凶骨の邪将クエイクス

ページ名:凶骨の邪将クエイクス

登録日:2014/09/23 Tue 11:37:22
更新日:2023/12/21 Thu 10:57:12NEW!
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貴様の心に隠された暗部を見せてもらおう





概要

凶骨の邪将クエイクスとは、デュエル・マスターズのクリーチャーである。


DM-04「闇騎士団の逆襲(チャレンジ・オブ・ブラックシャドウ)」にて初収録。レアリティはベリーレア。
DMC-08「邪将!奈落(エンドレス・ブラックホール)デッキ」、DM-18「ベスト・チャレンジャー」などでも収録されている。


ハンデスが得意なデーモン・コマンドの代表格。


スペック

凶骨の邪将クエイクス VR 闇文明 (7)
クリーチャー:デーモン・コマンド 6000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の他の闇のクリーチャー1体につき相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
W・ブレイカー

バトルゾーンにある自分の他の闇のクリーチャー1体につき一枚のハンデスが行える。
他のクリーチャーがいないあるいは一体程度の状態で召喚した場合は、ただの準バニラに近い状態でありコストに釣り合わない。
しかし、大勢の味方が並んでいる場面で召喚した場合は強力なハンデスクリーチャーになってくれる。


ただし、この味方を大量に並べるのがこれまた難しい。
7マナ圏は全体除去が飛び交う事ことも多く、小型クリーチャーを並べられるような状況にはなりにくい。
クエイクスの登場当時よりも、ゲームスピードが高速化しており、コントロールデッキが本領を発揮できないことも多いのは痛い。


7マナの状態で単にハンデスがしたいなら《ロスト・ソウル》の方が有効。
また近年では、10コストと重いとはいえ強力なハンデスとパワーがある《知識の破壊者デストルツィオーネ》のせいでさらに肩身が狭い。


だが、コストが7という点に注目すべきポイントで、7コスト程度ならば、踏み倒しやコスト軽減が生かせる点がある。
インフェルノ・サイン》でリアニメイト可能な所はデストルツイォーネなどにはない強みである。
聖黒獣アシュライガー》を初めとした、コスト軽減多色クリーチャーとも綺麗に繋がることも良い。
マナカーブ的にも、同パックの《悪魔神バロム》に繋げやすくもなっている。
ただし、それも後に現れた同コストの《悪魔龍 ダークマスターズ》のせいで強みではなくなっている。


まあインフレに飲み込まれているとは言え、2~3枚のハンデスができれば十分コスト以上の働きは可能なクリーチャーなので、今現在でも弱くはない。
上述したように、エピソード3以降の環境ではデストルツイォーネやダークマスターズの存在によって、連デモの選択肢の一つとして考えることは厳しい。
だが、小~中型の闇クリーチャーとの相性が良いので、小型クリーチャー中心のコントロールデッキなどでは立派な働きを見せてくれるだろう。


名カードではないものの、DM初期のクリーチャーとしてはまだ十分に戦える良カードである。


相性の良いカード

インフェルノ・サイン P(UC) 闇文明 (5)
呪文
S・トリガー
コスト7以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。

DMC-44で登場したS・トリガー呪文。
インフェルノ・ゲート》の調整版。


クエイクスを墓地から踏み倒せる。
5ターン目からクエイクスで殴れるようになることが強みか。


電脳封魔マクスヴァル P(UC) 水/闇文明 (3)
クリーチャー:リキッド・ピープル/グランド・デビル 2000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
自分の闇のクリーチャーを召喚するコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。

DMC-38で登場したリキッド・ピープル/グランド・デビル。
コスト軽減能力持ちブロッカー。


3ターン目と4ターン目にそれぞれ1体ずつ出す事ができれば5ターン目に綺麗に召喚できる。
確実に手札を2枚以上捨てさせる事が可能。


腐敗無頼トリプルマウス C 闇/自然文明 (5)
クリーチャー:ゴースト/ビーストフォーク 2000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。

