鵺哭の館
ある日、あなた達は夜行バスに乗っていた。
内容は様々だろう。単純に出張で利用していた人、今から旅行へ行く人、現実逃避の自分探しの旅かもしれないし、あるいは運転手、その助手だったかもしれない。
とりあえずあなた達は夜闇の中、バスに揺られていた。
まどろみの中走ること2時間半。
車体はぐらりと傾き、刹那轟音、衝撃、巻き起こる怒号と悲鳴、慟哭、慟哭、慟哭
バスは横転し、高速道路の崖下へと転落した。
あなた達は、奇跡的にも生還した。
軋む傷だらけの体を起こし、朦朧とする意識の中で見つけたのは無人の館。
人が離れてかなり時間が経ったのだろう。随分と寂れていて、名もない草木が生い茂り、中はしんと静まり返っていた。
表札には
[ここは鵺哭の館(ヤコクノヤカタ)、道に迷った旅人は、どなたでもどうぞ。歓迎致します]
と書かれていた。
傷ついた体を引きずりながら、あなた達はここで救助が来るまで凌ぐこととなった。
ゲームマスター:ヒロシ ツワブキ
連絡先(twiter):yakoku_unei
ゲームスタート:未定(年内予定)
募集人数:10~15人程度(最低10人)
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