登録日:2010/09/11 Sat 20:45:03
更新日:2023/08/09 Wed 12:02:59NEW!
所要時間:約 28 分で読めます
▽タグ一覧
巨乳 イタリア 漫画 パロディ 文化 貴族 職人 集英社 ブランド 移籍連載 スーパージャンプ 紳士服 エレガンテ 王様の仕立て屋 グランドジャンプ 大河原遁 グランドジャンプpremium 片瀬平太 ギコギコギコ ○□▽ ご寸法頂戴しましょう
“裸の王様” ありゃあ仕立て屋に化けたイカサマ師が王様を騙すっていう
まあ仕立て屋にとっちゃ不名誉な物語だが、穿った読み方をすればな
仕立て屋は王様でも手玉に取れるって話でもあるのさ
王様の仕立て屋は、大河原遁の漫画。(原案協力・監修:片瀬平太)。
紳士服、及びその他時計、香水、貴族趣味、アパレル系の実態、アメリカ、ハリウッド、音楽、フランス、イタリアなどの文化背景を交えながら、
主人公、テーラーの織部悠が様々な依頼をこなしていくというストーリー。
紳士服の予備知識がなくても、テンポの良い会話、パロディ、ゆったりとしたストーリー、
深くわかりやすい解説、あるあるネタ、すっきりと見やすく可愛い絵柄などで堅実に人気を上げていき、看板連載の一つとなっている。
連載初期の頃はいわゆる水戸黄門と必殺仕事人を足して2で割ったような感じで
- 服を蔑ろにするいけすかない奴が現れる→仕立ての仕事を侮られる→大舞台や重鎮の前で大恥をかかされて失脚
というような仕置をしてから帰るニヒルな仕立て屋みたいな感じだったのだが現在は
- 服のことで困っている客が現れる→関係者の人生について小言(アドバイス)を添える→本当に大事なことに気付いて再起
という具合の人情噺&トラブルシューターとしての作風が強い。
もっとも初期の頃にもそういった人情話はちょくちょくあった…というか1話の内容がもろに後者である。
前者の要素は名有キャラというよりはおでんをモチーフにしたモブキャラが担当することが多くなっている。
話数の数え方はorder~。
また、作中で紹介される繊維の原産地や企業への取材中の様子、
感想、大河原、片瀬両氏の個人的な体験談や実験、アドバイスなども見どころの一つ。
タイトルの「王様の仕立て屋」とは作中描写的には“裸の王様”が由来であり、物語の節目で時々言及されることもある。
スーパージャンプの休刊によりグランドジャンプPREMIUMへ移籍。
月2回から月1回となったが、その後グランドジャンプ本誌に移籍し、月2回に戻った。
スーパージャンプ時代の正式なタイトル名は『王様の仕立て屋~サルト・フィニート~』。全32巻。
グランドジャンプPREMIUMへ移籍してからは『王様の仕立て屋 ~サルトリア・ナポレターナ~』と改題。全13巻。
その後、編集の意向でテコ入れという形で2016年8号から第3部として『王様の仕立て屋~フィオリ・ディ・ジラソーレ~』。既刊7巻。
そして新編集長のさらなるテコ入れという形で日本編となる第4部『王様の仕立て屋~下町テーラー~』が現在連載中。
主な登場人物
●SARTORIA ORIBE
・織部悠
主人公。
ナポリの泥棒市で仕立て屋を営む日本人で、イタリア随一の名人と呼ばれたマリオ・サントリヨ親方の唯一の弟子である。
3人兄弟の末っ子でもある。
年齢は初登場時26歳だが、以後の時間の流れや途中から事実上のサザエさん時空とも言える状態となっているため、
概ね、二十代後半から三十代前半扱いされている。
性格は飄々としているが人情に厚く、本気で頼られたら断りにくいという典型的なお人よし、
その一方で職人としての誇りを重視する誠実な面も持ち、客が満足する服を着てもらうことが職人として第一と考え、
客が今どのような条件で服を欲しているかの理由を知ったうえで制作に取り掛かり、それに最適な服を作るというオーダーメイドという特性を生かした制作スタイルをとる。
なので客自身が服を作るのを嫌がったりそもそも客が居ない状況で服を作るという状況ではあまり作りたがらない。
ちなみに売られた喧嘩には大人な対応を見せるが割と買うタイプであり、
特に服の技術の面で売られた喧嘩は服で返すという職人なりの挑発を行うためその点で彼を怒る人も多いが逆に認める人物も数多い。
美人さんとの出番が作中では多いが本人はあまりそのことを意識するような描写はあまり見られないが、
本人なりにモテない事を気にしている節もある。
無類の酒好きで度々飲んでいるが、泥酔することはなく、すぐに仕事に取り掛かれるほど。
現在こそ日本語やイタリア語だけでなく英語やフランス語も話せるが、イタリア・ナポリに来た当初はイタリア語も完璧ではなかった。
またナポリに初めて来たときにナポリの食堂でナポリタンを頼んだこともあったらしい。
