TDCB世界観

TDCB用語集

 

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運命原点…すべての願いの集結点。すべてのはじまりであり、またすべての終わり。

 

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トーレ・デザイア＜終焉の搭＞

元々はアヴィシスの儀式場。

実はヘレナは13番目の塔の姫君になる予定だった人物。

しかし姿を消したために純粋にして無垢な少女が代わりに選ばれた。

しかし兼ねてから生け贄となるだけの姫君に疑問を持っていた彼女は

「世界を壊すことを望む。」

この後から世界の状況は破滅へと向かい始めるが

リラは絶海塔としてこの場所を世界から切り離した。

更に元をたどった場合この搭は宇宙歯車が置かれていた建物の一部だ。

 

​塔の姫君…「使い捨ての道具」。願いを紡いで叶えるための生け贄。

 

​姫守…塔の姫君を守る者たち。

 

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結晶病（Ｃ．Ｄ＝Crystalize Disease)…石素浸食とも。身体が無機物に近づき石素が結晶化し、体表に現れる

自我を失うと世界の意志の管理下におかれ、イレギュラーの場合は暴走。異形化し化け物となる。

負に傾いた世界の意志が生み出した病。「マナの病」なのでマナリンクを行うと症状が二人に出る。

しかし分けることになるため進行は遅らせることができる。ＡＳでいう心喰らい。

E.G.Pは重症化しやすいが同性同士のマナリンクでは軽度。

異性同士の場合、女性が重症化しやすい傾向にある。

この第一号は鳥束。

石守の民は耐性を持つ可能性があるとも考えられている。

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黒化界軸…界軸の黒化体。

特に問題視されるケースは始祖四石（虹石、真珠、金剛石、紅玉）の黒化体

便宜上彼らをブラックオパール、ブラックパール、ブラックダイヤ、ピジョンブラッドとする。

 

​精霊因子保持者（Ｅ．Ｇ．Ｐ=Elemental Gene Pearson）

そのものの魂のはじまりが「精霊由来」である人物を指す。

 

失敗次元、成功次元（Ｆ．ＤとＳ.D)

観測者視点からみて望みがかなったか失敗したか。観測者によりこの判断は異なる。

 

●断鎖剣エスペランツァ（仮

でかい。ユキ専用の剣。

 

​次元番号

FC本編→キュアノエイデス→7381-25421813

英文字はアルファベットの順番で何番目か、ひらがなは50音で何番目かで置き換え可能

TDCBのプロローグは0にあたる

 

+

「世界の次元の狭間に、望みを全て叶える塔がある。

　その塔には選ばれし者だけが辿り着くことができる

　狭間に通じる『扉』は遥か海の向こうとも、山の向こうとも言われる。

　誰も、まだその塔に辿り着いた者はいないという—」

 

トーレ・デザイアの正門の前に立っていた。

門の高さは二人の身長の２倍はあるだろう。柱には古代ギリシャの彫刻のような、美しい装飾が為されていて、その美しさは見る者を魅了した。

「願い」のことしか頭になかった、ノアとアルカもその美しさには息を呑んだ。柱は白い石灰岩らしきもので出来ているので装飾には色はついていない。

それでも、流れるような蔓草と花の装飾は色がついていようといまいと関係なくとても美しかったのだ。

われ、願いの塔に選ばれし者　

　我が中に宿る想いの光

　『願いの鍵』として解き放つ

　扉よ開け・・・我が願いに応えよ！」

詠唱が終わった瞬間、門の扉の前に巨大な光の紋章が現れ、扉は音もなく開いた。

二人はその扉をくぐり、改めて目の前に聳え立つトーレ・デザイアを見上げた。その塔は天まで伸びているような高さで、頂上を見ることは出来ない。

屋根の上には文字盤の無い時計があり、中央の塔の他に二つ小さな別棟があった。

その棟の一つは入り口に鳥居が建てられている日本風の作りで、もう一方の棟は朱色の柱が印象的な中華風の作りだった。

それでいて中央の塔は明らかにヨーロッパ風のゴシック建築。

どれも作りは非常に美しいのだが、なんだかごちゃごちゃした感じも受ける。しかし、それでいて不思議とまとまりがあり、不思議な光景だった。

 

 

 

世界魔法大戦みたいな話

 

 

印象的なシーン

書いていないですが、月夜のキスシーンです。

姫として覚醒したアカリと自分の中の闇に気付いてしまった息吹の別れのシーンですね。

切なくも美しいんです。さらにこの時は二人とも素（覚醒なし）というのがポイント（笑）

あと衝撃的なのはアカリが・・・とりあえず今は伏せておきます。

アカリ前世の姫のアレもいきなりB判かよ！な感じでインパクトは強い。

もう一つインパクトが強いのは息吹とアカリの初覚醒

 

今回のテーマ

えーと「カルマ」テーマの二つ目です。今作はあえてドロドロにしてみました。

敢えて人間の醜い部分や狂気を表面に出したというか・・・

今までは「傷」をテーマにしていたので、主人公たちはあくまで「犠牲者」だったんですが

ユアリー考察あたりで「犠牲者かつ加害者」という新たなフラグが立ち、今回もそれを採用したというわけです。

よりシビアに、より温かく、より切なく、より深く—

でも、ラストはみんな笑って終えよう。みたいな感じですね。一旦記憶喪失とかなるかも知れないけど。

テーマ的には「カルマ」「友情」「呪われた血（アヴィシス）」「願い」って感じですかね。

 

ネタバレ

どうしてラスボスが救い主？

なんというか、純粋なる無垢なる狂気って言うんでしょうか？純粋だから自分の願いに忠実で、恐ろしいことを平気で繰り返す。

そもそも、願いを叶える塔が普通にいいものなわけないでしょ！一昔前ならそのままで終わってたかもしれないけどね。

というわけでとんでもないオチにしたくて、その要素として新たに出てきたのが「１３番目の塔の姫君」というキーワード。

四人は中国の四神（白虎、玄武、朱雀、青龍）をベースにしております。

これは、アジアンテイストが欲しくて。でも衣装は普通に西洋風なんですよね。もちろんオリエンタルな雰囲気も入れてますが。

 

魔法大戦が書きたかった

姫君を巡る哀しき戦いとか書いてみたかったんですよ。あと色んな魔法出せたら楽しいかなーと。

 

呪われた血の定めとは？

えーこの四人はアヴィシスです。アヴィシスはヘレナ以降、エリスやエリノスの生き残りの心ない人々によって迫害されたんです。

もう一つの「呪い」があってーつまりは１３番目の塔の姫君のことです。本来はこの立場にはヘレナが当たるまずでした。

しかし、失踪したためにその役目は別の者に回ったわけです。

純粋で無垢な一人の少女にその役目が告げられたとき、平和な日々が壊れるのを悟った彼女は本来「姫」が願ってはいけない「願い」を願ったわけです。

その願いというのが「救い主」となること。

そして自分達アヴィシスを迫害するものに「呪い」を与えること。

このことにより「救い主」は願いを叶えるのではなく「壊す」存在になり、願いを壊された者の命で永久に生き続ける存在となった。

そういうわけですね。さらには、ヘレナのせいでアヴィシス自体に「真闇の呪縛」が起こるようになりました。それがいわゆる「覚醒」です。

一時的に自我を失い精霊にその体を明け渡すことで、とんでもない力を操れる状態。

しかし、あまりに回数を重ねるか、または精霊自体が闇に染まっていた場合、精霊に存在を喰われて「黒き眷属」になってしまうわけです。

魂自体は体にあり意識もあるけれど体の主導権がない感じ。