ジオフロスト

ページ名:ジオフロスト

アンサラークラス

【本名】アグラフワワ・アグニヴァーナ
【性別】♀
【年齢】34歳

枢機院に所属する古代魔法研究の第一人者。幼少期は貧しい村で暮らしていたが、ある賢者に地脈を読む才能を買われ、養子として引き取られることになる。

その後、学を経て成長した彼女は太古の地層に残された魔素の残滓から失われた古代魔法の一部を復元した事で生涯困らないほどの富と名声を手に入れた。

今や賢人の一柱に数えられる彼女が何を目的にトートオブアリーナに参戦しているのかは不明である。


このあたりに追加説明

マッド・マッドギャラクティカの先生みたいなポジション。
フレイムタンと面識あり。

 

パッシブスキル


アースコンタクト

地脈を読み解き、地の利を得る。マップ上の地脈ポイントにアクセスすると
次ラウンドで収縮する結界エリアが表示される。

地脈スキャン待機時間 6s
  • 次の結界エリアを予測できるので敵よりも有利なポジションを取りに行ける。
     

アクティブスキル


クリスタルランス

結晶の槍を射出して攻撃し、着弾点にクリスタルシャードを1つドロップする。
味方がシャードを回収すると一定時間結晶シールドを獲得する。
結晶シールドの耐久値は時間経過で徐々に減衰する。

直撃ダメージ(炸裂) 32(16)
直撃ヘッドショット倍率 x2.0

結晶シールド耐久値

50
シールド減衰量 2/s
リチャージ時間 30s
  • 攻撃と防御を兼ね備えたスキル。直撃しなくても直径1mほどの範囲に炸裂ダメージが発生する。
  • 戦闘中に自分のチームだけが拾える白アーマーが落ちているようなものなので単純に対面で強い。
  • 味方と交戦している敵に当てて味方を支援する動きも可能。
  • リチャージ時間は長め。
  • わりと初速が早いので50mほどの距離なら真っ直ぐに飛ぶ。
  • シャードは設置物にカウントされているので、設置物を奪うスキルには要注意。
  • 地味に直撃ヘッドショット倍率が高い。腕に自信があるなら狙ってみるのもいいかもしれない。

アルティメットスキル


エテメンアンキ

一度押すと自身の足元に巨大な魔法陣を展開し、2秒間(最大10秒)チャージ状態に入る。
チャージが完了すると範囲内の味方に結晶シールドを付与し、自身の足元に塔を生成する。
チャージ中に妨害を受けるか、塔の生成に失敗した場合はリチャージが80%還元される。

チャージ待機時間

2s(10s)

魔法陣サイズ 6.6m
タワー最大高度(直径) 30~66.6m(6.6m)
タワー最大設置数 1
タワー耐久値 660x3箇所
リチャージ時間 290s
  • タワーの高さはキャンセルを挟むことで調節可能。
  • タワーから一方的に敵を狙うのはもちろん、獲得したシールドで突撃するのもアリ。
  • 最終ラウンドで遮蔽物がない時に使うと強そう。
  • 当然タワーは目立つので、破壊されたあと待ち伏せされないように注意。
  • うまく決まればタワーの上から一部隊撃破→シールドを持ったまま降りてもう一部隊を撃破という流れも可能。


交流関係

 

 

 

 

アーカイブ一覧

 

+#01 アグラフワワと賢者ナヤ-#01 アグラフワワと賢者ナヤ

 二人の出会いは枢機院の大書庫から始まった。
のちにジオフロストとして名を馳せる事になる少女──アグラは夜中にここへ忍び込んで堂々と本を読むのが唯一の楽しみだった。一方のナヤはと言うと、彼はとある研究で過去の論文が必要になり、それで偶然ここへ立ち寄っていた。時は夕暮れ、閉館のチャイムが鳴る。

「キミ、熱心に本を読むのは結構だが、終わりのチャイムが聞こえなかったのかい?」
 閉館の時間になってもまだ本を読んでるガキに声をかけるナヤ。嫌と即答するガキ。強情なお子様と少し口論になるが、話を聞いているうちに色々と分かったことがある。コイツはとある国の戦争で父と母が死んだらしく、賢者アンズゥとかいう奴に養子として引き取られたらしい。
 べつに同情する訳じゃないが、一時間くらいは見逃してやってもいいだろう。たまには良心を見せるナヤ。それにしてもこのガキ、若い賢者ですら首を傾げるような論文ばかり読んでるじゃないか。本当に意味を理解してるのか?ナヤは少し訝しむ。

 あなたにも悩みがあるの?視線を感じて不意に尋ねるアグラ。
ナヤははぐらかして答えない。子供は子供らしくしてればいいさ。

 帰り際にふと思い返すナヤ。あの賢者アンズゥは何のために子供を集めている?家で本が読めないなんてよほどひどい環境だ。小間使いにでもするつもりか?せっかく頭が良さそうなのに可哀想なガキだな。

 色々と察せるが見ず知らずの子供のためにわざわざ行動を起こすのは彼の性分じゃない。
厄介事に首を突っ込むのはゴメンだね。ナヤはそういう男だった。

 

+#02 アグラフワワと6人の義兄弟-#02 アグラフワワと6人の義兄弟

 賢者に引き取られたアグラは6人の義兄弟と共につまらない日々を送っていた。彼らは何も考えるなと教えられ、本を読むことさえ禁じられていた。

 そんなある時、アグラは地下で義兄弟の一人が脳みそを弄られているのを目撃してしまう。脳を弄られた義兄弟は数日後に発狂し、そして死亡した。

 このままじゃ全員頭をどうにかされてしまう。他の義兄弟たちと協力して脱出計画を立てるアグラ。脱出はいよいよ決行日となり、屋敷を燃やして陽動することには成功…。
しかし計画は失敗し兄弟たちは次々と追手に始末されていく…。

 一人残ったアグラも捕まり絶体絶命に…。


 間一髪の所で追手を瞬殺するナヤ。クソ賢者もぶっ殺して燃え上がる屋敷を見る。
なるほど、このガキが派手に燃やしたのか。大したやつだ。
ここへ来たのは偶然だが、枢機院はクソだな。つぶやくナヤ。

 お礼を言うアグラ。どうして助けてくれたのかと尋ねると、腐敗した今の枢機院が気に入らないからだと言う。

 長い年月とともに定命の賢人たちは代替わりしていき、永遠の者さえ魂が擦り切れて、今や枢機院のあるべき理想や大義は見る影すらもない。
いまの賢人たちは保身のことばかり考えて枢機院の本来の意味を忘れてしまっているのだ。
こんなくだらないモノはさっさと滅んでしまえばいい。

「だったら、壊してあげる。」
 突拍子もない事を言うアグラ。

「は?」
「…だから、壊してあげるって言ったの」
 何を言うと思えばずいぶんと肝の据わったガキだな。

「ハ、何を言うかと思えばバカバカしい。キミみたいな子供に何が出来るって?」
「賢者になれる。誰よりも疾く、今すぐに。」

 彼女の真剣な瞳に圧倒されるナヤ。これを茶化すのは野暮か。

 …そこまで言うならやってみろ。

 一年やる。ボクの用意した100冊の本を全て頭に入れるくらいは成し遂げてみせろ。
それが出来れば賢者になる方法を教えてやる。

 これだけ言えば世間知らずなガキも少しは大人しくなるだろう。コネもなしに賢者になることがどれほど困難か、その身で経験してみるといい。
ナヤはそういう意地悪な男だった。

 

#03 アグラフワワと枢機院

 

#04 黎明期の終わり

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