師匠の影響でシャツやジャケット、ズボンに靴下など一通りの物を一人で作りあげられる。
またそのスピードはとても早く、本来なら数ヵ月かかるような物を数日で作る事も可能。
ただし、その場合は別に特急料金がかかる(普通に作ってもらう場合はむしろ割安なことが多い)。
悠自身もこれを邪道と思っているがマリオ親方の借金(自身が望んだ親方の治療費含め一億)を返済する為に、
多くの仕事を短期間にこなす必要があったため、このような技術が身についた。最短記録はフルオーダーを1晩*1。
まあ、時には相手の発破をかけるついでに法外料金を提示する、ブラック・ジャック的なことも行うが*2。
連載初期は自分の気に入らない仕事はあまり受けていなかったが(上記の事情もあるためわかる人間でないとやり辛いのもあるかもしれないが)、
主に居候が増えたりジラソーレとの関りが多くなってからは、とりあえず受ける(後々価値観を変えるパートはあるが)場合も多くなった。
仕立ての仕事がないときは、骸骨磨きのバイトや他のサルトの下職で生計を立てていたが(骸骨磨きは修行の一環でもある)、
最近はジラソーレのヘルプやアドバイザーとして活動している場合が多い。
短期間で多くの服を作った為に腕は上がったが、
後にベリーニ伯から「君の作品はマリオ親方の焼き回しであり、君自身の個性がない」と言われてしまう。
これに関して1stシーズン15巻にて彼が出した試験に合格したことではれて伯爵からも一目置かれる存在となった。
ちなみに彼以上の技術を持つ仕立て屋は少なからずいるが、彼の最大の武器は幅広い知識と言える。
彼が直接仕事をしない話では彼がアドバイザーとなったことで解決する依頼も数多く、
また仕立てに関わるもの以外でも古今東西、西洋東洋問わず様々な雑学を作中披露しており、それが依頼主の悩みを解決することも多い。
エクソシストだった人の悩みに仏教の知識で答えた話などがその最たるものか。
腕前自体はその若さにして超一流であり作中でも最高クラス、各界の著名人も感嘆し、作中の名立たる名ブランドのトップたちも彼のスカウトを打診しようとするほど。
ミケランジェロと呼ばれた師匠の腕を再現する技術力も素晴らしいが特筆すべき点は思い付きで問題の解決方法を服に込めるその発想力と応用力の高さも売りの一つ。
『サルト・フィニート』最終話にて様々な事情が絡み合ったこともあり、
ベリーニ伯爵に残りの借金の肩代わり+手切れ金、および追加融資の申し出を行い、晴れてサルトリア・オリベを開店した。
・マルコ・ジュリアーニ
居候その1。
悠の部屋に住み着いている靴職人見習いの少年。
日本の事情にもある程度詳しく、悠の部屋に住み着こうとした理由の半分以上は彼の部屋にある日本の娯楽品目的でもある。*3
一流の靴職人となるために10年も靴磨きを行って目を鍛えており、「牛が生前何を食ってたかも当ててやる」と豪語するだけあって
靴や革に関する知識は作中でも文句なしのトップクラス(イギリスの権威であるパウエル親方のような超大物にも評価されるほど)であり、
客の僅かな挙動や臭いから、悠ですら気付けなかった事実を見抜く事も多々ある。
ただ、最近はそれ以外の知識、特に食べ物関連の話を良くしている気がする。
初期は女好きのクソガキでトラブルメーカーの要素があったが次第に消えていき、色んな方面で優秀な力を見せる万能な相棒核というポジションに次第に落ち着いていった。
作中でのお笑い担当でありセルジュとは名コンビでたびたびコントを行うことも。
料理の腕前が抜群で地元イタリア料理のみならず各国の料理も作れ、スイーツに関しては本場フランス・パリのパティシエが高評価をするほどの腕。
・セルジュ・リヴァル
居候その2。
パリのブランド『リヴァル』の次男坊。
地獄のようだと言われる父の工房から逃れるためモデルをしていた。
しかし、とある事件で連れ戻されそうになり、悠の仕立て屋に逃げ込んだ。
悠に付き添う中で仕立て屋修行を行い、ギルレーズ・ハウス騒動等を経て着々と成長。
そして兄との再会や慕っていた先輩の姿を見て正式に悠に弟子入り。悠のサルト開店前後では彼のことを親方とも言うようになった。
…が、マルコとタッグを組んでお笑いコンビまがいの事まで始めており、自身の方向性に疑問を抱いてセラピーを受けたことも。
モデルをしていただけあり相当な美形で、本人もそれを大いに自覚しているため若干ナルシストな一面がある。
そのため、時々調子こいたことをほざいては織部に「オクラ納豆食わすぞ」「ベッタラ漬け食わすぞ」などと脅されて?いる。
やっぱりタコは駄目。
モデルとしてはかつてフランスで一番売れていたと評されるほどだが、
上記の通り服飾留学という建前で逃げ込んだ結果段々とモデルとしての地位は低下しつつあるのが悲しい現状である。
