キック力増強シューズ

ページ名:キック力増強シューズ

キック力増強シューズじゃ!!

電気と磁力で足のツボを刺激し、

筋力を極限まで高める道具じゃ!!

このシューズでボールを蹴れば、

犯人はひとたまりもないぞ!!

『名探偵コナン』に登場する、阿笠博士の発明品の一種。

初登場は第2巻File.1『割のいい尾行』(アニメ版は第5話『新幹線大爆破事件』)。

概要

コナンがいつも履いているスニーカーをモデルに作成された道具。色は赤。

側面にあるダイヤルで強さを調節すると、電気と磁力によって足のツボが刺激され、筋力を極限まで高められるようになっている。

筋力が高められた状態で蹴られた物体は、すさまじいスピードとパワーを帯びて飛んでいくため、このシュートが命中した相手は間違いなくただでは済まない。

某漫画や某ゲームに登場する必殺シュートと同等、もしくはそれ以上かもしれない。

大抵の場合食らった相手は失神するが、ヘルメットを被っていたり、蹴られた物体の硬度によっては、数分で犯人が意識を取り戻す場合もある。

目で見える特徴として、キック力が高くなった時にはシューズの周りにスパークが走るようになる。

この作品の主人公・江戸川コナンは、皆さんご存知のとおり高校生探偵・工藤新一が、黒の組織に毒薬を飲まされ身体が幼児化してしまった姿である。

幼児化する前の新一は、超高校級のサッカーの腕前を持つほどのサッカー好きであった。

しかし幼児化した事で、テクニックは元のままだが筋力が小学1年生程度にまで落ちてしまい、ボールを蹴っても十分な勢いが出なかった。

そのため、幼児化して初めて関わった事件では、蹴ったボールを犯人に軽々とキャッチされ、成す術なく犯人の反撃に遭い命の危機にさらされてしまう。

その事件では間一髪のところで蘭に助けられたが、その事で自分の無力さを痛感したコナンは後日「犯人を一発で捕まえられるような、すっげーメカが欲しい」と阿笠にリクエスト。

そして阿笠はコナンのサッカーのテクニックに着目し、その特技を生かして犯人が捕まえられる道具「キック力増強シューズ」を開発してコナンに手渡した。

基本は逆上して自分に襲いかかってくる犯人や人質をとるような卑怯な犯人などを倒すために使用。しかし後者の場合は、人質の安全を考慮してあえて使わない事もある。

他にも、蹴った物体をぶつけて障害物を破壊したり、高めた筋力で高いところまでジャンプしたり、鍵のかかったドアなどを蹴破ったりなど、様々な用途に使用されている。

阿笠の数ある発明の中でも屈指の知名度を誇る発明品の1つで、腕時計型麻酔銃、蝶ネクタイ型変声機と並んで使用頻度が高い。

しかし使い方を誤ると、作中屈指の危険な道具に一瞬にして早替わりしてしまう。

例として原作で初登場した際、体育の授業にてコナンはシューズの性能を見るついでにクラスメイトにいいところを見せようと、試しにダイヤルを「中」にしてサッカーボールを蹴る。

するとサッカーボールにスパークが走り、ボールは目にも止まらぬスピードで相手ゴール目がけ吹っ飛んでいく。

そしてボールはサッカーゴールのネットを突き破ってその先にあった大木に命中、大木はメキメキと音を立てながら折れてしまった。

サッカーゴールを守っていた男の子は、弾丸のような超強力シュートが真横を通り過ぎた恐怖で泣き出し、ボールを蹴った本人であるコナンも「うそー…」とドン引き。

一部始終を見ていた先生や児童も全員唖然としていた。

これ以降も、鉄柵を破壊した勢いでその先にあった木をまたもへし折ったり、犯人にぶつけようとして蹴ったキャベツを粉砕したりなど、

登場するたびに凄まじすぎる威力を発揮する。正直「ひとたまりもない」どころの話ではない。

更にもっと上の威力があるとか一体博士は何を考えているのか…。怪しいってレベルじゃねーぞ!

