新鉄本線

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新鉄本線（Miraheze Tanukipediaの記事）

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新鉄本線（しんてつほんせん）は、新山県新山市中区の新山駅と岸俣市の木沢駅を結ぶ、新山電鉄の路線。

概要

新山県北東部、岸俣丘陵の森林地帯を南北方向に縦貫している。路線の起点（南端）日鉄日下部本線と栄急本線、終点（北端）で中東電鉄本線に接続しており、またこれらの3路線と相互直通運転を行うことにより、中葉地方と安久地方それぞれの私鉄路線網を連結している。

なお、線路は日鉄日下部本線の能年駅から方急三代沢線の若葉台駅までの480kmの一部を構成しており、理論上はこの全区間を直通する列車の運行が可能だが、1977年に線路が繋がって以来、全区間を直通する列車が運行されたことはない。

路線名は「新鉄本線」のみで正式名称であり、「新山電鉄本線」や「新山電鉄新鉄本線」という表記は誤りである。

路線データ

• 路線距離（営業キロ）：宮下駅-木沢駅間 42.8km
• 軌間：1435mm
• 駅数：13駅（起終点駅含む）
• 複線区間：全線
  • 複々線区間：新山-新鉄柴矢
• 電化区間：全線電化（直流1500V架線方式）
• 閉塞方式：自動閉塞式
• 最高速度：126km/h
• 車両基地：白井車両基地・奥原車両基地
• ホーム最大編成両数：10両

運行形態

相互直通運転を行っている中東電鉄本線と一体的なダイヤになっている。

■特急終日運行される。当路線内では各市の代表駅の中でも主要な駅のみに停車し、その多くが方急一柳線および日鉄日下部本線へ直通する。■急行終日運行される。各市の代表駅および主要な乗換駅に停車する。■普通各駅に停車する種別で、終日運行される。

歴史

• 1934年6月9日 - 新山-末持が開業。
• 1937年8月28日 - 末持から棗郷まで延伸。
• 1939年2月4日 - 棗郷から岸俣まで延伸。
• 1951年3月3日 - 岸俣から木沢まで延伸。
• 1977年5月9日 - 木沢駅を移転し、中東電鉄本線と線路がつながる。これをもって、能年駅-塩谷町駅間(437km)の線路が一本に繋がる。
• 1984年7月27日 - 美帆ヶ丘駅が開業。

駅一覧

• 全駅新山県に所在。

凡例駅番号順（北から順）に記す。起点は新山。●：停車、｜：通過普通：各駅に停車するため省略。線路：||：複線(||)：本線の外側に待避線を備えた駅|)(|：本線の内側に待避線を備えた駅(|)(|)：本線の内外に待避線を各1本ずつ（上下線で合計4本）備えた駅||||：複々線(||||)：複々線の外側に待避線を備えた駅||)(||：複々線の内側に待避線を備えた駅ⴷⴷ：これより上は複線、これより下は複々線ⴸⴸ：これより上は複々線、これより下は複線

駅名	駅間キロ	営業キロ	線路	特急	急行	接続路線	所在地
木沢駅	-	42.8	(||)	｜	●	中東電鉄：本線（直通運転）	岸俣市
岸俣駅	3.4	39.4	(||)	●	●
棗郷駅	5.7	33.7	||	｜	｜		椀臼市
椀臼駅	3.7	30.0	(||)	｜	●
垰畑駅	3.0	26.0	||	｜	｜		奥原市
新鉄奥原駅	3.7	22.3	(||)	｜	｜
宇井駅	2.9	19.4	||	｜	｜
美帆ヶ丘駅	5.6	13.8	||	｜	｜		新山市白井区
白井駅	3.0	10.8	(|)(|)	●	●	新山電鉄：星野線
末持駅	5.1	5.7	||	｜	｜		新山市中区
川頭駅	1.8	3.9	||	｜	｜
新鉄柴矢駅	1.9	2.0	ⴷⴷ	｜	｜	JR中城栄：中葉本線
新山駅	2.0	0.0	||)(||	●	●	日鉄：日下部本線（直通運転） 栄急：本線（直通運転） JR中城栄：中葉本線
中東電鉄線 直通運転区間				木沢駅から ○普通・急行 … 栗原まで ○特急 … 宮下（一部は方急一柳線大場）まで （特急は木沢駅には不停車）
日下部鉄道線 直通運転区間				新山駅から ほとんど全ての列車が日下部方面へ直通
栄都急行線 直通運転区間				新山駅から ○特急 … 栄都方面

駅名標の特徴

新鉄本線の駅名標には、ローマ字表記のみならず、発音記号(IPA)までもが併記されている。

（例）

• 棗郷駅 → [naʦɯmegɔː]
• 椀臼駅 → [maɾius]
• 宇井駅 → [ɯi]

二重母音化や無声化なども反映されており、ローマ字表記と大きく外れるものもある。外国人に正確な発音を伝えられる利点があるものの、発音記号の読み方に慣れていないとかえって見づらいという指摘がある。

関連項目

• 中葉本線
• 中東地方

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