ジラソーレパリ支店長のエレナとは父の関係もあってから当時からの付き合いで、セルジュ自身は身を引いたが惚れており、織部とエレナとの関係性をたびたび気にかけている。
織部仕込みの技術と名門ブランド創業者の息子という才もあってか、
まだまだ一人前とは言えないが技術としては名門ブランドの職人候補の専門学生と比べても上回る技術を見せており将来性は非常に高い。
元モデルというだけあって服に関する知識も深く、師である織部のように自由な発想を生かした客の要望に応える服作りを行うスタイルをとる。
●ジラソーレ社
フィレンツェの女子大生サークルから生まれた若者向けカジュアルウエアブランド。
連載当初はまだまだ小娘達のお遊びと言われたりしていたが、現在では一流ブランドにも敵と認められ始めている。本作後半がサザエさん時空染みているのは彼女たちの存在も関係なくは……
ちなみに、ジラソーレとはイタリア語でヒマワリの事。
○創業メンバー
・ユーリア・ペルッツィ
ジラソーレ社の社長。
一流ブランド「ペッツオーリ」の社長の娘。
今際の際の母を置いて、ペッツオーリ社のファッションショーで美女たちともに晴れやかに笑っている父の様子*4をテレビで目の当たりにしてから、
父とは不仲であり、家を飛び出して母親の苗字を名乗り、ジラソーレも半ば父を見返す為に作り上げた。
『美味しんぼ』での山岡と雄山の関係みたいなものだが、あちらと比べると事情がより複雑ではある。
尤も、サンドラからは父に突っかかったりする姿を「結局は(父親に構ってほしい)子供のワガママ」と言われたりもしているが。
ジラソーレを起業からたった数年で社員数千人単位の大企業に成長させるなど、経営手腕そのものは一流。
(基本的に彼女のことを小娘扱いしている悠ですら、自分のサルトを開いた際に彼女の経営手腕の素晴らしさを痛感したほど)。
また、特に起業に携わった11人の仲間に対しては全幅の信頼を置いており、
モニカが起こした不祥事をネタに揺すられた際は「いざとなれば私達幹部が総退陣すればいいだけの話」と豪語したり、
会社が窮地に立たされた際にも、フェデリカの無謀とも取れる策に会社の未来を託すなど、カリスマ性も相当な物である…
が、作中では工場のキャパを考えていなかったり、ペッツオーリ社への対抗意識で色々やらかしたりするなど、
あまりその優秀さの片鱗を拝める機会が少ないのが何とも……*5。
初期は織部を敵視すらしていたが、その後なんだかんだで腐れ縁が続いた事で関係性は大きく変化し、
彼の技術を当てにして大枚叩いて工場のヘルプに呼び出したりする*6一方、
尊敬していた職人の引退で落ち込んだ織部がわざわざユーリアに愚痴を聞いてもらうためにジラソーレ本社に赴くなど、
お互いに一定の信頼関係が築けている描写が伺える。 後述する面々と比べるとフラグとまでは行かないが。
好物はナポリピッツァ、最近ウエストが気になる様子。
・マリエッタ・カルドゥッチ
ジラソーレ社の社長第一秘書。
ユーリアを公私ともにサポートするパートナー。
眼鏡の似合う美女であり、大変な読書家。ユーリアの無茶を止めたりフォローするのは大体彼女。
当初はユーリアの引き立て役に見られがちで、本人もそのことに悩んでいたこともあったが、
元カレの結婚とその後の尊敬する人との出会いで改めて自分に吹っ切れている(その後の評判も良くなったようだ)。
・アンナ・ミノッティ
ジラソーレ社総務。
性格はおっとりだが芯が強い。髪型は御下げ。
努力家で人の意見を素直に聞ける人材であり、ナポリ進出に際して地元の職人達に教えを請いて回り彼らから数多くの秘技を習得している。
その仕立ての腕前や人格面を評価され、一時は新支店の支店長に抜擢されかけた。
しかし肝心の新支店の構想が完全に白紙に戻ってしまい、結局総務課に居続けることに。
・ソフィア・ドルチーノ
ジラソーレ社勤務。
教会のシスターをしていた事がある。
さっぱりした性格の美人で、スタイルはフェデリカ曰わく『歩く不道徳』
社の創設期には自社のモデルも務めていたジラソーレ元トップモデル組の一人。
ただし、ほか二人と違い彼女自身は恥ずかしいのでもうやりたくないらしい。
・モニカ・マルピーギ
ジラソーレ社勤務。
昔、荒れていた頃に更正施設で服飾を学んだ。それ故に行動力は高いがそれが裏目に出た事も。
札付きだった自分を偏見を持たず受け入れてくれたユーリアたちに強い恩と友情を覚えている。
スタイルは良いのだが、胸のサイズにコンプレックスを持っており、度々それ関係で暴走することも。
・コンスタンツェ・ゼルビーニ
ジェノバ海運王の娘。
実家はジラソーレの大株主(元々、コンスタンツェが筆頭株主だったが、諸々の騒動で兄にその立場は奪われた形となる)。
ちなみに実家は娘の務める会社だろうと容赦なく隙があったら乗っ取ろうとしたりするなど、かなりシビア。