上に挙げた例は初期の頃に集中して発生した出来事であり、近年ではシュートのパワーが抑えられたような描写がなされている。

…と思う人も居るかもしれないが、かなり後になって発生した『緊急事態252』でも、

犯人を倒そうとして蹴ったシュートが誤ってドアに命中した際、そのドア(恐らく金属製)はシュートの衝撃で大きくひしゃげていた。

(ちなみにそれを蹴ったコナンは、その後ドアで跳ね返ってきたボールを食らって脳震盪で気絶)

他にも『怪盗キッドvs京極真』では、渾身のシュートをキッドにかわされた際、それが命中した柱に大きなヒビが入り、そのままポッキリ折れてしまっている。

そんな危険なシュートをキッドにぶつけようとしていたのか…(普段通りに当てる気だったことは弾道及び蹴った後の表情や普段の正確無比なシュートなどからも明らか)

なので前述のトンデモ威力の設定は、実はまだ普通に生きている。シューズが改良されて威力の細かい調整がしやすくなったとかはあるかもしれない。

というよりも打撃で失神させたり身動きが取れない状態にさせるという時点で後遺症が残ったり最悪死に至る可能性が十分あるので、

細かな調節云々の説でも推理漫画だからと真面目に考えるとやばい。

劇場版ではコナンの蹴るシュートの威力が原作以上にアップしており、物体を蹴ってオブジェを粉々に砕いたり、蘭以上の実力を持つ犯人を強力なシュートで天高く吹っ飛ばしたりなど、

重要な場面で登場してはチートすぎる性能を見せている。

最近の劇場版ではシュートする際に「いっけぇーっ!」と叫ぶのがお約束。

このシューズで蹴ったシュートは凄まじいスピードとパワーを帯びているため、高く蹴り上げても威力が衰える事はない。

作中では、高所(推定10メートル)にいる犯人の顔面に直撃させて失神させた事もある。

なお、高所にいる犯人に直撃した場合は落下しないように犯人がいる場所に柵がある事が多い。

柵がなく犯人が転落したらコナンが殺人(未遂)犯になってしまう。

しかし、チートすぎる性能に反してシューズの強度は至って普通なため、ヤカンなどの硬い物体を蹴るとその衝撃が足に伝わりケガをする場合もある。

というか本来ならばサッカーボールとかでも危険な筈である。

威力だけでなくそのあたりも強化するべきな気もするが、下手に強化してシューズが重くなったら使い勝手が悪くなると思われるので多分ずっとこのまま。

まあいくらシューズを強化したところで足の骨折は免れないだろうし、

仮に超技術で足を保護出来たとしても、普段履きの形状を維持することも考えるとやはり足首付近は保護しようがないだろう。

なお、灰原はこの発明品で生み出されるキック力を「機械に頼ったインチキ」とバッサリ切り捨てている。

以下、キック力増強シューズで蹴られたもの

(推奨BGM:名探偵コナン メイン・テーマ)

  • ボール(『赤鬼村火祭殺人事件』ほか多数)

一番多く蹴られているのがコレ(当然といえば当然か)。

サッカーボール以外にもバレーボール、バスケットボール、ゴルフボール、テニスボールなど、様々なものを蹴っている。

『黒の組織との接触』でどこでもボール射出ベルトが登場した事により、現在はサッカーボール以外のものが蹴られる事は少なくなった。

『絶海の探偵』では、一度キック力増強シューズで蹴ったボールを再び蹴り犯人を天高くまで吹き飛ばした。

  • 車のタイヤ(『赤鬼村火祭殺人事件』)

初めて犯人に向けて蹴られた物体。

逆上した犯人に突き飛ばされた際、車の固定具から外れたタイヤが目の前に転がってきたので、「腐ったノーテン、叩き直してやるぜ!!」とそれを思いっきり蹴って犯人を撃退した。

これを食らった犯人は白目を向いて気絶し、顔にはタイヤの跡がくっきりと残っていた。

コナンの足が無事であることや、顔が吹き飛んだり首が折れて死ななかったことが不思議で仕方ない。

  • 爆弾入りアタッシュケース(『新幹線大爆破事件』)

アニメ版で初めて蹴った物体。

黒の組織が仕掛けた爆弾入りアタッシュケースの起爆装置が、ある人物の行動によって入ってしまったため、それを見ていたコナンは咄嗟にそれを蹴って新幹線の外へと吹っ飛ばす。

アタッシュケースは車外で大爆発を起こしたが、幸いケガ人は1人も出なかった。

  • ヤカン(『消えた死体殺人事件』)

最初はキャベツを蹴って犯人を倒そうとしたが、パワーが強すぎたため粉砕してしまう。

焦ったコナンは後ろにあったヤカンを蹴り上げて、犯人の顔面目がけてシュートした。

これを食らった犯人は鼻の骨を折る大ケガを負ったが、コナンのほうも金属製のものを蹴った事で滅茶苦茶痛がっていた。

  • ヘルメット(『歩美ちゃん誘拐事件』ほか)

意外と蹴られているのがこれ。

男に捕まり暴れている歩美を助けるために、側にいたライダーが持っていたヘルメットを蹴る。

そのヘルメットは男の額に直撃し、彼が失神した事で歩美は助かったのだが……?

