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『ファイナルソード』(FINAL SWORD)とは韓国のインディーメーカーHUP Gamesが制作したアクションRPGである。『英雄の誕生』(The Birth of Hero)という副題が付けられている。
2020年7月2日にNintendo Switchで配信ソフトとして発売され、『Mobile Edition』と銘打たれたiOS・Android版も販売された。しかしながらNintendo Switch版はゲーム内で使用しているBGMの著作権違反が発覚し、配信から4日後の7月6日に配信停止、任天堂のサイトからも排除された。価格はNintendo Switch版が1,890円、iOS版が860円、Android版が800円である。
なお、スマホ版はスキルが使用できないなど、いくつか搭載されていないシステムがある簡易バージョンである。
結論から言えば「ゲーム開発者向けに発売されている3DアセットやBGMを多用したゼルダ+ダークソウルもどき」。有り体に言うと「Steamによくあるクソゲー」である。
自作されている部分もどこか安っぽさが伺え、身も蓋もないことを言うと完全な技術力不足である。
ゲームとしては一応完成しており、遊べないほどではないものの、節々で完成度が著しく低いとされる部分が目立つ。
などなど、あからさまなクオリティの低さからクソゲー愛好家や野次馬達の注目の的となった。
その他にも突っ込みどころは多く、バグや仕様を含めてとんでもない場面に遭遇したことが多く報告されている。
といった仕様上の問題はまだ可愛いもので
など、枚挙に暇がない。クソゲーではあるが、これらの光景は抱腹絶倒シーンとしてあちこちで語られている。
しかし、ゲームをクリアまでやりこんだ猛者からは、ただクソゲーと罵られるだけのゲーム性ではないと評価されている。
といった、本来製作者サイドが想定したと思われるゲームデザインが垣間見える良い部分も少ないながら指摘されている。少なくとも「レベルを上げて物理で殴ればいい」として片付けられるような類のクソゲーではない。
手抜きというよりは技術力が不足しているだけで、熱意が悪い意味で空回りしてしまった結果だという評価もある。開発元はこれらについて真摯に謝罪するコメントを出し、「エンディングをできる限り見せないで欲しい」とお願い(強制ではない)を発布したり、クソゲーと罵られても素直に謝罪するなどしている。
少なくとも自身が作ったゲームへの愛情は、ゲーム制作への熱意はそれなりに伝わってくる。重ね重ね技術力の問題が惜しまれるところである。
ただ、どれだけ言ってもこれだけの低クオリティの作品を約2000円で販売したのは無謀としかいいようがない。いくら作り込みはしっかりしていても、デバッグを一切やってないレベルで不足していたり、全体的に説明不足なゲームデザインなど、プレイヤー目線での作り込みが明らかに足りていないのは間違いない。
ゲームとしては序盤が非常にキツく、中盤からスキルなどを得てようやく戦えるようになってくる。そして「意外と出来の良いゲーム」と油断していると、後半の鬼門にハマる。序盤など目ではないほどの理不尽な展開が、終盤は次々と襲ってくるようになる。そのため、ここで終わり際にこのゲームが嫌になるプレイヤーも多い。
後半のボスは大体が理不尽。特にアンデッズなどは、ツクールなどでバランスを考えずに敵を闇雲に配置しただけの適当調整。攻略法はあるが、一死はほぼ確定なうえ、プレイヤー目線ではあまりにも理不尽が過ぎる。
さらに氷漬けハメ、ボス戦における雑魚敵の無限湧きも、本作のバランス崩壊を語るうえでは欠かせない。
これらに遭遇したプレイヤーからすれば、決して納得できる死に方とは言い難い。
基本的に詰みはないが、変な所でもセーブはできてしまう。よって落下死ゾーンに囲まれたところでうっかりセーブしてしまうと、場合によっては完全に詰みとなる。それでもワープ魔法やアイテムを使えばなんとかなるが、その場面でMPなし・アイテムなしだった場合、最初からやり直しは確実である。
要するにかつてのクソゲーよろしく「ゲームとしてはクソだが笑える」という基本に立ち返った作品となっている。一応楽しめるといった部分を越えてもなお、ガバガバすぎる内容は「クソゲー」という評価を覆すにはあまりにも重すぎるのである。
Twitterにおいては慣性ガン無視の移動床、気の抜けるレベルアップやゲームオーバー演出、迫真の転落死ボイスなど、珍場面の投稿が相次いだ。これによりトレンド入りし、ネット話題を全てさらっていった。
