コードエイジコマンダーズ(ゲーム)

ページ名:コードエイジコマンダーズ_ゲーム_

登録日:2015/11/08 Sun 04:00:00
更新日:2024/01/16 Tue 13:00:24NEW!
所要時間:約 5 分で読めます



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ゲーム ps2 rpg スクウェア・エニックス 豪華声優陣 act ニューコンセプトブランド warhead コードエイジコマンダーズ




「もうオレたちは……
後もどりできないんだーーー」



世界の終焉を回避するために"方舟"で眠っていた少年ジーンは、"方舟"の崩壊という事態に巻き込まれ、地上で目覚める。



自分の見知らぬ姿と化した地上で、異形の者同士の戦争に巻き込まれて死に瀕したジーンは1人の戦士によって"ウォーヘッド"という新たな存在として生まれ変わる。


だが、それは少年にとって
新たな苦痛の始まりに過ぎなかった。
共に"方舟"で眠っていたはずの姉アリーズの姿を求め、無我に戦場を駆け抜けて行くうちに、少年はいつしか人としての枠組みをはるかに超えた進化を遂げていく……。




加速する「白」と「黒」の戦い。
交差する想い。
真実はどこにあるのか……。
彼らの流儀<コード>は何を求めるのか……。





2005年10月15日にPS2専用ソフトとして、スクウェア・エニックスから発売された。
バトルアクションRPG
企画・制作:WARHEAD


本作品は「スクウェア・エニックス ニューコンセプトブランド」としてゲーム・携帯コンテンツ・コミックスで展開した「CODE AGE」作品群のひとつである。



◆セントラルコード
この世界の中心に位置する"万物の礎"。時間や空間を含む、この世界の全ての存在の起源。


◆リ・ボーン
セントラルコードは何万年かに一度、新しく再構成される。セントラルコードが新しく再構成を行っている間、世界はその恩恵を受けることができなくなり、消失してしまう。因みにこの世界はセントラルコードを中心とした球体の『内側に張り付いている』ので基本脱出不可。地上にいる以上はたとえ生き物でも巻き添えになる。


◆方舟
世界の再生にともなう終焉を乗り越えるため、人類がセントラルコードの周囲に建造した施設。そこで来世界を待つことを考えて多くの人間が乗り込んだが、セントラルコードの劣化・疲弊の影響を受け崩壊。世界各地に墜落することになった。


◆オテロ
セントラルコードの破片から生まれた正体不明の存在。自分と違う体色のオテロを本能的に攻撃することと、地上の生き物と接触したときに融合して、コーデッドに変化することのみが判明している。
見た目はポケモンやデジモンみたいな可愛いらしい姿だが、こいつらが諸悪の根源みたいなもの。


◆コーデッド
地上に残った生物がオテロと融合し変化した成れの果て。際立った意思は持たず、そのオテロの属性にしたがった行動しか取らない。
いわゆる雑魚敵。一体一体が元人間かもしれないと考えると、結構キツイ。
白は黒を、黒は白のコーデッドを攻撃する。


◆ウォーヘッド
コーデッドと人類の中間に位置する亜種で、人の意識を保つことができる。ある行動をすることで身体(というか腕)を変質・進化させていく能力を備えている。
主人公4人はこれであり、主要人物もだいたいウォーヘッド。
後半になれば、雑魚敵としても多数登場する。
ある行動とは、コードドライブ、ヒロイックアクション、コードクライシス、コードエクステンションなどである。
腕のバリエーションは様々でオーソドックスな剣型やローラー型、果ては何だかよくわからない小石の塊など。
形状によってそれぞれヒロイックアクション時に挿入されるムービーが違う。
本作品の制作集団の名称でもある。
決して某R戦闘機ではない。



物語は4人の人物の視点から描かれている。



◆ジーン編
Cv.竹内順子
最初に選ぶ物語。
方舟から落下し瀕死の状態だったが、ウォーヘッドになることで一命を取り留める。
"都合良く"記憶を一部無くしており、ジーンに説明する形でプレイヤーにも説明してくれる、チュートリアル的な面も強い。
何者かに誘拐された行方不明の姉、アリーズを捜している。
序盤に出てくるデュオカリオンに、多くのジーンが狩られた。
父親であるアルヴィンは、方舟計画の立案者。
姉さん姉さんとちょっとうるさい。アホ毛が凄い。




◆ジェラルド編
Cv.緑川光
ジーン編クリア後にプレイ可能。
黒の群からの視点で描かれる。
黒の群、小隊長であるジェラルドは、人々を救う為に集まったはずの黒の群に 「なぜ敵がいる?」 と疑問に思いながら戦い続けていた。
黒の群リーダーであるサリヴァンとは、組織結成当時からの付き合い。
しかし、小隊員のある行動をきっかけにジェラルドはあることを決意することになる。
他のシナリオに比べると、雰囲気が明るい。
中も外もイケメン。ラストにどんでん返し。いつから錯覚していた?




