登録日:2019/02/25 Mon 18:08:07
更新日:2022/02/24 Wed 02:01:42NEW!
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『スーパー戦隊最強バトル!!』とは2019年2月17日から4週にわたって放送されるスーパー戦隊シリーズの特別番組である。
性格やバトルスタイル、モチーフなどで共通する要素により歴代戦隊から選ばれた5人の戦士がドリームチームを結成し、バトルを展開する。分かりやすく言えば「戦隊限定の超スーパーヒーロー大戦」といったところか。
脚本:荒川稔久 監督:坂本浩一
ストーリー
海賊戦隊ゴーカイジャーの前に突如謎の敵「ガイソーグ」が現れ、マーベラス以外のメンバーを完膚なきまでに叩きのめしてしまう。それに激怒したマーベラスもガイソーグに立ち向かうが軽くあしらわれ、逃げられてしまう。その直後マーベラスの前に謎の招待状が現れる。
時を同じくして歴代スーパー戦隊のメンバーの元にも同じ招待状が送られていた。それは惑星ネメシスで開催される「スーパー戦隊最強バトル」への物であり、この戦いで優勝したチームにはどんな願いでもかなえてもらえる権利が与えられるという。
各々が思い描く願いの為戦士達はその刃を交え始める。一方のマーベラスもガイソーグがバトルに乱入することを予測し、戦いに身を投じることになる。
登場キャラクター
変わり者チーム
※ぶっちゃけもっと変わり者に相応しいメンバーは大勢いるとか言ってはいけない。
- 風切大和/ジュウオウイーグル(動物戦隊ジュウオウジャー)
本作の実質的な主人公。チーム唯一の常識人にして纏め役。平和が訪れた後も戦士としての腕前は鈍っておらず、むしろフォームチェンジを駆使することで、先輩戦士数人を同時に相手にとれる等パワーアップしている印象すら与える。
何故か変わり者チームにいるが、戦隊レッドと言えば「リーダー」or「熱血バカ」or「お調子者」なのに、大和は学者で苦労人気質でツッコミ役と、どちらかと言えばグリーン枠な事からかもしれない。
嘗て親しかった入院中の男の子と「いつか動物が沢山いる大草原に連れていく」という約束をしたものの、その子は程なくして帰らぬ人となってしまった為、願いは「その子の魂を一時だけでも現世に呼び戻すこと」*1。
絆こそが大切だと言いながら、仲間を信じず一人で戦いに赴いた自分の過ちを認め、マーベラスに謝罪した。
もう一人の主人公。アウトローでダークヒーロー的な変わり者。
もともと基本的に俺様キャラで協調性がない為、チームメンバーと馴れ合おうとしない。
またガイソーグに襲われた事情があってか、ガイソーグが出ると頭に血が上って冷静さを欠いてしまい、その度にメンバーと衝突し雰囲気を悪くしてしまう。
マーベラス「・・・お宝のために必要なら手を組む。スーパー戦隊の力も使えそうなら使う。それだけだ。」
大和「そんなに、お宝が大事ですか」マベ「ああ、大事だね」
このせいで嘗てジュウオウジャー本編で大和とは邂逅していたが、本作ではまた誤解を生んでしまう事になった。
しかしその実、もっとも仲間思いで仲間(守るモノ=お宝)の為なら宇宙最大のお宝をも平気で捨て去る漢。
ガイソーグに固執しているのは単純な恨みだけではないような…?
