「天にまします我らの父よ、願わくばこの行いに報いがありますように。」
アトメント砂漠地帯の小高い丘に位置する教会にて神父を名乗る青年。 説教に執着することなくひたむきに迷える子羊の懺悔に耳を傾ける真摯な聖職者であり、また堅物でなく俗世とも柔軟に調和する人物でもあることから、その人望は厚い。 反面いつから神父であったのかなど、経歴に霧がかる点はあるものの、それは些末事の一つにすぎないだろう。 |
初出は期間限定イベントストーリー「スリラー★ナイト」の味方NPC。現在はサブクエスト「火と灰の使徒」に常駐。
物理半減耐性が厄介なゾンビの雑魚散らしにて、数多くの近接物理専門職プレイヤーがお世話になった。
懺悔室に自分を模したマネキンを配置しサボったり、聖水に浸した聖書でゾンビの頭部を殴りつける、ほぼ脅し同然の言動など、数々のエキセントリック……奔放な振舞いと紹介の温度差に驚かされたユーザーも少なくないだろう。
ただし、主人公一行を除いてはそれらは鳴りを潜めているため、この評価は猫被られているほかの住民のものということなのかもしれない。
「スリラー★ナイト」では選択肢によって、「火と灰の使徒」ではクリア後にいつでも交戦することが可能で、アサシンクラスのエネミーとして立ちはだかる。(聖職者としてそれはいかがなものかと思わなくもない)
思考ルーチンは魔法銃とダガーを交えた軽装の近~中距離型であり、隙を与えると必ず急所狙いを打ち込みにくるようになっている。このため上級クエストでの近接火力職に必ず求められる「急所だけは回避する」と「クロスカウンターを覚える」ことに関しての練習台として非常に向く。近接タイマンで彼を突破できるなら中級者卒業と言えるだろう。
なお、遠距離のスタン付与装備がある場合は簡単にハメ殺すことができるので、初心者であってもアイテム回収のために攻略することを推奨する。
名前 | 牧師リグレット |
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武器 | 右手 | ゾンビバスター/葬礼の銃 |
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左手 | ゾンビスレイヤー/哀悼のダガー | |
防具 | 頭 | なし |
胴 | 懺悔の祭服 | |
腕 | 誓いの手袋 | |
脚 | 古びた革靴 | |
シリーズ | 葬送者装備 | |
魔法 | 魔術 | なし |
※ネタバレ箇所には反転加工しています
ゾンビバスター/葬礼の銃 銀の紋様があしらわれたリグレットのリボルバー銃。 魔法陣が刻まれた弾丸が一つの呪具そのものである銃身に放たれることで、炎そのものへと姿を変える。
ここでは一輪の花さえも咲きはしないだろう、ただ永劫に不毛の砂漠だけが広がるばかりだ。 だから目を覚ます必要はもうない、火は死後生さえも焼き尽くして安らかな眠りを届ける。 そうしてあとにはわずかな温もりの残り香と灰だけが残る。 |
ゾンビスレイヤー/哀悼のダガー 何度も研がれて擦り切れた、ありふれた牧師のダガーナイフ。 替えが幾らでも利くと選んだものの、リグレットがついぞ替えを取ることはなかった。
銃弾の火が死者に安らかな眠りを保証するのなら、このダガーは生者の哀悼を守ることにあった。 哀悼は死者の魂の慰めのために、生者の心の安穏のために。 それは厳粛でなくてはならず、一欠片の軽薄の余地も許されない。 |
懺悔の祭服 不毛な砂塵だけが広がるアトメント砂漠地帯 この地の教会の神父が身に着ける祭服。 祈りを込めて編まれたこの装備は、呪いから身に着ける者を遠ざける力を持つ。
忘れることのできない後悔は、それ自体が罪への最も残酷な罰と言えるだろう。 であるならば、懺悔とはその恐ろしい刑罰から逃れる唯一の術であり、救済そのものだ。 これを身に着けるものにはその救済が義務付けられる。 |
誓いの手袋 不毛な砂塵だけが広がるアトメント砂漠地帯 この地の教会の神父が身に着ける白手袋。 祈りを込めて編まれたこの装備は、呪いから身に着ける者を遠ざける力を持つ。
飽きた |
古びた革靴
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このクエストにて、彼は元々は共和国の内乱において粛清を担当する傭兵であったことが明らかになる。
内乱終結の頃合に、同胞を手に掛け続ける日々で憔悴していた彼はとある老人に拾われ、信仰に救いを求めるようになり現在に至るようだ。つまるところ彼の素行の悪さはこの老人の教育不届きによるものである。しっかりしろジジイ。
装備のフレーバーテキストで武器だけがリグレットを指しているのは、この時代からの愛用品であることを示唆していると思われる。
「その懺悔しょうもなさすぎて逆にウケますネ」
教会の懺悔室にて一部の選択肢(「明日の弁当に使う料理を夜中につまみ食いしてしまった」など)を続けて条件を満たすと、この台詞とともに懺悔室の外から出現する。他の条件自体はさほど難しくはないのだが、5回ほどネタ枠を選択し続けるのがまさか正解だとは思わなかったユーザーが多く、「どこで間違えたのかわからない」という悲鳴が続出した。
「話せばわかるのが人間デス、痛くないとわからないのが動物デスネ。では、今の話でわかりましたネ?」
『スリラー★ナイト』にて「みんなが困り果ててるから(主人公に)ゾンビ退治の協力してほしい」といった旨のあとに続く台詞。拒否するとイベント戦闘が開始する。(30秒ほどで終了するため倒すことはできない)
この聖職者にあるまじき暴力による脅迫がSNSなどで流行した結果、ユーザー間で納得いかない運営のアップデートや修正などを揶揄し「では、今の話でわかりましたネ?」で〆るスラングが誕生した。
「そして、痛みさえももうわからず、彷徨うのが屍鬼(ゾンビ)デス。」
「デスカラ、この聖水で浸した聖書で動かなくなるまで殴りマス。アナタもレッツトライ」
実地でのチュートリアル戦闘にて。シリアスな憂いた表情から一転してびちゃびちゃに湿った本を握らされる。
なお、この聖水には実際に対不死効果があるので、彼の祈りと信仰心そのものまでは偽りではないようだ。
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