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プロフィール編集
  土蜘蛛の"頭"を司る、小さな女王

「必ずや力を取り戻し、完全体になった暁には……ぶかぶかの衣だって、完璧に着こなしてみせるわ」

まつろわぬ者たちの王

永き時の果て、遂に封印からの復活を果たした

土蜘蛛は肉体を分割封印されており
彼女は頭部、すなわち「思惟」を司る重要部位であった

頭部だけあって、思慮深く、狡猾

かつての討伐で首を切られた屈辱を今も忘れておらず
「次はもっと上手くやる」と幻妖界での雪辱を誓った

王としての誇り高さ、傲慢は健在だが
肝心の肉体がまだ追いついていないため
全力を出せない状態にある
もちろん、その制約があってなお、彼女の力は絶大なのだが
+ キホン見聞- キホン見聞
身長:131cm
体重:33.32kg
誕生日:3月25日
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
■土蜘蛛
我が手足や胴体のうち、最も強壮なる者
単純な力ではあちらの土蜘蛛
知恵や技ではこちらの土蜘蛛という塩梅

当然、わたしとひとつに・・・・・・・ならなかった!
この土蜘蛛は、かつての土蜘蛛を構成する要素のうち
「自由な魂」という一番厄介な部分を担当していた

当然、「頭」の命令など聞くはずもない
むしろ、下手に融合すれば逆に乗っ取られかねない
その為、現在は緊張関係にありつつも
全面戦争とまではいかない状況である

より厳密にいうと
あちらの土蜘蛛は「いつだってやりあうぞ」と常にやる気なのだが
こちらの土蜘蛛は「いかに策を練っても敗北の可能性をまだ0にできない」として対決を避けている

その現状自体が、こちらの土蜘蛛にとって屈辱
ちなみにあちらの土蜘蛛は勝敗の可能性などは
ハナから念頭にない

あいつのことは大嫌いだが、「自分」でもあるので
力量については誰よりも信頼しており
「あちらの土蜘蛛」 に対する悪口は好まない

以前、従えた妖怪の一匹が
「あんな力馬鹿なんで罠に嵌めりゃ楽勝ですよ!」と
おべっか混じりの嘲りをした瞬間
ぼこぼこにお仕置きをしたことがある
以来、彼女の前で別の土蜘蛛への悪口はご法度である
+ 好きな食べ物- 好きな食べ物
清らかな湧き水を、美しい盃に注いだもの
炙った味噌漬け肉(特にイノシシ)
+ 生い立ち- 生い立ち
かつて猛威を振るった「まつろわぬ者どもの王」 土蜘蛛
打倒された後、骸は分割され
いくつもの棺に収められて封印されていた

長い時を経るうち、棺の中の各部位は
まどろみの中で徐々に覚醒しつつあった
「彼女たち」は夢を見、考え、思いを募らせる

ある部位は怒りを育み、ある部位は空腹に悩み
ある部位は静かに眠る喜びに浸り・・・・・・といった具合に
元は同じ妖怪でありながらも、別個の人格が育っていったのだ

そして、この土蜘蛛の部位は「頭部」
思惟を司り、討たれた際にはその象徴として
断たれ掲げられた最重要部位である

すべての部位の中で、彼女は最も理性に溢れる土蜘蛛だ
というか他の部位にはそれが無いが極端に乏しい

「目覚めた暁には、わたしが他の部位に
 大号令をかけてまとめあげなければならないかしら!」

その時こそ、再び自分が覇を唱え、日本をこの手に収めるのだ
来るべき雪辱戦に、土蜘蛛は燃えていた
+ 過ぎ来し方- 過ぎ来し方
困った。目が覚めない
厳密に言うと目覚めているのに封印が解けない
どうやら
頭脳である自分には殊更厳重な封印が施されたらしい

土蜘蛛は焦り始めた
もしや、この封印は永遠なのか
自分はずっと、棺の中で朽ち果てるまで過ごすのか?
それは認められない

かつて付き従った者らの生き残りが
自分の帰還を待ちわびているだろう

暴虐なる朝廷に対抗できる
「頭」は、自分しかいないというのに・・・・・・!

そして、恐れていた事態が発生する
別の部位が先に目覚めたのだ
たとえ棺に封じられていようとも
それは強烈な思念となってすべての部位に伝わった
それが呼び水となったが、他の部位も蠢動を始めている

頭脳たる自分が遅れるわけにはいかない
他の部位など、所詮は思慮の足りない力馬鹿のみ
自分が率いねば、見境のない大災害として暴れ狂い
いずれは再び討伐されてしまうだろう

土蜘蛛は霊力を振り絞り、封印を強引に打ち破った
緩みつつあった封印だが
開封にはかなりの霊力を使ってしまった

新たに構築し直した肉体は
機能は问題ないものの
かなり未成熟なサイズと形状になってしまった

「・・・・・・これではまるで子供なのかしら!」
封印を脱し、自分の肉体を確認した土蜘蛛の第一声であった
+ 過ぎ来し方- 過ぎ来し方
なお、同時に作り上げた王の衣は随分とぶかぶかだった
封印前の肉体のイメージで作ったが
今の肉体には見合わない

