺であっさり葬られる事さえある。
パーシバルとの支援によると「昔ほどの力は出せていない気がする」とのことなので、若い頃はもっと強かったのかもしれない。
それにしたって宰相のジジイより弱いのはどうなのか
ただ封印はマップが広いため、仮に能力が高くてもミレディがいる限り待遇はあまり変わらなさそうである。


ただし、サカ編に進んだ場合はハードでも速さは高いが攻撃力が低い敵ユニットが多いので、他にジェネラルが居ない場合即席の壁役としては活躍できる。
アーマーキラーや魔法や竜騎士の不意打ちには注意が必要だが。...あれ、意外と脆くね?
クラスチェンジ縛りでも貴重な壁役になれる。


また支援と装備の関係で作中最高の守備40になれる。
方法はギースとパーシバル以外のメンバーと支援A+Bまで進め、アルマーズを持たせること。
ゼフィールのエッケザックスやマードックのトマホークをカキーンすることが可能なのはダグラスのみ。
守備カンストはドーピングなしでは難しいが、武器レベルの方は最初から斧Aなので達成するのは容易。


なお味方になった際になぜかレベルが下がる。ステータスは据え置きなのでむしろありがたいが…


  • ロアーツのステータス(ノーマル→ハード)

ジェネラル LV10
HP:50→59
力:21→26
技:13→17
速さ:12→13
幸運:13→15
守備:20→23
魔防:11→13
体格:16





パーシバル


CV:江口拓也(FEヒーローズ)


○初期値(ノーマル→ハード)と成長率
パラディン LV5
HP:43→51(75)
力:17→20(30)
技:13→16(25)
速さ:18→20(35)
幸運:12→15(20)
守備:14→15(20)
魔防:11→13(10)
体格:12
移動8
属性:闇
剣A槍A斧C


○所持品
銀の槍
銀の剣(15章)


○支援相手
ドロシー、クレイン、ララム、エルフィン、セシリア、ダグラス


人物評
エトルリア軍において事実上トップの実力を誇る【騎士軍将】
ベルン軍によるオスティア侵攻時にはセシリアと共にリキア軍を援護しており、ロイは「すごい気迫」と圧倒されていた。
ミルディン王子に対する高い忠誠心は国民の間でも有名。
国王を人質にとられダグラスと共にベルン軍に加わっていたが、王子の生存とクーデターの真相を知ったことでリキア同盟軍につく。
仲間になったステージではロイと会話が出来る。


支援会話
エルフィンや他の軍将と国の今後を語るほか、ドロシーに戦い方について助言をするなど真面目な内容が多い。
厳格で近寄りがたい性格と顔をしているが、ドロシーとの支援では軍を率いた経験のある上官として理想的な振る舞いをし、
クレインからは「少しは表情をださないとつくり方を忘れてしまいますよ」とからかわれるなど人格的にも理想的な騎士。
頑固一辺倒のダグラスと異なり割と柔軟性のある性格のようで、エルフィンから「吟遊詩人に敬語を使うのはおかしい」という指摘を暗にされてからは
「一介の吟遊詩人に話しかける」という体裁で会話をするなど、あくまでも相手のことを慮った忠義が見て取れる。


性能
黒騎士の系譜を継ぐキャラの内の一人。戦闘グラフィックも黒。最初は敵として登場。
13章と15章でララムもしくはエルフィンで会話すると仲間になる。


三軍将唯一の強キャラ、というか本作の初期上級職屈指の強さ。彼だけまるで烈火のキャラのよう。
成長率はHP以外低いもののマーカスとゼロットよりは伸びる上、元が強いので最後まで活躍できる。
また、ハード15章ではブーストがかかり圧倒的な強さを発揮する。通称PAR様
仲間になったその足で敵の騎兵&傭兵軍団*3に単身突っ込んでもたいした傷もなく運悪く鉢合わせしたガレットもろとも殲滅してくれる程。
体格も優秀でパラディンの中ではノアと並んで最高。さらに言えば技以外は初期値の時点でノアのLV20期待値とほぼ同等の能力。
武器レベルは剣・槍ともにAとほぼ完成されており、さりげなく斧もCになっているのが嬉しい所。
武器レベルもどれも高いため、少し頑張れば神将器三刀流も可能。
何気にEDでの二つ名が八神将の一人バリガンと同じなのでマルテを使わせてあげるのも良いだろう。
最大の長所は物理系最高レベルの魔防で、ソシアルナイト上がりはレベル20期待値ですらパーシバルの初期値に届かない。


