「」 「はじめての仕事で手渡されたファイルには標的がどんな悪行三昧のロクデナシだったかが書かれてて。」 「それを見てああなるほど、こんな悪い奴なら別に死んでもいいな、と思えてさ。」 「。」
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■現実の設定
名前:梅梅(めーめー)
年齢:25
身長:164㎝
性別:女性
瞳の色:赤
髪の色:黒
所属:オリジナルシン→特心対‐不知火機関
キャラクター設定:外部協力者に当たるため階級無しだが、相当階級は3等深層。オリジナルシンの暗殺集団に所属し、その人材不足から階級を割り振られるというどこか既視感を感じる出世経歴を持つ。謀殺されそうになったことを切欠にオリジナルシンからの亡命を試み、プロミスノートに拾われることで彼の庇護下での活動に移る。
プロミスノートの部下の猫と梅のまともな方。常にローテンションで、一見してクール、ともすれば冷酷な人間に見えるが、その内面は彼らと相対的に比較するとかなり豊か。死期が迫る風美の事を気に掛けたり、ワーカーホリック気味なプロミスノートの体調を慮ったりと、その口ぶりに反して他人のことを見ているし思いやる。
その一方で、専門の教育を課せられることなく、呵責も憎しみも持たずに、ダイバーの中でも更に輪をかけて血に塗れた暗殺ダイバーになったこと、なれたことは人並みの人を外れた異常性かもしれない。多くのダイバーは大なり小なり何等かの使命や信念に基づいた動機を持つからだ。まあ傭兵にたまにいる精神性と言えばそれまでなのだが。
彼女の所属していたオリジナルシン内の小派閥は暗殺を職務としていたが、その対象は内外問わずであり、組織内の浄化装置ないしパワーバランスの構成要素の一端を担っていた。職務上、機密を与えられることも多く、また任務の拒否権を持たないため、一部の幹部にとって不都合な事実を握られたと目を付けられた結果、殉職するまで任務で酷使され続けるという憂き目に遭う。プロミスノートの暗殺未遂もその一つである。
結果として耐え切れなくなった彼女は逃亡を始め、前述したような顛末に至るが、該当の幹部は諸事情により既に故人であるため、オリジナルシンと形式上は和解しており、交渉の席に同伴することもある、が、不穏分子として彼女を見ていることには変わりなく、彼女がプロミスノートを暗殺から護衛する一方で、プロミスノートが居ること自体が彼女に向けた暗殺を防止する措置の一つでもある。
■夢の姿の設定
名前:バイカダ(梅花蛇)
武器:工房武器(刀、銃)
外見:蛇瞳、割れた舌
夢の姿の設定:定義上は蛇獣人に当たるダイバー体であり、同業者が何となく思い浮かばれる。外見的特徴は先に述べた程度のもので、あとは歯並びが鋭くくらいのもの。毒の生成や蛇の眷属能力も持たないし、見たモノを石にしたりもしないが、ピット器官により暗所での視力に強く、また実際の蛇がそうであるように全身の皮膚感覚で鋭敏に音を感じることができる。全力で転化すれば完全な蛇になれるかどうかも不明だが、少なくとも前例はない。
身体能力の増強に想像力を割り振っているため、武器生成は行わず工房から買い上げたもので代替としている。オリジナルシンの暗殺部門に転属後は規格統一されたものを使っていたが、それ以前と上司の死後でそれぞれ別の工房武器を使用しているため、下記にまとめる。
「テイルアトリエ:花咲爺」
見た目はおおよそグロック17……というよりそれ自体はほぼほぼコピー品に過ぎないが、差異として灰が封入された特殊な弾丸を使用することが可能なように構造を一部改変されている。この灰には接触箇所を侵蝕し、そのリソースを吸い上げて花を咲かせる性質が付与されており、無力化や妨害に長けている。銃本体は廉価で安いが、定期的に購入する必要のある弾丸で利益を見込むビジネスモデルで運営されている。
梅が暗殺ダイバーになる以前の相棒だが、日本に渡った今となっては事実上使用不能になっていると言ってもよい。
まあ安いから買っただけ(結局そこそこ割高だったけど)だし、そんなに未練はないよ。……ほんとだよ?‐梅梅
「ブランド工房:贔屓」
リソースを流し込み起動することで刀身から炎が迸るように作られた工房武器であり、一度振るえば対峙する者を一刀にして焼き切り両断する先代の形見にして奥の手。発動時の切断面に紋様が刻まれる特徴があり、ブランド工房という俗称は『烙印』を意味する本来の語としてのブランドとのダブルミーニングである。体験版とも揶揄される。
基本的にはただの刀として使い、非常時や悪夢などの正面戦闘に限って能力を起動する。
握ってみて前任が使いたがらなかった理由が痛いほどわかったよ。こんなの一瞬で身バレするもんな……‐梅梅
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