DM-26で登場したゴースト/ビーストフォーク。
同エキスパンションの対抗色cip多色クリーチャー。


トリプルマウスのマナブーストからクエイクスの召喚は綺麗に繋がる。
トリプルマウスのハンデスからさらにクエイクスのハンデスで追い打ちをかけられる点も強い。


聖黒獣アシュライガー UC 光/闇文明 (4)
クリーチャー:シャイン・モンスター/ダーク・モンスター 4500
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
H・ソウル
E・ソウル
自分のエンジェル・コマンドとデーモン・コマンドすべての召喚コストを最大2少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。

DM-38で登場した、コスト軽減クリーチャー。
デーモン・コマンドとエンジェル・コマンドの召喚コストを軽減する。


こいつが一体いれば、クエイクスの召喚コストは5になる。
そのため、マナカーブ的に繋がりやすい。


死神の蘇生者シュタイナー R 闇文明 (8)
クリーチャー:デーモン・コマンド 8000
このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、パワー7000以下のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。
W・ブレイカー

DM-37で登場した死神の名を持つデーモン・コマンド。
召喚時限定のリアニメイト能力を所持する。


召喚すれば、クエイクスを踏み倒せる。
そうすれば、最低でも一枚のハンデスは保障される。


マッド・ギター C 闇文明 (2)
クリーチャー:ガーゴイル 1000
G・ゼロ-バトルゾーンにデーモン・コマンドが1体でもあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。

DM-16で登場したガーゴイル。
デーモン・コマンドがいれば踏み倒せるG・ゼロ持ち。


クエイクスの召喚の際に、G・ゼロで踏み倒せるので、ハンデス能力を強化させるのに一役買うだろう。


悪魔龍王 キラー・ザ・キル SR 闇文明 (8)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン/革命軍 11000
進化-自分の闇のクリーチャー1体の上に置く。
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、闇以外のクリーチャーを全て破壊する。
革命2-このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドが2つ以下なら、自分の墓地にある進化以外の闇のクリーチャーをすべてバトルゾーンに出す。

革命編で登場した悪魔龍と革命軍を兼ね備える進化クリーチャー。


クエイクスで相手の手札を壊滅状態にさせた後にこのクリーチャーに繋ぐと破壊力抜群。
相手の手札だけでなく場も壊滅させることで、相手に反撃の隙を与えない。。
特にキラー・ザ・キルは8コストなので、クエイクスを進化元として繋ぎやすい。


ただ、クエイクスを使うなら後述のダークマスターズの方が安定感があるんだよなぁ……。


関連カード

知識の破壊者デストルツィオーネ P 闇文明 (10)
クリーチャー:デーモン・コマンド 17000
このカードを山札から引く時、このカード以外に自分の手札が1枚もなければ、すべてのプレイヤーに見せてもよい。そうした場合、相手のクリーチャーを1体破壊する。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手は自身の手札をすべて捨てる。
T・ブレイカー

漫画「覇王伝ガチ!!」第2巻付録として登場した重量級デーモン・コマンド。
ゼニスに対抗したかのようなパワーと手札全破壊の強力なハンデスを所持する。
このカードの存在のせいでクエイクスは肩身が狭くなったと評されるようになった。


悪魔龍 ダークマスターズ VR 闇文明 (7)
クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 7000
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の手札を見て3枚まで選び、捨てさせる。

デストルツィオーネ以上にクエイクスを苦しめる新たな刺客。
クエイクスと同コストながらパワーは上で、種族もデーモン・コマンド・ドラゴン。
cipによるハンデスは3枚まで選んで捨てさせるピーピングハンデスが行える。


パワー・種族・能力のどれを見てもクエイクスより安定性も攻撃性も上。
同コストであるため、これから7コストのハンデスクリーチャーという立場をクエイクスから奪っていくと思われる。