極めつけとしてニコニコ動画に投稿された、プレイ動画が多くの目に止まり、人気を博す。
投稿者のさめガーイは当時ほぼ無名で、殆どの動画が再生数二桁という状況にありながら、堅実に投稿を続けていた。が、このゲームを投稿した途端、一日で20万再生達成、総合ランキングでも一位を獲得という、一夜にしてとんでもないスコアを叩き出して一気に有名人となった(本人は胃が痛いと悲鳴をあげている)。
この投稿者が動画内で思わず放った一言「エンタで陣内がやるゲームだろ」は本作を表す代名詞となっている、それ以外にも妙に親近感のある+レパートリーが広くキレのある例え、クソゲーでも過度に罵倒せず素直に楽しむ姿勢が視聴者の共感を呼んでいる。
なお投稿者はクソゲーハンターではなく、軽い気持ちでクソゲーに手を出した結果大火傷したという被害者である。
動画もPart1だけでやめる気満々だったことが伺え、急遽作ったPart2の時点で精神的な消耗がかなり激しくなっていた。ところがPart3でスキルの存在に気づいてからはむしろ楽しくなってきたとのこと。
しかしPart8からは一変、先の通り「理不尽」極まりないレベルデザインに四苦八苦し、ストレスがマッハに。Part9に至っては普段は滅多にイライラしない投稿者が明らかに苛立ちを見せる程であった(通称「憤ガーイ」または「洗脳が解けた」)。
さらには先のフレーズを知った陣内智則本人がファイナルソードの存在を認識してしまい、ついにはyoutubeでプレイ動画を公開するに至った。
陣内氏は「クリアするまでやりたい」と四苦八苦しながらこのゲームに挑んでおり、2020年9月現在、このプレイ動画は第3弾まで出ている。
果たして、クリアできるのだろうか……?
何故著作権違反を監査していなかったかというと、これにはニンテンドウ64の反省があったからである。当時の任天堂は、N64で発売するソフトに対し、自社による厳しい監査を設けていた。これによって低品質のゲームが除外されたこともあり、64のソフトは比較的質の高いソフトが多く提供された。しかし、反動でサードパーティがこの監査を敬遠して離れてしまい、ソフト不足とサード不信を招いた。
この経験から、公平性を保つため(自社によって不利益なものは出さない、というサード目線の不信感を払拭するため)ゲームの監査は第三者機関に任せる方針を取っている。が、今回はその策による弊害が出てしまった形となった。
なお、BGMはアセットとして販売されていたものを使用したもので、開発元は元ネタがあったことを知らなかったとしている。だが、こういった行為を悪意の有無を問わず容認して再配信を許諾すると同じことが起きかねない。今後、開発・販売元や任天堂がどういう決断を下し、いかなる結末を迎えるか注目されている。
発売元は、BGMなどの著作権的な問題から販売停止されたことを発表。先の通り修正の上で再配信を目指しているという。なお、モバイル版が配信停止されていないのは、問題のBGMが使用されておらず、今の所は配信継続に問題がないからである。
どうしてこうなったかは不明だが、恐らくコンシューマ進出にあたってゲームを更にブラッシュアップしようとしたためである。実際、モバイル版からBGMがほぼ全て差し替えられており、ちょっとしたサービスの結果こうなってしまったと思われる。HUPゲームズは「Comming Soon」の強気のアオリ画像を掲載するとともに再配信を目指すとしている。同じくswitchのプラットフォームでBGMの著作権違反で配信停止となるも後に再配信されたポーランド製ゲーム『One Strike一騎打ち』のような例はあるにせよ、果たして任天堂がこれを受け入れるかどうかはまた別の話となるだろう。
7月20日、BGMを修正したアップデータが配信された。しかし今の所再配信には漕ぎ着けておらず、当然の調整をしただけで終わっている。再配信の気配がないのを見るに、今後のSwitchでの販売に暗雲が立ち込めている。
ローレル村生まれの男性、病気持ちの母と父と暮らしている。銀髪なんだろうが白髪交じりにしか見えない(そもそも父母の髪の色は白じゃない。)。本作のアプリアイコン等には精悍な顔立ちで描かれているが、ゲーム中では似ても似つかない非常に間の抜けた顔をしている。
母を助けるため薬草を取りに旅に出ることになる。
名前はプレーヤーが付けられるのだが作中一切呼ばれることは無い。
「ん?????」や「はい?!?!?!」などやたらと感嘆符を付けてしゃべる。また自問自答(バグ)をする。