- スティンガー/サソリオレンジ(宇宙戦隊キュウレンジャー)
本編終了後の設定が引き継がれ、リベリオンの司令官になっている。生真面目な性格は相変わらずであり、スタンドプレーで和を乱すマーベラスとは度々衝突する。
不可解なことの多いこの戦い、及び惑星にきな臭さを感じている。
言わずと知れた我らがタカ兄。マーベラス関連でギスギスしがちな場の雰囲気を和ませるチームのムードメイカー兼潤滑油。良くも悪くも熱血馬鹿が強かった本編時代に比べると幾分冷静。
ただし馬鹿さ加減はほぼ変わらず(むしろライト並の馬鹿に)、マーベラスさえその馬鹿さ加減に呆れて笑みをこぼした。
第2話にて奮闘した大和を迎えに行こうとするのだが……
- カグラ/トッキュウ5号(烈車戦隊トッキュウジャー)
チームの紅一点。男性陣と違って主張することは少なく、天晴と共にマーベラスをなだめることが多い。
生真面目チーム
みんな大好き熱血お巡りさん。変わり者チーム最初の対戦相手であり、大和と激突する。
対戦相手である前に先輩である大和に対してきっちり敬意を払う等真面目さは相変わらず。
「世界平和」を願いに戦いに挑むが、大和から「それは一人で叶える願いじゃない」と諭されたことで勝ちを譲った。
乗り物チーム
変わり者チームの第2の対戦相手。スティンガー・天晴と激突する。
似たような性格な物同士で馬が合うのか、作中では漫才コンビの様なやり取りを披露していた。
走輔がスピードルと会話できなかったことや映士が栄養補給を行ってしまって隙を作ったせいで敗れる。
こいつらの方が絶対変わり者だろ。
陸海空チーム
- 獅子走/ガオレッド(百獣戦隊ガオレンジャー)
- ギンガグリーン(星獣戦隊ギンガマン)
- バルシャーク(太陽戦隊サンバルカン)
変わり者チームの第3の対戦相手。当初は大和、マーベラス、スティンガーの三人と激突するはずであったが、チームワークの無さを危惧した大和が一人で相手になった。
数の利点や圧倒的な実力差で優勢に立ち回るも、奮起した大和の怒涛のフォームチェンジラッシュに次第に押されていき、彼の想いを知って動揺した隙をジュウオウファイナルでつかれ敗れた。
(ただし大和がボロボロなのに彼らは変身解除後も無傷で、恐らくは勝ちを譲ったものと思われる)
リーダーチーム
- オーレッド(超力戦隊オーレンジャー)
- ニンジャホワイト(忍者戦隊カクレンジャー)
下記の拳法チームと組んでいる。
拳法チーム
- リュウレンジャー(五星戦隊ダイレンジャー)
- レッドマスク(光戦隊マスクマン)
ガイソーグを倒す為、リーダーチームと組んでわざと決着をつかせず戦い、ガイソーグを誘き出した。
そこまでは良かったのだが、この4人がかりでもガイソーグには勝てず、事故のような形で拳法チームがジェムを手にした。
その他のチーム
- 伝説チーム
- 宇宙チーム
- クールチーム
- 剣豪チーム:デカマスター(ドギー)、シンケンレッド(丈瑠)
- 射手チーム:ブルードルフィン、イエローターボ
- 爽やかチーム
- 飛行チーム
- ガンマンチーム
- ピンク戦士チーム
- 変化球チーム:シグナルマン、ニンジャマン、シュリケンジャー
- 金ピカチーム
- 大食漢チーム
- 科学者チーム
- EX戦士チーム
- 警察チーム
- 水戦士チーム
- 怪力チーム:ガオブラック、グリーンサイ、ボウケンイエロー
- お調子者チーム
- 動物好きチーム
- スポーツチーム
- 黒戦士チーム
- 格闘技チーム
- 国際チーム
- サポートチーム
本作オリジナルキャラクター
- リタ
演:浅川梨奈
惑星ネメシスに歴代スーパー戦隊を呼んだ張本人であり、500年に1度、全宇宙が交わって奇跡を起こす「メビウス・コネクト」の守り人。バトルの司会進行も務める。
見た目はアラビアンな衣装に身を包んだ女性であり、杖を携帯している。
常にテンション高く、ギャルの様な陽気さや子供の様なあどけないない言動が多く、立場の割に威厳はあまり感じられないが、参加者の前に神出鬼没に現れる等、その力は未知数。
普段は真っ白な部屋の「ネメシス・パレス」に一人でいるが、その最中には何やら意味深な言葉を多く発しており…?
フェチに定評のある監督と元アイドルグループという経歴の演者が合わさった結果、とにかく生足が眩しい。
余談だが、かの魔女バンドーラのパワーレンジャーでの名前が「リタ」であり、封印されていた星は「ネメシス」である。
- ガイソーグ
CV:関智一
紫の西洋甲冑の様な見た目の謎の存在。間違えやすいが「カイゾーグ」でも「ガイゾーグ」でもない、「ガイソーグ」である。分かりにくければ漢字を当てて「鎧装具」と覚えると良い。もしくは「海賊(かいぞく)」の濁点を逆につけると…?
