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プロフィール編集
  全てを喰らう、終焉の大妖帝

「母は……母は、どこ? オマエ、知らない?」

『妖怪の黄昏』末期に現れ
すべてを無に帰そうとした妖帝――それが空亡である

本来は妖怪ではなく、陰の気の強い淀みを指して呼ばれたもの
そこに意志はなく、ただ恐るべき亡失の空間があるのみ
ゆえにいつしか『それ』は
空亡と呼ばれるようになっていった

そして千年の時が流れた今、空亡は突如姿を現した
すべてを喰らいたいという欲求
そして己の中に空いた「空」を埋めたいという願望

満たされることを知らないその根源は
千年経っても変わらない

しかし、千年前と違うこともある
かつて自分を造りあげた「母」、九尾がいないのだ
空亡は九尾の痕跡を求め、救い主たちと出会うことになる
+ キホン見聞- キホン見聞
身長:128cm
体重:29.7kg
誕生日:10月28日
付記:卵の中にいた時間が長く、匂いでヒトを判別する癖がある。そのため、自覚なく距離が近くなりがち
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
■九尾

「自分を造った者」という認識
母という言葉は九尾から教えられたものであり
『母』と呼んではいるもののその意味までは理解していない

また、九尾を見つめることで
何かを得られるのだと本能的に感じてはいるが
それが何なのかはわかっていない
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
■イヅナとクダ

九尾とよく似た匂いを持つものたち
九尾ではないと言い聞かせられてはいるが
空亡としてはあまり納得していない

イヅナの尻尾に包まれていると心地よさを感じるので
そこを定位置にしがち。安心しているのだが
空亡には安心という概念がない
+ 生い立ち- 生い立ち
この世にある陰の気の強い淀み、それが空亡である
本来性別や名前はなく
『それ』とでも呼ぶのが相応しい現象であった

それに近づくものは人であれ、妖怪であれ
生気霊気が枯れ、苦しみながら息絶えることになる
そこに意志はなく、ただ恐るべき「亡失の空間」があるのみ

ゆえに『それ』はいつしか
『空亡』と呼ばれるようになっていった

そして、空亡が名を持った
――つまり個としての存在を得たことに
目を付けた者がいた。九尾である

彼女は『空亡』が「在る」ということに興味を持ち
空亡を「妖怪のようなモノ」へと造り上げていくことにした

九尾の呪詛を交えて気を与えられるうち
空亡は少しずつ、形をなしていった

作り上げられた空亡は
外部との境界である外殻を手に入れた
+ 生い立ち- 生い立ち
これにより、近づくものの生気をすべて
奪い取ってしまうことはなくなった
しかし、その根源は変わらない

空亡の中に、最初に生まれた衝動は「食欲」だった

人を、妖怪を、生命を
この世全てを食いたいという欲求

己の中にポッカリと空いた「空」を埋めたいという願望
それが空亡の在り方のすべてとなった

この恐るべき「妖怪のようなモノ」に
九尾は少女の姿を与えた

非力で、愛らしく、庇護されるべき典型の姿
だがそれは、終焉をもたらす怪物なのだ

この皮肉に、九尾はひとり笑い、楽しんだ
+ 趣味- 趣味
食べること。それ以外は知らない
+ 過ぎ来し方- 過ぎ来し方
さて、この怪物をどこでどのように使うべきか
――九尾は思案ののち
空亡の情報を芦屋道満に与えることにした

『妖怪の黄昏』において
安倍晴明と敵対していた道満は窮地に追い込まれていた

九尾と同様に安倍晴明を憎んでいる道満のことを
九尾自身はひとつの駒としか考えてはいない

しかし、追い詰められた駒に
空亡という強大な力を与えれば
戦禍は広がり、さらなる混沌がもたらされるはずだ

空亡が浄化されてしまったとしても、それを利用して
安倍晴明の大切なものを奪ってやればよい――
九尾は予見の力で先を見通し、蜘蛛が糸を張るように
ひっそりと策を巡らした

そうして戦いは始まり、空亡は多くの生命を喰らった

九尾の予見通り多くの者が息絶え
その気は空亡に吸収されていった

戦いの末、安倍晴明やイザヨイ奏者
妖怪たちの活躍でついに浄化されたものの
空亡が完全に滅びることはない

陰の気が淀む時、そこに空亡は現れる

――そんな不吉な予感が
妖怪たちの心の奥底に深く刻まれた
+ 過ぎ来し方- 過ぎ来し方
+ 過ぎ来し方- 過ぎ来し方
+ 苦手な事- 苦手な事
+ 恋愛に対しての考え方- 恋愛に対しての考え方
+ 過ぎ来し方- 過ぎ来し方
+ 今に至ル- 今に至ル
+ 今に至ル- 今に至ル
+ 好きな食べ物- 好きな食べ物
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
+ 大切な場所- 大切な場所
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