バリキン7 賢者の戦略

ページ名:バリキン7 賢者の戦略

登録日:2019/08/05 Mon 17:30:30
更新日:2024/04/19 Fri 10:57:56NEW!
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西暦2809年
突如発生した宇宙振動「スペースヘイト」によって銀河系は壊滅状態に陥った。
それから、気に遠くなるような時を経て、
わずかに生きながらえていた人類は、
過酷な再生への努力も募り、ようやく100の浮遊都市を築き、
独自の文化を手向けて、豊かで平和な暮らしを営んでいた。
しかし、唯一の人口惑星国家「デス・アトランティック」の王が
全ての国を我が物にすべく、その生命体であるプリンセスを略奪し始めたのであった。
世界征服を企む、魔王・ゾナバウトの野望を打ち砕くべく、
龍の化身・剛と光一が立ち上がったのである。


その名も「バーチャルリアリティーKinki Kids7」






『バリキン7 賢者の戦略』とは1996年10月から1997年9月までTBS系列で木曜午後7時に放送されたゲームアトラクション番組である。



概要

Kinki Kidsが勇者に扮し、他の仲間たちと力を合わせて、宍戸錠扮する魔王ゾナバウトを倒しに行くという設定で、CG合成でもたらされた様々なゲームに挑戦するというコンセプトを持った番組であった。
勇者が世界征服を企む宿敵を倒しに行くというRPGを模した番組となっており、出演者にはそれに模したキャラクター名がつけられていた。
『バリキン7」とは、『バーチャルリアリティーKinki Kids』の略と『7』は午後7時に放送されたことからつけられたタイトルである。
バーチャルリアリティーといっても、キンキたちがフェイスマウントディスプレイナーヴギアとかをつけて仮想空間へ行くというのではなく、あくまでCG合成を駆使したセットでゲームに挑むという意味合いがこめられていると思われる。
しかし、後期は魔王を倒し姫を救出する目的という設定から、剛と光一がそれぞれチームで分かれてゲーム対決するというシンプルなものになった。
この番組のゲーム協力をしていたのがSEGAであった。そのためか、番組中やメイキングで出演者がセガサターンのゲームをしていたことがあった。


主な登場人物


バリキン軍


いわゆる味方側キャラクター。前期はバリキン7と呼ばれるキンキ2人とバリキン賢者と呼ばれるゲスト4人で魔王軍に立ち向かい、後期は剛が率いる剛軍と光一が率いる光一軍に分かれた5vs5の対抗戦を行った。


・勇者バリキン7(Kinki kids(堂本剛・堂本光一))
この番組の主人公。
勇者ながら、時折ボケ倒すなどノリのいい一面もある。
それぞれ2人は得意なゲームが違い、剛は「地獄のすべり台」、光一は「オペラ座の怪人」が特に得意としていた。


・ジュンじー(高田純次)
バリキン軍の最年長メンバーで番組の盛り上げ役。
いい加減で適当なキャラはこの番組でも相変わらず。
クイズ系のゲームで、活躍することが多かった。


・アバヨ(柳沢慎吾)
ジュンじーに並ぶ番組の盛り上げ役。
十八番の「ひとり甲子園」や「ひとり警察」も時折披露しており、それをファイナルステージの応援に生かすこともあった。
「バリチッチ」では、独特な動きで相手を翻弄させまくっていた。


・ホーセー(山崎邦正(現・月亭方正))
2時間スペシャルにて初出演し、後期の剛軍vs光一軍の対抗戦ではいずれも剛軍に参加。
よく叫ぶことが多い。
しかし、やる時はやる男であり、剛軍の勝利に貢献することも多い。


・クワマン(桑野信義)
主に対抗戦時代に出演。
ハゲヅラを着用していた。
「ヘキサゴンの謎」が得意で、正解したり自分のチームが勝利に導くと「へーキサゴン!」とノリ良く叫んでいた。


・パンチ(パンチ佐藤)
元野球選手からかガッツが有り余るほどあった。
だが、ゲームで凡ミスを時々犯すなど、やや不安要素もあった。
しかし、ファイナルステージでゾナバウトを数度倒したりするなど、貢献度は高かった。


