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シルバー・ブリッジ作戦(Operation Silver Bridge)は環太平洋戦争中の2010年10月3日に実施された、バセット国際宇宙基地での単段シャトル(SSTO)発射の警備を目的としたオーシア国防軍の作戦である[2]。
シルバー・ブリッジは英語で「銀の橋」。
2010年9月30日のホエールバード作戦でユークトバニア海軍の潜水空母シンファクシにより空母ヴァルチャー、バザードを失ったオーシア国防軍はシンファクシを最大脅威とし、これに対抗するためにアークバードの戦線投入を決定した。アークバードの原案であった戦略兵器としての大気機動宇宙機には、シンファクシの弾道ミサイルをブースター段階で迎撃可能なレーザー兵装モジュールの搭載計画があった。このモジュールを復活させて搭載するため、バセット国際宇宙基地のマスドライバーから、SSTOを用いたモジュールの打ち上げ準備が行われた[2]。
アークバードの兵器としての復活には、建造中で放棄されていたオーシア国防宇宙軍の戦略軌道衛星砲(SOLG)の建造再開の狙いもあった[3]。ユークトバニアはなんとしてでもこれを阻止するため、バセット国際宇宙基地占拠を目的とした空挺作戦の実施を決定した。
10月3日9時30分頃、レーダーが複数方向からバセット国際宇宙基地に向けて接近するユークトバニア航空部隊を捕捉。補給のためマクネアリ空軍基地を訪れていたサンド島空軍基地所属ウォードッグ隊がシルバー・ブリッジ作戦に参加した。なおウォードッグ隊に同行していたハイエルラーク空軍基地の新人パイロットは、マクネアリ空軍基地司令官によって発進を許可されなかった。
マクネアリ空軍基地から出撃したウォードッグ隊は12時に作戦を開始。バセット宇宙基地は依然打ち上げ秒読みを行っており、打ち上げまであと3分の段階にあったが、戦闘が始まるとマクネアリ基地防空指揮所がバセット宇宙基地に秒読み中止を命令した。
降下に成功したユークトバニア軍の空挺戦車は宇宙基地の各所にあるトーチカの突破を試みた。基地の防衛能力は脆弱で、わずかな地上軍と基地職員が反撃した[注 1]が、ウォードッグ隊の航空支援によって空挺戦車はすべて破壊された。ユークトバニア軍は占拠を諦めて基地の破壊へと作戦を変更し、4機のB-2A爆撃機が巡航ミサイル(モデルはAGM-86 ALCM)でマスドライバーの破壊を試みた。
マスドライバーが攻撃に晒される中、バセット宇宙基地内部では打ち上げ再開の要求が続き、最終的に基地の飛行実施責任者を務めるアダム・ギッテルマンがSSTOの打ち上げ決行を宣言した。打ち上げ準備が為される間、巡航ミサイルは戦闘機部隊によって迎撃され、SSTO は打ち上げに成功。ユークトバニア軍の作戦は失敗した[2]。
損害地上車両
損害航空機
SSTOの打ち上げに成功し、アークバードとの連結に成功した。アークバードはレーザー兵器モジュールの装着によって弾道ミサイル迎撃能力が付与され、両軍の戦力差は拮抗することとなった[2]。
ACE COMBAT 5 - THE UNSUNG WAR
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