七宝同盟まとめ

ページ名:七宝同盟まとめ

【七宝と七人凶女】

・七宝にまつわるプライズである

・それぞれに対応する持ち主が存在しており、その持ち主の核となるものは別格に強いプライズ

・かつてすべての女たちに関わった男がいたが現在の生死は不明

・阿賀内家がいくつか封印した

・七人凶女(マガメ)になるにはある条件があり、いずれも『強い情念』を抱いていることが第一条件。

・七人凶女は完全消滅すると七宝同盟の所持する七宝天珠へと魂を吸収される。

・七宝プライズをすべて集めて融合させる儀式を行うと願いを叶えることができる。浄土七宝と呼ばれる儀式だが中途半端な失敗作と七宝同盟は切り捨てている。

・七宝同盟の目的は七人凶女を解放及び消滅させることで七宝天珠を完成させることである。また、万が一の保険として2代目や予備の凶女も用意している。

・適正を失った凶女は力こそ失うものの、死ぬ必要がなくなるため放置されることもある。

・七人凶女へ奥義に一つ【七宝○○・流転妄執】という共通点がある。

・七宝同盟や七人凶女に関わるシノビは【流転妄執・○○】という奥義を使用することがあるが、これは写しという扱い。七宝同盟に所属していた一族に受け継がれていることが多々あるが現在の使用者は一族に伝わる奥義くらいの認識が多い。

・流転○○は更に写しより下の贋作(例:流転郷愁、流転哀愁、流転幽愁、流転偏執)


 

【七人凶女が生まれるまで】

まず媒介となる七宝のどれか一つを女に持たせる。シノビの力に呼応して七宝に力が宿る。初期段階。

持ち主がなんらかの強い情念を抱き、深め、昂ぶらせることで七宝は更に昇華され、七人凶女となる。中期段階。

七宝によって妖魔の力を得るようになり、人の身であり妖魔でもある存在へと変質していく。最終段階。

 

稀に、中期段階を飛ばして最終段階に至ることもあるが、情念がなければ完成しない。

情念、即ち強い感情は愛情や憎悪。強く強く身を焦がすほどのものであればなんでも可。

ただし、歴代の凶女でも力が強い者はほとんどが愛情をトリガーとしていた。



 

【七宝同盟】

七人凶女を生み出した宝來という男を頭にした組織。歴史は古く、様々な暗躍をしているが現代では数も減り、祖先が七宝同盟に所属、もしくは関わりがあったという家もたまに存在している。

妖魔とシノビが入り混じった組織であり、幹部は妖魔か妖魔の血を引く者がほとんど。それ以外も隠忍の血を引く者が大半である。

七宝天珠を完成させることを第一としており、強い凶女を生み出して消滅させるまでが一連の流れとなっている。

消滅の過程において魂が回収できないと失敗となり、新しい凶女を作るのだが、時たま新しい凶女に代替わりできないことがあり、その場合は復活や解放を優先する。

金絲姫の封印は当人の性質もあって封印されたが、意図せず新たな凶女が生まれないという副産物も存在した。

 

宝萊

七宝同盟頭、謎に包まれた人物。初代の凶女が生まれるときに必ず居合わせたとされている。

 

七倉琥珀

古くから存在した妖魔。七倉琥珀を名乗ってはいるが真名は他にあり、姿もしょっちゅう変えている。

加虐趣味で人間の悲鳴と愛憎をこよなく愛している。そういった意味でも幹部の中でも珍しく私情を交えるタイプ。

また、アクセサリーショップなどを開いているのは新たな凶女候補が見つからないか品定めしているためであり、見込みがありそうな女に触媒となる七宝を与えているとか。

 

シナリオ【そして妄執は流転する】以降の記録

真名は【渦神(かがみ)】。魔鏡より生まれし純正の妖魔。裏切りを嫌い、象る姿は人間の写し身であることからこの歪んだ性格はかつて映した人間の醜さを反映している様子。

優秀なシノビたちの手によって消滅したが本体である鏡がまだどこかに存在することから復活の可能性がある。

ちなみに本来は男性寄りの人格である。しかし他者の姿や内面を反映する性質から追い込まれなければその本性を出すことが"できない"存在。

 

掬尾(むすび)

