取り残された痛み めも

ページ名:取り残された痛み めも

シナリオシートを張り出してみたかったが、シナリオシートにできるような書き方をしてないので、せめて供養に設定とか(収納部に考えてたこと)を残す。

 

+シナリオ連想ゲームパート-閉じる

趣旨

赤月ちゃんを強くしたいから孤独に突っ込んだ上で自分で他人を選んで殺させる話を書こう。

SAN回復シナリオで、かつ極限低SAN状況のシナリオだからそこも拾いたい。

使えそうなもの

沙耶の唄:脳が破損した人間が世界とグロ肉の認知が逆になる。グロ肉がヒロイン。

最終的にグロ肉が世界を侵略するエンドと、脳が修復されて認知が正常化するエンドがある。

AC6:致死量のエネルギー流体を浴びると、その波長として存在する情報生命(ヒロイン)と接続されるようになる。

最終的に全部燃やすエンド(もちろん敵対して殺す)と、添い遂げるエンドがある。

該当しそうな神話生物

精神寄生体(マインドパラサイト)

・精神生命体(≒ほぼ情報生命体)

・SANが終わってるやつ(狂った科学者とか芸術家)にだけ見える妖精さんらしい

他にどんな設定があるのか

・月在住

・全人類に寄生している

・群知能

・宿主の正気を弄って自殺させたりする

この世界観における「正気」を定義しよう。

知ってる作品でそれっぽいものを検討してみる

認知フィルター(lobotomy):フィルタリング。見ただけで正気が消し飛ぶアブノマをギリ可愛く見えるようにする

啓蒙(ブラボ):真理の理解。高まると上位種が見えるようになる。

SEN(blacksoul2):淫蕩度。化物がえっちな女の子に見える。(世界が都合よく見える)

次元フィルターローブ(エレメントハンター):器官。別次元の認識の翻訳に使う。

波動関数の再発散(酔歩する男):器官。本来連続していない時間を整合性が取れるように接続してくれる。

正気(PROJECT: SUMMER FLARE):滅んだ世界を覆う集団幻覚。

→狂気(低正気):やなものが見える。未翻訳・未濾過。

→正気(高正気):うれしいものが見える。翻訳済み・濾過済み。

翻訳・濾過で考える

→10進数以外が無変換で来られるとまあ読めない→変換前の世界を定義しよう

→狂気:物質(形)を作るエネルギーしか読み取れない世界。虚無。

→正気:物質が見える世界。


+黒幕(神話生物)について考える-黒幕(神話生物)について考える

取り決めたこと

・赤月ちゃんの脳みそに在住する精神生命体

・正気が低くないと見えず、宿主の正気を上げたり下げたりできる。

・正気でない世界とはエネルギーしか見えない世界。正気の世界とはエネルギーを物質に翻訳した世界。

取り決めから見た精神寄生体の現状

・狂気の世界(虚無)在住なので孤独。

・正気の世界を赤月ちゃん越しに認識している。

・正気の赤月ちゃんには見えない。

現状から想定される内面

・寂しい。感情が一方通行。

・赤月ちゃんのことを一番知っていると考えているし、一番憐れんでいる(凄惨な人生を歩んでるので)


シナリオでやることを決める

黒幕のできること

認識できるようになった対象の正気を増減(≒拡大解釈して望む『正気』の提供)

最低限の戦闘手段(マレモン見たらMP吸収があったのでとりあえずそれでいく)

黒幕のできないこと

それ以外

黒幕の願い

赤月ちゃん(悲惨な現実)と自分自身(孤独)の救済

手段

赤月ちゃんが苦痛に感じない(これが非現実だと悟られない)ように、自分が用意した『正気』の世界に幽閉する。

趣旨を満たすために必要なこと

精神寄生体が作った『正気』を突破する過程でその中に作った人間たちを一つ一つを破壊させる。

精神寄生体を屈服させてSAN値を戻させて正しい『正気』に帰る

孤独に関しては精神寄生体と赤月ちゃんしか居ないからok


 

 

ざっくりシナリオあらすじ

赤月ちゃんの正気度が死んだので、正気度が死んでる探索者にだけ見える妖精さんこと精神寄生体が見えるようになった。精神寄生体はずっと赤月ちゃんと居たいので、この機を逃すまいとpixivシナリオ空間を作り引き留めることを試みるが、うるせえ馬鹿野郎俺は帰るぞこの野郎。

 

登場神話生物

精神寄生体

文字通り精神に寄生するガス状生物で、(正気0の)真実の世界で生きている。

宿主の視点を通して正気世界を見ており、宿主たる赤月ちゃんのことを可哀想だなあ助けてやりたいなあと思っている。

SAN0付近の人間にだけ見えて干渉できる。干渉ができれば、幻覚度数である正気を上げたり下げたりできるし、任意の内容に調整した「正気」を見せられる。正気の一部分としてアバターを作ることもできるので、それで赤月ちゃんとの交流を図る。逆にそれ以外ほぼできない。(自害すらも)


シナリオ上の世界の推移

第零世界:現実(本来の正気)