他にも『謎のメッセージ狙撃事件』では、ヘリの速度、高度、風向きを瞬時に計算し、最適な強さでヘルメットを蹴って犯人に命中させている。

『天国へのカウントダウン』ではフルパワーでこれを蹴り、ツララのオブジェを粉砕して激突の危機を回避していた。

  • 偽札の原版(『月と星と太陽の秘密』)

犯人がある男に造らせていた20ドル紙幣の原版。

犯人より先にコナン達が見つけたので、犯人はコナン達からそれを奪おうとしたが、コナンの作戦で動揺した隙にそれを顔面に食らい、あっけなく気絶した。

  • オイル缶(『人気アーティスト誘拐事件』)

銃を向けた犯人に高山みなみが向かっていったので、コナンは彼女が犯人を蹴るタイミングに合わせて缶を蹴り、それを犯人の顔面にヒットさせて撃退する。

そのため、側にいた少年探偵団はみなみが犯人を倒したと思い込む事となった。

  • 拳銃&ペンキ缶(『黒の組織から来た女 大学教授殺人事件(前半)』)

歩美を撃ち殺そうとしていた女の手の甲に的確にぶつけ、彼女の持っていた拳銃を弾く。

その後は近くにあったペンキ缶を蹴って、女の手下たちを紙切れのように吹っ飛ばした。

  • バケツ(『青の古城探索事件』)

こちらも犯人の手の甲目がけてシュートをし、犯人の持っていた武器を弾いている。

  • パトランプ(『本庁の刑事恋物語2』)

ひょんな事で、爆破予定の建物に拘束された佐藤と男性を救出するため、起爆スイッチを押そうとしていた人物に向かって蹴られた。

その人物はまさかの、このシューズを開発した阿笠本人であった。まさか自分の発明品によって気絶してしまう事になろうとは……

  • ポリバケツ(『本庁の刑事恋物語3』)

灰原「オシリが呪われたら何になると思う?*1」

ドコ(ポリバケツが犯人にぶつかる音)

犯人「バ、ケ…ツ…」

灰原「ピンポーン」

コナン「またくだらねーもんけっちまったぜ」

  • レンガ(アニメ版『小五郎の同窓会殺人事件』)

オリジナルシーンで、犯人に拳銃を向けられた小五郎を助けるために蹴る。

軽々とレンガを蹴った事を小五郎に突っ込まれると、「咄嗟に蹴ったら犯人に当たった」などと説明していた。

…ヤカンよりはるかに硬いのに痛くないのか?

  • 消火器(アニメ版『謎めいた乗客』)

爆発が迫ったバスから灰原を救出するために、それを蹴って後方の窓ガラスを割りそこから脱出した。

原作では犯人の拳銃を発砲して窓ガラスを割っているが、アニメでは子供が拳銃を扱う事が好ましくない為か、代わりに消火器を蹴ったと思われる。

  • 宝石の詰まったバッグ(『探偵団サバイバル事件』)

強盗が盗んだ宝石がギッチリ詰められていたバッグ。

成り行きで見つけたコナンはそれを蹴り、強盗2人を撃退した。

中身は大丈夫なのか?

  • 西洋の兜(『カニとクジラ誘拐事件』ほか)

誘拐犯が潜伏先のホテルから逃げようとしていたので、コナンは飾ってあった甲冑の兜を蹴る。

それをホテルの回転扉にぶつけて、そこから出ようとしていた誘拐犯2人組を一網打尽にした。

『世紀末の魔術師』でも、犯人に向かって蹴っている。

  • ワイドバンドレシーバー(アニメ版『誘拐現場特定事件』)

犯人の潜伏先を特定後、時間がなかったため光彦のワイドバンドレシーバーを蹴り犯人を撃退。

だが、蹴った衝撃でワイドバンドレシーバーは壊れてしまい、コナンは光彦に謝っていた。

なお、ワイドバンドレシーバーを蹴ったのはアニメ版のみであり、原作では元太のサッカーボールで犯人を撃退している。

よくキャベツと同じ目に合わなかったな。

  • 手提げ金庫(『別れのワイン殺人事件』)

犯人の手で倉庫に閉じ込められてしまったので、ドアを破壊するために蹴る。

何とか脱出に成功するも、金庫が思ったより硬かったのでかなり痛がっていた。

  • サイドミラー(『謎の老人失踪事件』)

