ワカンダ

ページ名:ワカンダ

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ワカンダ王国

Kingdom of Wakanda

作者スタン・リー(ライター)

ジャック・カービー(アーティスト)

種類アフリカ・君主制
主な

キャラクター

ブラックパンサー

マン・エイプ(英語版)Vibraxasストームジェントル(英語版)

初登場『ファンタスティック・フォー(英語版)』#52(1966年7月)

ワカンダ(Wakanda)は、マーベル・コミックより出版されているアメリカン・コミックスに登場する、アフリカの架空の国。アフリカ先住民の国々の中でも主要とされ、スーパーヒーローのブラックパンサーの本拠地およびヴィブラニウムの原産国でもある。

スタン・リーとジャック・カービーにより生み出され、『ファンタスティック・フォー(英語版)』#52(1966年7月)で初登場した。

目次

語源[編集]

"Wakanda"(ワカンダ)の名称の語源には諸説ある。スー族の "Wakanda"、"Wakonda"、"Waconda"(ワカン・タンカ)と呼ばれる神にインスピレーションを受けたとする説、エドガー・ライス・バローズが1915年に執筆した小説(出版は死後の1957年)『The Man-Eater』に登場する架空のアフリカ部族 "Wakandas" を由来とする説、ケニアのカンバ族の "Akamba"、"Wakamba" を由来とする説、コンゴ語で家族を意味する "kanda" を由来とする説がある。

所在地[編集]

MCUでは、ワカンダはトゥルカナ湖の真北で、ケニア、エチオピア、ウガンダ、南スーダンに隣接する架空の地点となっている。ワカンダの位置は東アフリカと設定されているが、その正確な位置は出版時期によって様々となっている。タンザニアの真北に位置するとするものや、『Marvel Atlas』#2のようにトゥルカナ湖の北端に位置し南スーダン、ウガンダ、ケニア、ソマリア、エチオピアの間(かつ架空の国 Azania、Canaan、Narobia に囲まれている)に位置するとするものもある。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では、『Marvel Atlas』#2での位置が採用されている(詳細は後述)。タナハシ・コーツによる近年のストーリーでは、ワカンダは架空の国 Mohannda、Canaan、Azania、Niganda の近くのヴィクトリア湖に位置している。

原作上の歴史[編集]

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信仰[編集]

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主に古くからの伝説に登場するパンサーの神を信仰している。また、禁止された宗教にはホワイトゴリラ教が存在する。

MCU版[編集]

概要と歴史[編集]

中央アフリカの小国。国土の位置としてはトゥルカナ湖の北端で、エチオピア、南スーダン、ウガンダ、ケニアに隣接する架空の地点となっている。

表向きは農牧業が盛んで、古来の文化と歴史と伝統を有する発展途上国だが、実は太古の昔にこの地に隕石として落下した希少鉱石“ヴィブラニウム”の研究を進め、最先端の科学技術や高度な医療技術などの文明を急発達させており、現時点において地球上でもっとも発展した国家を形成している。

非常に高度な文明を有していることから、世界中からヴィブラニウムや先進技術をはじめとした本国の資産の盗難・悪用・争奪を想定して、大昔から国自体の存在を厳重に秘匿しており、国内に侵入者が現れたら決して生かしては帰さない姿勢を崩さず、同時にスパイを世界中に放って国際的動向を探り続けてきた。外界で起こっていた奴隷や戦争などの人類の残虐な歴史を認知しながらも歴代の国王は、本国を守護する戦士“ブラックパンサー”として本国の秘密とヴィブラニウムを守ることに徹し、外界に干渉せずに世界から本国の存在を隠す目的で、辺境の山々などの大自然に加えて、ジャングルや丘陵に偽装した高度な光学迷彩とエネルギーシールドで国境の周りを覆い、外部からの隔離を強固にした。そのため、本国は貧しい牧畜民の住む第三世界の小国に見せかけて、他国の支援を受けず、国民もスパイ以外は滅多に国外に出ないなど、厳格な鎖国状態を長年一貫してきた。