・ファイヤー(大仁田厚)
初期によく出演していた。
当時現役のプロレスラーで体力はバリバリの反面、頭を使うゲームを苦手としており、それでバリキン軍の足を引っ張ることもあった。


・ハンガー(羽賀研二)
元いいとも青年隊で日本人とアメリカ人のハーフ。
「地獄のすべり台」で自信満々に行った言葉が既に出ていたり、文字数オーバーでアウトになる大ポカをする等、足を引っ張る印象が多かった。
その後、私生活や借金などで問題を起こし、ついには詐欺にまで手を出し逮捕される所まで堕ちてしまった。


・チャンプ(薬師寺保栄)
2時間スペシャル及び後期に出演。
元ボクシング世界チャンピオンで、音楽宅配便では光一にストレート勝ちを収める活躍もしている。


・サクラ(上原さくら)
ゲストで最も出演頻度が高い。
結構グチを言ったりすることが多い。
後期は当初は光一軍に参加していたが、光一とはあまり仲が良くなく、さらに門限を守らずに追い出されたとのことで以降は剛軍に定着する*1
その後、2度に渡る離婚を経て一時は精神病院に入院し、所属事務所であったホリプロも退社して事実上の引退状態となるも、東海大学へ進学して在学期間中に芸能活動を再開。無事に卒業後に4度目の結婚をし子宝に恵まれる。


・C.C(藤森夕子)
女性メンバーでは出演数が多い方だった。
「半魚人の海」のなぞなぞや「ヘキサゴンの謎」の連想クイズで、正解しクリアに導くことが多く、貢献度は高かった。
後期はいずれも剛軍に参加。


・カズミン(村田和美)
女性メンバーで出演頻度が高めだったが、可もなく不可もなくといった所で、他のメンバーのキャラの濃さに埋もれがちであった。
後期は当初は剛軍に参加していたが、サクラが剛軍に定着してからは彼女と入れ替わるように光一軍に参加。
その後は仮面ライダークウガに沢渡桜子役で出演しブレイクするも、2004年に結婚を発表し、芸能界を事実上引退。


・ハルネエ(井上晴美)
前期及び2時間スペシャルに出演。
ゲーム中の持ち前の色気で釘付けになった男性視聴者は少なくなかったはず。
BLEACHのミュージカルを見た人なら、乱菊さんやった人と言えばわかるだろう。


・ヒナ(雛形あきこ)
前期及び2時間スペシャルに出演。
光一と共に「ローラー・コースター」をクリアしたり、「地獄の滑り台」にて最後まで生き残るなど、それなりに貢献した。


・ユウコ(坂木優子)
主に前期に出演。
サクラとはあまり仲が良くない様子であり、彼女に「バカサクラ」と暴言を吐いたこともある。


・クミー(遠藤久美子)
初期に出演。
言い訳が多かった。
剛とは番組開始前に彼が主演のドラマ『金田一少年の事件簿』の『怪盗紳士の殺人』で共演しており、番組終了後にも同じく彼が主演のドラマ『君といた未来のために 〜I'll be back〜』にて共演している。


・アネゴ(立川宣子)
ファイナル・ステージでゾナバウトを撃破したこともある。
後期はいずれも剛軍に参加。
現在は芸能界を引退し、エステサロン経営者となっている。


・ナナ→ナナコ(藤崎奈々子)
前期と後期で名前が変わった人。
ヘキサゴンの謎では当時19歳の若さで、良いフットワークを発揮した。
後期はいずれも光一軍に参加。


・トロリン(西村知美)
おっとりとしたキャラはこの番組でも変わらず。
後期はいずれも光一軍に参加。


・リエ(山口リエ)
主に後期に出演。
あまり目立った活躍はなかった。
現在は芸能界を引退し、フラのサークルを主宰する。


・マリエ(菊池万理絵)
後期に出演。
主に光一軍のメンバーとして活躍。


・アナイ(穴井夕子)
後期に出演。
いずれも光一軍に参加。


・ミサト(建みさと)
後期に出演。
いずれも剛軍に参加。
剛とは番組開始前にドラマ『金田一少年の事件簿』の『墓場島殺人事件』で共演している。


魔王軍


この番組の敵役。世界征服を企み、それを阻止しようとするバリキン軍を倒すため、様々な怪人を送り込む。
残念ながら、ゲームの失敗が続いたこともあり、後期は方向転換でよくわからない勢力になった。


