スタン落ち

既存のカードがスタンダードレギュレーションの更新により、公式大会などの競技プレイで使用出来なくなることの通称。非公式用語であり、Magic: The Gatheringでのスタンダードフォーマットで使用出来なくなることを「スタンダード落ち」と表現され、やがて短縮され始めたのが由来。

カードプールを制限することでバランス調整を行いやすくする、過度なインフレのリセット、資産差を減らすことで新規プレイヤーの敷居を下げることを目的として行われる。

ポケモンカードゲームは原作ゲームに合わせてレギュレーションが更新され、事前の告知を経て期間を掛けながら行われている。

エクストラレギュレーションでは引き続き使用できるが、現在大会ではスタンダードレギュレーションが主流なこともあり、スタン落ちしたカードはシングル価格が急落したり、取り扱い自体を取りやめる店舗も多い。エクストラレギュレーションでのプレイを意識する場合は移行前に集めておきたいところ。

過去のシリーズで初登場したカードが、サン＆ムーンにて再登場した場合は、過去のカードも再びスタンダードレギュレーションで使用できるようになる。→スタン復帰

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直近に行われたレギュレーション移行を例にすると
2017年7月28日に9月1日〜2018年8月31日時に適用されるスタンダードレギュレーションを告知。その後2018年6月10日に現行レギュレーションの終了を告知、同年9月より現在のレギュレーション（サン＆ムーンシリーズ）に移行している。

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公式からの告知は公式サイトのニュース一覧に掲載される。

あくまで公式大会での使用制限ではあるが、他のカードゲームにおける禁止制限のようにフリー対戦などでも半ば暗黙の了解と化している。フリーでスタン落ちしたカードを使用する場合は、事前に相手の了解を得ておくのが望ましい。