韓国出身のモデルとして現在も日本で活躍するヨンアだが、実は二度の結婚を経て子どもを授かった一子の母でもある。その美貌やスタイルから、働く女性からも強い人気を得ている彼女には、モデル以外にも多くの顔がある。
今回は、そんなヨンアの現在や、夫・芝幸太郎とのプライベート関係について調べてみた。
ヨンアのプロフィール
- 芸名:ヨンア
- 本名:キム・ヨンア
- 生年月日:1985年10月29日
- 出身地:大韓民国 ソウル
- 血液型:O型
- サイズ:HT173・B83・W60・H86・S24.5
- 特技:乗馬
- 所属:Isle management
2004年に日本での活動を開始したヨンアは現在、芸能プロダクションのIsle managementに所属している。同じ事務所には長谷川潤や橋本麗香、富岡佳子などのファッションモデルが所属している。ヨンアは日本で活動をするためにつけた芸名で、本名はキム・ヨンアである。
ヨンアの芸能活動歴
今では日本で活躍するトップモデルである。しかし彼女が最初にデビューしたのは、出身地の韓国だった。どのようにして彼女は日本で有名になったのだろうか。
高校生時代から韓国で活躍
ヨンアは高校生時代にスカウトを受けたことをきっかけに、17歳でモデル活動を開始した。韓国ではCMなどにも出演し、2003年にはシットコムの「ノンストップ3」(韓国MBS)で、女優デビューもはたしている。
シットコムとはシチュエーションコメディドラマの略称で、アメリカのドラマ「フルハウス」のようなコメディシーンに、人の笑い声が入っているドラマのことである。「ノンストップ」は青春ドラマをメインとしたコメディドラマで、韓国では2000年から2006年にかけて放映された人気シリーズだった。この3シーズン目に出演したヨンアは、日本のマネジメント会社からも注目され、熱烈なオファーを受けることになる。
他にも韓国SBSのドラマ「愛情万歳」や、韓国MBCのドラマ「結婚したい女」に出演しており、モデルや女優として、幅広く活躍していた。
有名雑誌の専属モデルとして来日
ヨンアが日本で本格的に活動し始めたのは、2004年のことである。きっかけは、2003年末に受けたとあるオファー。日本発祥のコンビニとして有名なファミリーマートが、アジア地域の広告モデルとしてヨンアをキャスティングしたのだ。
このことから日本とのつながりができ、2004年には女性ファッション雑誌「Oggi」の専属モデルに選ばれた。「Oggi」はスターへの登竜門とも呼ばれていて、韓国人が専属モデルになるのは初めてのことだった。
2004年当時ヨンアは20歳だったが、単身来日をして日本で活動していくことになる。韓国でも十分な人気があったものの、言語の不安を抱えながら海外で活動を決めたヨンアの決意は、並大抵のものではなかっただろう。その後ヨンアは9年間「Oggi」の専属モデルを務めあげている。
ほかにも多数のCMに起用され、2007年にはNHK連続ドラマ「どんど晴れ」に出演した。さらに過去に5本のレギュラー番組を担当するなど、タレントや女優としての一面も世間に浸透していった。雑誌では「BAILA」「美的」「GINGER」など、有名女性雑誌のモデルを次々にこなし、今では日本の女性も憧れる存在となっている。
さらに2008年から2010年にかけては、韓国観光名誉広報大使にも任命された。2009年にはNHKの「テレビでハングル講座」にレギュラー出演、翌2010年には出身地ソウルを紹介するガイド本も発売した。韓国と日本をつなぐ、ヨンアだからできる活躍を見せている。
プライベートも充実?二度の結婚の結果は
ヨンアは過去に二度の結婚を経験し、現在は一子の母でもある。公式Instagramには現在の旦那さんや息子との幸せそうな写真も投稿されている。その気になるプライベートはどのようなものなのだろうか。
一度目の結婚 元旦那は農心の社長?
ヨンアが最初の結婚を発表したのは2009年、彼女が23歳の時だった。韓国で婚姻届を提出してそのまま現地で結婚式を挙げるというスピーディーな結婚で、メディアでは電撃結婚と話題になった。
そんな元旦那は韓国人の実業家と公表されているが、一部では韓国で製麺やインスタント食品を販売する「農心」の社長だという噂もある。 日本でも辛ラーメンという赤いパッケージのインスタント麺が販売されているが、農心はそれを製造・販売している会社である。
しかし結婚後も日本と韓国でそれぞれ仕事をしていたふたりは、遠距離結婚という関係にあった。実質的な別居状態が結婚生活に支障をきたしたのか、4年後の2013年には離婚を発表している。
二度目の結婚 旦那はAKB48の創設者!