・魔王ゾナバウト(宍戸錠)
この番組のラスボス役。
各国の姫をさらい、そのエネルギーを奪い、世界征服を目論んでいた。
ラスボスなだけあって、ファイナルステージでは本気でバリキン軍に挑みかかっていた。
バラエティながら、不敵な笑みを終始絶やさないところは、さすがベテランの貫禄ともいえよう。
後期の対抗戦では、街中でロケに行って、一般人を困らせるなどお茶目な面も見せた。


・ウメガキンスキー(梅垣義明)、サトノビッチ(佐藤正宏)
ゾナバウトの側近。
一部ステージの進行役を務めていた。


・筋肉怪人(池谷幸雄)
「地獄のすべり台」で、バリキン軍と対決する怪人。
某サイヤ人のような角のように尖った髪の被り物をしていた。
後期の対抗戦では名前はそのままながらも、剛軍・光一軍のいずれかのメンバーとして出演していた。
お調子者な所もあり、「ネオ半漁人の海」で逆立ちしながら海にもぐって、アウトになり、周りからツッこまれたこともあった。


・みどりブタ(伊集院光)
「オペラ座の大怪人」で進行役を務める怪人。
ゲームのオープニング時、自身のプライベートを語ることが多い。
対抗戦時代から、「みどりブタZ」と改名。


半ちゃん(声・西村智博)
「半漁人の海」の進行役。
表情豊かでなキャラでなぞなぞが大好き。
番組屈指の人気キャラクターで、それをモチーフとしたグッズが出てきたこともあった。
母親(声・くじら)も何度か登場したことがあり、半ちゃんにとって頭の上がらない存在となっている。


・クリスタルキング
「ヘキサゴンの謎」の進行役。
バリキン軍のことを「ダメ軍団」、連想クイズで答えられなかったメンバーに対して「帰れ」「消えろ」と吐き捨てるなど、かなりの毒舌。


・シェイプ怪人(シェイプUPガールズ)
バリチッチでバリキン軍と対決する女性怪人。
バイキングのヘルメットを被っている。
後期からはバリチッチ以外のゲームにも参加する場合もあった。


・岩石怪人・ロッキー岩男(声・大友龍三郎)
「インディーの断崖」の進行役。
自らの領域に入ってくる者を許さず、バリキン軍を断崖の底まで追い詰める。
一方で、バリキン軍の女性メンバーに一目惚れしてしまう一面も。


・バッハゴーゴーゴー(いとうせいこう)
「音楽宅急便」の進行役。
バッハのような髪型をしている。


・シグマ7
「顔面プレッシャー」の進行役。
答えられなかった挑戦者を顔を(CG処理)で潰していくロボット。
「ユー」「ザンス」などと常時言う某フランス被れのキャラの口調をしている。


