(典型的なルーア人のシルアーシャ。ユナイスハの民族衣装を身に着け、トハの葉巻を手に持っている) | |
分類 | |
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生物界 | 能動生物 |
圏 | 積極能動生物界 |
類 | 有殻類 |
目 | シルアーシャ目 |
科 | シルアーシャ科 |
属 | シルアーシャ族 |
シルアーシャ(柚:siylua sya)とは、惑星シルアを母星とする有機知的生命体であり、積極能動有殻生物(甲殻動物)に分類される。
全シルア労働者連盟領域内に多く存在し、またニーネン=シャプチ、ファルトクノアなどのスラーン宙圏諸国にもその地域に帰化した移民シルアーシャが存在する。
身体
レーウス・ゲルデン人類より一回り大きい体格を持ち、平均身長は173cmほど。額部には昆虫を思わせる触角が存在しており、後述する生物工学的な都合により身長が伸びやすい。手・肘・肩・腹部・膝などの関節を除いた全身が外骨格に覆われており、分厚いゴム版のような感触である。肌の色は外骨格、関節、頭部で異なり、外骨格部はメラニン色素に酷似した色素の含有量で異なる。関節は充血しており、その時の血色によって左右される。頭部は性質的には外骨格だが、他部位の強度には劣り、また若干血の色が顔色として出る。これは表情や口、瞼を動かすための進化であると考えられている。
シルアーシャの分類
ルーアノイド
ルーア地域一体のシルアーシャを指す。ユナイスハ人やナースハ人、ハル人など。浅黒い肌が特徴的。平均身長はシルアーシャの平均ほどである。
アラノイド
アラ一体のシルアーシャを指す。アラ人やハヌアイ人など。比較的白い肌と高身長が特徴。
パルケノイド
パルキ一体のシルアーシャを指す。ケルカーヴァ人やノレーヤ人など。低彩度な肌色をしている。
シルアーシャとヒューマノイドの違い
ニコチン類への耐性
シルアーシャはヒューマノイド系種族よりもニコチン類への耐性が低い。たばこの香りを本能的に危険と察知してしまうので、シルアーシャの前で大々的にニコチン類を保持するたばこ類の喫煙は避けた方が良いとされる。シルア政府も惑星シルアにおいてのヒューマノイド種族に向けて分煙政策を徹底している。しかしながら、ニコチン類を含有しないシルア葉巻(トハ)などのシルア系たばこの規制については進んでいない。
身体
シルアーシャは免疫能力が大宇宙種族の中でも特に高く、一般細胞がヴィロファージを細胞内で生成し、ウイルスの遺伝子をかき乱すことで感染した細胞から新たなウイルスが放出されることを防ぐなど、高度な免疫機構を持つ。故に異星由来の伝染病にも耐えることが多く、半面、必要とする栄養素の種類や量が非常に多く、食料消費量が多くヒューマノイドと比べ餓死しやすいといった特徴を持つ。また整理整頓が苦手な気質で過密環境を嫌い、生活必要空間が広いとされる。
また、関節部に「放熱器官」を持ち、そこ以外での体温調節機能が存在しないため、シルアーシャの民族衣装の多くは肩や腹、肘などの間接を出したものが多い。関節を覆うと比較的安易に熱中症に似た症状を引き起こしてしまうため、シルアーシャにヒューマノイドの服装を強要しないよう注意が必要である。シルアーシャは関節をセンシティブな部位であると考えており、安易に触れることはセクハラに近い感覚を与えるので注意が必要である。
詳細な人種一覧
ルーア系
ユナイスハ人
ナースハ人
ハル人
テルへシク人
トレノーハ人
ラムーへ人
ハル人
イアルィダ系
ハルジャーハ人
ヤンカウ人
スールナート人
アルセラン人
イェスムルカムカ人
カウェル人
アラ系
ハヌアイ系
その他
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