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プロフィール編集

  もこもこがおー！

「我こそは！全知全毛の神ですぞぉ～！」

毛倡妓を始めとする花魁たちの髪結師

この世の髪を知り尽くし、
全知全毛（ぜんちぜんもう）の美容師になるのが夢

口下手だけど、
好きな髪の毛の話題になると途端に饒舌になる

争いごとは好まないが、
必要とあれば立ち向かっていく気概がある

キレイな櫛や簪の収集家でもあり、これらを贈るととても喜ぶ

+ キホン見聞

身長：133cm
体重：43.3kg
誕生日：10月20日
付記：かぶりものに見える毛も身体の一部なので体重に含まれるらしい
付記：身体の一部なのに短時間なら別行動できるらしい

+ 好きな食べ物

わかめ、ひじき、昆布
髪によいとされるもの

+ 趣味

髪を綺麗にしたい気持ちが高じて
髪飾り作りを始めた

髪飾りの素材集めのためにレアモンスター狩りをしている

+ ナイメン

なるべく多くのヒトの髪の毛に触りたいということから、
気になる髪質のヒトを見ると通りすがりでも
「その髪、見せてくれー」とすがりつく

口は上手い方ではないのだけれど、物怖じしない性格である

いつか自分の大きな店を持とうと、
せっせと貯金に励んでおり、髪の毛の中に巾着袋をいくつも隠している

貧しい境遇で育った為、
贅沢な食事は、美味しいとは思うものの、あまり落ち着かず、
ご飯・汁・漬物をたくさん食べられればそれで幸せ

+ 苦手なもの

髪が絡まるから、風の強い日は苦手

+ ちょっとした自慢

髪の毛を見れば、
そのヒトの栄養状態や体調を察することができる

そのためか、
食べ過ぎた次の日の毛倡妓は彼女の前に姿を現さない
なお紅葉もである

+ 関係するキャラ

■毛倡妓
大恩人
向こうは友だちといってくれるが、恐れ多いくらい

神を比べることはないけれど、
毛羽毛現の中では、
毛倡妓の髪こそがこの世で最も美しい髪の毛という信仰じみた確信がある

いつか恩返しをしたい……！

+ 過ぎ来し方

毛羽毛現は、
毛髪妖怪（主に毛髪を主軸とした由来の妖怪全般）一族の名門に属している

サラサラ家、モコモコ家、フワフワ家、モリモリ家等、
毛統（けっとう）により分けられた無数の家系は、衝突と婚姻を繰り返しながら、毛髪妖怪界隈に君臨し続けてきたのだ

だが、
毛羽毛現が生まれたのは、傍流中の傍流、毛統も定かならぬほどに没落した家

両親を早くに亡くし、
引き取られた親戚の家も意地悪だった

家業である髪結の見習いと称しては、
その実、技術の上達に結びつかない家の雑用ばかり

これがもし仕事の流れや業者への挨拶等を学ぶためのものであれば納得もいくが、
単にその親戚一家の召使い同然の扱いだった

それでもなんとか髪をいじる術を学ぼうと、こそこそと目で見て技術を盗む日々

+ 過ぎ来し方

そんなある日、
お店にとてつもない「お姫様」がやってきた

花魁ノ國の名高い美人三姉妹の末っ子、
毛倡妓である

大事な用事で出かける途中、
天候に恵まれず、
せっかくセットした髪が台無しになってしまったのだ

たまたま見かけた毛羽毛現の親戚の店で、
急いで整えてもらおうとする毛倡妓

悪天候だったため客が来ないと思っていた親戚は、
毛羽毛現ひとりに店番をさせていた

店の髪結師が留守にしていることを告げると、毛倡妓はひどく落胆してしまった

そこで毛羽毛現は勇気を振り絞り、
「わ、私がやってやろうかー？　い、いや、やらせて欲しい。　そんなきれいな髪、初めて見たんだー」
と申し出た

毛倡妓の髪質に見惚れたのもあるが、
何より、目の前で落ち込む彼女を励ましてやりたくなったのだ

毛倡妓は、みすぼらしい姿の毛羽毛現を嫌がりもせず、
華のような笑顔で
「いいんですか！？　じゃあ、よろしくお願いします！」
と喜んだ

毛羽毛現にとって、
自分が人から頼られるなど初めてのことだ

大いに発奮した毛羽毛現は、
心血を注いで毛倡妓の髪をセットした

結果、
毛倡妓は毛羽毛現の髪結の技を大いに気に入った

+ 今に至ル

毛羽毛現のことを気に入った毛倡妓は、
世間話をする内にその身の上と現在の境遇を知り、おおいに憤慨した

「こんなに良い子が、そんなひどい境遇に置かれるなんて認められません！」
と姉たちにも相談し、
花魁ノ國の髪結として正式に雇い入れることとなったのだ

三姉妹の命とあっては、意地悪な親戚もぐうの音も出ない

かくして、
毛羽毛現は一度の髪結で花魁ノ國に召し抱えられる大抜擢を果たすのだった

「毛倡妓お気に入りの髪結娘」
という事実は、
何にも増して強い宣伝文句となった

彼女の髪結いは毎日引っ張りだことなった

+ 関係するキャラ

■枕返し
寝所の整理整頓の達人である枕返しとは、
花魁たちの仕事を支える裏方としての連帯感がある

枕返しの髪も本当は結いたいのだけれど、あの一件以来恥ずかしがってなかなかさせてくれない

無理強いはしないけれど、いつか口説き落としたいぞー
絶対NO、って言われるのはちょっとヘコむんですぞ

+ 大切な場所

毛倡妓が花魁ノ國に連れてきれくれて以来、日に何件もの仕事が入る

とても忙しいが、
大好きな髪に好きなだけ触れられる
そんな今この場所が、彼女はとても大切だ

でも照れるから口には出さないですぞ

+ 恥ずかしい秘密

「空を突く天馬を象った髪型」を想起させる髪結いをしたことがあるが、斬新すぎて全くウケなかった

小さい子どもたちだけは真似した

+ キャラかけあい

・百々目鬼（2種）
・毛倡妓（2種）
・隠神刑部（2種）
・口裂け女（1種）

+ 関係するキャラ

■百々目鬼

いちばんの友達

お祭りがあれば一緒にお店をやり
夏は一緒に海に行き
美味しいお菓子があれば、ふたりで分け合って
髪飾りを作ったらとても喜んでくれた

ずっと仲良くしていたい

+ 関係するキャラ

■口裂け女

ヒトに対する距離感というか
どこかおっかなびっくり接してしまう
というようなところの感覚が近いせいか
仲の良いお友達