妖精の森に囚われている黒髪で黒い服を着た妖精(子供ぐらいの大きさ)、薬草が効かずに落胆する父子の前に現れ「自分を助けてくれるのなら、母を助ける」と取引をしてくる。ただの民間人に何を…トロルを倒してはいるのだが…。救出すると古代のエルフ製の妖精の剣(村で売っている剣と3ダメージの差しかない)と宣言通り母を治癒してくれる。(一応杖を使った魔法なのだろうがくしゃみで飛んだつばにしか見えない)
なお飛行の際は棒立ちでスイーッと平行移動する。
キングダムに向かう主人公の顔色を見て「良くここまでこれたな」(戦士の顔つきではない的なニュアンス?)という見下した態度をとる。
しかしマンティコアとの戦いぶりを見て「お前すごいな」「さっきは無視してごめんな」と気さくに対応してくる。
なお戦闘に参加することは無く、槍を持っているのに剣の防御態勢をするためすごい不自然。
通称「フムおじ」(最初はローレル村にいるのだが話しかけても「フム」としか答えないため。)
アンダス村(ゼルダBGMの不正使用はここ)で主人公に魔法に興味は無いかと問いかけ魔法の粉を取りに行かせる。なおこの時「魔法で川を渡れるか?」という主人公の問いに対し答えずに話を進めた。実際主人公が川を渡る魔法を覚えることは無い(いったことがある村にテレポートできる魔法は覚えられる)。なお主人公いわく「しきりに僕の前に現れる魔法使いらしき男」(なおこの時二回目、まあこの後も行く先々で会うのだが)。口調も安定せず前半では「~じゃ」とお爺さん風だったが最終的に若者口調になっている。
北東と南東を言い間違えたことが「さめガーイ」氏の動画で有名だが、先に南東の敵を倒したため自動的にクエストが北東に切り替わっただけである。(不親切なのには変わりないが)
主人公に魔法の力を与えるシーンが裏切ったようにしか見えない。実力はあるようで襲撃されたキングダムを魔法の力で防衛した。
キングダムの王、実はデーモンが化けた姿。主人公を消すために王のふりをして地下神殿にけしかける。周りからはすでに死亡したことにされている。(せめて探す振りはしろ)
キングダムの大臣。王に近づく主人公に対して「貴様!!!国王の前でよくも無礼なまねを。」と制止する。なおこの時バリアの魔法を張っておくと反映される為、別の意味で無礼なまねができる。後に王が偽物だと分かり頼れるものが主人公しかいないと悟ると王家の鎧と盾を託してくれる(剣は…?)。
キングダムの兵士。モンスターの根源地を攻撃するために群(原文)を招集していたところ姫をさらわれる。護衛できてない…。
なお王がデーモンであるとバレたときに「俺がこの手で倒す」と息巻くのだが、話の順序がおかしいのか未使用文が出ているのかは知らないが「私の力不足だ…」と一瞬にして心が折れる。
ついでにそばにいる兵士はふらふらと虚構を見つめなにもしない。
通称「ぉ姫様」。「お」だけ何故かフォントサイズが小さいため。このゲーム割と王道展開なので攫われる。普通のお淑やかそうな言動に反して極端なミニスカワンピースな服装のため、中身はともかく外見があまり姫っぽくなくどちらかというとキャバ嬢のそれ。
救出に成功した直後に主人公に求婚する。「わたくしと結婚してください。」たしかに勇者で命の恩人なのだが…。テレポート魔法を持っており村の安否を気になる主人公を飛ばすが、実は避難していたことを知っていた。EDではついに結婚した。(規制箇所だが王道展開だしまあ)
ドワーフ村(二軒)の鍛冶屋、寝室と溶鉱炉が同じ部屋にある。
主人公に装備を作るための鉱山が敵に占拠されたため討伐を依頼する。なお引き受けると「お前勇敢なヤツだな。」と返してくる。あなたが聞いてきたんじゃ…。
主人公を待っていて主人公の事を100年に一度の勇者だと伝える。ドラゴンを打倒すためにドラゴンの剣と盾が必要だと伝え在りかにテレポートさせてくれる。ついでに古代の巨人族の技術で作られた剣と盾をくれる。なお去り際に「人間がこの場所に現れたのは始めてだけど、ここは人間ごときが来る場所ではない。」と暴言を吐く。なおこのセリフ自体は本来のセリフではなく、古代神殿の中ボス「ジニーキング」のセリフが混入したせいと見られている。ただし微妙に異なる箇所がある(ジニーキングは「人間がこの場所に現れたのは始めてだが」)ため、やはり誤訳の可能性もある。
本作の敵キャラ。
ボス・雑魚問わず、全体的にアホみたいに強い。
予備動作なしの攻撃、ハメ、起き攻めは当たり前。さらに高速リポップによりもたもたしていると数の暴力で圧殺される。
