フェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラ

ページ名:フェザリーヌ_アウグストゥス_アウローラ

登録日:2010/01/08(金) 17:40:16
更新日:2023/08/09 Wed 19:50:58NEW!
所要時間:約 3 分で読めます



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うみねこのなく頃に 魔女 ゲームマスター 記憶喪失 観測者 創造主 作家 ネタバレ項目 ババア 根谷美智子 羽入 観劇の魔女 八城十八 伊藤幾九郎 偽書作家 八城十八←本名は幾子 あうあう あれ?アイツに似てね? どこかで会いました? <●><●> 「人の子よ…」 バッファローウーマン完全体 地球皇帝ではない シュークリーム魔女 空気←つep8 冬眠の魔女 心は乙女 アウアウローラ フェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラ フェザリーヌ



この項目には、うみねこのく頃にのネタバレがあります。












「うみねこのく頃に」にのみ登場しているキャラクター。
CV:根谷美智子



黒く長いストレートの髪をしており、角が生えている。
魔女故か、やはり服装は個性的。
角は外付けハードディスクみたいなもので、今までの記憶や情報を詰め込んでいるらしい。しかもそれがなかったら自身を保てないそうな。耄碌してらっしゃる。



名前の由来がどう考えてもあの方
フェザリーヌ(Featherine)→フェザー(Fether)=羽、リーヌ(in?)=入
アウグストゥス・アウローラ
狙いすぎである。あだ名として「アウアウ」と呼ばれることが多い。ベルンカステルやラムダデルタからは更に「アウアウローラ」と呼ばれた事も。


自称、観劇の魔女で、右代宮戦人やラムダデルタがいるメタ世界よりも更に上位に位置する世界で生きる。
実際、これまでのエピソードでも誰にも感知されずに全ての物語を見てきた。
さらに、戦人が至った解答と同じかは定かではないが、彼女なりの真相を見出している。


―――文字通り、実態のない観測者。


良い感じに捻くれていて、敬うような相手よりも、辛辣に当たる相手を好む。
事実、彼女が物語を紡ぐ巫女に選んだのは、ベルンカステルと右代宮縁寿、と口の悪い二人であった。


1998年の未来の世界では、八城十八という名前のニンゲンとして生きている。ていうかヤシロな辺りもはや確定では…
ミステリー小説作家として名を馳せており、これまでのEp3~Ep5の三つは、彼女の作品らしい。
Ep6は彼女の最新作である。
縁寿は作中のフェザリーヌは彼女自身をモデルにしていることに気付いているようだが、彼女はそうだと明言はしなかった。


お茶会において、縁寿が彼女と会ったことを「あるはずのない記憶」と言ったが、もしかしたら彼女の気紛れであったのかも知れない。



???(裏お茶会)にて、ベルンカステルを自身の領地へ呼び込み、次のゲーム盤のゲームマスターに任命した。
だが、新しい謎などにはもう興味がないらしく、ただの答え合わせの感覚で楽しむつもりのようだ。


EP7では全てベルンに任せ見ていただけなので空気。
その空気さは凄まじくOPにすら登場しない。
はいはい、またbkmnが活躍するするんでしょ…と思ったファンを驚愕させた。


登場しても答え合わせに満足し少し喋り寝るとか言い出す始末。
どうやら本編には関わる気はない様。
EP8では寝てると思われるので登場は怪しい。



「追記・修正を許そう、人の子よ。いや………、アニヲタ住民、だったか?」


[#include(name=テンプレ2)]


















以下ネタバレ



うみねこ作中における現実世界での人間としての名前は八城 幾子(はちじょう いくこ)。苗字はヤシロとも読める。ヤシロ、オヤシロ…あっ。
名前の由来は不明だが、幾子の「いく」は19から来ていると考えられ、後述の偽書作家名「伊藤幾九郎〇五七六」と「八城十八」の関連(18の八乗=?)のためや、うみねこ当初における六軒島に存在したと考えられていた人間の数(=19人)に揃えたとするものや、ある時点での年齢(本ページのラスト参照)、等々諸説ある。


年齢不詳の外見で本人が言うには「心は女子でもそろそろそれを語るにはおこがましいかなという年頃」らしい。
なお、他のキャラ同様CS版販売に当たり、キャラデザが見直されているが、CS版・漫画版等では黒髪ロングの美人として描かれている。
大地主の娘だが、過去に起こした“愉快な事件の数々”によって勘当一歩手前であり、小さな屋敷で隠居暮らしを命じられている。
本人もあまり社交的な性格ではないことから、それを受け入れて悠々自適の生活を楽しんでいた。結婚は諦めているような節がある。


ある日、幾子はドライブの途中、ボロボロの姿で道に倒れている若い男を見つける。
恐らく交通事故にあったのだろうと考えた幾子は、その男を家へと連れ帰った。
医者の適切な治療によってその男は程なく意識を回復するが、事故の影響か男は自分が十八歳*1であること以外全ての記憶を失っていた。
身元不明のその男に幾子は八城十八という名前を与え、一緒に暮らすようになる。
この後、二人は少なくとも十数年~数十年を共に過ごし、公私に渡るパートナーとなる。ただ、結婚はせずに子供もいない。