ある方法で誘拐犯のアジトに車を突っ込ませた後、衝撃で取れたサイドミラーを向かってくる犯人目がけて蹴っていた。

  • 切り株(『少年探偵団消失事件』)

別荘荒らしに捕まった光彦を救出するために、咄嗟に側にあった切り株を蹴り飛ばした。

根っこが腐っていたからかは不明だが、蹴られた切り株は何事もなく根っこから抜け、犯人に向かって吹っ飛んでいった。

というか咄嗟とはいえよく蹴ろうと思ったものである……あと地味ながら他のケース以上に正確に犯人を狙えたことが不思議である。

  • 靴(『危険なレシピ』)

元太「オレの靴~」

  • ペットボトルのキャップ(『仮面劇に秘めた悪意』)

サーベルでの殺害を成功させたと見せかけるため、コナンが咄嗟に蹴ったもの。

結果キャップが左胸に命中。ターゲットは気絶した。こんな物でさえ殺傷道具になり果てる模様

  • ネジ(『幕末維新ミステリーツアー』)

手足を縛られたままベルトコンベアに乗せられた女性が、その先の溶鉱炉に落ちそうになっていたので、コンベアを止めるために落ちていたネジを蹴り飛ばす。

蹴られたネジは弾丸のような速さで飛んでいき、ベルトコンベアのコンパネに命中。コンパネが壊れた事でコンベアが停止し女性は助け出された。

  • ストレッチャー(特別編第2巻『ひき逃げ』)

病室で寝ている蘭を襲おうとしていた犯人の姿が見えたので、咄嗟に近くにあった金属製のストレッチャーを蹴って犯人に命中させる。

それを食らった犯人はその場で気絶したが、蹴ったコナンは衝撃で足の指の骨を折るケガを負ってしまい、蘭と入れ替わる形で病院へ入院する羽目になった。

犯人の背中に当たったので最悪背骨が折れていた可能性があるが、気絶で済んで運が良かったな……。

  • 石(特別編第17巻『さまよえる銃弾』)

犯人が自殺しようと銃を自分に向けた時に、咄嗟に近くにあった石を蹴って犯人の銃に当てた。

犯人には直接当たらなかったが、当てられた時の衝撃で右腕を痛めていた。

  • スノーボード(特別編第21巻『強盗タクシー』)

犯人がパトカーで逃走しようとした時に、咄嗟に犯人が残したスノーボードを蹴り当てる。

蹴り当てたスノーボードは草の上を滑り、パトカーの前輪の下に滑り込ませてスリップさせていた。

  • 燭台(特別編第23巻『狙われた中国人』)

人質を取った犯人に向かって近くにあった燭台を蹴り飛ばした。

燭台は犯人に当たり、よろけた犯人が壁にぶつかり、その衝撃で壁に飾られた十字架が犯人に落下して倒している。

  • ラジコンのコントローラー(劇場版『時計じかけの摩天楼』)

プラスチック爆弾を搭載したラジコン飛行機が暴走を始めたため、そのコントローラーを蹴ってラジコン飛行機に命中させた。

地味に「空中を不規則に飛んでいる物体Aに向かって物体Bを蹴り、それを見事ブチ当てる」という神業をやってのけている。

  • ジュース缶(劇場版『瞳の中の暗殺者』ほか)

蘭が持っていたコーラの缶を取り出し、犯人の顔面に向かって蹴った。

それを食らった犯人は例によって意識を失うも、缶の中身が犯人の銃撃で空になっており、威力が落ちていたためか数秒で目を覚ます。しかし……

『8枚のスケッチ記憶の旅』では犯人の頭にダイレクトヒットさせたものの、頭にケガをさせただけで終わっている。やはり空き缶では犯人を気絶させるのは難しいようだ。

『ゼロの執行人』でも犯人に向かって蹴られていたが、腕に当たったので倒す事はできなかった。

  • 鎖の欠片(劇場版『紺碧の棺』)

洞窟に充満していたメタンガスを爆発させて脱出するために、遥か上空にある洞窟の天井目がけて蹴り上げた。

かなり高い位置(推定10~20メートル?)に天井はあったが、コナンの蹴り上げた鎖の欠片は見事天井に命中。

それによって生じた火花が火種となって大爆発が起きた事で、コナン達は洞窟から脱出する事に成功した。

  • 花火ボール(劇場版『異次元の狙撃手』ほか)

『異次元の狙撃手』以降の劇場版で使用。ボール射出ベルトに新たに装備された阿笠特製の花火ボールを射出し、打ち上げる代わりに蹴り上げて爆発させる。

……もはや危険とかそういう次元ではなく、取り繕いようのないただの兵器なのだが良いのだろうか?

