サー・ドロセラ

 

 

■現実の設定

名前：プラクトラ・フーゴ

年齢：不詳

身長：2ｍ

性別：男性

瞳の色：不明

髪の色：不明

所属：夢の使者-ドレアム騎士団→夢の使者-リンクホルダー？

キャラクター設定：階級不詳及び経歴不詳。サーを名乗るがドレアム騎士団の登録上は存在せず、僭称者ないし何等かの理由で破門や離反し抹消されたと考えられる。生ける夢でありながらも家名であるフーゴを名乗ることが許されている現状唯一無二の存在であり、力を認められた生ける夢であるというより、恐らく祖先が何等かの事情で夢化しつつも生き永らえる選択肢を取ったようだ。

尊大な態度と性格で知られ、また主従の徹底に極めて厳格。彼が制作したとされる工房武器に卑なる身分の者が手に触れることは許さないし、彼から買い取るためにはまず譲渡するに値する人間かを見定めるための試練を受けなければならない。それと同様、自分の隣に置く従者にも強い拘りがあるようで、それなり以上の広さにも関わらず従者は「リリウム」という女性ただ一人のみを付けており、彼女の手によって現在に至るまで運営されている。（殆ど料理などの家事が必要ないのでそれで成立しているのかもしれないが）

人前で決して鎧と兜を脱がないが、その中で反響する声の不気味さも相まってか、彼と関わり合いを持つ人間に乏しくその理由を知る者も居ない。が、「顧客」に関してはそれなりに興味が向いているようで、時たま戦場に様子を伺いにもとい武力介入のため館から出てくることもある。金銭的対価でも呼び出すことはできるが、言うまでもなくその代償は決して軽くない。

 

 

■夢の姿の設定

名前：サー・ドロセラ

武器：自前の工房謹製武具、モウセンゴケの粘液と毛

外見：黄金と漆黒の2色で構成された鎧騎士

夢の姿の設定：内部構造としてはグリド＝フーゴと同じ不死者タイプの痩せぎすな外観で、更にそれに蔦が体表が見えなくなるほど絡みついて生い茂っている。これにより鎧ごと寸断された四肢も蔦を伸ばすことで即座に繋ぎ合わせ、それを簡易として戦闘継続しながら治癒を待つことができる。

ダイバーとしての固有形質はいわゆる陣地作成系能力者。足元を起点に粘性を以て身動きを封じる食虫植物を大量に張り巡らせることができ、その状態で自慢の武器で殴り斬り突き殺す。騎士道もクソもねえな

無力化困難で、行動阻害持ちで、初見殺しを含んだ多様な武器習熟、と対峙する者にとっては悪夢のような三重苦であり、彼を正攻法で超えようとするなら一点火力集中による短期決戦を求められる。尤も、それができるのは彼がこちらの準備を待ってくれる試練くらいのものだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リリウム。奉仕すらままならぬとは、お前は本当にどうしようもない愚図だな。」 「ももも申し訳ありません！お召し物を私の血で汚してしまい……」 「ハッ。どれ、作業に差し支えても仕方あるまいから私に傷口を見せてみろ」 「お止めになってください、主が道具である従者に膝を着いて手当などと……。」 「えぇ……」

 

■現実の設定

名前：リーリエ・フーゴ

年齢：不詳

身長：174㎝

性別：女性

瞳の色：不明

髪の色：不明

所属：夢の使者-リンクホルダー

概要：「リリウム」の正体にして真のリーリエ工房の主、フーゴ家に名を連ねる者。

フーゴ家の多分に漏れず、彼女も変態というか性癖を拗らせており、その内容というのが「理想の傲岸不遜な騎士に傅いてお世話したい」。プラクトラ・フーゴという存在とはそんな彼女の野望の下、グリドに話を付けて対外的な代表に契約黒曜石を座らせるところまでされちゃった結果そのものである。

 

 

 

僭称者ドロセラ。お前にサーの敬称は不要だろう。‐これから死ぬローグ

ほぉ？私を愚弄するか。余程命が惜しくないと見えるが……慈悲だ！訂正の猶予を……‐サー・ドロセラ

サーがお手を煩わせるような相手ではありません！私が対処します‐リリウム

訂正の猶予なくなっちゃった‐プラクトラ

そんな彼女だが、いや、或いは彼女だからこそか工房ダイバーとしての手腕は天才的（名の知れた工房ダイバーなぞは往々にしてそうであるが）で、例えばプラクトラが常用している鎧は、本来よくて境界級のところをリソース供給さえあれば強引に深層級へと押し上げる強化外骨格の役割を果たすという並外れた性能を発揮している。フーゴ家からは本来かなり遠い血縁に当たるのだが、グリドによって縁組されたのもその実力の評価の一端として伺える。