バセット国際宇宙基地

ページ名:バセット国際宇宙基地

バセット国際宇宙基地
Basset Space Center

概要

国・地域

種類

民間

運用者

座標

02°01’13”S
171°10’33”E

滑走路

方向

06/24

バセット国際宇宙基地(Basset Space Center)またはバセット宇宙センター[1]オーシア南西部沿岸に位置する宇宙基地である[2]。基地中央にはオーシアとユークの共同で建設されたマスドライバーを有し、アークバードへの物資投入を行うことができた。

目次

概要

マスドライバー建設以前から多数のロケット発射台を備えるオーシア有数の宇宙基地であった[1][3]

基地中央の特徴的なマスドライバー施設は、オーシアのヴィンセント・ハーリング大統領が冷戦後のオーシア・ユークトバニア国交正常化の足がかりとして掲げた「恒久的宇宙ステーション建設計画」を推進するため[4]に削減した軍事予算を投入し[2]オーシア航空宇宙局ユークトバニア連邦宇宙庁の共同で建設させたものである[5]。これは全長12kmに及ぶ長大なリニアカタパルトであり、リニアカタパルトによる初速と単段シャトル(SSTO)の推進力を併用することで、使い捨てブースターを用いることなく成層圏まで資材を投入することができる[3]。同じく両国共同で建造された宇宙機であるアークバードへの物資・人員の輸送を担う重要なインフラストラクチャーである[2]

「マスドライバー計画」は当初オーシアの国家最重要機密であったため、冷戦期にSDI計画の一環として「大気機動宇宙機」とともに計画されていた戦略兵器であった可能性がある。しかし、最終的には大気機動宇宙機がアークバードとして共同建造されたのと同様に、ユークトバニアのエンジニア達が提供した画期的技術を取り入れる共同開発で結実した[5]

共同開発以降はマスドライバーを挟んで北側がユークトバニア、南側がオーシアの優先開発エリアとなっており[1]、オーシア側のエリアには滑走路と、マスドライバー完成以降使われていないロケット発射施設がある[2][3]

また、純粋な宇宙基地としての施設の他に、多数の防御陣地も構築されている[2]

周辺地名

歴史

環太平洋戦争前

マスドライバーの竣工が何時かは不明であるが、ハーリングが2004年に大統領になったことやワールドニュースの情報から早くとも着工は2004年1月で、8月までには竣工した[4][6]。マスドライバーはリニアカタパルトとSSTOを使ってまずアークバードの部品を[3]、その後はアークバードに物資と人員を送り届けていた[4]

環太平洋戦争

詳細は「シルバー・ブリッジ作戦」を参照

環太平洋戦争中の9月末頃、オーシアはユークトバニアの潜水空母シンファクシに対抗するため、レーザー兵装モジュール搭載によるアークバードの軍事投入を決定した。当該モジュールは他のアークバードへの物資輸送と同様にマスドライバーからSSTOによって打ち上げられるため、バセットではその打ち上げの準備が行われていた。

打ち上げ当日の10月3日、動きを察知したユークトバニア軍が基地を攻撃。まず輸送機が飛来し、施設占拠を目的として空挺部隊を投入した。これが基地の警備についていたオーシア国防空軍のウォードッグ隊によって全滅すると、ユークトバニア軍は巡航ミサイルによるマスドライバー破壊作戦に移行。しかしこちらもウォードッグ隊によって阻止された。SSTOの打ち上げカウントダウンは一時中断したものの、攻撃下にも関わらず再開され、打ち上げは無事成功した[2]

環太平洋戦争末期、アークバードが撃墜されたあともマスドライバーは稼働し続けていたが、これは未完成で放棄されていた戦略衛星軌道砲の建造再開およびこれへの核弾頭の搭載に使用された[3]

登場作品

ACE COMBAT 5 - THE UNSUNG WAR

出典

  1. 1.01.11.2 ACE COMBAT 5 - THE UNSUNG WAR 公式サイト WORLD NEWS FROM ABOVE October,2009
  2. 2.02.12.22.32.42.5 ACE COMBAT 5 - THE UNSUNG WAR Mission 06 WHITE BIRD(PART I)白い鳥I
  3. 3.03.13.23.33.4 ACES at WAR: A HISTORY p048 - 049
  4. 4.04.14.2 ACE COMBAT 5 - THE UNSUNG WAR 公式サイト OUR SCIENCE August,2004
  5. 5.05.1 ACE COMBAT 5 - THE UNSUNG WAR 公式サイト GAZE August,2008
  6. ACES at WAR : A HISTORY 2019 p142


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