テイルズオブアスタリア

『テイルズ オブ アスタリア』とは、スマートフォン向けのアプリゲームシリーズである。

Android版は2014年4月2日、iOS版は2014年4月23日配信開始。

概要

『テイルズ オブ』シリーズの外伝作品、いわゆる「お祭りゲー」の1つである。

固有のジャンル名はいずれも『交差する想いがつながるRPG』。

1. 第1章 ： 星のカケラ編・光の神殿編 公式サイトでは「星のカケラ」編としてまとめられて紹介されている。
2. 第2章 ： 光と闇の救世主編・導かれし戦士編・大精霊編 タイトルが『テイルズ オブ アスタリア －光と闇の救世主－』へ変更されている。
3. 第3章 ： 結晶の大地と導きの光編 タイトルが『テイルズ オブ アスタリア －結晶の大地と導きの光－』へ変更されている。
4. 第4章 ： 追憶の楽園(エデン)編 タイトルが『テイルズ オブ アスタリア －追憶の楽園(エデン)－』へ変更されている。
5. 第5章 ： アヴァロンに眠る輝石編 タイトルが『テイルズ オブ アスタリア －アヴァロンに眠る輝石－』へ変更されている。

オープニングムービーの制作はシリーズ初担当となるWIT STUDIO。

第1章の主題歌は『TOL』の主題歌も担当したDo As Infinityの『believe in you』。

第2章の主題歌はCREAMの『Eternally』。

第3章の主題歌は『TOV』の主題歌も担当したBONNIE PINKの『We Belong』。

第4章の主題歌は声優としてコレット・ブルーネルを演じ、歌手でもある水樹奈々の『ACROSS』

第5章の主題歌はBeverlyの『Adventure』

システム

クエスト

ステージごとに決められた行動力「AP」を消費して、戦闘に勝利することでシナリオを進行させる。

ステージは「タップアクション」と「クロススライドバトル」に分かれている。

基本的にはクエスト開始時とボス戦直前にタップアクションが行われる。(クエストによっては行われない場合もある)スライドバトルは連戦の場合もある。

星のカケラ編のみの仕様であるが、一定までシナリオが進むと他のキャラクターのシナリオを進めるまでロックがかかる。そのため、特定のキャラクターだけを集中して進行させるということはできない。

また、メインキャラクター以外のキャラクターのシナリオを見ることができる「サブクエスト」、

曜日ごとに決められた強化アイテムを入手できる「曜日クエスト」、

自分の実力を試す高難易度クエスト「Master of Elements」「試練の塔」などのコンテンツもある。

タップアクション

右側から登場する敵を、タイミング良く画面をタップすることで撃破していく。

タイミングに応じてBAD/GOOD/PERFECTの評価になる。

オートモードの場合、すべてGOODの評価になる。

GOODまたはPERFECTで敵を撃破して有利な効果を得られる。

すべてPERFECTだと直後の戦闘で先制攻撃ができる。

逆にBADだとダメージを受けてしまう。

すべてBADの場合は直後の戦闘が相手の先制攻撃から始まる。

クロススライドバトル

タッチパネルをスライドさせることでキャラクターの位置を入れ替え、キャラクターごとに設定された属性と、キャラクター上部に表示される属性フレームを一致させていく。

属性は火・水・風・地・光・闇の6種類。

属性が一致したキャラクターはHIT数の多い攻撃を出すことができる。

虹色のフレームはすべての属性に対応している。

連携によりターンごとにHIT数が一定を超えるごとに攻撃力が増えていく。

秘奥義が使えるキャラクターの場合はそれとは別にHIT数に応じてオーバーリミッツゲージが増える。

オーバーリミッツゲージが満タンになったキャラクターは秘奥義が使用可能になる。

秘奥義は任意のタイミングで発動できるため、使い所も重要である。

また、フレームには攻撃力アップやHP回復などの補助効果、敵からダメージを受ける枠などがあるため、単純に属性をあわせるだけでは勝てない場面もある。

共闘バトル

毎週月・火・水曜日に開催され、他のユーザーと協力してボスモンスターと戦うモード。

上述のクロススライドバトルとは完全に別物であるため注意されたい。

最大20人のプレイヤーが集まり、同一の「ギガントモンスター」相手に戦いを挑む。

一緒に戦うプレイヤーは「ギルドメンバーと共闘」もしくは「おすすめメンバーと共闘」の2種類から選択することができ、後者は事実上の自動マッチングである。

勝利時の報酬は前者の方が比べ物にならないほど多いため、共闘バトルを楽しみたい場合は活発なギルドを探して入団しよう。

プレイヤーはキャラクターを最大10人動員し、キャラクターが持つ「共闘奥義」を駆使して戦う。

共闘メンバーは「物攻タイプ」「術攻タイプ」「防御タイプ」の3種類に分かれて連携を行う。

「物攻タイプ」は文字通り物理攻撃を仕掛けるメンバーで、他の物攻メンバーとコンボを繋げていくことでダメージを蓄積する。コンボさえ繋がれば属性が一致していなくても大した問題にならないため初心者向けである。物理攻撃力、物理防御力、術防御力が強化される。

