管理組織:WOMCO
収容施設:第2管理区域82番シェルター
管理番号: L-2-08-Δ
オブジェクトクラス: Δύο
収容方法:
L-2-08-Δは、第二管理区域の八番シェルターにて管理をしてください。
職員が常に見張りとしてシェルター内に入り、L-2-08-Δの動向を観察してください。
L-2-08-Δは職員とのコミュニケーションを好むため、監視している職員は、L-2-08-Δとの会話を積極的に行ってください。
なお、後述の理由により、このシェルターの扉はパスワードによるロック式で開閉しますが、パスワードを紙に書いて保管することは禁じられています。
説明:
L-2-08-Δは全長3m、重さ約15kgの雄のヘビの成体で、ボア属の未知の亜種です。
DNA鑑定では、L-2-08-Δがボアコンストリクターとの一致率が90%を超えていることを示しています。
L-2-08-Δは他のボア属と違い、まるで獣脚類の恐竜のような小さな手足が生えています。この足だけで自身を支えることは出来ないようですが、足を器用に支えにして地面を普通のボア属よりも素早く移動することができます。
L-2-08-Δの特異性はまさにこの手足にあり、L-2-08-Δは手で地面に円を描くと、そこに小さな4次元的な「穴」が出現し、自身の手で持てる大きさの物なら何でも取り寄せることができます。ただし、取り寄せられるものは現実世界に存在する物のみであるため、架空のものや物語上のものは取り寄せることはできません。
しかし、この能力によって銃火器などを取り寄せることも容易なため、十分に警戒が必要です。
L-2-08-Δは知能をも持ち合わせているようで、方法は不明ですが、流暢な英語を話すことが可能です。現在のところは職員に対しても友好的で、監視している職員に、収容される前の世界についての話を楽しそうに頻繁に話しています。
脱走事例: L-2-08-Δを収容するシェルターは、以前はカードロック式の扉でした。その時に、L-2-08-Δは自身の能力でパスカードを取り寄せ、器用に内側からロックを解除して脱走しました。
職員の説得によりL-2-08-Δはシェルターへと戻りましたが、それ以来L-2-08-Δのシェルターはパスワード式の扉に変更になりました。
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