趣味は推理小説を読むことと書くこと。
完成した作品は誰にも読ませずに放置されていたが、十八との交流をきっかけに、二人で書いた合作小説を出版社に投稿するようになった。


そんなある日、幾子は散歩の途中で奇妙なものを道端で拾う。
赤い紙で記述されたボトルメール。
題名は『Confession of the Golden witch』(黄金の魔女の自白
その中にはほかでもない真犯人である「魔女」の怨嗟と嘆きの声が詰まった、 自白文が綴られており、それを見た十八は封印された全ての記憶を思い出すのだった。











以下スーパーネタバレ





八城十八の正体こそ『[[うみねこのく頃に>うみねこのなく頃に]]』の主人公である右代宮戦人
彼こそが作中世界における『うみねこのく頃に』の真の作者であり、1998年の世界で偽書作家『伊藤幾九郎〇五七六』の名で偽書ブームを巻き起こした真の黒幕だった。


全ての記憶を思い出した十八は、死んだ魔女への鎮魂と、六軒島事件の真犯人である右代宮絵羽を告発する目的で『Banquet of the golden witch』を執筆。(この時点では戦人もまた自分が遺体を確認出来なかった右代宮絵羽が親族を皆殺しにしたと思っていた)
伊藤幾九郎の名でインターネットに流した。


この偽書を読んだ絵羽は、これを書いたのが六軒島の生き残りであると確信し、作者に会いに行ったことで戦人(十八)と再会。中立的立場にある第三者として幾子にも話を聞いてもらいながら、事件の生き残り二人による情報交換を行う。
この再会によって絵羽が親族を皆殺しにしたという誤解は解け、また自分が牽引した六軒島ミステリー偽書ブームが事件の遺族達(特に妹である縁寿)を傷つけてしまっている可能性を感じ、これを機に十八は偽書の執筆を打ち切ることにした。








以下最終回ネタバレ


それからまた数十年後、有名作家の「寿ゆかり」が妹の縁寿であることに気づいた十八は、出版社を通して幾子も含めた3人だけで会える場を設けさせ、ついに縁寿との再会を果たす。(なお、この際の幾子の容姿は十八と出会った頃から全く変わっておらず、彼女が人外の存在(=魔女)である可能性を示唆しているとも言える。単に二次元的な不自然に若い中年女性の描写と言ってしまえばそれまでではあるが。)


自分の今までの経緯を縁寿に告げた数日後、縁寿が復興させた「福音の家」に招かれ、数10年をかけて「縁寿の元に帰ってくる」という役目を果たした十八の中の「右代宮戦人」は黄金郷に招かれ、ようやくベアトリーチェとの再会を果たした。





八城 幾子こそが生きていたヤスなのではないかという説がある。


ヤス=幾子説の根拠

  • 十八が書いているはずの偽書の中に戦人が知りえない情報が多く記述されている。

漫画版の『Confession of the Golden witch』の登場によってこれに関しては現在はほぼ解決している。

  • 幾子という名前

十八ありきの名前であるようにみえる。本名で無い可能性がある。
ヤスの年齢は19歳
十八=18歳=戦人
幾子=19歳=ヤス

  • 幾子の口調

荘厳な言い回し、相手のこと「そなた」と呼ぶ等、ベアトリーチェに似ている。但し、口調そのものはフェザリーヌの方に近い。

  • 八城幾子のプロフィールがヤスと重なる。

名を知られた名家→右代宮、できのいい兄たち→蔵臼たち、ゆかいな事件→六軒島爆発事故等

  • 幾子の趣味がヤスと重なる。

推理小説を読むこと、そして書くこと。

  • 縁寿の元に戦人を帰さない魔女

縁寿の元に兄を帰さないのは幾子…と考えられなくもない。ただ、十八自身も縁寿と再会するのを恐れていた。

  • 十八と幾子は結婚をしていない。子供もいない。

明言は避けているが、ヤスはおそらく性器が欠損しているため子供が産めない。
また、十八は戸籍が無いはずなので結婚は出来ないが、仮に右代宮戦人との結婚だとしても そもそもヤスと戦人は叔母(or伯母)と甥の関係にあるので結婚と言う形で結ばれることはない。
…など。
恐らくは八城 幾子の存在自体が最初から作者の用意したミスリード要員だったと思われるが、
『うみねこのく頃に』という作品の性質上それすらも作者のミスリードではないかと疑おうと思えば疑える。





