議論のログを参照したところ、幾らかの説明不足や訂正部分が見受けられましたので、改めてもう一度説明のほうをさせていただこうかなと思います。
まず今回の件で扱われている「保護」という文言に関しての補足なのですが、私はこれを大別して運営としては二種類あると考えています。具体的には「能動的な保護」と「受動的な保護」です。
この「能動的な保護」とは運営として平常業務の一環として行われるものであり、言ってしまえばタグや記事が問題ないかの巡回管理、ひいては本件がこれに該当するものと考えています。
そして「受動的な保護」とは企画参加者からの相談や報告を受け、それを指針にした仲裁や制止などの活動が該当するものと考えます。
指摘いただいたような「人ではなく作品を保護する方針」はこのうち、前者である能動的保護にのみ適用されます。
これについての理由は概ね2つあり、まず一つは100人を大きく超えるコミュニティの参加者のsns・投稿サイトの全容を同時にかつ持続的に管理することがマンパワーなどの側面から見て極めて困難であることです。仮に増員などの一時対応が可能であったとしても、これの管理を約束してしまうと無制限に拡張する責任と管轄範囲によっていずれ限界が訪れると思われます。
もう一つが、この企画は可能な限りオープン環境でのシェアードワールドの発展を目指していることです。個人を保護するには企画内に明確に帰属させる必要があり、これは個人を同定できるように予め多岐に渡る登録などを要することになります。こうなるとどうしても作品一つを取っても煩雑な処理が行われることになり、それはこの趣旨に反してしまいます。
これを回避するために、あくまで作品のみを対象に取る、作品のみを帰属という処理に現在は落ち着いています。
ただし、これらは「タグを付けていない限り自由にしていい」という考えを肯定するものではありません。運営規約の禁止事項7「当企画そのものの信用を失墜させるまたはそれに準ずるあらゆる行為」に基づき、目に余るような事例に関しては報告あるいは発見した際に随時処分されます。
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