その異常な初期値は加入時のステージボスより全ステータスが高いところから始まり、守備以外は三竜将ナーシェンとほぼ互角。
アルカルドには全体的な数値で劣るが速さでは大きく勝っているため、仮に平地でタイマンしたなら初期値でも追撃を出して勝ってしまう。
Lv20の期待値に至ってはHP、速さはカンスト、力もカンストに0.5及ばないだけというバランスブレイカーで
本人のステータス自体は叩き上げのどのソシアルよりも強く彼の期待値を超えるのはロイと下級加入のハードブースト組ぐらいしかいない。
その高すぎる魔防により、期待値でハードブルーニャのフィンブルを2回耐えられる唯一の物理職キャラとなっている。
育ち切った彼ならば一人でベルン三竜将全員+その主君を討ち取ることも容易。FEでは珍しい肩書に負けない戦闘能力の持ち主である。


そもそもハードが異常すぎるだけで、ノーマルですら十分強いためクラスチェンジ縛りではエースとして活躍し、通常プレイでも加入直後から余裕で前衛を任せられる。
ただしハードブーストは15章で加入した時のみ。13章時点ではかかっていないので一応注意。もっとも、13章での説得自体軽いやり込みの域だが。
こういったこともあって序盤から使う必要があるアレン・ランス以外の存在意義を完全に食ってしまいがちで、特にソシアル系のユニット評価における大きな壁となる。


唯一の難点は支援相手の質。
他の2将軍は言うに及ばず、それ以外も再行動役や不遇なスナイパー系である。
この点では支援でさらに強くなるアレンやランス、今作屈指の強キャラと支援が組めるトレックに劣る。
只、単体でも十分強いので単騎で遊撃要員として使うと割り切ればあまり支障はない。どうしても支援を生かしたいならブーツを履かせた再行動役辺りが無難か。


  • アルカルドのステータス(ノーマル→ハード)

パラディン LV10
HP:48→56
力:20→23
技:14→18
速さ:13→15
幸運:13→16
守備:16→18
魔防:10→12
体格:11





セシリア


CV:行成とあ(FEヒーローズ)


○初期値と成長率
ヴァルキュリア LV1
HP:30(60)
魔力:11(35)
技:7(45)
速さ:10(25)
幸運:10(25)
守備:7(20)
魔防:13(25)
体格:6
移動:8
属性:理
理A杖C


○所持品
エイルカリバー
リライブ


○支援相手
ロイリリーナサウル、エルフィン、パーシバル、ダグラス


人物評
三軍将の一人【魔道軍将】
ロイやリリーナに戦い方を教えた師匠であり、チュートリアルでは彼女の指南を受けることができる。
ロイにとっては「彼女の教え子だった」というコネのおかげでエトルリアに救援要請を出すことができ、
ベルンによる制圧一歩手前だったリキアを救うことができたというベルン動乱における陰の功労者。
さらにロアーツ一派によるクーデターの際には国王の安全よりも国の未来を優先し、ベルン軍に抵抗した。
リキア支援に難色を示したモルドレット国王に直訴し(先輩であるパーシバルも同行させて)強行する、クーデターが起った際は圧倒的不利な状況でもかなり長い間持ちこたえるなど、かなりの辣腕を誇る。
…ストーリー上では。


一方で三軍将の中ではまだ若輩者であり、ダグラスからは「お前は弱い 戦う力がない」と言われてかなり厳しく指導されていたことを、
エルフィンからは「(一連の暗殺事件に)巻き込みたくはなかった」と言われるなど、エトルリアの内情をめぐる話では若干蚊帳の外になりがち*4


このキャラクターは現在でも熱心なファンやアンチがおり、日夜「敵」と気炎をあげており、様々なサイトで編集合戦になったり、
5ちゃんねるや二次裏などで不毛な論争が始まったりしやすいキャラクター。
そういったことに興味がない読者の皆様は、彼女が有能かどうかはどうかご自分の目で見極めていただきたい。本項目がその一助となれば幸いである。