御家騒動の際にはベアトリーチェに誘拐されて箱根の旅館に隔離されて働かされるなど、非常に苦労人(ちなみにこのことで日本語が話せる)。
無印の終盤でとある事件に巻き込まれ、様々な修羅場をくぐり抜けた結果、
若干攻撃的な性格になり、逆境に強くなった。
・サンドラ・デストーニ
ジラソーレ社副社長、兼フィレンツェ支社長。元、チーフデザイナー。
ジラソーレ社で最初から服飾技術を持っていた一人。ジラソーレ元トップモデル組の一人。
尊敬する人はペッツオーリ氏、つまりはユーリアの父親である。
最初期には自社のモデルも務めていた褐色美人。
その肌色を理由に白人社会で差別を受けた過去を持つが、自身の父親の言葉で立ち直ったことで、父親を深く敬愛している。
それ故に、ユーリアに対しては経営者としては信頼しているが、ペッツオーリ絡みの話になると感情的に対抗路線を選ぼうとする点については批判的なスタンスを取っている。
ちなみに、彼女が支店長なのは支店長補佐を御せる数少ない人物だからという理由も(())。が、最近胃薬の減りが早いらしい。
……初登場時こそ、ドシリアスな印象のキャラクターだったが、支店長補佐との絡みでもはやその面影は……
・ベアトリーチェ・パスコリ
ジラソーレ社フィレンツェ支店、支店長補佐。
社内一の情報通、それは他社の機密やスキャンダルにも及ぶ。
その情報を使った画策力も随一で、彼女が居なければ今のジラソーレはなかっただろう。
悠をジラソーレに引き込もうと画策、軽いものなら解錠も可能、契約書を捏造、マルコを買収する、
セクハラトークに切れて相手の会社を乗っ取る、会議室のモニターをジャック、etc.
などでジラソーレ最強の人物。悠曰わく「恐い女」。際どい服だろうが、その手のセリフだろうが、必要と判断すれば顔色一つ変えずに使いこなす。
ただし本人曰く、アドリブは苦手。彼女の顔が崩れるのはそれ以外では、社長がやらかすか、フェデリカがやらかした場合がほとんど。
・エレナ・フォルミキーニ
ジラソーレ社パリ支店、支店長。
養子としては宝塚風の男装の麗人と言った美人さんでジラソーレ元トップモデルの一人。
才色兼備で家事万能、気立てもよく付き合った男性には尽くすタイプというまさに完璧な女性でありその人柄と仕事ぶりからファンを自任するセレブがいるほど。
貴族や芸能人と言った非常に多くの男性から言い寄られた経験を持つ。
ただし、彼女の非の打ち所の無さに男性が劣等感を覚えフラレるという不遇の人。
生まれ故郷が医者も呼べないほどの貧しい田舎の地方で、その故郷を買い上げるのが彼女の目標。
悠とフラグを立てた人その1(ただし一度フラれたが彼女自身はあきらめてない)。作中で唯一織部に好意を直接伝えた人でもある。
ちなみに、セルジュの想い人(彼本人はなかば諦めている面もあるが、悠とはその件で度々衝突することもある)。
・クラリッサ・レオーネ
ジラソーレ社ロンドン支店、支店長。
テーラーの娘でジラソーレで最初から服飾技術を持っていた一人。
幼い頃から家に閉じ篭って針子修行をしていたために非常に内向的で悲観的な性格であり、
今と比べると太っていたこともあり、ユーリアたちと出会うまでは暗い時代を過ごしていた。
そのため真逆の性格のラウラを非常に気に入っており、ラウラはやり辛い様子。
また、昔から細かい作業をしていた為に目が悪く作業の時は瓶底眼鏡を愛用しているが、
それを仲間以外に見られるとショックで引きこもったりする(悠に見られた後は大分改善されて行っている様子ではあるが)。
悠とはある意味、師弟の関係(悠が師)。悠とフラグを立てた人その2。
・ジュリア・ヴィスコンティ
ジラソーレ社ロンドン支社所属の海外営業担当。八重歯が特徴的。実家はヴィスコンティ家の傍流でもある。
かなりのパワフル元気娘。39℃の熱でもケロッとしていたり、ヘルパーさえも高山病で倒れる秘境でピンピンしていたりする。
その一方でクラリッサの精神的支えであったり、支社長たちとユーリアの橋渡しに活躍する。
服飾関係はまるでできないが、かわりに営業としての実力は非常に高く、その苗字を存分に利用して上流階級に営業したりも。
余りにも日常的にテンションが高すぎるために、(特に疲れている時の)仲間から疎まれがちな一面もあるが、
落ち着いている時はかなりの常識人という意外(?)なギャップ持ち。
・フェデリカ・テッサリーニ
ジラソーレ社NY支店、支店長。
イタリア生まれのアメリカ育ちで、性格もアメリカ人染みているところもある。
経済学部卒でベアトリーチェとは同期だが、データより自分の勘を大事にするタイプ。
性格は豪快にして聡明。タイプの違いから唯一ベアトリーチェが苦手とする。
利益優先の経営方針はある意味(ペッツオーリへの対抗意識で度々やらかす)ユーリアより強引なところもあり、
本店から遠ざかれたのもアメリカの事情に詳しいこと以外にそんな理由もある。