「術攻タイプ」は後衛として術攻撃を仕掛けるメンバーで、他の術攻メンバーと術共鳴を行うことでダメージを蓄積する。術共鳴は属性が一致しなければ著しく威力が落ちるため、そのためのキャラクターが揃っている中～上級者向けである。術攻撃力のみが強化される。

「防御タイプ」は最前衛で敵からの攻撃を受けるタンク職。ほとんど攻撃の手段がないが、ギガントモンスターの攻撃は強力であり防御タイプがいなければたちまち他のメンバーが戦闘不能になってしまうため連携のためには必須である。一方で自身も生き残らなければいけないため、そのためのキャラクターが揃っている中～上級者向けである。物理防御力と術防御力が強化される。

共闘奥義を使用すると、その共闘奥義が再び使用できるようになるまで一定時間を要する。この時間は威力や効果の強さに比例し、「一発の威力が弱いが復帰が早い」「復帰が遅いが一発の威力が強い」といった区別がある。

バトル中に敵に攻撃を仕掛けると「敵対値」が上昇し、この値が上位になっているプレイヤーに対して敵は攻撃を仕掛けてくる。ターゲットの人数と攻撃の威力は反比例の関係にある(一部例外あり)

バトル中、「力を溜めている」と出ている時は次に敵が仕掛けてくる攻撃が極めて強力なものになる。

一方で集中攻撃を仕掛けてダメージを蓄積すればその溜め攻撃を阻止することもできる。

「ガードしている」と出ている時は敵の体力が少しずつ回復し、物理攻撃によるダメージが激減する。

一方で術攻撃によるダメージは変わらず、強力な術攻撃を当てれば「ガードブレイク」のチャンスもある。

ガードブレイクに成功すると敵は気絶状態になる。気絶状態の敵は攻撃をしてこなくなり、

加えてこちらが攻撃を加えても敵対値が変動しなくなる。

クロススライドバトルと同様に秘奥義があり、連れているキャラクターの中から使用する秘奥義を事前に指定することでその秘奥義を共闘バトルで使用することができる。オーバーリミッツ値は共闘奥義を使用することで蓄積する。相手に攻撃を行う秘奥義を使用すると相手がダウン状態になり、ダウンする確率は使用した秘奥義のHIT数に比例する。有利属性かつ100HIT以上であればまずダウンする。

敵がダウン状態になると一定時間与えるダメージが3倍に上昇し、気絶状態と同様攻撃を行わず敵対値も変動しなくなる。高HIT秘奥義によって敵をダウンさせ、ダウンした隙に高威力秘奥義で大ダメージを与えるという作戦が一般的である。

敵の攻撃を受けてプレイヤーの体力が0になると戦闘不能状態になってしまう。戦闘不能の間は共闘奥義の待ち時間が回復しない。1分経過後に復活することができるが、一定時間は能力が下がる衰弱状態になる。

共闘バトルの制限時間は30分である。それまでに撃破できれば勝利となり、できなければ敗北となる。

共闘バトルに参加すると共闘メダルを獲得できる。共闘メダルを使用して参加する共闘ルーレットでは報酬として☆5キャラクターなどを獲得することができる。

召喚

いわゆるガチャ。

キャラクターを増やすことができる。

召喚には星霊石を消費する「スペシャル召喚」、アスタコインを消費する「ノーマル召喚」の2種類ある。

スペシャル召喚は☆3以上のキャラクターが確定で登場し、確率で☆4、☆5のキャラクターも登場する。

ノーマル召喚は1日1回無料での利用もできる。

星霊石はステージクリアや配布、リアルマネーの課金によって入手できる。

アスタコインはクエストクリア時や、ギルドのメンバーへギフトとして贈ることで入手できる。

登場キャラクター

主人公格は以下のキャラクター。

シナリオではそれ以外の歴代キャラクターも登場する。

召喚で登場するキャラクターはパーティメンバーだけでなく、クレア・ベネットやエル・メル・マータなどの非戦闘員や、六神将や果てはアウロラやガンゼルなどの敵役も含めたNPCも多く登場する。

メインキャラクター

第1章 - 星のカケラ -	第2章 - 光と闇の救世主 -	第3章 - 結晶の大地と導きの光 -
クレス・アルベイン	アスベル・ラント	スレイ
ロイド・アーヴィング	リッド・ハーシェル	スタン・エルロン
ルーク・フォン・ファブレ	リタ・モルディオ	エリーゼ・ルタス
ユーリ・ローウェル	ルーク・フォン・ファブレ	ヴェイグ・リュングベル
ソフィ	リオン・マグナス	ティア・グランツ
ミラ＝マクスウェル	ミラ＝マクスウェル	ルドガー・ウィル・クルスニク
カノンノ・イアハート	ゼロス・ワイルダー
第4章 - 追憶の楽園(エデン) -	第5章 - アヴァロンに眠る輝石 -
ベルベット・クラウ	ルカ・ミルダ
ジュード・マティス	アリーシャ・ディフダ
レイヴン(TOV)	パスカル
コレット・ブルーネル	ロイド・アーヴィング
カイル・デュナミス	アイゼン
ミクリオ

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