SAN(正気)が0に近づいたため、バグり始め正常に認識ができなくなりつつあった。代わりに精神寄生体を認識できるようになったので、彼らのコロニーである月を見て共鳴したことで完全に認識が切り替わる。

第一世界:毒入りスープ空間(ここから作られた正気)

精神寄生体が自分の作ったアバターである『パラ』を接触させ、思い入れを持たせるために作った空間。

前提として脱出するために作られている。

思い入れの選別方法として容易な脱出条件に「パラを生贄にする」を置いている。

第二世界:エル学再現空間

パラが捨てられなかったのでそのまま続投させ、赤月にとって住みよいエル学を模倣した空間。

一応は永住予定地。

これまでに得られた知識以上のことを描写できない都合上、知識や未知の概念が存在せず、また思ったより赤月ちゃんの見てる世界と誤差があった上に、住人のINTが高く情報の整合性の破綻に気付くのが早かったため、緊急退避でクトゥルフに侵略されつつある世界に再定義し直された。

第三世界:破局空間

クトゥルフによって文明が一掃された世界。

第二世界の辻褄合わせと教訓として、住人と情報の大半を排除し、さすがにここまで続投すると怪しいパラも排除し新しいアバターの『マイ』を用意した。秒でバレた。

第四世界予定:破局前夜

第三世界のマイの記憶が存在しないことの辻褄合わせとして、赤月ちゃんが取り戻した記憶の体で、過程を作るためのもの。第三世界時点で赤月ちゃんに看破されたため、実際には運用されることはなかった。

真実の世界:正気のない世界

全ての正気を放棄したことでエネルギーのうねりしか見えなくなった世界。うねりの中の意識(赤月と赤月の精神寄生体)以外意味のあるものは存在しない。

この世界を詳らかにした上で好きに定義し直した世界を提案するが赤月に拒絶される。

赤月が精神寄生体(救い)を滅ぼすことで完全に虚無の世界に取り残されることになる。(救いの否定の報いとしての放浪≒彷徨えるユダヤ人)

第四世界:三途の天の川(再び作られた正気)

赤月と対話することは諦めつつも、赤月の中に未だ残った最後の精神寄生体が、安息として設けた死の世界。

ここでも尚赤月が何も棄てようとしなかったことで観念し、赤月に正しい正気を付加し直す。

第零世界:現実(本来の正気)

帰還。


登場人物

パラ

行動原理は「赤月ちゃんの親愛を掴みとること」

精神寄生体の代理人。ミステリアスな先輩・お姉さんキャラでは墨流に勝てないので、無邪気な後輩・妹キャラで攻めようとした。最初は四字熟語キャラで行こうとしたが、特に赤月ちゃんから反応もないので見切りをつけ辞めた。

精神寄生体の人間理解が乏しく、愛情を得るには献身を捧げるしかないと考えており、言動もそれに引っ張られている。

マイ

精神寄生体の代理人なのでパラに右に同じ。

パラも墨流共々に排除し、その欠損を埋めるよう年下先導者をコンセプトに構築しようとしたが、うまくいかなかった。

墨流灰音

行動原理は「赤月の先輩を全うすること」

赤月の認識との差異として赤月を(パラに嫉妬するなど)溺愛したり(見殺しの強要など)冷酷な面が強調されている。

精神寄生体が少なからず嫉妬のバイアスがあり、かつ赤月自身がややオリジナルより美化しているため落差が激しく見えるが、「謎(未知)の存在が重要」「赤月は自分の命に代えて構わない存在」など本質は一致しており、退散呪文のコストに全てを支払って現実へ(近づく方へ)赤月を送り出した。

然数理事長

行動原理は「第二世界の住人として、何に代えても世界を守り遂げること」

魔術師なのに魔術が一個も使えないというド級の矛盾で世界のバグにほぼ最速で気付き、さらにそこから赤月の脱出を条件に世界が終了すると推定し、生徒や自分を生贄のコストに支払ってでも神格を従え赤月の幽閉を試みた。

オリジナルと一番落差が激しい、というかほぼ別人。日夜を唆すなど狡猾さこそ据え置きだが、善性と責任感に違いがあり、本物であれば『幾ら何でもこれはクソ世界すぎだろ、わざわざヤな思いする値打ちないし滅んでしまえ』と静観を決め込むか、赤月側に着いてちょっといい空気を吸って気分よく死ぬものと思われる。

日夜努

行動原理は「悔いを残さず生き抜くこと」

赤月(の視点である精神寄生体)の被害妄想である「きっとまだ火事のことを恨んでいるだろう」という憎悪を植え付けられているのに、そもそもの起点であるトラウマの記憶は存在しないというバグ認識勢その2。オリジナルの潔癖さを注いでいるので存在しない憎しみで動かないよう必死に自我を抑え、ギリギリまで赤月サイドに着くか悩んでいた。

が潔癖でいたいその自尊感情より西条との絆を選び最終的には敵対した。文脈だけで言えば此方彼方の主人公勢。

歌原揺蕩菜

「歌原先生はね」

「常に生徒の味方で」

「弱音なんか吐かないし」

「化物なんかみんなブッ倒す最強の存在じゃなきゃいけないの」

 

 

 

 

 

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