法文調査
基本的に、日本法は六法もしくは法令データ検索システムにて調査を行う。
インターネットが普及しているので、法令データ検索システムでの調査が
おすすめですが、最初のうちはこの条文にはこんな判例がある、ということを知る
ために判例六法で引いてみるのもいいかもしれない。
〇 法令データ検索システム
日本国内の中央政府に関わる法令が検索可能です。
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0100/
〇 条例
各自治体のHPに条例を公開するページがあります。
http://jorei.slis.doshisha.ac.jp/
同志社大学が運営する条例検索システムです。
〇 判例六法
かっこをつけたればプロフェッショナル版という2冊版を買う手もあるが、
基本的にはこちらで十分。
判例調査
〇 最高裁DB
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/search2
著名な判例であればおおむね掲載されているが、著名ではないが実務上重要な判例が一部非掲載の場合がある。
無料。
〇 LEX/DB(TKCローライブラリー)
http://www.tkc.jp/law/lawlibrary
有名な判例DB。法科大学院生・修習生御用達。ただし有料。
自治体・大学の図書館で契約している場合があり、その際は無料で使える。
ただし商用利用は制限されていることが多い。
〇 WEST LAW
https://go.westlawjapan.com/wljp/app/signon/display
アメリカで有名な判例DB。有料。日本ではマイナー。
文献調査
昔ならいざ知らず、現在では必要な文献の多くはインターネット上にデータがある。
一時文献をネットで探して、必要な関連文献を図書館で検索するのがよい。
なお、TKCローライブラリーでは代表的な法律雑誌のバックナンバーが閲覧できる。
また、法律関係の文献は基礎自治体の図書館では十分な蔵書がない場合が多いので、
必要な書籍が分かっていれば都道府県の中央図書館に行ったり、基礎自治体の図書館を
経由して本を取り寄せるとよい。
国会図書館までいかないとない書籍はあまりないが、
必要であれば基礎自治体から取り寄せできることがある。
なお、最近は大学図書館が調査研究用に一般市民の入館を認めていることがあるので、
お近くの大学図書館のHPを確認されたい。
なお、最近改正された法律については、各所管省庁・国会のHPで審議過程の
議事録やパブコメの過程を確認できる。
制定過程から立法趣旨を探したり、施行前の法律について
運用を予測する場合に有用なので参照されたい。
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