ライフィセット

ページ名:ライフィセット

登録日:2017/05/03 (水曜日) 13:00:00
更新日:2024/02/06 Tue 11:03:40NEW!
所要時間:約 10 分で読めます



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世界に白銀の炎を!


CV:浅倉杏美



テイルズ オブ ベルセリア』の登場人物。



プロフィール

年齢:10歳
性別:男性
身長:142cm
戦闘タイプ:聖隷術士
ブレイクソウル:ディバイドペイン
出身:???



概要

ブロンドのショートヘアとアホ毛が特徴の少年。
地水火風の四大属性に属さない、無属性の力を操ることができる特殊な聖隷。


一等対魔士テレサ・リナレスの使役聖隷だったが、ベルベット・クラウ達が港町ヘラヴィーサを出港する際の騒動の乗じて拉致される。
テレサからは名前も与えられず「聖隷二号」として道具扱いされていたが、ベルベットから彼女の弟と同じ「ライフィセット」の名前をもらい意思を持つようになっていく。



生まれた時から道具として扱われていたため、パーティ加入当初は命令されなければ何もできない状態だった。
目のハイライトも無くレイプ目になっている。
意思を持たない振る舞いでベルベットを苛立たせるが、仲間達と関わる中で次第に感情と人格を形成していき、目にも光が宿るようになる。


一見女の子と見紛う非常に可愛い姿をしているが、本人の趣向はれっきとした男の子。
道を踏み間違えそうなレベルで可愛く、服装もワンピースと思われがちだがこれはローブである。
虫に目がなかったり、マーボーカレーに夢中になったり、女性相手に恥ずかしがったり年相応な様子を見せる。


性格は素直で優しく純粋。
読書が趣味でテレサの使役時代から図書室に忍び込んで様々な本を読み耽っていた。
好奇心旺盛で冒険への憧れを抱いており、その象徴として羅針盤を肌身離さず持っている。


パーティメンバー全員から可愛がられており、ビジネスライクな関係の楔のような立ち位置。
本作のパーティは仲こそ悪くないのだが、仲間意識というよりは利害関係の一致で成り立っている要素が非常に大きい。
(兄や強い奴と戦いたいロクロウ・ランゲツ、聖寮に浚われたアイフリードを探したいアイゼン、暇潰しのマギルゥ、元々敵対関係で協力を強制されるエレノア・ヒューム
どいつもこいつも基本的に自分の都合が最優先なので、誰か一人が飛びしていくことも多かった。
それでも最後まで一つのパーティとして固まっていられたのはライフィセットの存在が大きいと言える。


「大人の男」であるロクロウとアイゼンを兄のように慕っており、人格を形成するに当たって二人に大きく影響を受けている。
特にアイゼンは同族ということもあって彼の「自分の舵は自分で取る」流儀を誰よりも早く自分のものとしている。


エレノアに対しては自分の器になってくれたとは言え、パーティの中で唯一最初から心を開いて接していた。
(ベルベット、アイゼンは内通現場を押さえていたこともあり当初はあからさまに邪見にしている。)


自分に名前と生き方を教えてくれたベルベットが大好きで、ライフィセットの行動原理の殆どはベルベットのため。
当初はベルベットの弟である「ラフィ」に重ねて見られることを不満に思っていたが、自分だけの愛称として「フィー」と呼んでもらえるようになり蟠りは解消。
暴走状態のベルベットから強い言葉を投げられ萎縮することも多かったものの、成長に従って言い返せるようにもなった。



ベルベットを除けば、女性の好みは「可愛い感じの女の子」らしい。
アイゼンの妹エドナは割とストライクゾーンだった模様。



テレサに与えられた真名は「ヴォルデュー=スニー(聖隷二号)」
まんまである。
道具扱いされる前、テレサのテンションがおかしかった頃は金の一角獣を意味する名前をつけられそうになっていた。テレサェ…
エレノアとの契約後は新しい真名を与えられている。



キャラクター性能

オーソドックスな後衛魔法使い型。
装備はシアリーズと同じく紙葉。
地水火風の四属性+無属性の多種多様な聖隷術を習得する。
「連携数が多いほど詠唱時間が短縮される」仕様を上手く利用すると、恐ろしい速度で上位聖隷術を連発する殺戮マシーンと化す。
特に無属性の広域攻撃術「インサブステンシャル」を連発できると凶悪の一言。


ブレイクソウル「ディバイドペイン」
5秒間味方のダメージを半減させる領域を展開する。
レベルアップや特殊条件達成で敵の硬直時間を増加させる「ステイシスフォース」、3秒間味方のソウルが消費されなくなる「ソウルディストーション」を習得する。
あくまで補助技なので、他のキャラクターと違って使用と同時にダウンによるソウル回収を狙えない点に注意。


霊子解放!

  • バインド・オーダー

仇為す者に秩序をもたらせ!

