ADD/ADHD/アスペルガーになりすます人格障害者part1より抜粋
0005 1 2010/03/03 18:13:54
自己愛性(演技性)人格障害、境界性人格障害、ともに見られる精神病理的な所見
1. スプリッテイング
(良い自分と悪い自分がはっきり別れており、良くも悪くもない自分というのが認知されていない)
2. 強い見捨てられ不安、および抑うつ
3. 自己誇示のために手段を選ばない(リストカットや大量服薬、誰かを徹底的に陥れるような陰湿な暴力、等)
4. 対人操作(マニピュレーション)
3. 4. は表面化しやすい。特に 4. はADD/ADHD/アスペルガーには無い、もしくは著しく劣っている能力。
(ADD/ADHD/アスペルガーとの重要な鑑別ポイントその2)
0007 1 2010/03/03 18:35:56
一般的に思われている誤解
特に境界性人格障害にですが、常に強烈な異常言動を伴っているような誤解したイメージがついています。
おそらく境界例(本来は統合失調症になりかけの神経症の意味)や境界知能(IQ50から70:軽度知的障害の意味)のエピソードとの混乱から生じたものと思われます。
ここでは、境界性人格障害は本来の医学的意味で扱うものとします。
自己愛性(演技性)人格障害、境界性人格障害の人は、一見すると普通の人です。
会話を交わしても、精神的な障害があるなんて全くわかりません。
しかし、その人と長く関わっていると、だんだん「何かおかしい」とわかってきます。
外見は普通だが、短い会話を交わすだけで「ヘンな人」と思われてしまうADD/ADHD/アスペルガーとは、この点が異なります。
基本的に自己愛性(演技性)人格障害、境界性人格障害は、心の理論が完成しており、協同や演繹的思考も可能です。
心の理論が不完全なアスペルガーや、協同や仮説演繹的思考が不完全なADD/ADHDとは、ここが異なります。
心の理論が完成しており、協同や仮説演繹的思考が使えるため、これら能力を自己中心的に活用することにより「対人操作(マニピュレーション)」を行います。
「対人操作(マニピュレーション)」とは、軽い洗脳のようなもので、不条理で自己中心的な事柄であっても相手を丸め込み自分の味方にする能力のことです。(共依存もあわせてご参照ください)
0008 1 2010/03/03 18:46:56
自己愛性(演技性)人格障害、境界性人格障害の人は、いとも簡単に味方を作ります。
なかなか味方(仲間)を作れない ADD/ADHD/アスペルガー とは、この点でも異なります。
一方で、気に入らなかった人間を陰湿に攻撃します。時には味方に引き入れた人にも攻撃に協力させます。
この攻撃が、無関係な第三者には見えない(見えづらい)方法で行われます。
口頭や手腕など直接的で、かつ無関係な第三者にもはっきりとわかる形でしか攻撃できない ADD/ADHD/アスペルガー とは、この点でも異なります。
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