その他


・師匠(小倉久寛)
龍の被り物をした剛と光一の師匠。
対抗戦からは、視聴者参加チームとして参加し、幼稚園児や花嫁等、様々なコスプレに扮していた。


・宇宙仙人(八木橋修)
宇宙を旅する「ただの仙人」
初期のOPゲームの前にキンキの先導していた。OPゲーム廃止後は、「バリキン古今東西」の進行役を務めた。


前期


初期はまずキンキの最初装備服の色を決める為、「マトリクス・マッドネス」に挑戦。
結果に応じて、装備服は高い方から→上半身裸となる。
この装備服は最終的に後述のファイナル・ステージで大きく影響する。になったからってキンキが俺TUEEEとなるわけではない。
その後、複数のゲームに挑戦。
ゲームにクリアすると魔王軍を倒す為の「龍の聖剣」を獲得し、装備服のランクも1段上がるが、クリアできないと装備服が1ランク下がる他、龍の穴で修行と称した罰ゲームをさせられる。
その獲得した剣を持って、ファイナル・ステージに挑む。
バリキン軍が勝利した場合、姫は無事救出され、獲得した剣に応じた賞金を獲得できた。(1本10万円、2本20万円、3本50万円、4本50万円、5本100万円、6本200万円)
逆に敗北した場合、姫は火あぶりの刑になったり、バナナなどの姿に変えられて救出失敗で賞金も無し。
後にオープニングゲームが廃止され、キンキの装備服は赤に固定されるようになった。
罰ゲームは「バリキン古今東西」に統一され、キンキの他、師匠も参加した。
また、ゲームにクリアできなくても、必ずしも罰ゲームが行われるとは限らなくなった。
ファイナル・ステージもルールが変わった他、観客が応援につく様になった。また、姫が何らかの姿に変えられる場面もなくなった。
途中からファイナル・ステージ終了後は、その勝敗に問わず賞金をかけたバリキンルーレットが行われた。
バリキンルーレットで矢印に当たった人が賞金を総取りできる。(獲得した剣の数×10万円)ただし、賞金がなくなる没収もある。
バリキン軍勝利の場合、ルーレットのマスには今回のバリキン軍のメンバー・視聴者・観客・没収のマス等が配置され、貢献度の高いメンバーはよりマスの範囲が広くなって当たりやすくなる。
逆にバリキン軍敗北の場合、ルーレットのマスには没収のマスがかなり多く、さらに魔王軍のマスが配置される。バリキン軍にも僅かながらチャンスはあるが1マス分しかない。その他は視聴者・ドクロマーク(罰ゲーム)などが配置。


後期
剛がキャプテンで黒いユニフォームの「剛軍」、光一がキャプテンで赤いユニフォームの「光一軍」との対抗戦方式。
それぞれのチームがゲームで対決して勝敗を決めるという方式になった。
ゲームで勝ったチームには10万バリキンを獲得。そしてそのバリキンが何倍(1倍~10倍)に増やせるかバリキンルーレットを行った。(相手チームや視聴者にバリキンが渡るケースもあり)
そしてそのバリキンを持ってラストステージで剛軍・光一軍・視聴者代表チーム(師匠)の3チームで決着をつけるが、一度だけラストステージの時点で光一軍の獲得バリキンが0だったため、剛軍と光一軍・視聴者代表チーム連合軍による2チームで争われたこともある。
ラストステージはVTRを使ったクイズで、正解したチームはバリキンを円に替えられて、その同じ額の賞金を獲得できた。視聴者代表チームが正解した場合、1万円分の番組特製テレカを人数分視聴者にプレゼントされた*2
末期はバリキンルーレットが廃止され、勝利したチームはそのまま10万バリキン獲得。視聴者プレゼントも廃止になった事で剛軍と光一軍の2チームでラストステージで勝敗をつける事になり、勝利チームはその回獲得したバリキン+追加の10万バリキンが円に替えられて賞金として獲得した。


主なゲーム


マトリクス・マッドネス
初期のOPゲーム。
キンキの2人が金網にしがみついて、のボールを取って、ポイントを稼ぎ、装備服のランクを決めるゲーム。
のボールは1ポイント、時々出るダイヤは2ポイント、トゲ付きボールはマイナス1ポイント。
ポイント数に応じて、装備服が決まった。
OPゲーム廃止後は、「ネオ・マトリクス・マッドネス」となり、一時期番組のラストでゲスト怪人(主に女子プロレスラー)と対決。
バリキン軍側はのボール、怪人側はトゲ付きボールを取ればポイントとなり、そのポイント数で勝敗を決めた。
バリキン軍の勝った人数分だけ、番組オリジナルグッズの視聴者プレゼントとなった。


・地獄のすべり台
筋肉怪人とバリキン軍が1対6で対決。
バリキン軍は裸足もしくは靴下をつけていたが、筋肉怪人は常時靴下をつけていた。
真下は(CG合成の)マグマの中で出演者はすべり台に乗って、「ひらめき穴埋めクイズ」に挑戦。
頭・真ん中・お尻のいずれかに何らかの文字についた3ワード(3文字の言葉)を言っていくゲーム。後に頭に何らかの文字がつく4ワード(4文字の言葉)も追加された。
時間内に答えられなかったり、既に出た言葉、意味不明な言葉、お題の文字が入っていない言葉、指定された文字数以外の言葉、人名を答えた場合はアウト。
バリキン軍は誰かがアウトになったら、全員分のすべり台の角度が1段階上がる。筋肉怪人は自分のすべり台のみだが、その分上がる角度が大きい。
すべり台から落ちた人は失格。バリキン軍が全員落ちる前に筋肉怪人が落ちたら、クリアとなる。
互いに最大の角度まで上がっても決着がつかない場合、延長戦を行う。すべり台を最初の段階まで戻し、手袋と靴下をつけて、足を前に出して再戦する。
後期の対抗戦からは「ネオ地獄のすべり台」となり、剛軍・光一軍それぞれ4人ずつ代表ですべり台に乗る。
全員指だけが出た靴下をつけていた。
誰かがアウトになると、そのメンバーのチームのすべり台が1段階上がる。
上記のお題の他、どこかに「○○」のつく4ワード(指定された2文字で4文字の言葉なら頭やお尻どこでもつけてもいい)や、4文字の「××」などといった仲間系のお題が追加されるようになった。
どちらかのチームが全員落ちるまで勝負が続けられ、生き残ったチームの勝利。


