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「逃げてください!早く!!」

「ありがとう。でも、心配には及ばないよ。」

「私も実は怪物側でね」

 

 

 

 

 

「あちゃあ、手の平血まみれだねぇ。こんなにぱっくり開いてちゃあさぞ痛いだろう?」

「あー、いや、大丈夫っすよ。弦で切れただけっすから。もう止まってますし、元々見た目ほどじゃあないんす」

「あぁ、さっきのが原因か。ロックでかっこよかったね、君のギタークラッシュ。」

「でも残念だね。見るからにもう、修理は厳しそうだ」

「……まあ、そっすね。」

「結構年季があるように見えた。愛用品だったんだろう、すまないね、もう少し私が早く」

「いや、気にするこたないっすよ。中古のオンボロっすから、寿命がちょっと早まっただけっす」

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