登場からしばらくはクールなキャラだったが、第二部辺りからどんどん壊れてきた(マルコ曰く『もうちょっとでこっち側』)。
ロドリーゴと微妙にフラグが立ったような、そうでもないような。
○開発第二課
元々、会社の関係ないところで仲良くなったメンバーで結成された遊撃隊的な役割を担っているチーム。
基本的にはラウラ以外はジラソーレでの仕事はあまりやっておらず、悠のところでお茶していたりもする(彼からアドバイスをもらうためでもあるが)。
・ラウラ・フォンターナ
ジラソーレ社勤務。
父親は「ペッツオーリ」の幹部アンドレア。母親はファッション雑誌の記者エミリア。
悠をライバル視して事ある事に勝負を仕掛けて来る、が話が進むにつれて徐々にツンデレ化。
悠とフラグが立っている人その3。
仕立ての腕は14歳にして究極の型紙を作り上げた天才児で超一流、
その才能は悠を始め、服飾に携わるあらゆるキャラクターから絶賛されるほど。
だが、プライドの高さやアーティスト気質から初期は特に客の事情を考えない態度が多かったが、
悠やビアッジォ親方との出会いを受けて、職人としては危うい面を持ちつつも着々と成長していっている。
…というか、悠が成長する場面よりも彼女が成長する場面の方がやはり多い。
非常にプライドが高く勝ち気な上に若さゆえにキツい言葉も容赦なく言う性格であり、たびたび人間関係でトラブルを起こすことも。
一方で他人の親切には照れながらも応えたり、職人としての誇りを第一として仕事に関しては手を抜かないなど決して非情な女性というわけでもない。
初登場時にはまさしく織部のライバル枠と言った徹底的なシリアスキャラだったのだが
織部達や第二課チームとの交流を経て段々と態度が柔らかくなりギャグ要員としての役割が増えつつある
ビアッジォ親方のせいでやたら露出の高いコスプレをさせられたため最初は恥ずかしくなってきたが次第に慣れていってしまっている。
本作屈指のお色気要員。
髪型はツインテールで片方の先端がドリルってる。
・イザベッラ・ベリーニ
ジラソーレ社勤務。カルロとは恋人関係。
父親はナポリの実業家であるベリーニ伯。
その影響で上流階級に幅広い人脈を持ち、このチーム自体も彼女がとある事情で株主になった際の特権を利用して入社している。
日本に来た際の影響でおたく文化にも目覚めている(初めてエロ同人を見たときはどうやら触手物だったらしく卒倒していた)。
性格はお嬢様らしいおっとりとした性格だが親に似て割りと激情家でもあり、特に恋人のカルロが絡むと暴走しがちで人のいう事を聞かない側面がある。
チーム内では上記の通り人脈や金銭面での影響を行使したサポートを行う。
・ヴィレッダ・インパラート
ジラソーレ社勤務。
とある日本人の影響で靴に目覚めたマルコの妹弟子の靴職人。
元々は修復師であり、初登場時は同僚である日本人の恋人の相手役として出ていたのだがその設定は黒歴史となりつつある。
特に美術方面の知識が非常に幅広く、街頭の流しが使用していたヴァイオリオンを一目見てほぼ正確に製作者を特定したり*7、
贋作も多い食器の真贋をアップロードされた画像だけで正確に判定したりと、審美眼と知識は一流であり、‘物知りねーちゃん’の通称で呼ばれる。
また、ベアトリーチェからも評価されるほどに様々な謀略を巡らせる事が得意であり、
べ様からは"策士のお嬢さん"とまで称されている。
作中でマルコの師匠に弟子入りし、ジラソーレ社に勤務する傍らで
マルコと共に親方の元で靴職人となるべく修行を重ねている。
が、流石に靴や革の知識に関してはベテランのマルコには敵わず、作中で度々ショックを受けている。
たまにささやかなエロをお届けしてくれ…
●ナルチーゾ
アメリカの大手通販サイト「サービスジャングル」から生まれたオリジナル服飾ブランド。
登場自体は第2部のラスト辺りからで、第3部において活躍。
圧倒的資本力を以てジラソーレの前に立ちはだかる。
主戦力は既製服でその他に支店長がジラソーレに対抗し特急受注注文も受け付けている。
ただヘッドハンティングして親方に据えてしまったのは超絶マイペースなろくでなしリッカルドだったため酒代福利厚生費はバカにならない模様。
ちなみにナルチーゾとはイタリア語で水仙(花言葉は「自惚れ」)。
・ゾーエ・シャッカルーガ
ナルチーゾのイタリア支店長。
元々ユーリアたちの同期で社会学者の娘。
父の影響で当時学生運動に傾倒していた折、貴族の家柄出身でありながら親に背き家を出たユーリアを同志と見て声をかけるも彼女が単に父親の会社を打倒することが目的と知り、以来何かと嫌がらせじみた対抗をするようになった……という困った人。
卒業後はアメリカに渡り音信不通だったがサービスジャングルでメキメキと頭角を示し、舞い戻ったイタリアでジラソーレと火花を散らす。
