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プロフィール編集
  磯の香りがする頼れるお姉さん

「今宵のお誘いは、受けてくれるわよねぇ?」

花魁ノ國に来たお客の案内役

得意の目利きで
どの格の客か案内中に把握し
花魁に情報を流す役目を帯びている

店の用心棒も兼ねており
武術の練度は非常に高い

垢嘗め、枕返しと同期で三人とも部屋は一緒

寝る時は素っ裸で
枕返しをちょいちょい困らせている

垢嘗めもさざえ鬼の真似をしようとして
さらに枕返しを困らせている

枕返しの事も、垢嘗めの事も
妹のような存在だと思っている
+ キホン見聞- キホン見聞
身長:157cm
体重:49.8kg
誕生日:4月22日
付記:紅葉様や絡新婦様たちのように、160cmは越えたかったなぁ、と思っている
+ 趣味- 趣味
料理
魚介類を使用した料理が得意

枕返しや垢嘗めも喜んで食べてくれるものだから、ついつい張り切って作ってしまう
+ 苦手なもの- 苦手なもの
突発的な、想定外の出来事の対応に弱い

禿(かむろ)たちの中で
普段は最も落ち着きがあり、冷静沈着なタイプ

なのだが、予想外の事に直面した時は意外とドジっ娘の顔を見せる
+ 生い立ち- 生い立ち
大蛇ノ國出身

幼い頃より皆に好かれていた
特に男性に好かれるような雰囲気をもっていたが、本人にその自覚はない

住んでいた海辺の町が、
海賊に襲われ支配された、暗い過去を持つ

しかし、
虎視眈々と奪還の計画を立て
さざえ鬼が中心となって、隙を衝いて海賊たちに復讐する

「命だけは」と命乞いをする海賊たちを許すも、その全ての財をちゃっかり没収した

その後、
お座敷遊びが自分の天職と信じ
自ら花魁ノ國にやって来る

海賊から没収した財は自分しか知らぬ場所に隠し
いざという時のためにとっておいている
+ 特技- 特技
声真似

というか
声色を自在に変えて演技をすることができる

残念ながら、
幻妖界にそれを生かして出来る職は無いのだが
そういう仕事があったらいいなぁと思っている
+ 好きな食べ物- 好きな食べ物
カツオの叩き、ワカメの味噌汁

どこに惹かれるのか?と聞かれると
上手く答えられない

磯の香りがするものは全部好き
+ 過ぎ来し方- 過ぎ来し方
自分の武器は、その健康的な身体と愛嬌

という事を知っているので
花魁を天職と思うものも
厳しい下積みが必要な事に驚き、落胆した過去がある

禿(かむろ)として過ごし、
同期の垢嘗めと枕返しと日々を過ごすうちに
仲良くなり

人懐っこいふたりに家族のような情を覚え
姉のような感覚になる

そのため、
他の同期の仕事ぶりを気に掛けるようになり、世話好きな面も開花する

垢嘗め発案ではあるが
「さざえ鬼は同期の中でまとめ役」と言われ
さざえ鬼自身も満更ではない様子である
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
■枕返し
妹のような存在その1

枕返しが背中を見せようとしない事に感心しているが
さざえ鬼の方が武術が上なので
からかって何度も背後から声を掛け驚かせている

頬を膨らませる枕返しが可愛くて好き

「やぁ!!枕返し。おや?
 ふふふ……そんなに驚いてどうしたのです?」
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
■垢嘗め
妹のような存在その2

垢嘗めの特異な感性にドン引きしながらも
その意欲は認めている

そして自分も見習わなければならないと思いつつも、やはり無理だと諦める

「そ、それを嘗めるっ?
 い、いや止めときましょう、垢嘗め!」
+ 今に至ル- 今に至ル
やがてさざえ鬼は自分の限界を知る

自分は井の中の蛙だったと

禿(かむろ)の時に薄々気が付いてはいたが、
見る遊女見る遊女が自分より圧倒的に美人ばかり

皆から強く言われる事はないが
陰では色々言われている事を知る

共に磨き共に成長した同期のふたり、
それに、いつも面倒を見てくれている
花魁三姉妹だけがさざえ鬼の心の拠り所

責任感以上に
同期のふたりと並び立つためにも
努力だけは欠かした事はない
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
■紅葉
勝てない相手その1

紅葉の実力を心から尊敬している

「紅葉お姉さま。もう一番……勝負しましょう」

たまにお座敷遊びの稽古相手になってもらったりしているも
負けん気が強すぎて
「花魁の本分を忘れるな」と注意されている
+ ナイメン- ナイメン
容姿こそ他に劣るものの
実直さと愛嬌で、言い寄ってくる者も多い

しかしながら彼女自身はその魅力に気付いていない
そんな鈍感さも相まって周囲からの評価は意外に高い

基本的には与えられた仕事をきっちり行っているが、心は慈愛に満ちている

誰かが困っていると、
業務的に動くように見せるが
実は心から助けたいと思っている

自分のことには鈍感だが、
観察力は高く、
ヒトの目利きには長けている

何故だか
月夜が光り輝く晩は酔っ払いのようにおかしくなり、花魁三姉妹でないと彼女を止められない
+ ちょっとした自慢- ちょっとした自慢
じゃんけんが強い

とにかく強い
確率としては、明らかにおかしいぐらいに勝つ
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
■絡新婦
勝てない相手その2

きびきびと動く絡新婦に感心し
興味を持って目で追ってみるも、本能的に動くので参考にならない

要領を得ない相手だとも思っている

「むぅ
 今日も絡新婦お姉さまは行ってしまいました
 しかしあの大胆さ、侮れません……!」
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
■毛倡妓
油断のならない相手

計算された動きに目を奪われるも
それがこれまでの経験や毛倡妓自身の努力と知り

そのようになりたいと
下積み生活も受け入れられるようになった

「たったそれだけの動きで
 相手を制したのですか?
 凄い……あ、いえ。とても勉強になります」
+ 恋愛についての考え方- 恋愛についての考え方
國の花魁が美しい方々ばかりなので、
さざえ鬼は自身の容姿に劣等感を抱いている

でも、それでも私が良いと言ってくれるような方がいたら素敵だなぁ
+ 恥ずかしい秘密- 恥ずかしい秘密
さざえ鬼が
その凄まじい勝率を誇るじゃんけんで
唯一勝てなかった相手がいる

山嶽ノ國で出会った眼帯をした少女
再戦を心から待ち望んでいる