第一秘奥義。消費BG:3。
紙葉で展開した術式で敵を拘束し、必殺の一撃を撃ち込む。
OPでも使用するシーンがある。


  • ケイオス・ブルーム

善なる白と悪なる黒よ
混ざりて消えろ!

第二秘奥義。消費BG:4。発動条件:8連携以上。
善と悪の力の球体を融合させ、衝撃波により空間ごと敵を破壊する。メドローア


天光満つる処、我は在り
黄泉の門開く処、汝在り
出でよ、神の雷……これで最後だ!

第三秘奥義。消費BG:5。発動条件:ソウルディストーション発動中。
シリーズでお馴染みの神の雷。
秘奥義としては『テイルズ オブ ヴェスペリア』のリタ・モルディオ以来。


  • イニュメラブル・ワウンド

いくよ、ベルベット!
舞い散れ!

ベルベットとの合体秘奥義。消費BG:5(2人とも)。発動条件:連携中にスイッチブラストで相方と入れ替わる。
ベルベットがライフィセットの展開した紙葉を足場にして連撃で敵を打ち上げながら駆け上がり、最後に急降下してブレードを突き立てる。



劇中での活躍

テレサの目を盗んで外出していたところ、ヘラヴィーサの外れで行き倒れていたベルベット達を発見。
回復術をかけて命を救うものの、意識を取り戻したことにびっくりして羅針盤を拾って逃げ出してしまう。


ベルベット達がヘラヴィーサの港を焼き討ちした際、テレサにより自爆特攻させられるが阻止・拉致される。
そのまま行動を共にするようなり、海門要塞での一件からベルベットから「ライフィセット」の名前を貰い、次第に意思を持つようになる。


聖主の御座での導師暗殺に失敗した際、謎の力を発揮し聖主カノヌシの力を相殺。
これにより開いた地脈を通って逃走するが、過剰な消耗によりドラゴン化寸前まで追い込まれてしまう。
巻き込まれたエレノアが器として契約を行い事なきを得るも、聖寮からはその特殊な力を目を付けられる。



カノヌシに関する古文書解読では持ち前の語学センスを発揮し、ノルミン聖隷のグリモワールと共に多くを解読。
更に覚醒した地脈の探知能力を使い、各地の地脈点を探り喰魔達を保護していく。


この先、ネタバレ注意!
































ライフィセットの正体は開門の日に意図せず生贄に捧げられたアルトリウス・コールブランドとセリカ・クラウの息子の転生体。
このためカノヌシの力の一部を引き継いでおり、一時的とは言えカノヌシ本体と拮抗するだけの力を発揮したり、地脈の探知能力等を備えていた。
更にはカノヌシの持つ「穢れを消化する力」の一端である穢れを燃やす「白銀の炎」も発現させるが、制御するまでには至らず感情の爆発で使用できるのみとなっている。


カノヌシが「ラフィ」の姿で復活し、ベルベットが精神崩壊を起こした際は彼女を叱咤、本当の想いに気付かせることで命を救った。


カノヌシ完全復活に必要な要素としてベルベットと共に聖寮に狙われ続けるが、最終決戦まで凌ぎ切り遂にアルトリウスとカノヌシと相対。
両者を撃破した後、カノヌシを封印するベルベットと心中しようとしたが、彼女から「精一杯生きてから死になさい」と言葉をかけられ思い留まる。


そして復活した四聖主の力を拮抗させるためカノヌシに代わる「五番目の聖主」になることを決意。
聖主の力を穢れを焼く白銀の炎と定め、誓約によりその姿を光輝くドラゴンへと変える。
聖主としての名前をエレノアから与えられた「ライフィセット(生きる者)」を古代語訳した真名「マオテラス」とし、ベルベットが望んだ世界と人間達を見守っていくことになった。


なお、聖主としての白銀の炎の力は「業魔となった者にやり直しのチャンスを与える」というもの。
心を溢れさせて業魔になってしまった者への救済措置だが、心を変えるものではないため完全に元の人間から心が変質した者には効果は無い。
実際にエピローグでロクロウは白銀の炎を受けたが業魔のままであり、これに関して「業あってこそのロクロウ」であるとライフィセットも認め、穢れの必要性に理解を示している。



テイルズ オブ ゼスティリア

天族の最高位「五大神」の筆頭としてローランス帝国のペンドラゴ教会に祀られていたが、本編開始前に導師ミケルにより始まりの村カムランへと移される。
カムランに移された理由はマオテラスを信仰する一神教が普及したためにマオテラスへの穢れの蓄積が急速化し、これをミケルが危惧したため。


その後カムランがハイランド軍の焼き討ちに合い、大量の穢れが生まれたことでマオテラスは憑魔化。
更にミケルがこの事態を防がなかったヘルダルフに永遠の孤独の呪いを掛け、マオテラスはヘルダルフと結びつけられてしまう。
ヘルダルフが不死となったのは大地を器とするマオテラスと繋がっているためである。


