左メニュー
左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動検索に移動
367943 Duende | |
---|---|
レーダーによる2012 DA14の連続写真。 | |
小惑星番号 | 367943 |
分類 | 地球近傍小惑星 |
軌道の種類 | アポロ群(地球接近前) アテン群アティラ群地球横断小惑星 |
発見 | |
発見日 | 2012年2月23日 |
発見者 | ラサグラ天文台 |
発見場所 | スペイン |
軌道要素と性質 元期:TDB 245900.5(2020年5月31.0日) | |
軌道長半径 (a) | 0.910 au |
近日点距離 (q) | 0.829 au |
遠日点距離 (Q) | 0.992 au |
離心率 (e) | 0.089 |
公転周期 (P) | 317.206 日 (0.87 年) |
軌道傾斜角 (i) | 11.609° |
近日点引数 (ω) | 195.504° |
昇交点黄経 (Ω) | 146.938° |
平均近点角 (M) | 301.693° |
物理的性質 | |
長短径 | 20 × 40 m |
直径 | 18 m 45 m47 m(計算上) |
質量 | 1.3×108 kg |
自転周期 | 8.95 ± 0.08 時間 9.485 ± 0.144 時間11.0 ± 1.8 時間 |
スペクトル分類 | L・S(仮定) |
絶対等級 (H) | 24.0 24.4(2012年の推定)24.78 ± 0.1125.0 ± 0.2 |
アルベド(反射能) | 0.20(仮定) 0.44 ± 0.20 |
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
(367943) 2012 DA14は、アテン群またはアティラ群に属する直径が約45 m程度の地球近傍小惑星の1つである。2012年2月23日にスペインのラサグラ天文台で発見された。2012 DA14は珍しいL型小惑星であると考えられており、細長い形状をしている。自転周期は約9時間で、このサイズの小惑星にしては自転が比較的遅い。
2013年2月15日、2012 DA14は地表から地球半径の約4.3倍、すなわち27,700 kmという記録的な近さにまで地球に接近した。この地球への接近により、元々アポロ群に分類されていた軌道は大きく乱された。2012 DA14が地球に接近する約16時間前にロシア連邦のチェリャビンスク州へ隕石が大気圏へ突入しているが、隕石の落下方向と2012 DA14の接近方向は異なるため、両者は無関係であるとされている。
2012 DA14は2012年2月23日、地球から0.0174 au(約260万 km)にまで接近した7日後にスペインのグラナダ県にあるラサグラ天文台の口径0.45 mの反射望遠鏡をマヨルカ天文台から遠隔操作して観測を行ったアマチュア天文家によって発見された。
2012年時点の短い観測弧(英語: Observation arc)で求められた比較的不正確な軌道予測でも、2012 DA14は2013年の接近では、地球半径の3.2倍よりも地球に接近しないことがすでに明らかになっていた。しかし当時は、2026年から2069年までのいずれかの地球への接近で、地球に影響が生じる累積確率は0.033%(3,030分の1)あるとされた。
2013年2月15日の2012 DA14の軌道
2012年1月1日から2014年3月1日までの2012 DA14の軌跡を描いたアニメーション 2012 DA14 · 太陽 · 地球
2013年1月9日、チリにあるラスカンパナス天文台によって再び2012 DA14が観測され、観測弧が79日から321日へと一気に長くなった。2013年2月15日19時25分(世界協定時、日本標準時では16日4時25分)に、2012 DA14は地球中心から0.0002276 au(34,050 km)を通過した。不確実性は約0.0000001 au(15 km)であった。
最接近時の地表からの距離は27,743 kmで、これは静止軌道よりも地表に接近したことになる。人工衛星の静止軌道よりも内側に入るが、静止軌道自体も地球とは充分離れており、地球に衝突する可能性は非常に低いと考えられており、実際地球そのものには全く影響は無かった。地球接近時の2012 DA14を観測するのに最も適していたのはインドネシアで、東ヨーロッパ、アジア、オーストラリアも最接近した2012 DA14の観測に適していた。日本では明け方の空に7等級の明るさで見えたため、肉眼で見るのは不可能であったが、手軽な観測機器があれば観測可能であった。しかし、移動速度が1度あたり1分、満月を30秒で横切る程度の早さであるため、視野にとらえるには事前の準備が必要であった。