とはいえ、あくまで雇われ中間管理職に過ぎないため本部の社長は怖い模様。つまりドクロベエを怖がるドロンジョ様。
挙げ句よく確かめずヘッドハンティングしたリッカルドに手を焼いている。
根っからの革命主義者で暑苦しくもあるが船頭としての自信に溢れエネルギッシュなのは確か。
・キャサリン・イーグル
イタリア支部幹部。
三代にわたり上院議員を輩出してきたアメリカはイーグル家の才媛。
合理的で淡々とした人物だが、支店長は真っ赤な思想者で本部から送られた後輩は変態。極めつけに工房の親方に据えられたリッカルドはぐうたらとゾーエ以上に板挟みがひどい。
彼女の明日はどっちだ。
・ドナ・ウィンストン
本部から派遣された営業マン。
ナルチーゾ立ち上げ当初からブランドの現場を渡り歩かされ専門知識を身につけており、その知識と真面目で礼儀正しい性格でテキパキと現場をサポートする。
……が、重度のドMで変態。
人をシバき倒して働かすゾーエとは相性がいいようで自らをゾーエ様の牝犬と公言している。
その濃さは作者も認めるほど。
・リッカルド・サントリヨ
マリオ親方の実の息子。
マリオ親方に子供がいることは1stシーズン初期から明示されていたが、本人の登場は『サルトリア・ナポレターナ』より。
父譲りの高い技術を持つ凄腕の仕立て屋だが、注文を受けては放置したりサルトの高級生地をかっぱらうなどダメ人間。
そのためマリオ親方の弟子として公式にはカウントされていない。悠の借金の内、3割は彼がガメた生地代である。
ダメ人間要素がすべてを潰しているが、職人としての腕は本物で、客が望んでいる、あるいは客が本当に必要なものを作り上げることができる。
そんな彼が唯一に苦手にしているのが修業時代に厳しくしごかれたドラゴネッティ親方。
紆余曲折を経て、現在はナルチーゾの特急受注注文部門の親方。
ぐうたら癖?治りません。
●その他の登場人物
・マリオ・サントリヨ
「ミケランジェロ」の異名で内外にその名を知られた、ナポリの伝説の仕立て職人。
悠の仕立て屋の師匠であり、またマリオにとって唯一の正式な弟子でもある*8。
技量に関しては作中でもトップクラスなのだが、職人気質かつ極端な偏屈なため、
家庭を顧みず収入も一切考慮せずに仕事を続けていたため、多額の借金を抱えていた。
その後、弟子の悠の援護もあり、ようやく軌道に乗ろうとしたところで、志半ばでクモ膜下出血に倒れ、帰らぬ人となった。
・ジャコモ・ペッツオーリ
一流ブランド「ペッツオーリ」を一代で作り上げたデザイナー兼社長。ミラノ貴族。
ユーリアの父親にして、悠の弟弟子であるため彼とは長い付き合い。そのため若くして才能を持ちつつ借金を背負った彼の事を何かと気にかけている恩人でもある。
上記の経緯もあるのだが純粋に織部の技術を高く評価している面も持ち、たびたび彼をスカウトしたり仕事の依頼をしたりアドバイザーとして呼んだこともある。
怒るときはとことん怖いが、基本的には貴族らしい穏やかで責任感の強い人物。一方で経営者として非常に抜け目のない策士でもある。
特に人材の発掘や育成に力を入れておりブランドの専門学校を作り上げ自ら教鞭をとり教育を行うことも。
なんやかんやで初期からギャグパートもこなしている。
貴族出身ではあるが、場末のマリオのもとに弟子入り、別の意味で叩き上げ。
ファッション界のカリスマと呼ばれるほどの高い影響力を持ち若手デザイナーに対しても絶大な人気を誇る。
そのため彼の引退説が流れた時は服飾業界に大きな衝撃が走ったことも。
娘であるユーリアとは喧嘩別れした経緯も含めていろいろ複雑な関係性でもあり、
彼女の事を本心から愛しているが一方で自分を打倒するために会社を作り上げたが会社に愛着を持ち奮闘するユーリアに対して試練としてあえて突き放す態度も取っている。
しかし作中ではやはり非常になり切れないためかジラソーレに対して対応がぬるいと指摘される面も。
・アンドレア・フォンターナ
ペッツオーリ社幹部で、ラウラの実父。一族がペッツオーリ家の職人として代々甘んじていたもありペッツオーリ社の乗っ取りを狙っている。
性格は高慢な面が目立つが同時に気が小さい面もある。
とはいえ、職人に対して敬意を払う礼儀正しさ、きちんと物が分かる人に対してはそれ相応の対応をする。
悠からは重要な注文は人任せにできない性分とも言われている。
スーツ部門統括、附属服飾教室教頭、日本支店長を経て、現在はナポリ支店長。
高いミラノ式仕立て技術を持っており、時々悠に巻き込まれる形でその実力を見せることもある。
悠からも『根っからの職人』と評されるほどの腕前だが、妻のエミリア曰く、デザインセンスはない。
いつかペッツオーリブランドを乗っ取ろうという野心を抱いてはいるものの、いろいろ気が小さい面もあるため結局幹部のままである。