・半漁人の海
まず1人ずつ海に中に入って、チビ半漁人捕獲ゲームに挑む。
1分以内に海の中を移動して、チビ半漁人を5匹を捕まえると船に戻ってなぞなぞに挑戦できる。
ただし、横から電気うなぎや電気クラゲに当たると数秒間動けなくなる。また、それらに3回当たった時点でアウトになる。(但し、3回目の当たりの時、動けない間に5匹目のチビ半漁人を捕まえた場合はセーフとなる。つまり3回当たった瞬間に即アウトになるわけではない)
サメの頭に当たった場合は食われて即アウト。但し、上や下から当たった場合やサメの尻尾に当たった場合はセーフ。
半ちゃんから出題されるなぞなぞを1問でも正解できればクリア。
正解できなかった場合は、また捕獲ゲームからやり直し。6人挑戦し終えるまで続けられる。
初期はアウトになったメンバーはゲームから離脱(つまりアウトになった人は以降なぞなぞに参加できない)となったが、後にアウトになってもそのまま船に戻った。
後期の対抗戦からは「ネオ半漁人の海」となり、ルールも大きく変わった。
各チームでチビ半漁人を捕まえた数のポイントで争う形式となった。
まず、呼ばれたチームの代表者が1対1で早押しなぞなぞに挑戦。
正解すれば、捕獲ゲームに挑戦できる。
30秒以内でチビ半漁人をいくら捕まえるか海の中を動き回る。
電気ウナギや電気クラゲに横から当たった場合は数秒間動けなくなるが、何回触れてもアウトにならない。
但し、サメに食われた場合はアウトになり、そのチームのポイントは0になってしまう。
5回戦行い、ポイントの多かったチームが1ポイント×1万バリキンを獲得できた。(ポイント数関係なく10万バリキンの時もあった)
但し、双方0ポイントの場合、視聴者に10万バリキンが送られた。


・オペラ座の大怪人
毎回ゲストの歌の先生である歌手を招き、「お絵かき歌クイズ」に挑む。
ゲストの歌いだされる歌詞に沿って、絵を描く。
初期は1問だけで誰かが正解すればクリアだったが、後に2問出題となり、2問とも正解者が出ないとクリアとならないルールになった。
スペシャルではウルトラマンティガがゲストとして登場し、正解発表時に絵を描くも画伯ぶりを見せている。
後期の対抗戦からは、「ネオオペラ座の大怪人」となり、2問出題でチームと正解数を争うルールとなった。
キャプテンのキンキは2問両方参加で、その他のメンバーは1問ずつ交代する。
正解数の多かったチームが勝利。もし同点の場合、どちらが勝利かゲストが判定する。


・ヘキサゴンの謎
6つの隠されたキーワードを当てて、それが連想するものを何かを当てるゲーム。
1人ずつブロック崩しに挑戦し、上にあるブロックをボールで壊していく。
見えてきたら、それが何かを当てる。
正解できれば、ブロックが全部開き、キーワードが出され、問題に答える権利が与えられる。
但し、ボールを落としたり、後述の赤い爆弾に当たるとアウトになり、(CG処理で)氷漬けになりバラバラになる。但し、ボールを落とす直前や赤い爆弾に当たる直前にキーワードを答えられた場合はセーフ。
そのキーワードはブロックが壊れた状態の見えた状態で表示され、次のメンバーとキーワードに変わる。
赤いブロック(初期は?ブロック)を壊した場合何かイベントが起きる。

