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プロフィール編集
  疫病退散!感染予防!

「ぷぷぅッと、パァン!どんな疫病もパチンと解決!」

その姿を描き写すことで
疫病の流行を防ぐご利益があると伝えられている妖怪

夜叉ノ國を本拠地としてあちこちへ行商に出ている

華やかなシャボン玉の芸を披露しながら、
石鹸を売ったり、手洗い手もみ接客を行う

晴明の勢力によって各地が荒廃し、石鹸の原材料が不足しており困っている
+ キホン見聞- キホン見聞
身長:157cm
体重:46.8kg
誕生日:10月15日
付記1:お団子ヘアも含むと7cm高くなる
付記2:ぴえんぎんのアマタロー(足元にいる生物)の重さは約5kgらしい
+ 趣味- 趣味
石鹸づくり
最近は彫刻で模様を施し、可愛い石鹸を作るのが趣味

技術が凄すぎて、
美術館の彫刻みたいな石鹸がいっぱい出来上がったが、
使いづらいので売れ行きはイマイチである
+ 好きな食べ物- 好きな食べ物
ヨーグルト
腸内環境を整えて、免疫力アップ!

果実やナッツ類を乗せて食べるのが好き
+ 生い立ち- 生い立ち
アマビエは、
潮に乗って各地を気ままに漂流する行商妖怪の家に生まれた

旅先で新しい妖怪と出会い、
商品の販売を通じて友情を育んでいくという、行商人らしい生き様である

なお、
販売する商品は個々人で見つけるのが一家の習わしであり、父親は新鮮な海産物、母親は天然真珠や珊瑚の宝飾品を取り扱っている

祖父母や兄弟姉妹もそんな感じで、
一族揃って明るく積極的な友人知人が多い生活を営んでいた

アマビエもまた、
その気質を受け継ぎ、多くの友達を作り、交友を深める女の子に育っていった

中でも、
滝夜叉姫とは気が合い、よく遊んだ

アマビエは波しぶきの泡のようなふわふわが大好きで、
そのことを滝夜叉姫に話すと、
すぐに石鹸で「しゃぼん玉」なるものを作って見せてくれた

ふわふわ宙を漂い、儚く消える綺麗な泡

アマビエはすっかりしゃぼん玉遊びが好きになったのだった
+ 苦手なもの- 苦手なもの
くさや
体に良さそうではあるが、臭いのがだめ
基本的に臭いが強いものは苦手である
+ ちょっとした自慢- ちょっとした自慢
自称「画伯」

彼女の絵は、
誰にも理解できない

孤高にして至高(?)の存在

絵描き歌を歌いながら絵を描いても異形のナニカを生み出してしまう
+ 過ぎ来し方- 過ぎ来し方
陽気なアマビエにも、ひとつ悩みがあった

そろそろ一人前になる年齢だというのに、
自分が売るべき商品の案がまったく湧いてこないのだ

ただの商品では意味がない
「自分が本当に愛せる物を売ってこそ、自他の幸せに繋がる」
というのが、一族の信念なのだ

でも、
彼女が愛するものはしゃぼん玉

すぐに失くなってしまうものをどう売れと……?

そんな折、
一族の間で疫病が流行り始めた

ヒトと抱き合い、握手し、食卓を囲むという一族の生き方は、
疫病と極めて相性が悪い。

病床に伏す家族を見て、
アマビエはおろおろするばかり

ちょうどその折に、
浜辺へ遊びに来ていたのが滝夜叉姫
+ 過ぎ来し方- 過ぎ来し方
滝夜叉姫は、
すぐに手配をして高名な医者を連れてきてくれた

そこで知ったのだが、
こまめな消毒と予防措置の概念だ

家族の病気はかろうじて収まったが、
いまの生活習慣では、
家族が再び疫病を「もらってくる」あるいは「うつしてしまう」危険性は高いだろう

そしてそれは、
家族だけの問題ではない

困って滝夜叉姫に相談したところ、
「お主がみんなに呼びかければよいではないか」という答え

ヒトとすぐ仲良くなれるお主であれば、
簡単なことであろうと
+ 今に至ル- 今に至ル
滝夜叉姫の答えに、
アマビエの中でしゃぼん玉と石鹸がひとつの線に繋がった

しゃぼん玉の芸を見せて人を集め、
そこで石鹸を売ればよいのではないだろうか?

石鹸と言っても、
その存在を知らない妖怪も少なくない

ならば、
使い方や手洗いの実演も行おう

そうやって公衆衛生意識を高めることが、
自分の進む道だろうと、アマビエは確信した

かくしてペットのアマタローを連れ、
アマビエは自分の行商を始めるのだった
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
■滝夜叉姫
「戯れで教えたしゃぼん玉遊びが、今はみんなのためになる仕事に繋がっておる。うむ、鼻が高いぞ」
と、ご満悦

アマビエの作る石鹸を気に入っており、新商品開発の出資者にもなっている

公衆衛生の高まりは、
妖主たる滝夜叉姫としても望ましいことであり、アマビエには感謝している

なお、
アマビエからは
「大事な友だち♪ 大変なことがあったら相談に乗るわよ~」という感覚

双方にとって、気安く話せる関係
+ 趣味- 趣味
石鹸の彫刻づくりが高じて、
木や石で彫像を作り始めた

が、
何故かこちらはてんでうまくいかない
ヒト形に掘ってみたところ異形の何かができた

寝る前と、起きた後で、明らかに形が違う

きっと動いているし、
顔の部分も苦悶の表情を浮かべている

石鹸以外のものは彼女に触らせてはいけない
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
■雲外鏡
石鹸好きが高じて友達に

しゃぼん玉の見世物を行う際、鏡の技で演出を手伝うことも

出演料は全部、石鹸で支払ってもらっている
いつもではないけれど、よくつるむ仕事の相棒感覚
+ 恥ずかしい秘密- 恥ずかしい秘密
踊りながらしゃぼん玉の見世物をし始めた当初は、よく滑って転んでいた