バレット

「弾丸」を意味する言葉。
MtGにおける「サーチカードを多く採用し、状況に応じて相手に刺さる（メタになる）カードを手札に持ってきて戦う戦術」を指す「シルバー・バレット」から来ているものと思われる。
多くの創作で強大な存在として描かれる吸血鬼や魔女を滅ぼす手段として登場することが多く、そこから転じて「厄介な存在を一撃で葬る特効薬的な存在」というような意味で使われる言葉となっている。

ポケモンカードにおいては相手のポケモンの弱点を突くことがそれに当たるだろうが、システム上多色でのデッキ構築は困難とされる事が多い。そのため「アタッカーやGXワザの選択肢を複数持つデッキ」を指す言葉として使われる傾向がある。
その場合は「水バレット」など、メインとなるタイプを頭につけたデッキ名で呼ばれる事が多い。

とはいえ本来の意味で使われる場合もあり、例えば雷タイプのデッキにおいて、弱点となる闘タイプへの対策としてミュウツー&ミュウGXを採用するなどは立派なシルバー・バレットであり、複数種のフェアリーチャームをぼうけんのカバンで適宜サーチするのは正しくといったところ。
デッキ単位でこの戦術を行えるものは非常に数が限られるが、メモリで自在にタイプを変更できるシルヴァディや複数タイプの進化先をもつイーブイは構築次第で強力なバレット戦術を駆使できる。画的にも華やかなため、フリー対戦用に組んでみるのも面白いだろう。