だが2016年、国王“ティ・チャカ”の“ソコヴィア協定”調印式への出席、その際のテロ攻撃に巻き込まれたティ・チャカの死、それに伴って彼の息子である王子“ティ・チャラ”への王位継承、本国と因縁を持つテロリスト“エリック・キルモンガーことウンジャダカ”による王位強奪に始まる本国の内乱など、前代未聞の事態が立て続けに起こり、これを機に新国王となったティ・チャラは、本国を全世界に開国することを決意した。

余談だが、国内から拝める朝日と夕日は、この地に慣れ親しんだ国民たちをも飽きさせずにその心を奪うほど美しい。

地理[編集]

ゴールデン・シティワカンダの首都で、別名“ビルニン・ザナ”。緑豊かな河谷、天然資源の豊富な山脈のほか、そびえ立つガラスの超高層ビルは耐震設計ながら茅葺小屋の円筒形の屋根のような独特な形状をしているなど、最先端の技術と伝統的なデザインを融合した街並みを築いている。ビルの谷間にはバザーが開催されており、その雑踏の中を交通機関である磁気浮上式バスが運行している。“ステップタウン”という地区もあり、そこは多国籍アフリカ料理の匂いが漂い、流行の最先端を行く民たちがアフロパンク風の服を着ているなど、ワカンダの行政、教育、芸術、商業の中心である。宮殿ゴールデン・シティに位置する、ゴールデン族の御殿。国王と各部族のリーダーたちが集い評議会を開く謁見の間や、航空機の発着設備などが構えられている。航空機の発着設備は、鎖国時代には専ら王族の専用機である“ロイヤル・タロン・ファイター”のためのものだったが、開国後には、本国に来訪したスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカたち“アベンジャーズ”が乗ってきた“クインジェット”を着陸させている。このほかにも、公共図書館や大学のタワー、コミュニティ・ホスピタル、屋外ショッピングプラザなどが都市の各所に点在している。バシェンガ山ワカンダの代表的な山岳で、その名はワカンダの歴史の中で最初にブラックパンサーとなった男の名前に由来している。山頂には航空機の発着設備が、中腹には巨大な黒豹の像がそれぞれ構えられており、双方共に山岳の地下の“グランド・マウンド”へ繋がる空洞がある。ウンジャダカにより、本国が一時的に支配され、ティ・チャラたちとの間で発生した内戦の舞台にもなった。グランド・マウンドバシェンガ山の地下に位置する、太古にこの地に落下したヴィブラニウムの隕石によって形成された、世界で唯一のヴィブラニウムの巨大な鉱床。前述の2つの空洞とは複数のエレベーターで繋がっており、鉱床の所々が青色に妖しく光り、高速でヴィブラニウムを運ぶ目的で複数の“マグレヴ・トレイン”が走る線路が張り巡らされている。線路には加工前のヴィブラニウムを不活性化させて、安全に高速輸送させるために必要な“ソニック・スタビライザー”という光るパネルが多数備わっている。ここの線路で、ティ・チャラとウンジャダカの最後の決闘が繰り広げられた。シュリのラボバシェンガ山地下に建てられた、“ワカンダ・デザイン・グループ”の技術開発研究所。所内はシュリの発明品や医療設備が多数置かれており、ここから“リモート・アクセス・キモヨ・ビーズ”を取り付けたビークルを遠隔操作することも可能で、さらに壁際の巨大な窓からグランド・マウンドを見渡すことができる。窓は強化ガラスとなっており、ブラストを浴び続けても一定時間分は耐えられる。ワカンダ・メディカル・センター世界最先端の医療技術を誇る、ワカンダの医療施設。“アベンジャーズの内乱”後には、バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーがここの冷凍睡眠装置を身を委ね、アベンジャーズの来訪時にはシュリがヴィジョンの額の“マインド・ストーン”を取り除くための手術を行った。ウォーリアー・フォールズワカンダの王位継承の儀式の場となる一組の滝。滝の頂上の水中に隠されている装置に衝撃を与えることで流れ落ちる水を抑えて、儀式を見届ける各部族の人たちが立ち並ぶための岩肌を露出させる。共同墓地ワカンダの国民たちが崇拝する、彼らの先祖が眠る場所。同時にここでヴィブラニウムの影響で数百万年前から変異してきた原産植物の“神秘のハーブ”を貯蔵しており、ズリによってこの場所と共に管理されていた。ボーダー族の村ボーダー族が暮らす国境の草原に築かれた農村。ウカビたちによって戦闘のためのサイが複数飼育・訓練されている。ジャバリ・ランドゴールデン・シティから遠く離れた雪に覆われる岩山一帯に、ジャバリ族が自分たちの土地として築き上げた孤立した領地。ティ・チャラがウンジャダカに儀式で一度敗れた後に逃げ延びたナキアたちは、エムバクらジャバリ族の協力を得ようとこの地を訪ねた。ゴリラ・シティジャバリ族が住む町。雪山の中腹に築き上げられた集落は、広大で美しい木造建築の数々が立ち並ぶ。ウンジャダカに一度敗れて意識を失った状態のティ・チャラも、エムバクによってここに収容されていた。ジャバリ族の宮殿ジャバリ・ランドの山頂に構えられたエムバクの王宮。長大な橋が架かり、伝統的な儀式と近代的な創意工夫・堅気張りの床が混ざった建築物で、エムバクが腰掛ける玉座の間は、天井に多数の木材が吊るされ、美しいジャバリ・ランドの風景を見下ろすことができる。