2012 DA14は地球を周回するどの人工衛星にも1,950 km未満にまでは接近しないと予想されていた。2月16日から2月20日にかけて、ゴールドストーン深宇宙通信施設でレーダー観測が行われ、2012 DA14が長さ20 × 40 mの細長い形状をしていることが示された。これにより、2012 DA14は28 mの幾何平均(球形)直径を持つことになる。
この接近の間、2012 DA14の物理的性質に関する情報を得るために、4つの異なる観測所にある5つの望遠鏡を通じて行う観測キャンペーンが実施された。可視光線および赤外線での測光観測と可視光線での分光観測がカナリア大望遠鏡、ガリレオ国立望遠鏡(英語版)、カラル・アルト天文台で行われ、その観測結果がまとめられた。M4ASTと呼ばれるオンラインツールを使用した分類では、2012 DA14がL型小惑星という珍しいタイプに分類されることが示された。
観測された光度曲線から2012 DA14の正確な自転周期が求められ、8.95 ± 0.08時間という値が得られた。この値は、小惑星センターに報告された2012 DA14の全ての測光解析において確認された。また、地球接近前後のデータから、2012 DA14は地球に接近している間に自転が加速し、自転周期が9.8 ± 0.1時間から8.8 ± 0.1時間へと短くなったことが判明しており、光度曲線で推測された値とより互換性のある観測結果となっている。
2013年の接近時の地球と2012 DA14の距離のスケール。
2013年の地球への接近により、2012 DA14の公転周期は368日から317日へと短縮され、遠日点距離も1.110 auから0.9917 auとなった。この軌道の変化により、2012 DA14はほぼ常に地球軌道よりも内側を公転するようになり、地球近傍小惑星としての分類はアポロ群からアテン群(小惑星センターはアティラ群としている)に変化した。
次に地球に接近するのは2046年2月15日で、地球から約0.0148 au(約221万 km)の距離を通過すると予測されている。7つのレーダー観測でのデータに基づくと、次に2013年と同程度まで地球に接近するのは2123年2月16日だが、少なくとも地球の中心から0.0002 au(30,000 km)よりも接近することはない。2123年の接近での公称通過距離は月の中心からは0.003 au(45万 km)で、地球の中心からは0.005 au(75万 km)とされている。
パラメーター | 元期 | 軌道長半径 | 近日点距離 | 遠日点距離 | 離心率 | 公転周期 | 軌道傾斜角 | 近日点引数 | 昇交点黄経 | 平均近点角 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
単位 | au | 日 | 度 | |||||||
接近前 | 2012年9月30日 | 1.001 | 0.8935 | 1.110 | 0.1081 | 366.2 | 10.33 | 271.0 | 147.2 | 299.9 |
接近後 | 2013年4月18日 | 0.9103 | 0.8289 | 0.9917 | 0.0894 | 317.2 | 11.60 | 195.5 | 146.9 | 231.0 |
2013年の接近前の2012 DA14の衝突リスク評価は直径を45 m、質量を13万 tと推定して見積もられていた。トリノスケールは0、パレルモスケールは最大で-3.67である。仮に地球に衝突した場合、大気圏への突入速度は12.72 km/sで、生じる運動エネルギーはTNT換算で2.4メガトンになり、高度約10.1 kmで爆発を起こしてTNT換算で2.1メガトンもの威力を持つエアバーストが生じると推定されている。アメリカ航空宇宙局(NASA)はこの規模の小惑星が仮に衝突した場合、東京都の面積の半分に当たる1,200 km2が吹き飛ぶと試算している。この規模の小惑星が2013年の時ほど接近する頻度は40年に1度程度、衝突する頻度は1,200年に1度であるとされている。しかし、仮に衝突したとしても、衝突地点は南極地域であると推され、海に落ちて津波が発生してもそれほど大きくはならないと考えられていた。
2012 DA14は Duende という固有名を持っている。この固有名はイベリア半島、ラテンアメリカ、フィリピンの民間伝承に登場している、妖精またはゴブリンのような神話上の生物ドゥエンデにちなんで命名された。2013年11月17日に小惑星センターから発行された小惑星回報(M.P.C. 85916)にて、この固有名が正式に命名された。
シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。
左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...
鼻葉(びよう)とは、小型のコウモリで発達している鼻のまわりの複雑なひだのこと。キクガシラコウモリ類やカグラコウモリ類でよく発達している。エコーロケーションを行うとき、超音波をコントロールするのに役に立...