――この追記・修正を、我が最愛の魔女、ベアトリーチェに捧げる――



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  • ミドルネームの尊号は誰かに贈られたのか自称なのか -- 名無しさん (2013-10-30 11:49:37)
  • その気にならないだけで、普通に最強だったなアウアウローラ -- 名無しさん (2013-12-22 00:30:48)
  • 戦人と出会った場面を見る限り、現実世界の八代さんはお茶目で魅力的な人っぽい -- 名無しさん (2014-07-31 21:43:12)
  • 過程を無視して結果だけを残す能力って異能物ならチートもいいとこだよな -- 名無しさん (2014-11-26 22:46:34)
  • 散々ドヤ顔で「真相に至りました(キリッ」って言いふらしてた癖に実際はボトルメール拾っただけとか… -- 名無しさん (2014-12-06 01:40:04)
  • こいつはベルンの世界より上位の世界の住人で、しかしその世界よりさらに上位の世界があって、その世界にもさらに上位の世界が…… -- 名無しさん (2016-06-11 10:37:10)
  • 結局この人は劇中劇における作者のアバターなの? -- 名無しさん (2016-06-11 22:54:50)
  • おやん。EP8にも出てましたぞ。 -- 名無しさん (2016-06-30 09:00:36)
  • アニメ化されるとしたら、やはり声優さんは堀江さんだろうか。 -- 名無しさん (2016-07-03 11:18:05)
  • 「心は女子でもそろそろそれを語るにはおこがましいかないう年頃」らしいから年は二十代後半くらいかな? -- 名無しさん (2016-07-08 05:02:58)
  • EP8で、ラムダを秒殺したことは載せてもいいと思うんだww -- 名無しさん (2016-08-07 07:10:19)
  • 多分「congression」は十八(戦人)の記憶のメタファだと思うぞ -- 名無しさん (2016-08-31 22:30:27)
  • には十八が自力で真相に辿り着かなかったのは残念だと思うし、原作では地下でヤスが話してくれたことをもとに偽書を書いたと思ってる。一応漫画にもそのシーンあるし -- 名無しさん (2016-09-01 09:40:53)
  • 真相に至った至った豪語して読者を煽り、実態はカンニングという。 屁理屈推理合戦(うみねこの二次創作対話ゲーム)の動画で、他人の解答を横取りして正解判定になるというギャグシーンで「 八  城  十  八 」と赤字コメントが入ったのは流石に草生えた -- 名無しさん (2019-04-15 18:04:16)
  • そもそもメタ世界でもベルンやウィラードが解き明かした真実を盗み見していただけだし 「与えられた真実を貪るだけの知的強姦者」云々は自虐も含んでると思う -- 名無しさん (2020-10-17 20:15:29)
  • =ヤスの場合、幾子さんも入れ乳という事になるが… -- 名無しさん (2020-12-01 21:08:47)
  • 漫画版では寿ゆかりとなった縁寿と再会した時、以前会った時と比べ容姿が変わってないことについて「魔女は歳を取りませんので」って冗談っぽく流してたけど、この人の場合、本当にそうかもって思えてしまう… -- 名無しさん (2021-02-17 00:19:41)
  • 業で出てきたアレはまだアウアウローラと確定してないんとちゃうか? -- 名無しさん (2021-02-19 08:26:55)
  • メタ時空より上の上位存在のキャラだから確定という考え自体が間違いで、羽生もフレデリカもこいつが書いた作品のアバターでしかない。竜騎士07の気分次第で本人とも別キャラとでもどうとでもいえる。うみねこが作中キャラが作中キャラを執筆してるメタフィクションだということを忘れてはいけない -- 名無しさん (2021-02-19 08:56:53)
  • 作中←メタ時空←現実←魔女時空←中略…←竜騎士07や俺らがいる世界。という作品構造だから、こいつが本人ですこいつが本体ですこいつが正体ですとかは、フェザリーヌと幾子ですら互いが分身の矛盾構造になってるキャラだから意味がない。究極的なメタ推理は「作中キャラは竜騎士07やその身内が分身やTSしたりした姿なんだよ」というオチにしかならないというのを現したキャラだから。 -- 名無しさん (2021-02-19 10:17:12)
  • ようはクォーツァー的なポジションってことかなら瞬瞬必生で勝てそうやな -- 名無しさん (2021-02-20 06:09:07)
  • つまりTS並行同位体? -- 名無しさん (2021-02-20 11:09:33)
  • ひぐらし業の方はまだキャラ名も設定も何も出てきていないので、CV等の関連情報一回消しました -- 名無しさん (2021-02-20 21:59:40)
  • 業のあれはアウアウローラがひぐらしの世界にでばってきたのか、それとも大人羽入なのか、どっちなんだろう -- 名無しさん (2021-02-28 08:26:32)
  • フ「ェ」ザリーヌ・ア「ウ」グストス・「ア」ウローラでエウア? -- 名無しさん (2021-03-12 15:00:10)
  • 業卒のエウアがただの羽入完全体ならキコニアの事は知らないだろうし梨花の事をベルンと同じ猫呼びする筈が無いんだよなぁ -- 名無しさん (2021-07-25 20:52:47)
  • エウア→エウァ→エヴァ・ベアトリーチェ・・・んなわけ無いわなw -- 名無しさん (2022-07-10 06:40:16)

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*1 この時幾子の年齢が十八歳に見えたのかと勘違いし喜んでしまう面も。

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