しかしそれでも土蜘蛛は、その衣をまとうことにした
いずれ肉体は追いつく、いや、追いつかねばならぬのだ

土蜘蛛が目覚めた場所は、山奥だった
まずは強大な思念を飛ばし、他の部位に呼びかける
「わたしの元においでなさい!」

反応はなかった
届いているのが、気づかず寝ているのか、あるいはガン無視が考えるうち、土蜘蛛は違和感を抱く

風景。空気の匂い。龍脈の流れ
そのすべてが、かつての「日本」と似て非なるものだった

「やってくれたわね……!!」
ここがどこかはわからないが、自分を封印した者たちは
きっと日本を遠く離れた場所へと捨てたのだ

それほどわたしを恐れたのかと
いっそ愉快な気分になる土蜘蛛だった

「ここ」がいずこか確かめるため、土蜘蛛はすっそく旅に出た幸い、かつてとかけ離れた姿をしているため
即座に土蜘蛛と見破られることはないだろう

ただ気がかりなのは、かつての部下たちだった
彼らはどうしているだろう?
+ 過ぎ来し方- 過ぎ来し方
優れた頭脳を持つ土蜘蛛は
ほどなくしてここが妖怪だけの異世界「幻妖界」
であることを知り、歴史の流れを学んだ

憎き朝廷がないのは残念だが
世界を超える手段はいくつもあるだろう
雪辱戦はまたの機会にし、今はできることからやるとしよう

土蜘蛛は、自分の行動の優先順位を組み立てた

1・他の部位を集める。
2・己の地歩を固める。
3・新たな妖主として名乗りを上げいずれは幻妖界をまとめ上げる。
4・人間界へと攻め入る

堅実かつ壮大な計画だった

方々を調べるうち
天狗ノ園の山奥に 「棺」があることを知った
だが、既に妖主がその存在に気づき
なんらかの対処をしようとしている

先手を打って、土蜘蛛は棺の封印を破ることに成功した
その部位は、完全に正気を失っていた
無論、土蜘蛛は制圧するための策はいくつも用意していた

だが、その部位が秘めた霊力は
土蜘蛛の予想を超えて巨大だったのだ
+ 過ぎ来し方- 過ぎ来し方
土蜘蛛は全力で対応・・・・・・できなかった
秘めた力の総量に比して
現在の肉体は出力上限があまりに低いのだ

強引に全力を振るえば、今の肉体は崩壊する
土蜘蛛、絶体絶命の危機である

理性無く暴れ狂う四肢のひとつと
力を出しきれないが知恵で立ち回る頭部
両者の戦いは、岩を砕き地を裂き、山を揺るがした

しかし、もはやこれまでか・・・・・・・となった瞬間
玄妙な楽の音が聴こえてきた
その音は土蜘蛛の霊力を奮い立たせ
暴走する部位の力を大きく弱めていく

救い主が現れたのだ
救い主は、かねてより鞍馬天狗と相談し
封じられた棺に対処すべく動いていたのだ

さらに、鞍馬天狗率いる天狗の軍勢が
一斉に部位へと殺到していく

形勢は逆転した
怯む部位に、土蜘蛛はとどめの一撃を加える
それで部位の暴走は止んだ

屈辱だった
見知らぬ雑魚に助けられ、危うい勝利を拾わせてもらったのだ
「おまえ。名前はなんというのかしら?」

滾る怒りをなんとか抑え
土蜘蛛は救い主の名を聞き出した
それだけ確認すると、土蜘蛛は部位を吸収し、その場を去った
+ 趣味- 趣味
編み物

四本の手で器用に編み上げる技は職人レベル

趣味としてだけではなく
複雑な形を編み上げながら
思考をまとめて記録する縁にもなっており
編み上がったものを見ることで
土蜘蛛はそのときの自分の考えを思い出すことができる

ちなみに編み物は出来るのに何故か裁縫は全くできない
器用さが発揮されるのは編み物にだけである

「出来ることと出来ないことの差が激しすぎる」とは
子泣き爺の談
+ 苦手な事- 苦手な事
酒は好まない

というか一口でへろへろに酔ってしまうために遠ざけている
「酔っている間に討たれては格好がつかん」という理由
+ 今に至ル- 今に至ル
その後、土蜘蛛は救い主のことを調べ上げた

なるほど、救い主
幻妖界でその名を知られた「人間」
土蜘蛛は、救い主に強い興味を抱いた

同時に、他の部位の強大すも思い知った
完全体となるのは、一筋縄ではいかなそうだ

最初は「助けられる」という敵態をさらしたが
次からはそうはいかない

力ある者を使い、戦わせ
自分は最後に美味しいところをいただけば良い
知恵を司るのだから、それは卑怯でも卑劣でもない

土蜘蛛は、まずは仲間や手下を増やすことにした
そう、優先順位を入れ替え、地歩を固めるのだ
十分に戦力を整え、それから完全体を目指せば良い
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
■鞍馬天狗

主人公と共に助けてくれた妖主
屈辱ではあったが、恩義があるのも確か

恩義を一願だにしないのは
支配者として鼎(かなえ)の軽重を向われると考えているため
日を改めて挨拶に行った

よく見ればまだ子供
故に操りやすそうと考えたが
鞍馬天狗は土蜘蛛の外見年齢が近いためが
屈託なく接してきた

土蜘蛛は戸惑いつつも
「交友を結ぶのも策のうちがしら」と受け入れることにした
近頃は、土蜘蛛がらも気に掛ける相手になっている
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
■八岐大蛇

かつて戦った敵であり、酒を酌み交わした友でもある

今はあまりにも卑小な姿になってしまっているため
遭うことを避けている
対等の力を取り戻したならば、再び会いたいと願っている

遥か古代の世界の思い出話をできる数少ない相手だ
+ 恥ずかしい秘密- 恥ずかしい秘密
「可愛い服」を着る趣味があること
買う時は変装して店に行く

とある店員にだけはパレてしまったが
内緒にしてくれており、あれこれ協力してもらっている
+ 大切な場所- 大切な場所
とある山の真上から見える風景
現世のふるさとで親しんだ風景に似ているため
+ 恋愛に対しての考え方- 恋愛に対しての考え方
王なので
そういう感情はない、ということにしている
+ キャラかけあい- キャラかけあい
・金華猫(衣装違い可)(1種)
・土蜘蛛(1種)