離婚の翌年である2014年の8月、ヨンアは公式ブログにて再婚を発表した。共通の友人の紹介で知り合ったという人物は、アイドルグループAKB48の芸能プロダクションである「Office48」を設立した、芝幸太郎である。芝幸太郎は秋元康と共同で「秋葉原48プロジェクト」を立ち上げた人物でもあり、芸能界の友人を通じて知り合ったと考えるのが妥当だろう。
ブログでは「約1年間お付き合いする中で将来をともにしたいと考えるようになりました」と、再婚の経緯を発表した。報道機関に向けても、事務所からヨンアの結婚が報告された。
現在夫婦には5歳の息子がおり、ヨンアの公式Instagramでは家族円満な様子が公開されている。昨年の9月にも結婚記念日の写真が投稿され、幸せそうな家族写真には「憧れの夫婦」「末永くお幸せに」といった、温かいコメントが多く届いていた。 ヨンアはこの投稿で芝幸太郎について『なんでも話せる人 いつもありがとう』とコメントしていて、非常に夫婦仲がよいこともうかがえる。10代からモデルとして努力を続け、二度目の結婚でプライベートの幸せも掴んだヨンアを見ていると、こちらまで幸せな気持ちになれるだろう。
また、実業家の芝幸太郎とモデルのヨンアが住む自宅は東京の中心部にあり、約150坪もの面積を誇るそうだ。夫婦の豪邸は韓国の番組「フリーなドクターM」に、ヨンアが出演した際に初公開された。一方で芸能人であっても、普通の家族と変わらないという日常の様子が語られていた。
気になる現旦那の芝幸太郎とは?
ヨンアの夫である芝幸太郎は現在48歳、高知県出身の実業家である。前述したAKB48関連のタレント事業のほかにも、飲食店事業やエコ活動プロジェクトの代表など、さまざまな分野で活躍している。
ヨンアと結婚したことで韓国の番組にも注目され、2016年には「名簿公開2016」という番組で、実業家としての経済力が取り上げられています。同番組では31歳時点で芝幸太郎の年収が1億円を超えていることや、高級車を複数所有していることなどを公開したのだ。芝幸太郎は、成功を収めた実業家として日本でも話題となった。 一般人には想像のつかない金額だが、とにかく芝幸太郎がかなりのお金持ちであることが分かるだろう。
また芝幸太郎が手がける事業のひとつ、とんかつ屋「イマカツ」は海外進出も果たしている。シンガポールに出店する際には夫婦で移住し、経営が安定するまでの3年間をシンガポールで過ごしていた。ヨンアは日本での仕事もこなしながら、店頭に立つこともあったそうだ。
またヨンアと仲がよい女優の米倉涼子がシンガポールに駆け付け、言語の通じない国での話し相手になってくれたというエピソードもある。 芝幸太郎がさまざまな事業を成功させている理由のひとつには、献身的な妻・ヨンアの存在があるのかもしれない。
ヨンアの現在は?ブランドの立ち上げやディレクターも
モデル、5歳の息子をもつ母、実業家の妻と多くの顔を持つヨンア。しかし彼女には、実はもうひとつの顔がある。それはファッションブランドや、ジュエリーブランドのディレクターである。シンガポールから帰ってきた2018年以降、ヨンアは日本でのモデル活動を再開する傍ら、ブランドのディレクションも務めている。
ファッションブランド「コエル(COEL)」のディレクター
ヨンアは2018年7月より、ファッションやアクセサリーを扱うライフスタイルブランド「コエル(COEL)」の、クリエイティブディレクターを務めている。好きを表現したくて始めたというブランドでは、ファッションモデルとしての経験が十分に活かされ、ヨンアがデザインした服を実際に購入することもできる。
「コエル(COEL)」は株式会社DMIが運営するブランド。公式オンラインショップのほか、ZOZOやAmazonといった、大手オンラインショップで販売を行っている。
当初はオンラインがメインだったが、2021年1月の期間限定出店を経て、10月から青山にカフェを併設した路面店がオープンしている。限定出店中はヨンア自身がほぼ毎日店頭に立ち、お客の生の声を熱心に聞く一面もあった。また併設のカフェにもこだわりが詰めこまれ、思い入れのあるメニューが提供されている。
ジュエリーブランド「Narin」の代表
ジュエリーブランド「Narin」は、2021年の4月にヨンアが立ちあげたばかりの新しいブランドである。株式会社binariによる運営で、販売責任者はヨンアとなっている。
世界中からこだわり抜いたダイヤモンドは、最高品質のVS2以上のみが使われ「天からの贈りもの」をコンセプトとした、ジュエリーが販売されている。特別な日の贈り物や自分への贅沢として、身に着けた自分を大切に思えるジュエリー展開が行われているのだ。
ネックレスやリング、ピアスなど種類が豊富です。公式サイトの画像ではすっきりとしているものの、高級感のあるデザインのジュエリーが多い傾向となっている。カスタムオーダーも今後展開予定なので、気になる方はチェックしてみてはいかがだろうか。
2021年6月には東京でポップアップストアも開催されており、今後の展開が楽しみなブランドといえるだろう。
まとめ
トップモデルとして活躍するヨンアの経歴やプライベート、現在のブランド事業までを紹介してきたが、子育てをしながらモデル業をしつつ、さらにブランドまで手掛けてしまう行動力は素晴らしいものである。
公式のYouTubeチャンネルやInstagramの更新も定期的に行われているため、いつ休んでいるのか心配になってしまうほどだが、実業家である夫の芝幸太郎との夫婦仲も円満な様子がうかがえるので、公私ともに幸せな状態が続いていると考えてよいだろう。今後もモデルやブランドディレクターとして、彼女の幅広い活躍から目が離せない。
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