黒住教(くろずみきょう)は、岡山県岡山市にある今村宮の神官、黒住宗忠が江戸時代(文化11年11月11日・西暦1814年)に開いた教派神道で、神道十三派の一つである。同じ江戸時代末期に開かれた天理教、金...
黄疸(おうだん、英: jaundice)とは、病気や疾患に伴う症状の1つ。身体にビリルビンが過剰にあることで眼球や皮膚といった組織や体液が黄染した(黄色く染まる)状態。目次1 黄疸の発生機序[編集]2...
黄泉(よみ)とは、日本神話における死者の世界のこと。古事記では黄泉國(よみのくに、よもつくに)と表記される。目次1 語源[編集]2 記紀の伝承[編集]2.1 『古事記』[編集]2.2 『日本書紀』[編...
「紅巾の乱」とは異なります。黄巾の乱赤が黄巾の乱が発生した地域(184年)戦争:黄巾の乱年月日:184年場所:中国全土結果:後漢の勝利交戦勢力後漢黄巾賊指導者・指揮官何進皇甫嵩朱儁盧植董卓 他張角張宝...
麻痺性筋色素尿症(まひせいきんしきそにょうしょう、paralytic myoglobinuria)とは数日の休養の後に激しい運動をさせた時に発生する牛や馬の疾病。蓄積されたグリコーゲンが著しい代謝によ...
鹿児島県立財部高等学校(かごしまけんりつ たからべこうとうがっこう, Kagoshima Prefectural Takarabe High School)は、鹿児島県曽於市財部町南俣に所在した公立の...
鳩胸(はとむね)は、胸部が鳩の胸のように高く突き出ていること。特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。...
魚沼丘陵(うおぬまきゅうりょう)は、新潟県中越地方南部にある丘陵。地理[編集]魚野川流域の魚沼盆地(六日町盆地とも)と信濃川流域の十日町盆地を隔てている。行政区分では湯沢町、十日町市、南魚沼市、魚沼市...
概要『天装戦隊ゴセイジャー』と言う番組における全敵組織共通の戦闘員で、ブレドランが使役するビービ虫が木偶人形に取り憑く事で生み出される。緑を基調として顔には山羊、胴体には蝙蝠と言う具合に悪魔を思わせる...
『魏略』(ぎりゃく)は、中国三国時代の魏を中心に書かれた歴史書。後に散逸したため、清代に王仁俊が逸文を集めて輯本を編したが、はなはだ疎漏であったため張鵬一が民国11年(1922年)に再び編した。著者は...
高齢者虐待(こうれいしゃぎゃくたい、Elder abuse)とは、家庭内や施設内での高齢者に対する虐待行為である。老人虐待(ろうじんぎゃくたい)とも称される。人間関係種類ボーイフレンドブロマンス同棲側...
旧制教育機関 > 旧制高等教育機関 > 旧制専門学校 > 旧制実業専門学校 > 高等工業学校高等工業学校(こうとうこうぎょうがっこう)は、第二次世界大戦後の学制改革が行われるまで存在した日本の旧制高等...
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ナビゲーションに移動検索に移動高知大学教育学部附属中学校過去の名称高知県師範学校附属小学校高等科高知師範学校男子部附属国民学校高等科高知師...
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ナビゲーションに移動検索に移動高槻市立第8中学校国公私立公立学校設置者高槻市併合学校高槻市立第五中学校設立年月日1972年4月1日創立記念...
高杉晋作 > 高杉晋作が登場する大衆文化作品一覧高杉晋作が登場する大衆文化作品一覧(たかすぎしんさくがとうじょうするたいしゅうぶんかさくひんいちらん)目次1 小説[編集]2 映画[編集]3 テレビドラ...
出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2015年10月)高杉晋作高杉晋作通称東行生年天保10年8月20日(...
高月北は、大阪府泉北郡忠岡町の地名。高月北1丁目及び2丁目がある。脚注[編集][脚注の使い方]参考文献[編集]この節の加筆が望まれています。外部リンク[編集]この節の加筆が望まれています。この項目は、...
高所恐怖症分類および外部参照情報診療科・学術分野精神医学ICD-10F40.2ICD-9-CM300.29テンプレートを表示高所恐怖症(こうしょきょうふしょう)は、特定の恐怖症のひとつ。高い所(人によ...