支援会話
また世代交代を語るダグラスに対して素直に頷かず、発破をかけるような言い方をする。
その強気な物言いは王子が相手だろうと変わらず、彼を根負けさせ逆に従わせるほど。王子が「こわいね あいかわらず」というくらいなので相当強気なのだろう。
このように上下関係のある間柄でも「正しいと思うこと」を優先するキャラクターであり、特に明確に世代が分かれているダグラスとは16章での会話でも描かれているように「忠誠」に対する考え方は完全に異なっている。
ロイやリリーナに対しては師として的確な助言をするほか、ナンパをしてきたサウルを軽くあしらったりもするなど、
指導者としての才やオトナの女性としての器量をふんだんに見せる。同じく大人の女性であるイグレーヌが「陰のある女性」なら、こちらは「陽の女性」といったところ。
一方でパーシバルが相手の時は相応に後輩らしいキャラクターになる。


性能
紅一点にして本wikiでは唯一の個別項目持ち。
よりにもよって砂漠マップの14章で強制出撃。
ソフィーヤはステータスはともかく砂漠で足を取られないのでまだしも、
こちらは騎馬なので外伝解放に向けて急ぐ自軍の足を引っ張り、仕様上「サイレス」「スリープ」などの的になりやすく、
攻略の定石を知らないとドラゴンマスターや山賊軍団に追いつかれて弱いイメージを加速させるというのがまたひどい。


その能力は一言で言えば下級の初期値(低い)に上級の成長率(当時はまだ低い)。
同レベルのモブにも負けるほど弱く、クラリーネとは比較にもならない。
漫画版でもおばさん扱い自信満々で挑んでの敗北などネタには事欠かない。


本作のイラナイツの代表格とされる。というか素のステータスが低いので普通はどうしてもそうなる。
本サイトではセシリアを使えるキャラクターだとする記事があるが、他サイトなんかを見れば分かる通りもう20年以上前のゲームで固定観念を覆せていないということが物語っている。
ただし初登場時のやられっぷりや加入後の初マップ、次回作の魔道軍将がセシリアと正反対の登場シーンと場面を選ばないぶっ壊れた実用性を誇ることなどによるイメージが悪いだけで、
実際は初期上級職組の中では運用を工夫すれば全然使える部類。特にクラスチェンジ縛りではクラスの便利さと魔法系上級職の少なさ(理魔法では唯一)から地位が向上する。縛りプレイで強いってまったく誉め言葉になってない気もするが……


そもそも就いてるクラス自体が「移動力8で杖と両用武器を使える」とかなり強力で、しかも武器レベルが高い上に魔力もクラリーネ以上。

魔力が低いのなら「リライブ」「リカバー」などを持たせれば解決する*5。特に「リカバー」はほぼトルバドール系のための杖。
主に「走れる回復役」として運用し、暇なら間接攻撃のアウトレンジや救出を利用した運搬等でサポートするだけで十分に活躍は見込める。
ただ正直、たいそうな肩書に対してやっていることがちょっとショボいのはある。


ヴァルキュリアLv1にも関わらず理Aである。CC直後はEのはずなのだが…どれだけ壊れる壁に向かってファイアーを打ったのだろうか
彼女の使うエイルカリバーの魔法自体は威力高い、命中高い、特効付きという非常に強力な魔導書なので、こっちが本体とか三軍将とか言われることも。
頑張って使いこめば「フォルブレイズ」を使いこなしたり、移動力8から射程10の「サンダーストーム」を撃てたりとなかなか愉快なことができる。
逆に下級職から経験を積んでる筈の杖LVはCと微妙。最初からリブローなどの長射程杖が使えないのは少々痛い。


