デーボ・タンゴセック

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デーボ・タンゴセック
デーボ・タンゴセック
登場話:	ブレイブ12 ブットバッソ! せっしゃとキングどの まなつのアームド・オンまつり!! ブレイブ36 ギガガブリンチョ! きせきのシルバー
戦隊:	獣電戦隊キョウリュウジャー
所属組織:	デーボス軍
身長:	212cm (巨大化時：53.0m)
体重:	172kg (巨大化時：430.0t)
演者:	杉山紀彰
モチーフ:	鯉のぼり 五月人形

デーボ・タンゴセックは、デーボス軍・怒りの戦騎ドゴルド配下のデーボモンスター。

概要[]

怒りの戦騎ドゴルドの「戦場（いくさば）の心を植え付けられ争う人間は怒る」という考えによって誕生したデーボモンスター。

背中の鯉のぼり端句（たんく）から発生させる白い鯉霧（こいきり）で子供を凶暴にする能力を持つ。この鯉霧の内部では、獣電池の発動も不可能となる。戦闘では、喧嘩両成刃（けんかりょうせいばー）を用いて戦い、さらに下半身を鯉のぼり状の姿へと変え、空中を面白そうに泳ぐ事ができる。この状態となると、背中の端句から真っ赤なス鯉霧（すごいきり）を放つ事ができる。タンゴセックの命を削って搾り出されるこの赤い霧は、敵を自分ごと異空間へと永遠に封印する事のできる、タンゴセックの生涯一度きりの必殺技である。

経歴[]

戦国時代[]

怒りの戦騎ドゴルドの手によって戦国時代に誕生したタンゴセックは、白い鯉霧で次々に子供達を不思議な隠れ里へ幽閉し、霧の秘術を用いて子供達に常に周りが敵だらけの戦場と思い込ませ、邪悪な鎧と剣を着せて戦場の心を植え付けていた。この状態で元の世界へと戻された子供たちは、周囲に敵意を振りまきあちこちで怒りの感情を生み出した。これに怒りを燃やしたキョウリュウゴールドこと空蝉丸との決戦の最中、彼の主君である岩泉猛志ノ介の命を絶ったタンゴセックであったが、空蝉丸に深手を負わされ、長い期間その身を休める事となった。

空蝉丸との再戦[]

そして現代において復活したタンゴセックは、戦国時代と同様に鯉霧で剛をはじめとする数多くの子供たちを隠れ里へと連れ去ったが、400年ぶりに蘇った空蝉丸と現代のキョウリュウジャーである桐生ダイゴに里へと潜入されてしまう。獣電池が使えない2人を翻弄するタンゴセックとドゴルドであったが、ダイゴの持つ獣電池の位置を察知した獣電竜ガブティラに鯉霧を四散させられ、隠れ里も消滅してしまう。6人揃ったキョウリュウジャーに立ち向かうタンゴセックであったが、5人が力を合わせて放ったケントロスパイカーに飛び乗った空蝉丸に斬り倒された。

楽しみの密偵ラッキューロに復活水をかけられ復活したタンゴセックは、下半身を鯉のぼり状に変化させ、空中から自身の命を削って生み出した必殺の「ス鯉霧」をばら撒き、自らと共にキョウリュウジャーを異空間へ幽閉しようとしたが、獣電竜プテラゴードンとキョウリュウジンが雷電カミツキ合体して誕生したライデンキョウリュウジンによって、ス鯉霧が広がりきる前に獣電剣・稲妻ブレイブフィニッシュで両断され爆散した。 ブレイブ12 ブットバッソ! せっしゃとキングどの

真夏の復活[]

夏はお化けの季節という事で、デーボ・タナバンタと共に幽霊のまま現世に復活したタンゴセックは、商店街の夏祭りの準備をしていたノッさんに取り憑きスピリットベースへと潜入し、破壊活動を行った。ダイゴと空蝉丸に妨害された2体はノッさんの身体に憑いたまま、多くの怪人がその命を散らして逝った採掘場へと移動し、2人に勝負を挑んだ。幽霊であるという事でダイゴらのあらゆる物理的攻撃をすり抜けるタンゴセック達であったが、同じく幽霊である鉄砕とラミレスの攻撃によってノッさんの身体からはじき出され、最後はお盆に帰ってきた絶滅した恐竜達の力を借りてパワーアップしたダイゴと空蝉丸によって再びあの世へと吹っ飛ばされた。獣電戦隊キョウリュウジャー でたァーッ! まなつのアームド・オンまつり!!

その後、怨霊となって大地の闇を彷徨っていたが、魔剣神官マッドトリンが広げた闇の入り口を通って、幽霊デーボス軍の一員として現世に戻った。が、大した見せ場もなく再び倒されてしまった。ブレイブ36 ギガガブリンチョ! きせきのシルバー

100年後[]

蝶絶神デーボスの敗北から100年後の2114年、千面神官ガオス率いる新生デーボス軍の中に、タンゴセックによく似たデーボモンスター・デーボ・ハルダモンネの姿があった。100 YEARS AFTER

メモ[]

• デザイン段階では怒りの戦騎ドゴルドの右腕的存在と設定されており、「雷神」ドゴルドに対して、タンゴセックは「風神」のモチーフを与えられている。

外部リンク[]

• デーボ・タンゴセック - テレビ朝日ホームページ

関連項目[]

• スモークスクリーン （パワーレンジャー・ダイノチャージ） - 比較ページ

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