このほかにも、バッキーが眠っていた村などが、ワカンダが登場するMCU作品で描写される。

部族[編集]

ワカンダの国民は、“ゴールデン族(王族)”を筆頭に、“リバー族(川族)”・“ボーダー族(国境)”・“マーチャント族(商人)”・“マイニング族(鉱山)”・“ジャバリ族”の計6つの小部族で構成される。豊かな文化と高い教育水準を誇り、公用語は英語とコサ語だが、前者は過去に他国によってワカンダが植民地化されたことがないため全てアフリカ訛りで、文字は独特の象形文字を使用している。また、国民には姓名がなく、親子であるティ・チャラとティ・チャカも“ティ”が姓字というわけではない。部族ごとに物事に対する見方が異なり各々の指針があるが、そのうちの4つ(リバー族、マイニング族、マーチャント族、ボーダー族)は1万年前にバシェンガ/初代ブラックパンサーの統治下で統一され、“バースト”と呼ばれる守護神の黒豹を信仰している。

彼らは挨拶や敬礼の表明などの際には、拳を握った両腕を身体の前にクロスしながらワカンダ・フォーエバー(Wakanda Forever)と発声し、祖国を讃える。

ゴールデン族黒や紫をイメージカラーとする、ワカンダの頂点に立ち、統率する部族。ティ・チャラや彼の家族が属する。ボーダー族青をイメージカラーとする、ワカンダの国境を警備し、他国からの侵入を防ぐことを使命とする部族で、族長はウカビ。この部族に属する者たちの髪型は、男性が刈り上げ、女性は現代的なアップヘアとなっている。その使命から、攻守のバランスがとれた武器を装備し、国への忠誠心も高いため、例え他所者に王位が移行しても、ウカビが認めればその者に従う。リバー族緑をイメージカラーとする部族で、ワカンダの河川を取り仕切る使命を持つ部族。この部族に属する者は草花や貝殻で作られた髪飾りを装飾品として身につけている。この部族の族長は、下唇に円盤を埋めており、ナキアも属している。マーチャント族紫をイメージカラーとする部族で、ワカンダの貿易や、衣服・工芸品の製造を行っている。マイニング族赤をイメージカラーとする部族で、ヴィブラニウムと、その鉱床であるグランド・マウンドの管理・採掘を行っている。この部族に属する者は、頭髪に赤土を塗る。ジャバリ族1万年前の初代ブラックパンサーの統治による統一を唯一拒否し、ワカンダの人里を離れて遠くの山奥で暮らしてきた部族。族長はエムバクで、彼らは独自の文化を築いただけあって、英語とイボ語の方言を言語とし、菜食主義で、ハヌマンと呼ばれるホワイトゴリラ神を信仰して、自らヴィブラニウムの使用を断ち、自然主義を表す毛皮と木を主な資源として活かすなど、他の部族とは異なる点を数多く有している。ワカンダの国民の一部ではあるが、彼らに対するブラックパンサーの支配は薄く、何世紀もの間国王に忠誠を誓わずにいたため、昔の取り決めにより王位継承の儀式への実質的な参加資格はない。この部族の戦士たちは皆、他の部族以上で大柄で屈強な体躯を誇り、木や毛皮を加工しただけの武装を用いる。さらに戦地に現れた際には、敵への威嚇としてゴリラのように吠える。

