読書会に関する文字整理

ページ名:読書会に関する文字整理

 

 

このツイートの内容を深めようと思い、

しょぼくろ個人の文字まとめwikiが作りたいかも…!と思いました。

とりあえずまずは「しょぼ黒」が考える「読書作業会」についての文字をtwitterから整理していきます。

ある程度構造化できたらnoteに整理しようかと思うので、まずは作業スペースといった感じで。

(いつものように、10年20年単位ののんびり更新になると思いますが)

①「読書作業会」についての文字
②よい読書会の回し方についての文字

③良い議論の方法について

このあたりをやろう。

 

 

 

①読書作業会についての文字

 

 

アナログとデジタルの融合ということで、夜会の補足情報を掲示板に溜めるという試みをやってみる。

配布資料にQRコードをつけて。

毎回調査兵団が資料を渉猟し探索結果を構造化→回を重ねるごとに内容が厚くなっていくという考え方。

読書会の新しいあり方として以前考えていたモノ(したらば掲示板の意義の一つ)

 

②よい読書会の回し方についての文字
・本を逐一読んでいくこと(虫の視点で読書する)
・一度に全体像を理解する(鳥の目で読書する)
この二つはどちらも大切
”読書会は必ず途中で破綻する”定理()により
途中で打ち切られてもタメになるフェイルセーフの設計を心がけたい所です。
具体的にはwikiを作業課題で作ったらどうでしょうか


そんなことを提案したりしました。
目に見える形でログを残すのはやる気も出ますしアリかと思います。
・客観的記述(本には何が書かれているかということ)
・主観的記述(それを読んだときどんな感想・疑問が出たかということ)
この二方面から整理するのが良いですね。
事実と意見を併記、的な。


・本を上手に読むコツ(内容を忘れない工夫)
・読書会を上手に運営するコツ(破綻しない・意義を遺す読書会設計の工夫)

この二方面から情報整理と企画パッケージ化(誰でも運用できる運営キットを作成し各大学のゼミなどに提案)
などを行えると良いなと。みんな読書会には苦戦しているはずですし。


説明資源を開発していく(メタデータを付与していく)という観点から読書作業会を回していくというのがこれからの時代の読書会かもしれませんぜ
「本を読む」という行為を「本を読みわかりやすい説明を共同開発し備蓄する」という、もう一段階具体化した作業に置き換える

 



議論とは、良い議論とは何か(何が揃ってればよい議論になるのか)
議論は二種類に大別できそう(「意思決定」「構造のあぶり出し」)
主張を通すことではなく構造をあぶりだす(それぞれの見え方を確認する)
会があってもよいかも(次ツイへ)


→議論を「持論の押し付け合い」ではなく「共同演算の場」と捉えてはどうか
→その時に必ず起こる「時間が足りない!」を現実的に解消するために
文字で、ウェブで、口頭で、事後反省会で何ができるか。

議論とは?正しさを決めるとは?問題構造を見える化するとは?
実践的には何をどうすることか


※なにかを定義するときは「本当の定義」なるイデアっぽいものを定めようとせず、
「とりあえずここでは定義を〇〇ということにしましょう」という操作的な定義を行い(心理学的正攻法ですね)、
地道に場合分けしつつ議論(共同演算)を進めると良さげです。


>①正しさを一意に決定するのではなく「それぞれの見え方」を記述する共同作業。
>②議論は二種類に大別できそう(「意思決定」「構造のあぶり出し」)
>主張を通すことではなく構造をあぶりだす(それぞれの見え方を確認する)
会があってもよいかも。

これが本当に大切かと


◎重要
”どちらが正しいか決めましょう”ではなく”それぞれの見え方を状況記述的に書いていく作業をしましょう”が大切
他方を倒すのではなく状況記述の共同演算を。

正しさなんて場合によりけり。
この世にはどのような”場合”が存在するのか?
その構造を見える化して、そのあと決定したら良いかなと。


①「この世にはどんな選択肢や条件が存在するか(見える化)」
②「実際問題行為するために、どう決定したら良いか(意思決定)」

この①②はフェーズが異なるけど
議論を行う際にごっちゃのまま議論される事も多い。
&①②をグルグルと循環しつつ議論を深めていく事も必要。



まっとうな議論とは何か。
それは「構造や各種条件を見える化する作業」や「それに基づいた適切な意思決定」だと思うのです。
これを適切に行うには行為者同士の協調性が欠かせない(対立しつつも共同演算という意識)
そして一度きりにせず、そこで得た”説明構造”はログとして残し次に伝える意志を。


ゴールが見えないまま議論しても
ボンヤリで終わってしまう。
以下の事柄はざっくりでも文字化(操作的に定義)すると良いかもです
(議論の成功条件の確認になるので!)
・その会では何をどう定義するかの確認
・正しさとは何か、何がどうなれば「それが正しい」と定
まる(みなされる)のかの設定


(承前)
・証明するとは実際には何をどうする行為で、
何がどうなると「証明された」となるのか
・説明するとは何をどうする行為で、
なにがどうなれば「説明できた」となるのか

これらはテクニカル寄りなのであくまで基盤(本旨ではない水面下の部分・
確認しておくと良いけど必須ではない)


ぬー、長くなってしまった 一度切り上げ。
自分たち谷中研の読書会でも
「議論とは共同演算である」
「説明構造のあぶり出しと保存継承は大事」の意識を大切にしていきたいです。
こういった内容に興味ありましたらぜひ谷中研の活動にご参加を。
近いところでは11/28に西きょうじ先生の会をやります。


「正しさを定める(証明する・説明する)」とは
哲学で、数学で、科学の世界で、心理学で
①どのような意味?
②どのような行為をすることなの?
③では実際の議論にはどう活かせる?

画像の本を用いつつ①~③を確認する読書作業会をやりたいです。
興味ある人いたらお手伝いお願いします!


ぬー、実際問題話題のループや定義のイドラ化を防ぎつつ議論を深化させるには、
こういった手法でいくしかないように思うのだ
文字と口頭メディアの特徴と長短所を意識しつつ、
「各々の立場・条件から見える”正しい構造”
をそれぞれ抽出&最適な運用について都度決定できる基盤を整える」感じ


・「正しさ」が場合によって異なるから議論が収束しない
・収束しない原因は”場合”が十分に可視化されていないから
・なので場合の可視化をする。そして”正しさ”はその時その時で毎回決定するようにしたらいい

こうな気がする
場合の可視化(それぞれの立場から見える構造を記述し可視化)が最重要


・議論の流れ
①今回は〇〇について議論します
②議論の議論は「~~~」という条件が明らかになれば成功に終わりますね(終了条件の操作的な設定)
③そのためには前提の「~~」と「~~」を明らかにする必要がありますね(終了に必要な要素の操作的な設定)
④ではそのための共同演算を進めましょう


③※操作的な定義・操作的な終了条件の設定なので
この議論の結果得られた結論はあくまで前提が成り立つ場合(定義が正しい場合)での結論であると心得ることが大事。
→だから「勝ち負け」を気にせずフェアに演算を進めること。
議論の”優劣勝敗”は自身の尊厳や立場とは何も関係がない。共同演算を。

 

 

 

 

 

 

 

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