  • 赤い爆弾 3個(後に2個)落ちていき、当たってしまうとアウト
  • 緑の物体 ボールのスピードアップ
  • 金のボール 誰かが参加し、2人でゲームを続行。どちらか落としたらアウト。
  • ワープ ボールがどこかにワープする。思わぬ所にワープしてアウトになることもある。
  • ボールが巨大化 よりブロックが壊れやすくなる。
  • ダイヤ 取るとブロックが全部壊れる。但し、落下速度が速い為取りにくい。

連想されるものを見て、10秒以内に答える。正解できればクリア。正解できなければ、次のメンバーに交代し、6人挑戦し終えるまで続けられる。
2時間スペシャルでは2人ずつブロック崩しに挑戦する方式で行われた。
後期の対抗戦からは、「ネオヘキサゴンの謎」となり、どちらが先に正解できるかを争う。
キーワードが4つとなり、さらにOPヒントが出題される。
6つじゃなくなった時点でヘキサゴンではないけど…
ブロック崩しは、チームのキャプテンと選ばれたメンバーが挑戦。
アウトになった場合、キーワードはそのままで相手チームにチェンジする。
正解できれば、解答権が1回だけ与えられ、10秒以内に答える。
正解なら1ポイント獲得だが、不正解なら次のキーワードに移り、相手チームからスタート。
2ポイント先取したチームの勝利となる。


・おっかけモンスター
前期のゲーム。背後から迫るCGモンスターから走って逃げつつクイズに答える。
横視点でゲームが進み、手を上げるとジャンプ。ピンク色の出題ボタンを取ると出題。いずれも歌って答える(「イントロが流れてくるので曲を正しく歌う」「『〇〇の曲』という風にお題が出されるのでそれに合った曲を歌う」)。正しく歌えると1ポイント。間違った場合はモンスターに喰われてしまう。また、走る速度が遅くモンスターに追いつかれた場合や、前方から来る虫に5回当たってしまっても食べられてしまう。
お題に合った曲を歌っていても、歌詞間違いなど怪しい所があった場合、歌い直しを命じられる場合がある。
6人全員が食べられる前に10問正解すればクリア。


・インディーの断崖
前期のゲーム。2人1組でトロッコを模したローラーコースターに乗って挑戦。(安全の為、シートベルトを着用)
1人は銃で襲いかかるコウモリを撃って、もう1人は段差等の障害物をジャンプをする。
ライフに当たるパワーゲージが存在し、コウモリや障害物に当たると減る。パワーゲージが全て無くなるとそのペアはアウト。
途中、チェックポイントがあり、3択問題に5秒以内にどの選択肢のコースを選ぶか決める。正解ならそのまま進めるが、不正解だと行き止まりでアウト。5秒以内に答えられなかった場合もアウト。
3問正解し、最高のコースの壁を銃で破壊すればゴールとなる。ただし、破壊できないと激突してアウトになってしまう。
3組中1組でもゴールできればクリア。


・恐怖!決死のスカイ・ハイ
前期のゲーム。1人ずつ挑戦。
5個の風船を背負って、飛行機から飛び降り、2択問題に挑戦。
AとBの選択肢のボックスが現れ、どちらが正解かのボックスに触れる。
制限時間30秒で3問正解できればクリアだが、1問でも間違うと墜落しアウト。
滞空中、鳥やカラス、雷雲といった障害物があり、鳥の群れに巻き込まれると数秒間コントロールが効かなくなる。
カラスは風船に当たると割られ、5個全て割られると墜落しアウト。(挑戦者にカラスが当たっても何も問題無し)
雷雲は風船か挑戦者いずれかに当たったら、一発で墜落しアウト。
6人中、1人でも3問正解した時点でクリアとなる。


