ホーカーハリケーン…状況が揃えば最新鋭でなくてもいいという兵器の見本

最初は…ホーカーハリケーンです。

まずスタイルも素敵です。かっこいいです。模型で是非とも作りたいですね。英国の兵器なのでエアフィックス製で是非とも作りたいものです。

この機体が素敵なのは、

「必要な時に必要なところに必要な数だけ存在した」

このことに尽きます。

兵器にとって一番必要なことです。

この三つが揃うことが重要。

 

1は、遅かったら意味がない

2は、作られていても、戦場に届けられなければ意味がない

3は、届いたとしても、数が足りなければ意味がない

 

その意味で、この全てがマッチしたことは奇跡か。

 

1を、枯れた技術、堅実な技術で乗り切った

2を、イギリス本土が戦場であったことが幸いした

3を、過去の生産技術が利用可能であったために生産力を総動員出来た

 

一旦戦争が始まると、兵器は一気に進化します。

当然です。兵器は実戦に用いられることによって仮想敵から現実の敵との対戦結果が明確になり、

戦闘結果のフィードバックによって改良され、新兵器が登場する。

それが出来ないような国家群はその戦争から落伍するしかない。