ちなみに『烈火』時代の魔道軍将はパント
移動力はセシリアの方が高いがそれ以外はパントの初期値>セシリアのLV20期待値というほど圧倒的な差がある。



セシリア・パント共に詳細は個別項目を参照。


  • 初期値からクラスチェンジボーナスを引いた数値

HP:26
魔力:8
技:5
速さ:8
幸運:10
守備:5
魔防:10
体格:5



追記 修正
そして 編集!▼
この三つが
アニヲタwikiの末尾にある決まり文句さ▼
暇すぎる時間だって
つぶせるんだ・・・ぜったい▼



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  • ベルンの三竜将に負けるはずがないんだっ(なお現実は非情な模様)。 -- 名無しさん (2019-06-15 08:26:51)
  • 「味方の上級職は設定上の強さとゲーム上の強さが合ってない」という時代の名残だな -- 名無しさん (2019-06-15 10:48:37)
  • 大陸一の弓騎士(笑)のことかーっ!! -- 名無しさん (2019-06-15 17:40:13)
  • セシリアとパントは描写で窺える将軍としての能力と実際に使ってのユニットとしての能力が対照的 -- 名無しさん (2019-06-15 23:19:22)
  • ↑4一応パーシバルで三竜将相手どれるから間違っちゃいないw -- 名無しさん (2019-07-29 20:18:36)
  • ↑3 その人は「実は実家のプロパガンダ」ってフォローされたからまだマシだったり。FEHでは普通に強いみたいだし -- 名無しさん (2019-11-22 20:03:16)
  • ↑でも人によっては「そんな事してまで公式で弱かった扱いしないで欲しかった」という声もあったり。シナリオ上とシステム上の強さが違うならシナリオ上でも弱かった事にしよう、って事だから。 -- 名無しさん (2020-05-24 08:49:09)
  • まだ育成途中だったのだろうか? -- 名無しさん (2022-08-06 16:30:55)
  • 烈火の剣のパントさんがいないのが、不思議でした。 -- 名無しさん (2022-08-27 17:21:11)
  • ゲーム上の都合での能力設定なわけでここまで嬉々として書かれると相当寒いな -- 名無しさん (2023-06-08 23:05:13)
  • ダグラスを宝物庫に誘い込んでララム(エルフィン)で蓋をする戦術を最初に思い付いたプレイヤーはエラい。 -- 名無しさん (2023-07-21 13:27:59)
  • 昔からいるけど終盤のボスと自軍ユニット比較して笑ってるのクソ寒い。ダグラスはそれ差し引いても悲惨だけどさ(セシリアはクラスが強いから全然使えるしパー様は言うまでもなく) -- 名無しさん (2023-11-06 19:38:35)
  • ↑セシリア擁護も行き過ぎると本当にお寒い…擁護するのはいいと思うけど、ここ以外でこんな強引に擁護してるサイト見たことない またどうせ編集で差し戻されるんだろうけど -- 名無しさん (2023-12-10 10:19:20)
  • い、一応杖持ちが育っていなければ状態異常回復杖を使えるっていう強みはあるから・・・ひたすら杖を振らせて鍛えるっていうのがよくわからない初心者には有効だから・・・ -- 名無しさん (2023-12-10 10:46:56)
  • ↑×2 -- 名無しさん (2024-02-27 03:52:48)
  • 間違えた 強引な擁護だとか言い出すならセシリア単体の記事とかでも主張すれば?少なくとも悲惨な上級と違ってクラス自体は恵まれてるからハードはまだしもノーマルは「使える」方だよ。 -- 名無しさん (2024-02-27 03:54:47)
  • 杖使いとして運用しようにも武器レベルが半端過ぎる せめてリブローくらいは加入時点で使えませんかね -- 名無しさん (2024-02-27 04:28:49)
  • リブローは最初使えずがっかりしたな。ただセシリアはイラナイツ扱いはあんまりされてないダグラスとどっちが強いか評価が分かれる程度はあるわけで、強いとは言えないが登場マップなんかでの過小評価はあると思う -- 名無しさん (2024-03-02 05:26:22)

#comment

*1 リキアに寝返った事を知られたらモルドレッドの命を取られるかもしれない云々。この章の冒頭会話でもヨーデルが「エトルリア軍の中には状況から心ならずも敵にしたがうしかない者もいるでしょう」というセリフもある。
*2 メンバーカードを持ったヒュウが初期配置なので「このマップにあるかも?」と察せる材料になっている。
*3 15章にはソシアルナイト&ぎんの弓持ちスナイパー&傭兵で構成された小隊が3つほど点在している。そのうち1体はハードだと魔力15前後、速さ18~20、幸運10前半、中級魔法装備のヴァルキュリアである。
*4 最初からエルフィンの正体を知っている2人の他、幼馴染であるクレインには支援Cの段階で自分から正体を明かしている。一方セシリアには他人同様吟遊詩人としてシラを切っており、支援Bの後半で彼女に動かぬ証拠を突き付けられて根負けするという形になっている。
*5 当たり前だろうと思いがちだが、封印は魔力が低い魔法系キャラがほとんどいないのでこの辺の杖、特に「リカバー」は持て余しがちである。

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