とはいえ、ペッツオーリと仲が悪いわけではなく、お互いの親子関係では羨む間柄でもある。
妻のエミリアとは別居中だが、仲が悪いわけではなく仕事人な彼女が仕事に集中できるような環境を整えたりしている*9。
・ベリーニ伯
ナポリの事業家。
ナポリ文化の保護・育成に尽力しており、特にナポリ仕立てに力を入れている洒落者。
ナポリ文化を守ることに尽力するだけあって優れた技術には惜しみない評価と支援を送る一方、何かしらの欠点があればその点を見逃さず指摘する非常に厳しい面も持ち、
おおらかさとリアリストの両端な面をを併せ持つまさに現代的な貴族ともいえる人物でもある。
作中きっての服道楽であるために服の知識は並々ならぬものがあり、他の文化や技術にも詳しいなど作中でもかなりの文化人。
そのため作中で悠の欠点を唯一正く指摘した人物である。
上記の通り見た目通り紳士だが、沸点は意外と低く特に娘関係には容赦がない。権力ってステキ。
・ジャンニ・ビアッジォ
マリオ親方の兄弟子。通称『カサルヌオボの御大』。
現在は引退し、隠居していて息子の経営するパスタ問屋に身を寄せ、パスタ料理店を経営して生計を立てているが、
未だに腕は確かであり、ラウラやセルジュの仕立て修行の面倒を見ている。当初はラウラのためにボケ老人を演じていたことも。
日本の『萌え』に何故か精通しており、ラウラやジラゾーレの面々にコスプレをさせたりした。
特にモニカはそのコスプレのバストアップ効果に感激し、弟子入りしようかと思ったほど。
・シモーネ・アゴスティ
造船業界の金看板・アゴスティ社の放蕩息子。凄まじいバカ。
作者曰く「悠の仕事はあくまでも服を作ることであり、それ以降のフォローこそあっても、結局大事なのは着る本人次第ことを示すため」のキャラ。
通称'白鳥さん'名前の由来はこち亀から。
両親はいい人で一代で会社を此処まで大きくした傑物。
すぐにメッキが剥がれやすく、大抵の話で失敗してもれなく軍隊(もしくは船が関わる仕事)行きとなる。
・ロドリーゴ・サンチェス
ナポリの旧市街に住むパンツ専門職人。
腕はかなりのもので悠が仕事を任せる程。
本気でこの仕事に専念すれば本来ならこれだけで食べていけるのだが、アイドルになるという夢を捨てきれないため当初借金まみれだった。
ちなみに顔は悪くなく、演技力も問題があるわけではない。
そして、夢が叶い映画の主役に抜擢される事になるが、諸々の事情でアメリカで干されてしまい、借金こそ返したものの再びパンツ職人に戻った。
しかし本人は以後も芸能界復帰を諦めておらず、映画のチョイ役で喜んだりも(周りからは仮にもハリウッドスターがそれで呆れられたりも)。
生真面目な性格で観察眼や洞察力も鋭いのだが、それが足枷になることも非常に多い。
・アラン・リヴァル
フランスの名門ブランド、リヴァルの創業者にして社長。デザイナーとしてもブランドのトップなだけあり一流。
セルジュの父親で非常に恐れられるが純粋に息子の成長を願ってもいる。
まあ、やり方がやり方だったこともあり、もれなく息子二人に家出されることになるが。
会社の方針も徹底したスパルタ方式であり、工房の厳しさは職人の4分の3が脱落すると言われるほど。
とはいえ逆に言えば脱落さえしなければ最後まで面倒を見てくれる方針とも取れるため、
ペッツオーリからは「非常に面倒見のいい性格」と言われている(あちらは見込みがない、向上心の続かない人間には容赦なく転職を進める)。
貧乏な画家から転向した叩き上げであり、ペッツオーリに対し強いライバル心を持つ。
会社はジラソーレと協力関係にあり、エレナとは顔馴染み。
苦労した為か、様々なコンプレックスの塊が体の中に渦巻いているような人物。たまにやらかすが……。
チョコレートが好物でそのコンプレックスをある程度ながら抑えられる。
同じ叩き上げということもあり、悠とは親しい。
息子二人や彼のもとで学んだ弟子に対しても非常に容赦ない態度をとるが、
これも彼なりに将来的に芽が出るような方針をとっているためであり苦労人であるためか情の深い側面を持つ。
一方で完全に私情込みの大人げない態度も多く取るのだが……。
かつてピカピカのド新人たちで立ち上げたジラソーレに目をかけてやったこともあり、リヴァルのモデルとして彼女たちを雇ったことも。
・カルロ・スパランツァーニ
没落したトスカーナ貴族の末裔、イザベッラの恋人。
初登場時は没落し貧しい家の事にも気づかないお坊ちゃんであったが肉親代わりのニコラの苦労を知り自ら働き生活費を稼ぐことで一人前としての成長を遂げた。
織部にスーツを仕立ててもらったことによりイザベッラと知り合い、彼女の父であるペリーニ伯に才能を見出され貿易会社に就職し各国を回るビジネスマンとして働いている。
織部のスーツがきっかけで成功したこともあってか彼を頼りたびたび仕事の依頼を持ってくることも。