マーベラス曰く、宇宙一の強さを求めてスーパー戦隊を無差別に襲っているらしい。
鍔が恐竜の頭のような形になっている剣と大きな盾を装備している。強者との戦いに飢えている戦闘狂であり、「一番強い奴は誰だ?」と尋ねながら、スーパー戦隊の戦士達に見境なく襲い掛かる。しかし、彼らとの戦いは「宇宙最強となる」という目的の為の通過点に過ぎないらしく、容赦なく叩きのめしはするが命を奪うようなことはしない。
必殺技は敵を十字に切り裂く「エンシェントブレイクエッジ」。発動の最中には月夜をバックにした専用のシークエンスが流れる。
また、マーベラスとの初戦ではルカと同じ戦法を繰り出していた。
ご存知の通り歴代スーパー戦隊には登場しなかったキャラのはずなのだが、何故かリタからの招待状を持っている。それ故にバトルに乱入したことを彼女から最初は非難されていたのだが、直ぐ後に彼女の気まぐれと戦況によってどこかの戦いに放り込まれる「ワイルドカード」として扱われることになる。
全体的なデザインが『魔法戦隊マジレンジャー』のウルザードに似ており、公式でもネタにされている。
その他
- リュウソウブラック
- リュウソウグリーン(騎士竜戦隊リュウソウジャー)
次回作に登場する兄弟戦士。招待状は持っているがバトルには参加しておらず、独自にネメシスを調べつつリュウソウルを回収して回っている。
スーパー戦隊最強バトルとは
ルールは毎回決められた人数によるチーム戦であり、ステージのどこかにある「ジェム」を先に獲得した方が勝者となる。敗者はその場ですぐに元の世界に帰させられる。獲得されたジェムはネメシス・パレスに転送され1つに集まった時に願いが叶えられる。
非常に単純明快な内容ではあるものの、会場であるネメシスには謎の結界のような物が張られており、変身は出来ても外部と通信することが出来ない。
また、ジェムも紫色の毒々しい見た目となっている上、集められたジェムが収束している様子を見るリタの姿は非常に不穏な空気を感じさせており…?
なお、一応エントリー制ではあるものの、バトル中の乱入あり、発表後のメンバー交代もありと、実はまともに挑戦したチームが損をするかなりイヤらしいルールになっている。
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- 本編描写を見るに、各チームは歴代スーパー戦隊から関連性ごとに5人ずつ(色は関係ない)選ばれており、更にそこから1バトルごとに2~3人がエントリーされる方式になっている。なので、チームメイトの勝利を祈った結果、戦わずして帰還することになったメンツもいるはず……と思いきや、バトルが始まった後の途中乱入(それこそ自分のチームの絡まないバトルであっても)や、エントリーが発表されてからの自己申告によるメンバー交代もアリで特にペナルティや警告も無いというガバガバルールなので、真面目にエントリーしたチームだけ損をするってのが凄い嫌らしい方式だったりする。 -- 名無しさん (2019-02-25 20:34:02)
- ガイソーグは外装具なのであろうか -- 名無しさん (2019-02-25 20:43:19)
- ドゴルドみたいなあれなんじゃないの あくまで外装具が人格を持っていて、実際の戦闘力は元となる戦士に依存するみたいな -- 名無しさん (2019-02-25 20:44:41)
- 恐竜モチーフ戦隊が一人もトーナメントにいないってのも、何なんだろうな…。 -- 名無しさん (2019-02-25 21:18:00)
- ↑リタ=バンドーラの英語名・惑星ネメシス=バンドーラ封印の地…そりゃあ恐竜系の戦隊はエントリーから除外される訳だわ。次作が恐竜のリュウソウジャーだからこそ持ってきたネタだろうね -- 名無しさん (2019-02-25 21:37:48)
- 記事名を変更しました。今度からは気をつけましょう。 -- 名無しさん (2019-02-25 21:57:54)
- 大和先生の胃が心配になるシリーズ -- 名無しさん (2019-02-25 22:49:10)
- 別のサイトで聞いたが、VRVマスターやニンジャマンなどの番外にも含まれてない存在が加わってたり、明らかに戦闘向けではないサポートキャラのみで構成されたチームも参加してるのには其奴ら(ニンジャマン除く)一体どうやって戦うのか、なんで選ばれたのか、どういう基準で選んでるのかってなった。 -- 名無しさん (2019-02-26 06:17:04)
- アンチヒーロー型戦隊のレッドで有るゴーカイレッドとルパンレッドの絡み見たかった! -- 名無しさん (2019-02-26 09:46:58)
- ↑3マベちゃんがあそこまでツンケンしてなきゃもう少しなんとかなるんだがな。タカ兄とカグラは壁つくらないタイプだし。スティンガーは警戒心強いけど慣れてくれば普通に会話するし。 -- ななしさん (2019-02-26 10:08:58)
- amazonの円盤説明ですでにネタバレしている部分がある模様。 -- 名無しさん (2019-02-26 10:48:31)
- スティンガーのマーベラスの怒りは兄ちゃん関係で暴走してた自分を思い出してたんだろうな -- 名無しさん (2019-02-26 11:43:42)
- 陸海空チームに勝ったのは約束の話で先輩が一瞬動揺したのと石の取り合いっていうのが大きいんだよな。正義のヒーローならまず隙ができるからそこでフルパワーで押し切ればいい。だから変身解けたら大和のがボロボロっていうね。 -- 名無し (2019-02-26 13:12:35)
- まだ設定決まってないけど、リュウソウジャーは、空っぽとかもう持ってるからで、アイテム放置していいのかなと思ってしまった -- 名無しさん (2019-02-26 13:24:18)
- マーベラスが大和に頭が上がらないとかどこ見て言ってんだ? -- 名無しさん (2019-02-26 16:30:24)
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*1 奴が生きていたら間違いなく利用されていたであろう
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