最終決戦でジークフリートと天族の力でヘルダルフから切り離され、浄化のためスレイと共に長い眠りについた。



テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス

ゲーム版と同様ミケルに移されたのか、最初からいたのかは不明だがカムランに祀られていた。
カムランが焼き討ちされた後は穢れを纏ってしまうものの憑魔化せず、ライラに浄化の力を与えて姿を消していた。


最終決戦にて単身ヘルダルフに挑むが、穢れを纏って弱体化していたこともあり、あまりに強力な力を得たヘルダルフに敵わず捕らえられてしまう。
その後スレイがヘルダルフを完全に浄化するために身を犠牲に封印したことで解放され、感謝の言葉を述べた。


残念ながらアイゼンやザビーダとはほぼ絡まず、ベルベットに関する事柄も口にしないままであった。



余談

聖主になってからはドラゴンの姿をしているが、これは白銀の炎を扱うための誓約の代償であり、ドラゴン化した訳ではない。
幻として以前の少年の姿も取れるらしくEDで描かれている他、『TOZ』のモブの会話で「白い男の子の幽霊を見た」という話が聞ける。


ライフィセットはアルトリウスの子どもの転生体だが、より正確には子どもを依代に復活した「カノヌシの心」。
カノヌシは心と身体の二つに分かれて封印されており、開門の日に生贄が一人だけ捧げられてしまったのでこのような不完全な復活を果たすことになった。
また、シアリーズはセリカの転生体なので一応母親にあたる。
ベルベットとも叔母と甥の関係になる。


カムランで祀られていた神殿「アルトリウスの玉座」は先代であるカノヌシの神殿「聖主の御座」と同一の場所である。
聖主になった直後もここを拠点にしていたので、本拠に戻った形になっている。


『TOZ』は『TOBe』から1000年後の物語なので、五大神(聖主)ながら天族としては非常に若い。
面識のあるザビーダからは「マオテラスの坊主」と呼ばれている他、エドナからは「マオ坊」なる仇名を知らない所で付けられている。
『TOBe』でアイゼンに対し「いつか皆でエドナに会いに行こう」と言っているが、結局アイゼンはドラゴンになるまで帰郷していないのでエドナと面識があったのかは定かではない。


『TOZ』の「ねこにんの里」では「マオテラス様も昔来たことがある」という話を聞ける。
『TOBe』でも里を訪れることができるので、これを指していると思われる。


  • 余談

中の人であるあずみんこと浅倉杏美氏は今まで演じてきたキャラからして本来は男の子キャラを演じるタイプではないあたり、いかにライフィセットというキャラにヒロインとしての属性を与えようとしたか、とにかく配役担当のとにかくすさまじい熱意という名の本気を感じさせる。





追記・修正よろしくお願いします。


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  • 男の娘? いいえ、イケショタです。 -- 名無しさん (2017-05-03 09:19:57)
  • ナイス記事作製乙です。ありそうでなかったまっとうに成長する男の子キャラだよね、フィー。 -- 名無しさん (2017-05-03 10:35:25)
  • インディグネイション使用時、下からのカメラワークでローブの中が見えてドキドキした変人は俺だけでいい -- 名無しさん (2017-05-03 10:36:28)
  • 村で頬についたクリームをベルベットが取って舐めるシーンは一瞬ウラヤマになるがすぐに鳥肌もの -- 名無しさん (2017-05-03 11:19:18)
  • 懺悔の内容がナメクジに塩と間違えて砂糖かけたらアリが群がってきたとかで子供特有の残酷さ -- 名無しさん (2017-05-03 11:33:55)
  • ライフィセットって実在する名前?初めて聞いた時名前っぽくなくて違和感あった -- 名無しさん (2017-05-03 14:55:01)
  • 多分語源的には「life set」で生命を築くなんじゃね。 -- 名無しさん (2017-05-03 16:56:45)
  • モアナと一緒にエレノアの胸を見たショタ -- 名無しさん (2017-05-03 17:52:29)
  • 可愛い 折操ちゃんをイメージするほどのライフィセットきゅん ザ・クロスも出演したライフィセット -- 名無しさん (2017-10-19 10:30:54)
  • Fateのジークもドラゴン化 -- 名無しさん (2018-02-17 23:13:41)
  • ↑4 lifeの中世英語をラテン語のルールで名詞化させたものだな アルトリウスなんかも英語名アーサーをラテン語のルールに従って変形させただけ その辺り詳しい人がいるんだろうな -- 名無しさん (2022-05-26 15:57:19)
  • ショタ趣味は無かったけどイケメン度合いとかわいさが混ざって好きなキャラになった -- 名無しさん (2023-11-23 11:11:40)

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