またアルテリオス計算式のせいで、主人公がレベル不足の場合理不尽な火力と硬さになる。
こんな化け物が闊歩しているのだから主人公が人類の希望と呼ばれるのに妙な説得力がある。
神秘の泉にいるボス、ゲームの仕様上足音がうるさい。泉から上がるとバグってハメられる。
突如主人公と騎士の前に降り立った敵、最初は体力が半分になると飛び去って行く。なお後に再戦できるのだがイベントも何もなくあっけなく倒される。マンティコ"ラ"という雑魚敵もいる。
ここからボス戦+無限沸きの雑魚に苦しめられることになる。
本作のラスボス、1000年の眠りから覚めた。序盤でビッグブリッジを渡っている主人公を襲撃し橋も破壊した。その後ローレル村を襲撃した。火炎放射や薙ぎ払いビームなど火力の高い攻撃を放ちつつ、さらに空中へ飛ぶので攻撃を当てづらい。弱点は頭で、どんな魔法でも当てると怯むことがある。怯む条件はよくわかっていないが、魔法ごとに違う当たり判定が影響しているのではと言われている。
因みに作中で主人公は「100年ぶりに生まれた勇者」と言われている。前の勇者は何をしていたのだろうか。
深い洞窟にいるボス、長い首と比べて体はすごい貧弱。ボスの構造に問題があり、足の間に挟まれると移動も何もできずハメられる。なお、登場シーンでは特に意味もなく二本の首が背後を振り返る謎アクションが採用されていてシュール。
中盤最大の壁である理不尽ボス。
当たり判定は口と側面のイボしかなく、攻撃されると直ぐに地中に潜る。
毒属性付きの攻撃、地中からのノーモーション奇襲、雑魚モンスターの生成など強行動しか振ってこない。
またボス部屋判定が可視化できないため、適度にヘルウォームに近づかないと戦闘エリア外に出て仕切り直し(全回復)にされる。通称ベホマ。
地下神殿のボス、ガーゴイルは飛ばず田舎のチンピラみたいな歩き方で迫ってくる。ハーピィは罠のため姫に化けていた。飛ばない。ゲロビームを飛ばしてくる。
王に化けていた敵。姫が偽物だったという報告に「当然"ん"じゃろ…!」と返した。直後正体をあらわし「人間の姿で窮屈だった!!!クアアア!!!」と雄叫び(?)を上げるが、テレポートや天井を突き破ったりせずに主人公を突き飛ばし、律儀に正門から走り去っていった。(この時プレイヤーカメラに向かって妙にいいフォームで走り寄ってくるので腹筋に悪い)
その後は未知の寺院で姫と一緒に主人公を待っていた。この時剣を装備しているため先ほどの行動は武器を取りに行くためだと推測できる。なお討伐後に剣がもらえる。
なぜか敵一覧の画像(通称「記念写真」)で背景が未知の神殿ではなくただの平原である、さらに少し遠くに映っている。
まるで草野球チームのような名前をした集団の敵。
ゴブリンズは廃墟と化したローレル村で現れる。登場時ナズェミテルンディス!!と見切れており、さらに主人公を見ずにカメラ目線であった。
アンデッズは氷の湖で三連続で出てくる。そのため合計380体も倒すことになる。
本作の理不尽ボスその2
速度も判定もひどい凍結ブレスを放ち、一歩も動けずはめ殺しは当たり前というイカれたボス。
その上当たり判定も異様に狭く、飛行されると手も出せない。
名前も見た目もいろいろと危ないキャラ。まあ魔神のテンプレのような姿をしているのでアウトに見えるセーフではある。スローなどの魔法攻撃を放ってくるため、こちらも魔法で攻撃する必要がある。出会い頭に「ここは人間ごときがくる場所ではない」と罵ってくる。
水モンスターの代表格だがなぜかマグマから現れる。見た目も到底水棲生物には見えない。
高速リポップする雑魚と数の暴力で攻めるタイプ。
本作には様々な中ボスが登場するが、撃破直後に雑魚落ちする。
無論ステータスは落とされているがボス特有の巨大な体格と強行動、そして本作特有の高速リポップにより中ボスのときより苦戦することもしばしば。
中盤以降登場する雑魚敵。
遠距離から弾を飛ばしてくる。弾速・射程がかなり高く、ハメを多数発生させる。
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高月北は、大阪府泉北郡忠岡町の地名。高月北1丁目及び2丁目がある。脚注[編集][脚注の使い方]参考文献[編集]この節の加筆が望まれています。外部リンク[編集]この節の加筆が望まれています。この項目は、...
高所恐怖症分類および外部参照情報診療科・学術分野精神医学ICD-10F40.2ICD-9-CM300.29テンプレートを表示高所恐怖症(こうしょきょうふしょう)は、特定の恐怖症のひとつ。高い所(人によ...