仕事が忙しく恋人のイザベッラにかまってやれないこともあってか度々スレ違いを起こすことも。
しかし彼自身は貴族の令嬢であることを抜きに彼女を深く愛している誠実な人柄でもある。
・ニコラ・ロンギ
スパランツァーニ家に代々使える老執事。
カルロへの忠義心が非常に高く、初登場時はカルロの生活を支えるために一人で働き彼の生計を立てていたことも
現在は自ら世界各国を飛び回るカルロを執事として付き添いサポートする生活をしている。
彼への忠義心が高すぎることもあってか他の人物に対して傲慢な態度をとることもありあるが徐々に南下しつつある。
貴族に仕える執事なだけあってマナーや知見に関しては非常優れた面を見せる。
登場する際に「ひかえおろう庶民!」というセリフを放つコントがお約束となっている。
・プレゼンティ
「ドン・メローネ・ロッソ(スイカおじさんの店)」というピッツアリエを持つ本場ナポリのピッツア職人。
職人気質で性格で腕にタトゥーを入れてるワイルドなオッサンだが彼の作るピッツアの味は本場ナポリにおいても随一の味を誇る一流の職人。
その刺繍と性格のために客離れが進んで店じまいを考えていたが、織部の作るシャツとテレビ出演をきっかけに客足が戻り店が繁盛した経緯がある。
その時の出来事がきっかけて味を知ったユーリアがファンとなり度々この店に通う姿を見せている。
追記修正お願いします。
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,7)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- ラウラ可愛い -- 名無しさん (2014-03-23 05:54:08)
- 親方借金残しすぎだろうjk -- 名無しさん (2014-04-16 17:45:55)
- ユーリアは間違いなくcv.三石琴乃 -- 名無しさん (2014-05-05 11:50:40)
- ジラソーレは織部無しじゃやっていけなくなってるな借りが多すぎる -- 名無しさん (2014-12-04 15:30:03)
- ↑それを社長もわかってるから余計に業腹なんだろうね -- 名無しさん (2015-01-25 18:38:53)
- 大幅追記乙。日本編が始まるとは聞いてたがタイトルまで変わるのか。イタリアに残されたマルコやセルジュの運命は。 -- 名無しさん (2018-10-11 09:29:35)
- ↑さすがに日本編で「向日葵の花」ってタイトルは無理だしね。もしかしたら下町テーラーが終わったらまた始まるかもだけど -- 名無しさん (2018-10-11 19:46:24)
- 今までも日本ならではの紳士服の事情とか紹介してたけど(白シャツ、紐付き革靴等)日本編はやっぱりその辺りを掘り下げる構成になるのかしら。安定して面白い蘊蓄漫画だから今回も期待してる。 -- 名無しさん (2018-10-11 20:46:43)
- まさかラウラ・フォンターナって元ネタあったのか!? -- 名無しさん (2018-12-17 21:59:34)
- 舞台が日本になったのはドラマ化かなんかを見込んでるんじゃないかと邪推 -- 名無しさん (2019-01-22 15:34:42)
- ドラマで仕立て服の数々を用意するのは経済面できついべ。ありもの持ってくるだけでも凄い事になりそうw -- 名無しさん (2021-04-11 01:44:03)
- 日本編が長い やっぱ動かしやすいんだろうな -- 名無しさん (2022-03-29 19:37:06)
- ↑伊達にテコ入れじゃないからな -- 名無しさん (2022-03-29 20:58:55)
#comment
*2 相手の覚悟を問うている側面があり、どうしても金を工面出来ない相手には成功報酬で受けたこともある。
*3 悠からも「何人だよお前」とツッコミを受けているほど
*4 これは当時のペッツオーリ社がブランドとして軌道に乗りかけたところであり、ペッツオーリ自身も分刻みのスケジュールで海外にいたという仕方ない事情もある。
*5 尤も、彼女たちが無難に諸問題を全て解決してしまうと、織部の出番が無くなるというメタ的な問題が大きいのだが
*6 あまりに頻度が高く、守衛を顔パスで突破できるほど
*7 実際にはその父親の作品であり、わずかに外れていたが
*8 ペッツオーリは一時的な弟子入り、息子のリッカルドは諸々の所業で業界から弟子と認められていないため
*9 別居に関してもエミリアがペッツオーリ幹部の妻と分かれば彼女が番記者にされてしまうことも大きな理由である。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