◆フィオナ編
Cv.田中敦子
ジェラルド編後にプレイ可能。
白の群視点。
命の恩人である白の群リーダーのギネヴィアに忠誠を誓い戦う。
優秀な兵士ではあるが、隊長ではなく一兵士。
ある仲間の死が、フィオナに驚愕の真実を突きつける。
フィオナの隊長である、アグアル隊長こそ真の萌えキャラ。




◆ヘイズ編。
Cv.成田剣
白でも黒でもないキーパーズの一員。
ヘイズはキーパーズから独自の任務を与えられている。
デュオカリオンとも何か関係してるらしいが……?
後半になるにつれて物語の真相がわかってくるが、難易度も跳ね上がる。
舟での戦いは少々理不尽との声も。





バラバラのような物語も実は繋がっている。
また、ウォーヘッドはコード(記憶)を他人から読み取ることができる。
外伝的な読むだけのシナリオもあり、特定のコード入手が条件になっている。


ちなみに黒の群は仲間内でコードを共有しており、作戦などの時はとても便利であるとともに、反逆行為防止の面もある。
反対に白の群は仲間内でのコードの読み取りを禁止している。




残念ながらクソゲーオブザイヤーにノミネートされた。
受賞はしておらず、ノミネート止まり。


主な理由は

  • 世界観がわかりづらく説明不足。
  • キャラデザが受け入れられない。
  • ジャンプできない。

などなど



しかし1番の問題は、RPGと言いながらACT難度が高いことが挙げられる。
「スクエニのRPGなら買おう」
と、RPGだと思って買ったユーザーが軒並みデュオカリオンに狩られてしまった。


どう見てもステージクリア型のACTである。ついでに高難度。
なぜこんなジャンル表記をしたのだろうか?
ゲーム内容より、スクエニ批判が過熱してしまった。
スクエニだからこそ余計に過熱したとも言える。



しかしながら、一部?のユーザーからは今も高く評価されており、続編を望む声も少なくないが、今のところ予定はない。
今からやる人は、くれぐれもRPGとは思わず、骨太ACTのつもりでプレイしてほしい。


濃厚なストーリー。個性的なキャラクター。重厚な音楽。深い世界設定。豪華声優陣の素晴らしい演技。スピード感満載の戦闘。綺麗なグラフィック(今見るとそんなでもないかもだが)
クソゲー扱いされてるからと邪険に扱うのはもったいないです。
今ならすんげー安く売っているのて、押入れからPS2も引っ張り出してきてプレイしてほしい。




ゲームやスクエニへの愚痴や不満はほどほどにお願いします。



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  • この作品、ゲームだけでなく漫画や携帯ゲームと同時進行という所謂劣化「.huck」みたいな展開だったな・・・結局頓挫したけどな! -- 名無しさん (2015-11-08 07:00:01)
  • なお同時進行してた漫画も速攻終わりケータイの方もあっさり終わり失敗もいいとこであった。つうかゲーム版主役が漫画であっさり死亡はひどいと思った。そうでなくてもゲームのEDでキャラの大半がこの後死亡みたいな説明で終わりだったし。 -- 名無しさん (2015-11-08 10:17:42)
  • そもそもストーリー自体が漫画単体の方が面白いというオチ あまりにも漫画、携帯アプリの絡みが甘すぎるというのが一番の問題だろうか・・・もっとも当時のKOTY審査レベルは四八以前の物だから信用できるものではない -- 名無しさん (2017-05-31 12:42:36)
  • pvとopの「これはかつて人間だった人たちの物語、これは人間であり続けた人たちの物語」てフレーズがかっこよかった。 -- 名無しさん (2018-03-03 10:45:46)

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