「妻井」を含むwiki一覧 - 1ページ

狂歌百物語(楠霊) - いにしえwiki

水の泡と 消えしながらも 湊川 楠の根の 魂は朽ちせじ(江戸崎 緑裘園邦彦)015.楠の 堅き備へは 破れても 思ひ残りて 石と化しけん(吾妻井香好)タグ一覧: カウンターページ全体:今日:昨日:

狂歌百物語(山姥) - いにしえwiki

方にて 見てや抜けゝん 越こしの国 幽霊村を 過ぐる山姥(菊園哥居)007.山姥の 真白き肌や 雪に似て 世を経りてのち 消え失せにけり(吾妻井香好)008.霧を呑み 木の実を喰ふ 山姥は 衣も秋の 錦なりけり(楽亭西馬)009.群がりし 烏天狗の 巣をも取る 子を持つ姥や 鼻は

狂歌百物語(古椿) - いにしえwiki

見て凄く 油のやうな 汗を身に 絞りて咲ける 化椿かな(語吉窓喜樽)003.花首の 落ちては燃ゆる 火と見せつ 脅しやすらん 世を経る椿(吾妻井香好)004.草も木も 眠れる比ころの 小夜風に 目鼻の動く 古椿かな(宝山亭金丸)005.山寺の 閼伽あかの水汲む 井のもとに 笑うて

狂歌百物語(小袖手) - いにしえwiki

絞めんと 破やれ衣ぎぬの 袖よりも手の 出づる執念(駿府 松径舎)034.古着屋の 化しものなる 釣小袖 見ては買うても 手を出だすなり(吾妻井香好)035.留めもせで 流す質屋を 恨みつる 腕かひなの出づる 袖蔵の念(南向堂)036.紅絹もみ裏の 衣きぬゆ出す手は 血の池に 沈

狂歌百物語(海坊主) - いにしえwiki

日おおつごもりに 海坊主 出てもその手は 桑名屋徳蔵(宝鏡園元照)003.播まかなくに 何の種やら 海坊主 浪のうねうね 浮かみ出づらん(吾妻井香好)004.海坊主 浮かぶ衣の 袖が浦 のりを好むか 木のはしに来て(下総古河 紀永居)005.題目の 髭をも見せて 浪の上に 浮かぶ

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