・バリチッチ
怪人(主にシェイプ怪人だが、回によっては違う怪人)とバリキン軍による4対4で対決。
攻撃側と守備側に分かれて、「チッチッチッチッバリチッチ♪」の掛け声に合わせて、プレイヤー側は立つか座るかの動作を行い、攻撃側の代表者は数字を答える。コールした数字が立った人数と同じだった場合は、攻撃側の勝ちで守備側の代表者は脱落。違っていたら攻守交代で相手側の代表者にコールする権利が与えられる。(例えば「チッチッチッチッバリチッチ「5!」の場合、立った人数が合わせて5人の場合は勝ちとなり、5人ではなかったら相手側に交代となる)
バリキン軍が怪人側を全滅させることができればクリア。
後期の対抗戦は当初は、光一軍・剛軍がそれぞれ怪人側と対決する。
両軍のどちらか片方が怪人側に勝てばそのチームが勝者となり、もし両軍が怪人側に勝てば改めて両軍で決勝戦を行う。両軍とも怪人側に負ければ、視聴者側に10万バリキンが送られる。(但し、回によっては両軍が怪人側に負けても、両軍のキャプテン同士が改めて、決着をつけるケースもあった)
後に怪人側との対決はなくなり、光一軍と剛軍の直接対決となった。


・音楽宅配便
後期のゲーム。
1対1の対戦形式。自分の飛行機を操りながら飛んでくるCDを取ると自分のヘッドホンにのみある曲が一瞬だけ流れる。それを元に何の曲かを当てる。時折出てくるUFOを取ると通常よりも長く流れるが、ピンクのウンコ「Pinko」を取ってしまうと墜落してしまい3秒のタイムロスになってしまう。
1対戦につき2ポイント先取でその対戦は勝ち。5本勝負で3本先取したチームの勝利。


・顔面プレッシャー
後期のゲーム。
1対1の対戦方式。映像早押しクイズで択式問題や数当て問題が出題された。
クイズに答えられなかったり、お手つきした挑戦者は顔を(CG処理で)潰されていく。
1〜3ポイントの先取制で顔を完全に潰された挑戦者は負けとなる。
3回もしくは5回勝負で勝った2勝もしくは3勝したチームの勝利となる。


・泣きの半ちゃんハウス
後期のゲーム。
問題内容は「顔面プレッシャー」と同じだが、進行役がシグマ7から半ちゃんに変わった。
問題に正解したら1ポイント獲得だが、お手つきした場合は相手のポイントとなる。
先に5ポイント先取したチームの勝利。


プレッシャー・半ちゃんハウスで行われた主なクイズ

  • シャッフルゲーム ピンク・黄色・青のバリチッチが壺の中に入った後、壺がシャッフルされ、シャッフル終了後、指定された色のバリチッチがどの壺に入っているかを当てる。
  • スロットゲーム 3つの列で1種類だけ揃う絵柄があるので、それが何かを当てる。出てくる図柄は7・BAR・Kinki絵柄・チェリー・いちご・うさぎ・王冠・ピースサイン・バリチッチ・半ちゃん・みどりブタ・ゾナバウトの12種類。
  • ハイウェイゲーム 指定された形の車が何台通るかを当てる。色や模様の種類は問わない。
  • フィッシングゲーム 4人の釣り人が次々と何かを釣り上げていき、その指定されたものを1番多く釣ったのは誰かを当てる。釣り上げるものは、半ちゃん・魚・タコ・ビール瓶・バケツの5種類。
  • モグラゲーム 出てくるモグラは全部で何匹か当てる。同じモグラが複数回出てくる場合もあるので注意。
  • ラーメン早食いゲーム 4人の客がラーメンの早食い対決をし、誰が一番多く食べたかを当てる。
  • 体操ゲーム 体操をする4人のうち、1人だけ体操する順番が違ったり、ポーズが違う人がいるのでそれが誰かを当てる。ラジオ体操と扇子を持ってやるテクノ体操の2種類があった。
  • 体重計ゲーム 4人の中で体重が1番重い人を当てる。2人ずつランダムで体重計に乗って、体重が表示されるので、それを目安にして答える。

