この世界の物理法則方面
DD世界で言う夢って何?心って何?
『脳で見る夢』と『脳で夢を見てるとき(もっと言えば意識を神経細胞が生み出してる間)のみ繋がれる異界』があり、両者を接続して考えている。脳の活動は異界の内容物を変化させるが、異界の内容物もまた脳の活動に変化させる相互関係にあり、心は脳が報酬系に合わせた妥当な反応とそのような相互作用が全部総計されることによって出力される。
なので全く同じ組成の脳を持つ人間を作っても繋がる異界の座標が違うので人格に差異ができるし、逆に死んで空白になった後適切な座標を取れれば事実上の死者蘇生ができる。なので、捉えようによっては俗にいう魂そのものとも言える。
ネクロニカの自我次元論がベースなのでルルブ読めば大体わかるよ
なんで夢を見ると異界と接続されるの?
知らない。3次元的にみるとありえない挙動でも、高次元から見ればそうではない。例えば2次元の平面存在、紙に描画された人間を想定してみるとして、3次元の私達は紙をおもむろに千切って彼を真っ二つにすることができる。このような凶行は2次元の当人には不可能な行為だけど、私達はその限りでない。同じように4次元以上の存在は3次元に穴開けたり繋いだりとか楽勝なので、神経活動の観測に反応して干渉を行っているのではないか。生物みたいな書き方をしてるけど、単なる物理法則とかシステムとかそういうのだとは思う。
なんだって干渉できるんならもういっそ全部の不思議現象が超次元の結果でもよくない?よくない。
エレメントハンターの時空虫の概念なのでエレメントハンター全話見よう
夢界って何?
虚数質量がなんか大量に溜まってる何か。虚数質量とかピンと来ないのでタキオンを敷き詰めた感じだと概念理解がショートカットできる。ざっくり静止質量(運動エネルギーを持たないときの質量)が実数になるのが普通の物質で、虚数になるのが虚数質量物質で、虚数ということは光より速いけど光より遅くなれない存在。
タキオンが存在できないわけではないけど、タキオンが普通物質と干渉すると因果律が破れてしまう(だって光より速く結果を持ってくるのだから)ので、普段タキオンと普通物質はお互い無視することが保証されている。……の筈だったのに、先ほどの『夢』がうっかり相互干渉を繋いでしまったので、普通物質側が持つ情報が夢界のタキオンに影響を与えたり、その逆も然りになってしまった。
タキオンと普通物質が『夢』によりお互いに干渉しあう混沌空間がドレアム境界面、夢現領域になる。
そして『夢』による制御を離れたタキオンと普通物質はまたシカトし合うようになるので結果として一定時間経過すればそのうち消滅する。
ここまででは世界の修正力は説明できてないのだけど、世界の修正力はシンプルに巨大な『夢』によるフィードバッグで元の形に戻そうとする動きだと思われる。地球上の全ての意識物質の集約として修正されているのか、どっかの盲目白痴の王か何かがそれをやってるのかはわからない。設定するのも無粋な気がする。
虚数空間は大体エヴァンゲリオンのディラックの海、ないしシン・エヴァのマイナス宇宙だからアマプラでシン・エヴァ見……ても結局よくわからんくなりそう
予知夢の正体
タキオンが連れて来た情報そのもの。因果律を無視したものだからそりゃ未来の情報を持ってこれるよね。
タキオンはあくまで未来から過去方面に戻ろうと思ったら戻れる存在でしかないので、過去の映像をタキオンが持ってくる(過去から未来へ、つまり正常な時間の方向)のは別に矛盾しないよ。
生ける夢って?
夢界はタキオンの海と言ったので、必然的にその内容物の生ける夢もタキオンの塊とかそういうのになる。普通物質との相互干渉で一定の形を付与されたので、そのやり取りが保たれている間はそのままその形が維持されているのである。
砂場の砂をかき集めて城にして、それをずっと手で押し固めてるとかそんな感じ?手を離せばみんなまた大抵砂に還っちゃうのである。ただ砂が固まって砂岩になるように、そういった干渉がなくても一つの形を成立させているものは全然ある。結局は只の形にしか過ぎないので格を保証するものではないけど、そういった存在はその強固さ故に多分脅威になりうる。
生ける夢こまごま
ホルダー体・指輪・契約・エゴの外殻とかの差異
『ホルダー体』はもう剥き出しの人格に剥き出しの生ける夢が融合してるのでそれはもう危ない。人格.exeがあるとすれば、そこにウイルスプログラムが直に組み込まれてる感じになる。暴走するしクラッシュするし最悪自壊するし最悪である。収獲者とかの融合体もホルダー体の一つで、直列電池だから出力は高いけど撃破されたらそのまま巻き添えになる。
『契約』はホルダー体よりは幾らかマシで、『このプログラムを組み込みますか?』のポップアップが表示されているし、設定した縛りの範疇で強制的に解除みたいなのがある。ので比較的暴走しにくいが、あくまで運用する2者間に全て委ねられてるのでやらかすときはやらかす。夢側が騙したり、予想外のセキュリティホールは付き物だからだ。
『指輪の契約』は契約をより突き詰めたもの。使用者側が命令だのを押し付けられる契約条文のテンプレがあり、それに夢を嵌め込むことで安全性を担保している。ただし、それだとあまりにも不公平なので、夢側も使役時間や損傷に応じて対価を求められるようになっている。一定値を超えれば人格の操縦権を買えてしまうのでそこまで行かないように意識しなければならない。大体は何かしらの汁とか激痛で警告してくれる。
『エゴの外殻』は契約のような言語条件で管理するのは危ないし制約が重いので、物理的にホルダー体になったりならなかったりするシステムを構築しようとしたもの。電源を付けてる間だけ生ける夢ウイルスプログラムが人格.exeを侵蝕できるようにした。縛りもなければセキュリティホールもない安心システムだが、onの間ドンドン飲み込まれていくのでちゃんとリミッターとか使用制限守らないと結局ただのホルダー体になる。
『工房作品(の一部)』はクオリアから学んだ配列を情報として形に出力し、使い手に理解させることで使用者の夢とするもの。……はめちゃくちゃわかりにくいので、さっきの例えに戻すと、生ける夢ウイルスプログラムを解析し、機能だけを抜き出してhtml構文にして人格.exeがうまく取り込めそうなら取り込むという形式。根本的に生ける夢そのものを使用してないのでその点では安全だが、理解できないと取り込めない無用の長物になる。
師匠の動きを真似するのが工房作品で、師匠の大脳を直接移植するのがホルダー体系列全般ともいう。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