劇場版限定とはいえ何故こんなものを作ったのか阿笠への疑念が無駄に深まる。

  • 瓦礫(劇場版『業火の向日葵』)

火災が発生した美術館で、緊急脱出装置に噛まされた鉄柱からゴッホの「ひまわり」を脱出させるために使用。

下手すればキッドかひまわりのどちらかに当たりかねなかったが、どうにか壁に命中。

それでも壁の粉砕には至らなかったが、その後に居合わせた蘭によって…

  • エレベーターの部品(劇場版『から紅の恋歌』)

エレベーターの落下時に飛んできたが、蹴り飛ばすことで回避した。

  • 犯人 (『犯人の犯沢さん』)

正史ではないギャグ外伝であるが、 遂にやらかしてしまった 。

犯人に蹴りつけることのできそうなものが手元になくポメ太郎に心が動いていたが理性で抑えて、

仕方なく、 キック力増強・直接キック を敢行。

ボールと言うワンクッションを置かずに破壊力をダイレクトに受けた結果、犯人は 歯が飛び散り首の骨が曲がる大けがを負う羽目に 。

辛うじて死にはしなかったようだが、ギャグ補正がなかったらそのまま殺人犯になっていてもおかしくなかっただろう。

全身を包帯でグルグル巻きにされて車椅子で搬送されていく犯人の姿を前に、さすがのコナンも阿笠と一緒に青ざめた顔をしていた。

なおその後阿笠にバレて大目玉を食らい二度と直接キックは使わないという誓約書を書かされた

  • マツダRX-7 (『犯人の犯沢さん』)

上記と同じく犯人の犯沢さん作中にて、安室の愛車に慣行された直接キック。

安室を麻薬密売犯と勘違いした逃げる犯沢さんを救うためとはいえ、知人の車に…しかも上記の直接キックはしないと誓約書を書いて舌の根も乾かない内にやらかした飛び蹴り。

その結果、哀れ安室の愛車は爆発炎上。本人も一瞬青ざめた後、バーボン時のような目付きでコナンの頬を抓っていた。

ちなみに、安室が犯沢さんを追ってた理由は犯沢さんのカバンと入れ替わったポアロで使う小麦粉を返してもらい、犯沢さんにカバンを返すため…つくづく哀れ。

その後、車の修理費は全て阿笠に請求されとんでもない高額の請求に阿笠は青ざめていた。

※他変わり種がありましたら追記お願いします。

余談

「コナンドリル」内のコラムにて、「空想科学読本」で有名な柳田理科雄氏が、キック力増強シューズ初登場時のキック力を実験によって算出している。

その実験によって導き出されたキック力は約5トン、シュートの速度はマッハ15にも及ぶ。

また、この数値を元にして算出されたコナンの普段のキック力は約3.8トンにもなるらしい。

前者はともかく、後者の数値はシューズが生まれた経緯と明らかに矛盾しているが、阿笠博士の発明品に関する矛盾は言い出したら切りがないので、

純粋に作品を楽しみたいのならその点に関してはあまり深くつっこまないほうがいいのかも知れない。よくある事だし。

『グランブルーファンタジー』にも武器として登場した。

一応格闘武器なのだが、足の装備がシステム上存在しない、もしあっても15歳である主人公には小さすぎる為、手にはめて使う。

これでそのまま殴っている…かと思いきや、良く見るとボールを射出しているエフェクトが見られる。

もしや手のツボもつけて力を増強させるのが可能なの…謎は深まるばかりである。

劇場版『紺青の拳』において、利害の一致でキッドに協力する事になった際にキッドと戦っていた京極真に対してボールをシュートしたが、

あろう事かこの男、拳で必殺シュートを受け止めそのまま消滅させてしまった上に無傷で息切れすらしていないという人間離れした強さを見せた。

遠距離からの狙撃だったとはいえ、キック力増強シューズから放たれたボールが直撃して無傷だったのは彼が唯一である。

トンチキ科学技術を話題とする漫画「スピーシーズドメイン」ではパンチ力増強シューズなるものが登場。

パンチなのになんでシューズかというと、拳の勢いに地球の自転速度(時速約1700km)をプラスするため。

頑健なオーガの友人相手に放った結果、殴った手が骨折した。いや、どっちもその程度で済む方がおかしい。後に改良されたらしい。



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