ファイナル・ステージ
前期の最終ステージ。
獲得した龍の聖剣を使って、魔王軍とフェンシング対決をする。
初期は陣取りゲームの形式で行われ、最終的な装備服の色でスタートするマスが決まる。
合計5マスあり、金ランクなら4マスからスタートでき、その後赤・黒・白の順にスタートするマスが減っていく。
裸ランクだと剣を持っていても対決できないまま、無条件で敗北となってしまう。
フェンシング対決は1本勝負であり、相手の肩・お腹・背中のいずれかに突くことができれば勝ち。
バリキン軍のメンバーが勝利すれば、対決した相手は脱落し、さらにマスを1マス獲得。
但し、負けるとマスが1マス分押し戻され、その剣は使用不能となり、次のメンバーに交代。
5マス全部陣地を獲得できればバリキン軍の勝利。但し、マスを全て奪われたり使用できる剣がなくなるとバリキン軍は敗北となる。
後に陣取りルール形式はなくなり、サトノビッチ・ウメガキンスキー・ゾナバウトの3人を剣がなくなる前に倒すことができれば勝利という勝ち抜き方式のルールになった。


ラスト・ステージ
後期の最終ステージ。
剛軍と光一軍と視聴者代表チーム(師匠)が獲得したバリキンをかけて、ゾナバウトらが街中ロケで行った出来事を当てるというクイズ。途中から、一般の子供たちにドッキリをしかけたり、ドキュメント風景の内容を流すものになった。
正解できれば、そのチームはバリキンを円に替えられて、賞金として獲得できた。
視聴者チームが正解できれば、1万円分のテレホンカードをバリキンの人数分視聴者プレゼントとなった。(10万バリキンなら10人分)



余談

この番組は収録時間が非常に長かった。
その為、収録の途中に抜け出して、別のテレビやラジオ番組に収録に行った出演者もいて、キンキが途中でMステの生放送に行った時は、みどりブタ役の伊集院光が「マジですげえ!」と自身のラジオ番組で語っていた。



追記・修正は姫を救出してからお願いします


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  • これすきだったなぁ。結構長い事放送してた気がしたけど、一年ぐらいしか放送してなかったんか -- 名無しさん (2019-08-05 19:57:46)
  • 放送局繋がりでウルトラマンティガがゲスト登場したのは今でも覚えている -- 名無しさん (2019-08-05 20:21:26)
  • チッチッチッチ、バリチッチ!3! -- 名無しさん (2019-08-06 03:21:19)
  • 言わずとなかれって日本語おかしくない? -- 名無しさん (2019-08-06 15:18:49)
  • 半ちゃんの声は西村朋紘 -- 名無しさん (2019-08-06 22:51:41)
  • 俺も好きだった。世間ではスマスマが人気で、あんまり話題にならなかったのが寂しかった。 -- 名無しさん (2019-08-06 23:15:55)
  • 怪獣みたいなのに追われながらクイズ?か何かやって、負けたら食われるみたいなゲームあった気がするんだけど記憶違いかなぁ。地獄のすべり台とかははっきりと覚えてるけど -- 名無しさん (2019-08-06 23:31:16)
  • ↑CD取ってお題通りの歌を歌う奴なら確かにあった。なんかUFOに乗ってアイテムを取るゲームもあったような…… -- 名無しさん (2019-08-07 10:19:13)
  • フェンシング世界選手権出場者か誰かがゾナバウトに負けて驚かれてたのは覚えてる -- 名無しさん (2019-08-07 21:59:35)
  • 個人的には前期の方が好きだった。姫を助ける要素が無くなった後期はあまり見てなかった。 -- 名無しさん (2019-08-07 23:19:29)
  • フェンシング対決でフェンシングコマンドーが異常に強かった。バリキン軍最強のパンチとどっちが強かった? -- 名無しさん (2019-09-15 11:17:44)
  • 俺も前期の方が好き。姫を助けるというファンタジー感がワクワクした。後期はファンタジー感消えてしまった。恐らく前期だと光一、剛が活躍するためにどちらかが引き立て役になりがちなのと予算の問題だと思う。 -- 名無しさん (2019-09-15 11:20:52)
  • マンネリ対策で対抗戦にするリニューアルほんとよくない。フレンドパーク2とDERO・TOREお前らもやぞ -- 名無しさん (2023-09-15 22:19:08)
  • ↑3 同じ事を思ってた人がいた。フェンシング対決の鬼門だったな。 -- 名無しさん (2023-09-20 13:43:23)

#comment

*1 筋肉怪人も同様の理由で追い出されているが、そちらはその後も剛軍と光一軍を行き来する形で参加している。
*2 後に視聴者代表チームにはあらかじめ10万バリキン追加された状態でスタートした。

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