ただ、クエイクスは自分の闇クリーチャーの数によってはダークマスターズ以上の破壊力を発揮する可能性は一応ある。
そのため、一概に下位互換とは言えない状態であることは唯一の救いかもしれない。
しかし、ダークマスターズの存在はクエイクスにとって悪夢そのものと言える。


策略の手 UC 闇文明 (5)
呪文
相手の手札を見てその中から1枚選び、捨てさせる。

DM-05で登場した闇の呪文。ピーピングハンデスができる。
仕方がないが、今やもうほぼ《解体人形ジェニー》の下位互換。


フレーバーテキストにてクエイクスが登場。
というか、策略の手のイラストの正体がクエイクスなのかもしれない。


レッツ! 鳥鍋パーティー R 闇文明 (6)
呪文
相手のファイアー・バードをすべて破壊する。

今夜は鳥鍋だぁ!


相手のファイアー・バードをすべて破壊する呪文。


イラストにて、大勢の闇文明クリーチャーの一員として登場。
クエイクスにとっては絶版されてから久々の登場の上に、フレーバーテキストでも喋っている。


フレーバーテキストは、映画劇中で喋った台詞となっている。


デュエル・マスターズ プレイス

凶骨の邪将クエイクス SR 闇文明 (7)
クリーチャー:デーモン・コマンド 6000
バトルゾーンに出た時、自分の他の闇のクリーチャー1体につき1枚、相手の手札をランダムに捨てさせる。
スレイヤー
W・ブレイカー

DMPP-02 第2弾「伝説の再誕 -RETURN OF LEGENDS-」でプレイスに初登場。
DCGの都合でランダムハンデスになっている点以外はハンデスの能力やカードパワー面に変化はないが、なんとスレイヤーがちゃっかり付与されて本家よりも強力なスペックになっている。
その影響もあってか、本家ではベリーレアだったレアリティがスーパーレアに昇格となった。
ただし、ハンデスはプレイスのバトルゾーンの仕様の都合、最高6枚しかハンデスが出来ない。


プレイスにも存在している大型ハンデスカードの《ロスト・ソウル》がコストが重くなったことで弱体化されているという都合もあり、そちらとの競争に負けることもなく、高コストハンデスカードとしての立場は確保している。
少なくとも《聖霊王アルカディアス》を使ってくるようなデッキ相手には、ロックされずにハンデスが出来る点やスレイヤーでアルカディアスを除去できる可能性なども考えると、ロスト・ソウルよりもこちらの方に軍配が上がる。
スレイヤー効果もクエイクスが場に出るであろう終盤に出てくるような大型クリーチャーへのプレッシャーとしての機能の評価が高い。


総評としては、本家と同様に「なかなか強力なクリーチャー」としてのポジションを維持したと言えるだろう。
元々本家のスペック自体が弱くはないので、それをそのまま維持した時点で最低限の利用価値は保証されていたとも言えるが。


補足

  • 同弾収録の光文明のカード《彗星の精霊リムエル》とは、能力やパワースペック的にライバル的なカードとして対になるように意識されている。
    しかし、リムエルの方のスペックが色々と問題がありすぎた結果、ゲームでは使用率はクエイクスの圧勝に終わった(背景ストーリーは知らないが)。
    リムエルはクエイクスよりもレアリティが高いスーパーレアだったのだが、プレイスではリムエルも強化されたにも関わらずレアリティが逆転する現象が起きた。

  • アニメ「デュエル・マスターズ」では黒城が勝舞戦で使用。ハンデスを行い、次のターンに黒城の切り札であるバロムに進化した。






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  • ヴィヴァルディは…書かれてないな -- 名無しさん (2014-09-23 17:21:58)
  • 7コスハンデスにはロスソとガンブラというバリバリ現役のライバルがいるからなぁ -- 名無しさん (2014-09-24 10:54:17)
  • マッド・ギターのG・ゼロが効果の強化に使えるとありますが、召還時の効果だからその後に出しても無意味な気が・・・ -- 名無しさん (2020-10-23 03:22:11)

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