全体的な世界観の説明

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全体の世界観

 

WonderObject(通称:不思議存在)

この世界ではあり得ない性質や特性を持っている物体や現象。
世界中の幾多の組織によって観測し研究、時に収容され管理されている物もある。

その在り方は世界の法則に反し通常不可能で非常識なものである。

ただし、管理方法が明らかとなれば収容が可能であり、安定して安全に扱う事も出来るものもある。
これらは各研究組織の研究結果に基き、収容され、管理、利用される。

だが危険なWOも当然存在し、研究組織は常にWOによって壊滅する危機に曝されている。
その為、組織それぞれでWOに危険度や観測上の注意などを掲げている。

 

組織・結社

最近この世界ではWOを扱う組織が発生し始めている。
一部ではこの不思議かつ有用な存在を、この世界で有効利用しようと研究を始めている。
その組織達は既にある程度拡大されていて、影響力も日に日に増大しつつある。

組織の所属は多岐にわたり、国家民間を問わず、中には軍隊や諜報機関資本の組織さえ発生している。

これからも新たに発生し、そして拡大していく事が考えられる。
しかしこれもまだ、表の社会には流れて居ない事実である。

組織はそれぞれに研究の最終目的を掲げ、そのために活動している。
またその為の手段を確保しており、中には防衛と称し武装している組織も存在している。

 

世界の観測

ある時、とある研究機関がこの世界とは全く在り方が異なる異界を始めて観測した。
その世界は太陽系の存在する世界よりも数十倍も大きく、そしてこの世界の物理法則が全く通用しない事も判明した。
この観測を皮切りにし、次々と異なる世界が観測されていった。

同時期、この世界では不可思議な性質を持つ特殊な物体や生物、現象が発見、観測、観察され始める。

これがWOであり、それはこの世界が観測された他世界からの影響が及んでいる事を明らかにした。

 

 

 

旧資料

旧資料

二つの世界


 我々創作者が普段生活している世界を基本とした世界が『こっちの世界』。

 こっちの世界と重なり合ってしまった『あっちの世界』。

 二つの世界は互いに干渉しあっていて、どちらの世界にも影響が出てしまっている。
 それは悪影響であったり、場合によっては良い影響もあったりする。

 良いとも悪いともいえる影響の一つとして、両方の世界に不思議存在が発生してしまっている。
 不思議存在について解明する事は一つの世界では難しく扱うのも危険な事がある。
 これに対処する最善の方法は、片方の世界と接触して対処法を知ったり、ヒントを得たりする事である。

 これが出来るのは、片方の世界に居ながら、もう一つの世界と接触する事ができるようになった人達。
 もうその人達は活動を始めていて、既に対策しようとしている…。
 そして、どっちの世界でも、変わってしまった不思議な世界を生きている。

こっちの世界

 こっちの世界は主に私たちの住んでいる現実世界を基にしている。
 特に描かれない部分は、基本的に現実世界とほぼ同一である。

 年代は定かではないが、つい最近になってあっちの世界の情報が伝わり、少数の人物達があっちの世界を明確に認識し確信するようになった。

 少数と言っても、それは地球規模で見た話であり、行動を起こす人達は既に行動を起こし、あっちの世界がもたらした影響などの調査は既に複数の組織によって始まっている。

 また、そんな人たちによって、不思議存在の管理や利用などが研究されている。

 

あっちの世界

 こっちの世界と重なってしまった世界。
 その全容は未だに分かっていないが、宇宙規模、世界規模で、こっちの世界とは異なる事が分かっている。

 この世界の主な舞台は、こっちの世界での地球に当たる『惑星』であり、その規模は地球と比較すると遥かに巨大である事が分かっている。だが、動植物や物体の大きさは地球と同一と、明らかにこちらの世界とは法則性が異なっている事が伺える。

 惑星が巨大で地理についても不詳な場所が多く、未だに発見されていない大陸なども存在すると考えられている。これらを判明させていく事も必要である。

 こっちの世界の常識は大抵、あっちの世界では通用しない。

 

 

二つの世界を知る人達


 片方の世界に居ながら、もう一つの世界を認識し、その存在を確信し、干渉できる人達。
 どっちの世界にも存在しているため、共通している所が多い。

 基本的な干渉の方法は、もう一つの世界へ意図的なコミュニケーションだったり、一方的に情報を送ったり、情報を得たりする事によって行っている。

 あっちの世界とこっちの世界が干渉し、互いの世界の情報が入り込んでくる事によって不思議な事が起きている。
 この干渉は物理的、またこっちの世界の法則には無い法則によって発生しているため、原理は不明である。

 干渉の方法は、干渉できる者一人一人で決まっているようで、それぞれの確実性のある方法で干渉を行っている。

 例えば、こっちの世界から特定のアドレスにメールを送信すると、あっちの世界の決まった場所で石板として出現したり。
 あっちの世界で手紙を結び付けた風船を飛ばすと、特定のテレビ画面に文章が表示されるなど。

 また、これらの情報がやってくる事を、直感で知る事も出来るらしい。

 既に両方の世界の人達は行動を開始していて、誰も知らない所で互いの世界の研究を既に行っている。

 

不思議存在


 両方の世界に現れた名前通りの不思議な存在。(Wonder object。)

 どっちの世界の法則に従わない奇妙で不可思議な性質を持った物体や生物、あるいは物事。
 片方の世界にしか存在しない物が、もう片方の世界にやって来てしまった物や、どちらの世界にも存在しない物である場合もある。

 そのルーツはもう一つの世界にある事が多いが、どっちの世界にも存在しない物である場合は両方の世界の影響を受けている可能性もある。

 不思議存在の危険性や管理方法の判断基準は干渉の結果得られている情報を基にする事が多いため、正確ではない。
 そのため実験や検証を繰り返して地道に管理するしかない。
 非常に管理が難しい場合もあるが、簡単に管理できる不思議存在もある。

 また意思を持っていたり、簡単に制御可能であったり、場合により有効に利用する事も可能である。

 上記のような理由のため、不思議存在を扱えるのは、基本的にもう一つの世界を知っている人物に限られる。

 

不思議存在の扱い


 不思議存在は世界に干渉できる人物によって、発見、回収、管理、利用さる事がほとんどである。
 あっちの世界に干渉できない人物でも、不思議存在に遭遇し、世界について知る事がある。
 また、秘密裏に不思議存在の利用を企む結社なども登場している。

 不思議存在は比較的安全なもの、危険なもの、のように漠然と分類されている。
 一定の基準のようなモノは存在するが、正確な分類に関しては管理者によってまちまちである。

 不思議存在の中には世界と世界をつないでしまう特異性質を発現させるモノもあり、時に管理者は世界間を移動してしまう場合もある。この際の帰還は困難であると言える。

 

 

 

 

 

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