役職[編集]

ウォー・ドッグ世界各地で諜報活動を行うワカンダの国際スパイ。ワカンダの秘密を狙う外敵の対処と、ワカンダが世界から隔絶しないように、国際的動向の調査を主任務とする。彼らの下唇の裏には、ワカンダ人の証明である青く光る象形文字のタトゥーが彫られている。ナキアはこの役職に就いており、かつてはウンジョブとズリもスパイだった。ドーラ・ミラージュワカンダ国王直属の親衛隊であり、本国最強の女戦士部隊。オコエが隊長を務め、隊員たちは皆スキンヘッドが特徴で、オコエに鍛えられた選りすぐりの戦闘能力を誇る者たちであり、国王への忠誠心も厚い。赤い防護服を着用し、戦士を守り階級を表す首のリングとビーズで飾られた甲冑を身に付け、ヴィブラニウム・スピアで武装する。海外で国王と行動を共にする際には、目立たない黒の衣装を着る。ナキアもかつてウォー・ドッグに就く前には、この部隊に属していた。ワカンダ・デザイン・グループバシェンガ山地下のラボを活動拠点とし、シュリに率いられる世界最高水準の技術開発チーム。その技術力を活かして、ワカンダ国民の暮らしから業務にまで幅広い分野で使われる、ヴィブラニウム製のものを中心とした世界屈指の超高性能ツールやビークルなどを多数開発しており、今日でもシュリたちによって最新鋭の発明品が生み出されている。

行事[編集]

王位継承の儀式ワカンダで新国王就任の資格を持つ者が、その王位へ即位するために挑む伝統的な儀式。その儀式はウォーリアー・フォールズでの決闘と、共同墓地での神秘のハーブの飲用の2段階となっている。ウォーリアー・フォールズでの決闘では、全ての部族の代表者たちが前座の踊りを披露して新国王候補者の入場を迎え、儀式を執り行うズリが、各部族へ儀式の“挑戦者”がいるかどうかを尋ねる。この時、新国王候補者が既に神秘のハーブの力を得ていたら、尋ねる直前にハーブとは別の薬草を飲用して力を一度抹消しなければならない。尋ねられた全部族の代表者は、挑戦の放棄を表明する若しくは挑戦者を名乗り出させる。後者の場合は、ここから新国王候補者と挑戦者の最小限の武装による1対1の決闘が開始され、浅い滝壺に両足を浸からせながら、どちらかが降参或いは死亡することで勝敗が決まり、挑戦者全てに勝利するまで戦い続けなければならない。また、決闘中は自身の仲間たちに武器を構えさせ、自身の背後を取り囲ませることも許可されている。戦いに勝ち続けた者は正式に王位継承者と認められ、その人物による“ワカンダ・フォーエバー”の発声でその場を閉幕する。そして共同墓地での神秘のハーブの飲用に移り、王位継承者はズリたちによってハーブを飲用され、その直後に一定の時間だけ精神世界で亡くなった近親者を含めた自身の先祖と出会い、言葉を交わせる。これを終えると、王位継承者は晴れてワカンダの国王、そしてブラックパンサーに就任する。以上が本儀式の流れであり、ティ・チャラは2度に渡ってこの儀式に臨み、1度目は実質的な参加資格を持っていないにもかかわらず挑戦してきたエムバクに苦戦しながらも勝利し、王位を継承したが、2度目はウンジャダカの挑戦に敢えて応えたものの敗北し、王位を奪われてワカンダを一時支配されることとなった。

各作品での描写[編集]