七宝同盟幹部の妖魔。中性的な容姿で男女どちらの性質も持たない。

あらゆるものを掬い結ぶ結合の化身。

また、金より生まれたことから金、即ち価値あるものによって力を強める黄金の魔物。

千切とは仲良し。

 

千切(ちぎり)

七宝同盟幹部の妖魔。気だるそうにしている男性体の妖魔。

あらゆるものを千切り断つ断絶の化身であり鋭銀の魔人。

感情も記憶もすべて繋がりそのものを断ち切る危険な存在だがものぐさであまり自主的に行動しない。

掬尾とは仲良し。
 

薬師寺慶

元七宝同盟幹部の妖魔。七宝同盟に嫌気が差して失踪していた。

薬と毒の妖魔。紅珊瑚の魔人。その性質から人の味方であり人の敵にもなるが扱いを間違えると害となる存在。

妖魔としての本当の名前は菩丹(ぼたん)。

ちなみに草食主義。

 

磨匣(まはこ)

七宝同盟幹部の妖魔。

幼い少女の姿をしている。正体は匣の化身。硨磲貝の秘密箱から生まれた存在。

常に箱を持ち歩いおり、口数は少なめ。

菩丹とは人間でいうところの姉弟らしい。

 


襠角美羽
七宝同盟に所属するシノビ。本来は隠忍だがハグレモノに混ざっている。
出奔した妹を探しつつ七宝同盟のためにがんばっている(だいたい失敗する)。

 

山本虎月

七宝同盟に所属するシノビ。隠忍の血統。古くから七宝同盟に関わっているが山本家とは縁が切れている。





 

金絲姫(ハグレ/隠忍)【討伐済】

初代:来栖杏珠

金絲の首飾り(きんしのくびかざり)【破壊済】

金には情念を増幅させ力と変える。

奥義:七宝楽土・流転妄執

かつて異界から取り替えられた娘。初代であり現在最後の一人。

 

銀涙巫女(比良坂)【不明】

初代:継虞内祈梨

殻銀の神楽鈴(かくぎんのかぐらすず)

銀には退魔の力がある。

七宝の中でも異端であり、妖魔の天敵。

奥義:七宝回向・流転妄執

 

堕落巫女として禁忌とされている存在。現在所在不明。

 

瑠璃女郎(隠忍)【封印中】

?代目:瑠璃子

天瑠璃の簪(あまるりのかんざし)

瑠璃には異世界と繋がる力がある。

快楽と堕落を与え、全ての力を吸収する。

奥義:七宝因果・流転妄執

 

珍しく初代が生存している。その力は一番新しい女が持つため初代は無力。

最新の瑠璃女郎は異空間に封印されており、干渉を試みた例もあるが復活には至っていない。

 

瑪瑙御前(鞍馬)【討伐済】

瑪瑙の勾玉【破壊済】

瑪瑙にはあらゆる攻撃を強くする効果がある。

勝利をもたらすが勝てなければ呪いにも転じる。

奥義:七宝伽藍・流転妄執

 

三浦色葉が瑪瑙御前と化すも完全に堕ちる前に人間へと戻り瑪瑙の勾玉を破壊した。

 

玻璃乙女(学園)【隠密中?】

玻璃人形

玻璃には生命力を増幅させる効果がある。

また、鏡面と夢に関わる能力も関係している。

奥義:七宝輪廻・流転妄執

 

夢の世界に引きこもっているという情報があるが真偽は不明。

 

珊瑚尼僧(ハグレ)【眠っている?】

紅珊瑚の錫杖

珊瑚にはあらゆる災難や魔除けの効果を持つ。

奥義:七宝涅槃・流転妄執

 

かつて存在した尼僧が堕落したもの。しかし今はどこかで眠りについているようだ。

 

硨磲人魚(斜歯)【討伐済】

硨磲貝の腕輪【破壊済】

硨磲貝には寿命や再生にかわる力がある。

奥義:七宝降魔・流転妄執

 

1200年ほど前に不老不死のために人工的に作られた存在。最も代替わりが激しく何代目かもうカウントされていない。

いつからか斜歯に属していたが現在は研究そのものが凍結されている。

人魚捕食者の血清によって後天的適正を手に入れた者が硨磲人魚化を試みたが失敗に終わる。

 

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