1992年8月、実写取り込みのキャラクターによる2D対戦型格闘ゲームとして初代『モータルコンバット』はリリースされた。お世辞にも良いとは言えない操作感に加え、“勘違い東洋文化”な世界観とキャラクターは日本のゲームユーザーには受け入れづらいものであったが、対戦に敗れた相手を惨殺するフィーチャー、フェイタリティの存在は当時から日本国内のゲーマーの間でも大きな話題となった。
このフェイタリティの対象が、ドット打ちされたアニメーションではなく、俳優を使用した実写取り込みのキャラクターであることも生々しさに拍車をかけている。その後のシリーズでもフェイタリティは欠かせない要素となり、本シリーズは『残虐格闘ゲーム』と呼ぶべきジャンルを形成、数多くのフォロワーが生まれた。
また、実写取り込みの格闘ゲームとして有名になった本作だが、1997年発売の『モータルコンバット4』よりポリゴンによる3Dキャラクターに完全移行している。
モータルコンバットシリーズの日本に於ける知名度は然程高くはないが、一部ではカルト的な人気を博している。本場アメリカでは絶大な人気を誇っており、シリーズを重ねるにつれゲーム性も向上し、対戦格闘ゲームの大会『EVO』では競技種目に選ばれている。作品ごとでシステムが違うことを批評される典型例もあるが、今も新作が出るたびにミリオンセラーとなるほどの大ヒット作品であるなど批評を差し引ける人気であり、ギネスブックにも様々な記録を残している。
以上Wikipediaより
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