『アイアンマン2』本作では直接の言及はないが、物語の終盤でトニー・スターク/アイアンマンとニック・フューリーの背後のモニターに映し出された地図に本国の位置が大まかにマーキングされている。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』MCUにおいて初めて国名が登場。ユリシーズ・クロウが入手したヴィブラニウムの唯一の原産国と判明し、ブルース・バナー/ハルクが初見で発音を間違えながらも国名を口にする。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』MCUにおいては初めて、ティ・チャカとティ・チャラ、その別の顔であるブラックパンサーが登場する。本作の終盤ではスティーブとバッキーの避難先として国の内部も初めて描かれる。本作ではティ・チャラとティ・チャカがコサ語で会話するシーンがあり、ティ・チャラ/ブラックパンサーを演じたチャドウィック・ボーズマンは「ワカンダがどこにあるかに基づいて地域的なアクセントを付けている。キャラクターの文化的側面を大量に調査し、たとえ架空の文化でも、実際のアフリカの文化と地続きになる方法を考えた」と述べている。『ブラックパンサー』本作でワカンダが顕著に描かれ、劇中でその背景と文化をさらに進展させた。原作同様、ブラックパンサーの超人的な強さは、神秘のハーブによって得られていることも描写ている。本作開始時点では国王は不在で、新しいブラックパンサーであるティ・チャラが、王として母国を隠し守り続けたい忠誠心と、国境を越えて混沌とした外界を助けたい良心との葛藤や、ウンジャダカとの王位の争奪戦が描かれる。最終的にティ・チャラはウンジャダカを打ち負かし、国連の演説にて真のワカンダを世界中に明らかにした。本作の人気によって、現実での世界中の選手や有名人の間で、勝利後にワカンダ・フォーエバー(Wakanda Forever)の敬礼を表明することが流行した。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』本作では物語の後半から登場。サノスが“6つのインフィニティ・ストーン”を狙っていることを知ったアベンジャーズは、ヴィジョンの額から彼を殺さずにストーンの1つであるマインド・ストーンを取り除くため、本国を訪れる。そこにサノスの群勢の攻撃を受け、アベンジャーズはワカンダ軍に加勢し応戦するが、ストーンを6つ揃えたサノスによって“デシメーション”が発生。ティ・チャラやワカンダの多数の戦士と、数名のヒーローが塵と化して消滅してしまう。『アベンジャーズ/エンドゲーム』本作ではクライマックスの最終決戦時に、ゲートウェイで戦地と繋がった場所の1つとして登場し、アベンジャーズの尽力で消滅から復活したティ・チャラたちワカンダ軍やヒーローがここから戦地に駆け付けた。エンディングでは、ティ・チャラがシュリやラモンダと3人で“ゴールデン・シティ”の夜景を眺める。

他のメディア[編集]

テレビ[編集]

  • 『Fantastic Four』(1994年)第20話「Prey of the Black Panther」に登場。
  • 『アイアンマン ザ・アドベンチャーズ』第15話「ワカンダの狩人」にワカンダの人物としてティ・チャラが登場。
  • 『Black Panther』に登場。
  • 『アベンジャーズ 地球最強のヒーロー』 Microシリーズ 第17話(アメリカ版)「Welcome to Wakanda」に登場。
  • 『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』第29話「国王ブラックパンサー」に登場。
  • 『アベンジャーズ・アッセンブル』のシーズン3およびシーズン4に登場。

OVA[編集]

  • 『Ultimate Avengers 2』では、エイリアンの侵攻の標的として登場。外部のすべての者を敵とみなす極度の孤立主義国家として描かれる。

ゲーム[編集]

  • 『Marvel: Ultimate Alliance 2』に登場。
  • 『MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds』では、ストームのエンディングにカメオで登場。
  • 『Marvel Heroes』に登場。
  • 『LEGO マーベル スーパー・ヒーローズ ザ・ゲーム』では、ブラックパンサーのニック・フューリーへの発言で言及される。
  • 『ディズニー インフィニティ3.0』にステージとして登場。
  • 『マーベル VS. カプコン:インフィニット』では、『モンスターハンター4』のバルバレ(Val Habar)と統合した国家バルカンダ(Valkanda)となりステージとして登場。

その他[編集]

アメリカ合衆国農務省がインターネット上に公開した自由貿易協定のリストに、架空の国家であるワカンダが記載されていたことがある(その後削除)。同省の報道官によると、システムの動作確認のためのテストファイルを誤って公開してしまったものだという。



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